DAC8D


 調子に乗って作ったのがこれ。PCM61Pを片チャンネル8個パラにしたものを差動にしたもので、計32個使用しています。


フロントパネル

 せっかくなので入力は4chを切り替えられるようにしました。入力セレクタのつまみはジャンクのONKYOのアンプから取り外したものです。洗剤でごしごし洗ったら綺麗になりました。
リアパネル

 入力は4系統あります(同軸3、光)。まだ出力も同軸1と光1です。これだけあれば十分でしょう。というより、そんなにソースがない(笑)。
 オーディオ出力は1系統だけでシンプルです。
内部の様子

スペースぎりぎりです。やはりトランス(RA80:80W)はでかいです。とくに基板が大きいのでケースの内寸ぎりぎりでした。
32個のDAC

やはりこれだけ並べば壮観です。並べたらいいってもんじゃ無いことはわかっていますが、並べたくなるのも人情ですね。

ちなみに昔にこんなRAMボードありました。PC9801用で256kBでした。購入価格は10万円以上したかも・・・・・
IV変換とLPF

OPアンプはOPA627BPを使いました。性能に比べればそんなんに高いものでは有りませんが、オーディオ用としてはオーバースペックのような気もします。やはり、物理計測用でないよ真価が発揮できないでしょう。
 でもオーディオ用としては安心感一杯です。

 IV変換には進工業の抵抗をつかっています。201と書いてあるのがそれです。
電源コンデンサ

 とりあえず大容量とするために石油タンクのようなコンデンササはELANの18000uF/16Vのものです。その他の緑色のコンデンサはMUSE。本当はもっと容量の大きなものを使いたかったのだけれと身長制限がありました。



音の感想


最初聴いたときは、音楽がゆっくり流れる感じがします。音のスケール(ひょっとして音量があがっているだけかもしれませんが)が大きい感じでしょうか。音色は8パラと同傾向かもしれませんが、8パラよりも音が前にでてくる感じですね。しかし、音楽を長時間聴くには、やや遠景的な音の方が向いている感じもしないではありません。 IVに進工業を用いていますが、本当にこれがベストマッチかちょっと不安。個人的には華やかな音もすきなので、もう少し調整して見ようと
思います。いかんせん、コストの掛かったDACなので、もう少し手を加えたい
と思っています。
 なおDAC8Dの場合も1fs/8fsのちがいはよくわかりませんでした(笑)。