マティーニ


材料・用具・グラス
ドライジン・・・・・・・・・・60ml
ドライ・ベルモット・・・・2dash
オレンジ・ビターズ・・・1dash
オリーブ・・・・・・・・・・・・1個
レモンピール




ミキシング・グラス、ストレーナー、
バー・スプーン、カクテル・グラス、
カクテル・ピン


MAKING

  1. ミキシング・グラスにドライ・ジン、ドライ・ベルモット、オレンジ・ビターズ、氷を入れ、バー・スプーンでステアする。
  2. 1にストレーナーをかぶせて、カクテル・グラスに注ぎ、レモン・ピールを絞りかける。
  3. カクテル・ピンに通したオリーブを2に飾る。

アルコール度数・・・35度




「カクテルの帝王」といわれ続けるマティーニ。ドライ・ジンとドライ・ベルモットのシンプルな組み合わせの中にいくつものストーリーが生まれ、誰もが物語の主人公になれる究極のカクテル。文豪ヘミングウェイの『河を渡って木立の中へ』ではジンとベルモットの比率が15:1の極辛口マティーニが登場したり、故チャーチル首相はベルモットを眺めながらドライ・ジンを飲んだというエピソードがある。バリエーションも多く『ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック』(1979年出版)では268種ものレシピがあるが、恐らくは現在ではもっと多く、数え切れないほどの種類があるだろう。マティーニはシェークではなくステアで仕上げるからこそ辛口のキレのある口当たりと繊細な風味を醸し、口に含んだ瞬間、至福の時を得ることが出来る。