仮面ライダーアマゾン

放映

昭和49年10月19日〜昭和50年3月29日、全24回
毎日放送・NET系
毎週土曜19時30分〜20時

概要

インカの超エネルギーの謎を秘めたギギの腕輪を狙って十面鬼は反乱を起こした。 インカの長老バゴーはギギの腕輪を守るため、両親とはぐれてアマゾンで育った野生児山本大介(アマゾン)を改造してギギの腕輪を移植した。 アマゾンはバゴーの暗示に従い高坂博士に会うため日本に向かう。 だが、十面鬼も秘密組織ゲドンを率いて、ギギの腕輪を奪取すべく東京に上陸する。 後にはゲドンに変わってゼロ大帝率いるガランダー帝国が登場。更に戦いは激化するのだった。

解説

なんと次なる仮面ライダーはジャングルから来た野生のヒーロー。 初めてバイクを見た時は毛嫌いしてるし、どこが仮面ライダーかよく分からん。 ライダーシリーズの中でも異色作であるが、その評価は高い。 当時の視聴率は知らないけど、わずか24話で終了しているのはネット局移動のためだと思う。 設定上、アクションは従来のキックやパンチではなく噛み付いたりひっかいたり、というものになっている。 これがなかなか新鮮で面白い。 ライダーが本来持っていたアクションの面白さを再認識させてくれる作品である。 機会があったらぜひ見てほしい。

敵の組織

ゲドンはアマゾンの奥地で十面鬼が組織した。作戦に失敗したものは容赦無く処刑される恐るべき組織。 一方ガランダー帝国はパルチア王朝の末裔であるゼロ大帝が率いる組織。 どちらも獣人を使って世界征服の野望に燃える。 獣人は従来の怪人とは逆に、動物に人間並みの頭脳を与えたもの。 ただゲドンのトゲアリ獣人だけは例外で、これは人間を元に作られている。

登場人物

アマゾン・山本大介(岡崎徹)
仮面ライダーアマゾンに変身する。変身のかけ声は「アーマーゾーン!」。
幼少時に遭難してアマゾンのジャングルの中で育つ。変身前でも獣人と互角に渡り合う。 いつも裸で走りまわっており、最初は日本語が分からずに苦労していた。
立花藤兵衛(小林昭二)
高坂教授の友達だそうだ。どういう知り合いだろう? アマゾンにバイクの乗り方を教え、専用バイク、ジャングラーを作り上げた。
岡村まさひこ(松田洋治)
アマゾンと心を通わす子供。城南小学校2年A組。高坂教授の甥っ子でアマゾンライダーの名付け親。
岡村りつ子(松岡まり子)
まさひこの姉。最初はトラブルの元であるアマゾンを嫌うが、次第に心を開くようになる。
モグラ獣人(声:池水通洋/槐柳二)
作戦に失敗して処刑される寸前にアマゾンに助けられ、以降仲間になる。 第5話から第20話まで登場。最後にはキノコ獣人の毒胞子にやられる。
高坂教授(北原義郎)
ゲドンの野望を知るバゴーの知り合い。そのために第1話で殺される。
十面鬼ゴルゴス(?)
ゲドンの首領。元はバゴーの弟子。第1話から第14話まで登場。 ホントに10個顔があるので誰が演じているかよく分からない。 ガガの腕輪を持ち、インカの超エネルギーを狙う。 だがモグラ獣人には裏切られるし獣人ヘビトンボはガランダー帝国に寝返るしと、支配者としての器には欠けるようだ。
ゼロ大帝 (中田博久)
ガランダー帝国の首領。第15話から第24話まで登場。パルチア王朝の末裔。

全話リスト

リストだけ。あらすじは入ってないです。
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