AVIファイルを編集しよう 1

 

偉大なフリーのAVI編集ソフトAviUtlを使用します。

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AVI方式で映画やアニメなどをキャプチャした場合、どうしても気になるのが動きがカクカクしてぎこちなかったり、横縞にライン(インターレース)が入ってどうも見苦しい・・・といったことではないでしょうか。詳しい話はさておいて、これを取り除き、動きを滑らかにする方法を解説します。

縦が240ラインでキャプチャしたなら24fps化だけ気にすればいいと思います。インターレース解除はほぼ関係ないでしょう。

 

AVIファイルを読み込む前に『奇数ラインを1フレーム遅らせる』かどうかの設定

240ラインで取り込んだAVIの場合、『奇数ラインを1フレーム遅らせる』にはチェックをいれないようにします。

480ラインで取り込んだ場合、ここにチェックをいれるか、いれないかで大きく変わるのでここは非常に重要な項目です。

また、ここはAVIファイルを読み込む前に設定します。読み込んでから設定を変えてもまったく反映されません。注意しましょう。

ファイルを開く時、一度、『60fpsで読み込み』にチェックを入れて読み込んでみましょう。その後、もし映像が滑らかに動かず、2歩進んで1歩下がるような動きなら、『奇数ラインを1フレーム遅らせる』をまず確認しましょう。

 

 

インターレース(横縞)を解除するかどうかの設定

とりあえず自動に設定するか、奇数、もしくは偶数にチェックして試しにAVIファイルに出力してやります。それでカクカクするようなら映像ソースを24(23.976)fps化していらないフレームを間引きます。
縦480ラインのインターレースの解除は自動か、自動24fpsのどちらかでほぼ解除できます。非常に優秀です。

 

24fps化する設定

大前提としてここにチェックをいれます。

もともと日本のTVはNTSC方式といって1秒間で29.97フレーム表示されます。アニメや多くの映画は1秒間24(23.976)フレームで作成されています。詳しくは書きませんがカクカクするのは余計なフレームが入っているためです。

上の状態でフレームを1コマ1コマ確認して動きがぎこちなかったリ、絵がぼやけ気味かな?と思うときチェックします。このあたりの調整(というほどでもない気も・・・)は自分の目を鍛えるしかないと思います。

 

映画、アニメ等でインターレースを解除して動きを滑らかにするには、この流れで調整すればなんとかなると思います。

 

AVIを読み込む前に設定する

インターレースを解除する?

and

24fps化する?

そのまま

 

しない

 

しない

or

 

or

 

or

奇数ラインを1フレーム遅らせる

 

自動

 

24fps

   

or

 

and,or

   

自動24fps

 

自動24fpsの処理を行う

 

上の表の組み合わせがおおまかな流れです。設定が終わった後、本番のAVIを出力する前に是非とも500〜600フレームでもいいから試しに出力してみることをお勧めします。動画30分で約4万フレームを超えます。その処理をしようと思えば莫大な時間がかかります。やっと出来上がった後、動きがカクカクだったり、横縞だらけなら精神的ダメージが大きいですから・・・。納得いく動きかどうか確認するためにテストしましょう。

 

※それでもインターレースラインが消えない事があります。30fps、24fpsでもなく、60フィールドで放送されている物がそうです(スポーツ中継等)。この場合、2重化すれば消えます。

 

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