グラスウール32K品とは

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究極の防音室の作り方で多用しているグラスウール32K品は吸音性が優れた商品です。

グラスウール吸音板は数層適所に用います。
防音室付きアパート
グラスウール32K品は綿状のガラス繊維を板状にまとめて32kg/m3(キログラム毎立方メートル)にしたものです。

グラスウールの作り方

グラスウールはガラスを溶かして高速回転する極細の穴が開いたスピナー(回転する軸)から遠心力で飛ばして作られた極細のガラス繊維を板状にしたものです。
板状にする時に隙間を大きく開けると密度の小さなもの 
隙間をできるだけ少なくすると密度の高いものが出来上がります。
軽い羽毛布団(10K品)のようなものからほとんど板(300K品)のようなものまでできます。

グラスウールの用途

軽くて厚みのあるもの:密度が低いもの(10K品)は断熱材として優れた性質を持つのでその方面に多用されています。
密度が高くなるほど吸音性が高くなるので吸音材として使われます。
グラスウールの吸音と密度の関係は密度が高くなると
高音側の吸音率は向上しますがここのページのAのグラフに示されているように32K品以上ではそれ程の顕著な伸びがありません。
密度が高くなると価格は比例して高くなりますのでコストパフォーマンスのことを考えると
小社では32K品が最適と考えております。

グラスウール繊維32K品の特性

32K品とは32kg/m3(1立方メートルの重さが32Kg)の密度を持つもので見た感じは綿を板にしたような感じですが
指で押すと軽く指が入りますが大きめの板を介して押すと少ししか縮みません。
小さな隙間なら押し込むことができますが大面積に張ると縮ますことはできません。
折れるように曲がります。

32K品の物理的性質

32K品の見かけ比重は0.032です。
材料のガラスの比重は約2.5程度ですので
32K品はガラスが1.3パーセント、空気が98.7パーセントの商品です。
(実際は水分を含んでいますのでもう少しガラス成分が少ないと類推されます)
ガラスですので燃えませんが板状にするため有機物が付いていますので温度が上がってくると少し煙が出ます。
撥水性を持たすために添加物を付けています。
空気が大方の商品ですがそれがこの吸音性を発揮するのです。

グラスウールの繊維は普通品が8ミクロン極細品が4ミクロンです。
32K品の模式的にグラスウール繊維が平行で等間隔に並んでいるとすると普通品は62ミクロン極細品は31ミクロンの間隔になっています。

グラスウールは直接触るとチクチクします

ガラス繊維が直接皮膚に触れるとチクチクします。
そのチクチクは繊維の太さと関係があると報告されています。
参考文献「 WHO 化学的安全環境衛生評価基準 化学的安全環境衛生評価基準 77 における国際プ ログラム( 1988198819881988)」によると
物理的刺激は主に試験質の繊維径が 4.5〜5.0μmφ以上の場合に起きるが 、 ばく露を継続しながら消失する
です。
普通品は8μm極細品は4μmですので上記文献が正しいとすれば極細品は殆どチクチクせず回を重ねるともっとチクチクしなくなると言うことになります。
小社ではおもに極細品であるアクリアネクストを使っております。(アクリアネクストは旭ファイバーグラス株式会社の登録商標です)
私の経験では極細品は素手で触ってもチクチクしません。

普通品のグラスウールを使うときは要注意

普通品しかないときには普通品を小社でも使います。
例えば写真の様な天井部分に用いているガラスクロスで覆われた吸音板です。
天井にグラスウール貼り
ガラスクロスで覆われた吸音板を露出で使うときには普通品しか市販されていませんので
普通品を触るときにはゴム手袋を使用しております。
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