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「エサレンマッサージって、他のマッサージと、何かがちがいますね」
と、受けてくださった、ほとんどの方がおっしゃってくださいますが、その「何か」とは何か?
ずっと私の中にクエスチョンマークが点滅したままでした。
いったい、エサレンマッサージを定義つけるものは何なのでしょうか?
「ゆったりとした水の流れるようなリズムで、呼吸に共鳴しながらおこなうオイルマッサージです」
たいてい、私は、こんなふうにエサレンマッサージのことを説明しますが、最近、この言葉の中に非常に深い意味が隠されていたことに気がつきました。
実際、私たちはこれを学ぶとき、エサレンマッサージの特徴を何かの言葉で説明されることはあまりありませんでした。ほとんどは、ティーチャーのデモンストレーションを目で見て感じて、その伝達されたエナジーのもと、このマッサージを習得していくのですが、この「目で見て感じて」というのは、とっても大切なことで、下手に理解しようとしてマインド(思考)を動かしながらでは、あの動きはとても表現できるものではないと思います。
それは、ほんとうにゆったりとした美しい動きであり、見ているだけでもヒーリングとなり、リラックスしてきます。 このエサレンマッサージの動きは、自分自身の呼吸とつながり、内側にある<ゆらぎ>とともに、中心を感じ、大地とのつながりを感じることから起こるものです。そして、その落ちついた動きの中で、意識はじょじょにマインドを超え、「気づき」が深まり、自分自身のセンターも広がりを増します。相手の方に触れるその手の感触もまた深まり、極自然と触れるべきところに届いていきます。
まさに、「動き」の中に瞬間瞬間の真実がある。
それは、エサレンボディワークのベースとなるゲシュタルト・セラピーにも通じるでもあるのでしょう。また、肌につけるオイルは、スムーズな流れるような動きをサポートすると同時に、肌をふれあう互いの境界線とつながりを感じ合い、あるいは、胎児期の羊水の記憶につながるなど、エサレンマッサージには大切なツールだといえるでしょう。
自分自身の呼吸をゆったりとすることで、自らのリラックスも増し、そのことが受け手の呼吸にも少しずつ影響をあたえます。そして、互いの呼吸は共鳴しあい、エナジーの伝達は深まり、さらに深く瞑想的な状態へとつながることもあります。
実際、受けている人は大抵、深いリラックスのもと、眠ってしまうことが多いので、自分の身に何が起こったのかを正確に感じれる人はごく稀ですが、多くの方が報告してくださることは、エサレンを受けたことで、とても深い精神的な満足感を感じたということです。
何かに包まれたような感覚。
大切にしてもらったという満足感。
共に在ることの安心感、などが伝えられます。
深く解放されることで、ごく自然と内なる神性と出会っていくこともあるようです。
これは、その方自身の内にある本質的な美しさとの出会いであり、こうした体験がもたらされたときは、まさに祝福だといえるでしょう。
そしてこのことは、施術する側が受ける方の存在に対して、ジャジメントせずにただ敬意と尊重をおくるという、やる側の<意識>の働きが反映されていると思います。
人の存在へのいつくしみと敬意。これは、エサレンをやる者にとって、大切な学びだといえるでしょう。 エサレンマッサージは、施術する側にとっても、無理のない動きと体勢が基本となるので、経験が増せば増すほど、動きがより自然体になっていきます。私は、このエサレンマッサージを、できることなら、一生、やりつづけたいと思っています。何才になっても、きっと自分らしい自然な動きを表現できると思うからです。
昨年の秋に、4年ぶりにエサレン研究所を訪れました。カリフォルニアのビッグサーの地に、ゆったりと響きわたる太平洋の長い長い波の音。まるで、それは、地球の呼吸であり脈動のようでした。そのとき、私は、あのエサレンマッサージのもたらす波動のほとんどが、このビックサーの地のエナジーからもたらされるのだということを理解しました。エサレンマッサージは、様々なボディワークの手法や心理学、セラピーの方法が交流しあって成長してきたものではありますが、何よりも、このビッグサーの大地の<自然>のエナジーが育んできたものだということが、私の二度目のエサレンでの発見でした。
いわば、<自然>が、そしてこの<地球>がエサレンマッサージの創始者であるといえるかもしれません。
そして、私は今、再びエサレン研究所の地に足しげく通いはじめました。その地のエナジーを受け取り、セッションを通じて一人一人の方が、
「この美しい地球と同じぐらい、あなたの存在は、美しく大切なんですよ」
ということを、お伝えしたいと思うからです。
呼吸は<風>、身体の中の水は<海>
呼吸とつながり、内なる海とつながることで、私たち一人一人の身体が、愛する地球とともに在ることを思い出せていければと、そんなふうに触れていけたなら、私はとても幸せです。エサレンマッサージをつうじて、これからも、多くの方と出会い、そして触れていき、<生命>の大切さと美しさをわかちあいたいと心から願います。
そして、あのビックサーのエサレンの地から仰ぎ見る、満天の星々たちのように、私達が瞬間瞬間、
「今、ここ」にあることを、わかちあえますように。
エサレン(R)ボディワークって何?
エサレン研究所について
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