カードキャプターさくら

平成10年4月7日〜平成10年12月22日、第1話〜第35話
平成11年4月6日〜平成11年6月22日、第36話〜第46話
平成11年9月7日〜平成12年3月21日、第47話〜第70話
NHK衛星第2放送
毎週火曜18時〜18時30分

概要

小学4年生の平凡な明るい少女、木之本桜は、ある日父の書庫でクロウカードというカードの入った本の封印を解き、カードをバラバラにしてしまう。 クロウカードは魔法を使うためのカードだが、封印を解くとこの世に災いが訪れるという…。

本の中で眠っていた、クロウカードの監視者である封印の獣ケルベロス。 さくらが封印を解いたことを知った彼はさくらに魔力が秘められていることを知り、さくらをカードキャプターに任命する。 かくしてさくらは、実体化して事件を起こすカードたちを封印すべく「封印の鍵」を与えられ、全てのカードを元に戻す日が来るまで戦い続けるのだ!

…やがて全てのカードを集め終えたさくらは、「最後の審判」を乗り越えてカードの正当継承者になる。 だが、そうして平和な日々を取り戻したさくらの前に、強大な魔力を持った謎の存在が立ちふさがる。 ケルベロスもユエも歯が立たない、その魔力の持ち主は何者? そしてさくらは、新たな力を手に入れて謎の相手に立ち向かうのだ!  戦え!カードキャプターさくら!!

解説

…なんじゃそりゃ。この作品を知る人が上の文を読んだらそう思うだろう。 またそれ以前に、なぜ私がこの作品を取り上げるのか不思議に思うかもしれない。 基本的に私はヒーロー系の作品しか扱わないはずだから。 だが、その疑問の答が上の文である。 私にとってこの作品は、熱いヒーローものに他ならない。…って、なんでやねん!

原作はCLAMPによる「なかよし」での連載。もちろん少女マンガで、端的に言えば本作は魔法少女ものである。 魔法少女のお約束として、魔法の杖、マスコットキャラの小さな動物、と必要な要素は揃っている。 そして本作の基本テイストが、さくらを始めとする少女たちの可愛らしい感性や恋愛感情など、少女マンガの王道を突っ走っていることも間違い無い。 だが、それだけではない。

あえて概要の部分で少女マンガとは思えぬ紹介の仕方をしたが、それがこの作品のポイント。 少女マンガの王道のベールの下に隠された、もう一つのテイスト。これが重要なのだ。 唐突に違う作品を持ち出すが、「美少女戦士セーラームーン」は少女マンガで東映戦隊ものをやってしまったというところが新鮮だった。 本作もそれに似ている。本作は少女マンガでありながら、少年マンガにありがちな熱血パワーアップバトルものを実現してしまったのだ。

何より基本設定からそれが示されている。 本作品で起きる事件は、魔法少女ものにありがちな日常のトラブルではない。 クロウカードがもたらす、非日常的な騒動なのだ。 そして、さくらは毎回カードと「戦う」ことになるのだ。

なんと言っても、普段のテイストは少女マンガだというところがまたポイント。 普通のヒーローものでは敵の存在が普段の生活にまで影響を与えることが多く、日常シーンでも本当の意味でリラックスした雰囲気であるということはあまりない。 が、本作では、カードの事件自体がほとんど秘密のようなもので、日常シーンで描かれるものはまさしく少女マンガそのもののホンワカした雰囲気。実にリラックスしている。

だが事件が起きると、そこから一転してバトルが始まる。 さすがにあまりシリアスには描かれてはいないことが多いが、時には命を危険にさらすこともある。
「こんなの一歩間違えば死ぬぞ!」
とツッコミたくなるようなシーンも珍しくない。 こういうハードさは魔法少女ものとは異なる部分であるし、そしてこのホンワカした日常とハードなバトルとの落差がもたらす緊迫感は、そこらのヒーローものとも一線を画している。 並のヒーローものよりよっぽどバトルが引き締まると言えよう。

更に、さくらは戦いの末に封印したカードを自らのものとする。 さくらはカードで魔法を発動するので、それは使える魔法のバリエーションが増えるということを意味する。 これはつまり、戦えば戦うほど強くなるという、熱血バトルものの王道を突っ走っているということだ。 しかもその強くなるステップが、実に分かりやすく示されているではないか。

新たに手に入れたカードを次の事件の時に早速使用する、なんてこともよくあることだ。 また、手持ちのカードが少ない初期に最強クラスの攻撃カードを見つけてしまう第3話などは、弱い時に強敵に出会ってしまいそれをどう倒すかという、燃えるシチュエーションそのものだ。

もうひとつ言えば、本作は毎回同じテンションで淡々と日常を描いているものではない。 さくらの目的はカードを集めることにあり、明確な終点が存在する。 全てのカードを集めたら、一体何が起きるのか?

そこに向かって突き進んでいけば、否が応でもテンションは上がる。 ビシバシと伏線が張られる。 そして期待を裏切らず、全てのカードを集めたさくらには最大の危機が訪れる。 どうだ、全くもって熱血バトルもののテイストではないか。 ヒーローものよりよっぽど盛り上がるこのテンションの高さ! 私はこの最終決戦、何度見ても背筋がゾクゾクする。

また、さくらの親友である知世の活躍も見逃せない。 さくらがカードキャプターになったことを知るや、決めポーズを考案し、更にバトルコスチュームまで自作してさくらに着せてしまう。 そしてそれを「お約束」と言い切ってしまう心憎さ。侮れない。 こうしてさくらは派手なコスチュームを着て、ビシッとポーズを決めてカードに立ち向かうのだ。 ヒーローものはこうでなくては!(あれ?知世は魔法少女のお約束と言っていたような…)

このように、一見コテコテの少女マンガのようでありながら、燃える少年マンガの要素がふんだんに取り入れられている。 これがこの作品の真の魅力であることは間違い無い。

しかしカード集めのストーリーが第46話までであり、ここで作品のテンションがピークを迎えてしまう。 上記のような視点でこの作品を見ると、それ以降はテンションがあまり上がらないという点は否めない。

とは言っても、全てのカードを手にしたさくら、そして本来の力を取り戻したケルベロスやユエですらかなわない相手が出現するというのは、まさにヒーローもののお約束というべき、味方のパワーアップに伴う更に強力な敵の登場だ。 そして、クロウカード編では描ききれなかった人間ドラマをじっくり描き、交錯する人間模様。 クライマックスでは、これまた結構盛り上がってくれる。

そして大人気の本作は劇場版も2本作られている。 1作目は第1期と第2期の間、クロウカード集めの最中に、香港を舞台に謎の魔術師が登場し、さくらに大ピンチが訪れる。 普段のテレビ版とは異なる敵と戦うとは、なんか東映まんがまつりのようなノリではないか。これぞヒーローものの劇場版の醍醐味!

また2作目「封印されたカード」(以下、劇場版2と呼ぶ)はテレビ版終了後の後日談にしてシリーズ完結編。 平和な日々を取り戻したはずのさくらだが、あらゆる魔法が通じない史上最強の敵が出現し、さくらが全てを失うか否かという最大のピンチが訪れる。 やっぱりヒーローものの最後はとんでもない敵が現れ、最大のピンチを迎えないとね。

いやとにかくこの作品、男が見る場合は「さくらちゃん、萌え萌え〜っ」とかいうのが普通(?)かもしれないが、それで終わるのはもったいない。 萌えるより燃えろ! それが熱い漢(おとこ)のお約束というものだ。 ちょっと変わったヒーローものとして、見てみるのはいかがかな? フッ。

友枝小学校の謎

さくらが通う友枝小学校は、制服が決められており教科毎に担当教師が異なる。 なんか私立のような雰囲気だが、友枝市にある友枝小学校という名前、また転校生がポンポン出入りしている様子から、やはり公立ではないかと思われる。

と、すると少し妙なことがある。 さくらとその親友の知世の家は、なんとバスで移動しなければならないほど離れている。 同じ校区内の生徒とは思えない距離ではないか?

さくらはインラインスケートで学校に通っているが、知世は徒歩通学のようだ。 とすると、ひょっとして学校を挟んで木之本家と大道寺家は反対側くらいの位置にあり、木之本家の方が妙に学校から離れているということなのだろうか? (しかし、さくらと知世は下校時は途中まで一緒に帰ったりしている。もちろんさくらも徒歩だ。どーなっとるんだ、一体)

もしかしたら、近年の少子化の影響で小学校の統廃合が行なわれ、友枝小は近隣で唯一の小学校となってしまったのかもしれない。 それで校区が非常に広くなってしまったとすれば納得できる。 おお、裏設定として社会問題にまで言及しているとは、奥が深い作品だ。

しかしそれはともかくとしても、もっと変なのが友枝小学校の校則。 制服を既定するあたりは結構厳格な雰囲気を感じるのだが、実際のところはなんか妙に自由なのだ。

友枝小の生徒は、学校帰りに制服のままで平気で寄り道をして買い物などをしている。 学校が終わったらまっすぐ帰れとか、余計な金を持ち歩くなとか先生から言われないのだろうか?  また知世などは堂々と学校にビデオカメラを持ってきている。 そんな高価で授業と全然関係ない物を学校に持ってきていいのだろうか?  謎な学校だ。やっぱり独特の気風を持った私立の小学校なのだろうか?

そう言えば更に謎がある。 さくらのクラスは4年から5年へは持ち上がりでクラス替えが無かった。 それはそれでいいのだが、なぜか6年になっても主要メンバーは同じクラスであり、なんかこれまた持ち上がりのように見受けられる。 3年間同じクラスというのは交友関係が広がらなくて、あまり良くないのではなかろうか。

しかしもっと凄いことがある。4年生〜5年生の2年間。 なんとさくらのクラスでは席替えが行なわれた様子が全くない! いくら持ち上がりだからって、学年が変わっても席が同じというのはやり過ぎだ。 ますます交友関係が広がらないのではないか?  小狼や苺鈴など、ずーっと一番後ろの端の席に座っている。 転校生なんだから、もっと皆と話せる真中の方の席に座らせてやれよ!

星條高校の謎

友枝小学校もさることながら、その隣にある星條高校もなんだか妙だ。 この高校の文化祭なのだが、桃矢が2年生の時は夏に、3年生の時は冬に開催されている。 どんな学校だ、一体?

だが、更に変なのが3年生の時の文化祭。高校3年生の冬(それも1〜2月頃)などという、就職組はもはや一段落しているだろうが大学受験組にとっては最重要時期に、なぜか桃矢のクラスは文化祭に出展している。 それも妙に手の込んだ出し物がふたつもあり、片方はなんと映画だ。準備に何日かかるんだ! こんな大事な時期に何考えてんだよ!

しかし結局のところ桃矢も雪兎も大学にしっかり進学している。 まあ桃矢と雪兎は優等生だから大丈夫だったとして、他の生徒はどうだったんだろう。 文化祭への参加を認めた教師は一体何を考えているのだろう?

星條高校が大学の附属高校でエスカレーター式に上がれるというならまだ分からないでもないが、どう見てもそんな風には見えないし、謎だ。 あえてこの謎に解を出すとすれば、桃矢のクラスの大学受験組は全員推薦入試やら何やらで既に決着済みだった、とでもなろうか。 しかしなんかウソくさいぞ…。うーむ、怪しい学校だ。

クロウカードとは?

イギリス人の父親と中国人の母親を持つ、魔術師クロウ・リード。 彼が西洋魔術と東洋魔術を融合させて生み出した魔法のカードがクロウカードである。

クロウカードは全部で52枚。 一冊の本に収められており、その表紙にはカードの番人である封印の獣ケルベロスが配置されている。 また裏表紙にはユエ(中国語で月のこと)が配置されている。

カードはそれ自体が生き物のようであり、魔力を持っている。中には言葉をしゃべれるカードもいる。
カードの魔法は以下のように使う。 まずはケルベロスが選んだ主が、小さな封印の鍵を呪文によって大きな杖にする。
「闇の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。契約の元、さくらが命じる。封印解除(レリーズ)!」
そしてカードの名を呼びながら杖でカードを叩くことによってカードの魔力を発動させる。
また、封印が解けて実体化してしまったカードを元のカードに戻すのも封印の杖である。
「汝のあるべき姿に戻れ、クロウ・カード!」

カードは元の姿に戻しただけでは駄目で、カードに持ち主の名前を書かなければならない。 そうすることで初めて自分のものになるのだ。

またカードは、自分が力を認めた相手のものになる。 つまり、さくらがカードを封印しても、そのカードを屈服させたのが他の誰かであれば、その人の手元に飛んでいってしまうのだ。

そんなクロウカードについてもっと知りたければ、こちらへ

登場人物

木之本桜(丹下桜)
友枝小学校4年2組の生徒。第36話より5年2組に進級。誕生日は4月1日。 クロウカードの封印を解いてしまったことから世界で唯一のカードキャプターとなり、ご近所の平和を守っている。 当初は弱かった魔力も次第に強くなっていき、第46話で封印の杖を自らの魔力でバージョンアップさせ、更に第48話からはクロウカードを自らの魔力で生まれ変わらせた、さくらカードを使うようになる。 その行く手には数々の苦難が待ちうけているが、無敵の呪文「絶対、大丈夫だよ」を携えて常に明るく前向きに進む。
算数が苦手で、体育と音楽が大好き。でも楽器はあまり得意じゃない。人を疑うということを知らず、誰とでも仲良くなろうとする素直な良い子。 チアリーディング部に所属しており、そのバトンの腕前を生かした魔法を使う時の決めポーズはお見事。 運動神経抜群でスポーツ万能。校内マラソン大会で優勝するほどの実力者。ここら辺は父親譲り。 だがドジでニブいところもありあまり頭の回転は速くなく、ふんわり、ほやや〜んとしている。ここら辺は母親譲り。 とは言え、使う魔法を選ぶ時の瞬時の判断は常に的確で、そういう戦いのセンスの良さは大したものだ。
家事は家族全員で分担するため、家事全般何でもこなす。が、揚げ物料理とか裁縫とかはちょっと苦手。
月城雪兎にあこがれており、彼に会うと、はにゃ〜んとなってしまう。 また、観月先生に会ってもはにゃ〜んとなってしまう。 朝は雪兎(と桃矢)と共に学校に来る関係で、いつもぎりぎりで教室に入る。
小さい頃から桃矢におどかされており、また生来の魔力のせいで異質なものを感じ取ることができたせいか、お化けや怪談話が大の苦手。 また、怪獣と呼ばれるとなぜか非常に怒る。だから桃矢はいつもさくらを怪獣呼ばわりする。
なお、さくらという名は、母の撫子が女の子につけようと昔から決めていた名前である。
ケルベロス(久川綾・小野坂昌也)
クロウカードの番人である封印の獣。クロウ・リードによって創られた。 長い間カードが大阪にあったため、コテコテの大阪弁で話す。
居眠りしている間にさくらがカードの封印を解いてしまったため、さくらに封印の鍵を託してカードキャプターにする。ちなみに眠っていたのは約30年。 カードが散らばって力が出ないため本来の姿にはなれず、小さなぬいぐるみのような仮の姿になっている。元の姿になるには、火と地のカードが必要。
さくらが、ケルベロスというよりはケロちゃんという雰囲気だと言ったのが元で、さくらと知世からはケロちゃんと呼ばれるようになる。
甘いものとゲームが大好き。さくらの部屋にはテレビがあるが、ほとんどケロのゲーム機用ディスプレイと化している。 しかしさくらは全然ゲームをやらないのだが、いつもケロが遊んでいるゲームソフトはわざわざさくらが買ってあげたものなのだろーか?
大道寺知世(岩男潤子)
さくらのクラスメートで、さくらの隣の席に座っている。 さくらのことが大好きで、初めて会った時にさくらにもらった消しゴムが宝物。 常に敬語を欠かさない丁寧な物腰と非常に長い髪が特徴。コーラス部に所属しており、歌が非常にうまい。
実は大会社の社長令嬢。メイドがいる大邸宅に住んでおり、夜間の外出ではボディガードのお姉さんたちが勢揃いするほど。
さくらがカードキャプターになって以来、決めポーズの考案からバトルコスチュームの作成まで全部自分でやってしまっている。 なぜなら、さくらの超絶可愛い姿をビデオに撮るのが「趣味」だからである。 普段からビデオを持ち歩いてさくらを撮影しており、編集して大画面のホームシアターで見て、至上の喜びを感じている。
と言うと、あらぬ世界にトリップしている危ない子のようだが、それ以外は普通。 一見おっとりした雰囲気で鈍そうだが、母親仕込みのスケートやスキーは相当な腕前で、しかも実は非常に切れ者で抜け目がなく頭がいい。 常に冷静沈着で、カードとの戦いにおいてその頭の冴えでさくらを助けることも多い。 また大人びており注意力・観察力も鋭く、人のわずかな反応から恋愛感情なども察してしまう。
第50話で愛用のビデオカメラを破壊されてしまうが、第51話で新たに小型高性能のデジタルビデオカメラをひっさげて登場。更にパワーアップした撮影ぶりを見せる。
李小狼(くまいもとこ)
「り・しゃおらん」と読む。クロウカードを集めるため、第8話で香港から転校してきた。 ヒーローもののお約束、主人公さくらのライバルである。さくらの後ろの席に座っている。 李家はクロウ・リードの母親の実家であり、つまり彼はクロウの遠い親戚である。
なかなかの魔力の持ち主で、武術の腕も相当なもの。しかし明るく人付き合いのいいさくらとは対照的に、寡黙でとっつきにくい、一匹狼といった風情である。 が、純朴な面があったり、運動神経抜群だがスキーやスケートはやったことがないなど、なんだか妙にさくらに似ているところもある。
最初は同じくカードを集めているさくらが全く無知なので彼女を認めようとはしなかったが、さくらの性格のたまものか、次第に打ち解けていき、彼女を認めるようになっていく。 そして性格も柔らかくなっていったが、ケルベロスとは初対面以来、いつも仲が悪い。
雪兎と初対面でときめいてしまうが、だんだんドキドキの対象が別な人物に移っていく。 それに伴い性格がどんどん多感な少年らしくなっていき、初期の頃と比べるとなんだかパロディを見ているかのようだ。
木之本桃矢(関智一)
さくらの兄。名前は「とうや」と読む。星條高校の2年生で、サッカー部のエース。誕生日は2月29日。 成績優秀で、炊事や裁縫なども父親直伝で万能。またピアノのうまさは母親直伝。 目つきが鋭かったりして一見なんだかとっつきにくいようにも感じるが、その万能ぶりから校内でも人気者で、彼女がいないのが謎とされている。 至るところで様々なバイトをしており、よくさくらと偶然出くわす。いや、この世に偶然などない、あるのは必然だけ…か。
よくさくらを言葉でいじめるが、雪兎にはシスターコンプレックスと看過されている。 実際、さくらのことをいつも心配している。
実はかなり強い魔力の持ち主で、時々現れる母親の姿を見ることができる。 その他にも人には見えないものを見ることができ、勘も鋭い。さくらが何をしているのかうすうす感づいている節がある。
木之本藤隆(田中秀幸)
さくらたちの父親。昔はしがない高校教師だったのに、なぜか今は大学で考古学を教えている。スポーツ万能、家事全般何でもござれの無敵の人。 子供達にとっては優しいお父さん。そして運動神経の良さはさくらや桃矢をしのぐほど。だがあいにく魔力は全くないようだ。
木之本撫子(皆口裕子)
故人。さくらが3歳の時に27歳で死亡した、さくらたちの母親。旧姓は雨宮。
中学生の頃からモデルをしていた。そのため彼女の写真は今でも大量に残っている。 藤隆は食卓に飾る彼女の写真を毎日取り替えている。
16歳の時に当時新米教師だった藤隆と運命の出会いを果たし、すぐ結婚してしまった。 が、彼女は財閥の一人娘だったため、周囲からは猛反対された。そのため、いまだに藤隆を許していない人もいる。
天然ボケ気味で、運動神経ゼロ、家事も全然できなかった。 しかし結構な魔力の持ち主だったらしく、死後も霊体となって時々子供たちの様子を見に現れる。
月城雪兎(緒方恵美)
星條高校の2年生。1年の時に転校してきた、桃矢の最大の親友。 そしてさくらの最愛の人でもある。小狼の最愛の人でもある…かな? 桃矢からは「ゆき」と呼ばれ、ケロは「ゆきうさぎ」と呼んでいる。ホントは「ゆきと」である。
のほほんとした感じで、ニコニコ笑っていることが多い。 色白で華奢な感じだが、スポーツ万能。特定のクラブには入っていないが、助っ人で様々なスポーツをこなす。 そして見かけによらず、食欲は並みの人間の数倍。
李苺鈴(野上ゆかな)
第19話で香港から来日した小狼のいとこ。「り・めいりん」と読む。小狼のカード集めの手助けをしに来た。 さくらのクラスに転校してきて、小狼の隣の席に座っている。武術の腕前は小狼に勝るとも劣らぬものがあるが、李家の一員としては珍しく魔力は全くない。
小狼の幼なじみで、ある事件がきっかけで小狼のことを好きになっていき、ついには婚約者を自称するようになった。 一途な性格で、いつも小狼にべったりくっついている。中華料理は非常に上手だが、ケーキなどは苦手。
当初は小狼のライバルであるさくらを敵視していたが、さくらの性格のおかげか、その内やはり仲良くなっていく。 第43話で帰国する。
柳沢奈緒子(本井えみ)
さくらのクラスメート。チアリーディング部に入っている。恐い話や超常現象の類が大好きで、また読書好きで想像力豊か。 劇場版2ではクラスで劇をやるため、とても小学生向きとは思えない切ないラブファンタジーの脚本を見事に仕上げている。
三原千春(松本美和)
さくらのクラスメート。チアリーディング部に入っている。部屋には所狭しとぬいぐるみが置かれている。 幼なじみの山崎とは相思相愛(?)の仲で、彼女は彼の大嘘に対するツッコミ役でもある。
佐々木利佳(川上とも子)
さくらのクラスメート。寺田先生のことが好き。家では母親代わりのことをしているため、炊事、裁縫など万能。 落ち着いた感じで、雰囲気はかなり大人っぽい。シックな黒髪がきれいなのだが、劇場版2ではなぜか茶髪で登場しファンに衝撃を与えた。
山崎貴志(宮崎一成)
さくらのクラスメート。目が細く、見開かれることは滅多にない。炊事、裁縫など、並みの女子よりはるかにうまい。 何か話している時に唐突に現れ、話題の事柄に対してウンチクをたれる。 が、これがことごとく大嘘。しかしあまりにもバカバカしい嘘のためか、誰も怒ることなくむしろ楽しんでいる様子。 ただしさくらと小狼だけはその嘘を素直に信じてしまう。
観月歌帆(篠原恵美)
第26話で初登場。それまでは海外にいたが、ある目的のために帰国した。月峰神社の神主の娘で、友枝小学校の教師となる。 そしてさくらたちが5年生になってからは担任となる。
数年前、桃矢が中学生の頃に教育実習生として彼の前に現れて恋仲となったが、海外へ行くため別れてしまった。 今は桃矢に大事な人がいるため、二人は良き友人になっている。
しかし、中学校に教育実習に来て小学校の教師になるとは一体…?
非常に強い魔力の持ち主で、小狼は彼女を警戒している。 クロウカードの事件の裏には彼女の影が見え隠れするが、実は彼女の正体は…。
寺田良幸(小西克幸)
さくら達の4年生の時の担任の先生。また5年生の2学期から再び担任となる。さわやかな明るい人。
大道寺園美(伊藤美紀)
知世の母。まだ30代半ばのはずだが、玩具会社・大道寺トイズの社長。 だがそれが実家の雨宮家の威光だけによるものではないことは、娘の頭の良さを見れば想像できる。相当なやり手なのだろう。 休日もない非常に忙しい身だが、知世のためなら会社を休んででも時間を作ろうとする。
実はさくらの母・撫子のいとこであり、つまり知世とさくらは親戚同士。 昔から撫子を溺愛していた反動で、撫子の結婚により藤隆を敵視するようになった。 が、藤隆とは第10話で和解。その後は良き理解者となった…はずだ、多分。
さくらが撫子の小さい頃にそっくりなため、さくらを非常に可愛がる。
偉望(清川元夢)
李家の一員で、温和な初老の男性。小狼と苺鈴の幼い頃からの武術の師匠であり、もちろん魔力も持っている。 小狼と共に来日し、後見人として小狼の身の回りの世話をしている。
松本真樹(三石琴乃)
第5話でオープンした、ファンシーショップ「TWIN BELLS」(ツインベル)の若きオーナー。結構ドジ。 その場限りの単なるゲストかと思いきや、店が友枝小学校女子生徒御用達の存在になってしまい、その後も何度となく登場。 なんと劇場版にまで登場してしまった。
柊沢エリオル(佐々木望)
第47話、5年生の2学期から登場した、イギリスからの転校生。苺鈴が座っていた席に座っている。 スポーツ万能で、落ち着いており非常に大人っぽい感じだが、実はかなりふざけた性格らしい。 そんな様子は滅多に見せないが、山崎の嘘には思わず反応して、一緒に嘘をつきまくってしまう。
登場以来さくらに急接近するが、彼のさくらに対する感情は恋愛とは違う模様。
スピネル・サン(冬馬由美・小西克幸)
エリオルと共に住む、猫のような生き物(?)。言葉をしゃべり、常に冷静沈着。 が、お菓子を食べると酔っ払ってしまい、お菓子をひたすら食べまくる。 愛称はスッピー。…本人はいやがっているが成り行きでそうなってしまった。
秋月奈久留(柚木涼香)
エリオルが来たのと時を同じくして桃矢のクラスに転校してきた子で、登場する度に桃矢に抱きつく。 底抜けに明るい性格で、スポーツ万能だがどこのクラブにも入らない。 実はエリオルと共に住んでおり、ある目的のために桃矢にまとわりついている。
クロウ・リード(林一夫)
クロウカードを作った天才魔術師だが、かなり昔に若くして亡くなっている。 変わり者だったらしいが人望は厚く、ケルベロスもユエもいまだに彼を慕っている。

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