仮面ライダー 作品リスト 新１号編

バイクの練習中に本郷はジャガーマンたちに襲われる。滝と本郷はショッカーを追跡するが、それは陽動作戦だった。 一方で地獄大使の命によりジャガーマンはアニマルパニック作戦を遂行し、ジャガーマンに操られる動物たちが暴れ始める。 それを調査するユリたちは滝と共にショッカーに捕らえられてしまい、手が出せない本郷は処刑されることになる。 だが間一髪で滝たちは逃げ出すことに成功し、本郷は仮面ライダーに変身してジャガーマンを迎え撃つ。

本郷猛、再び主役に。「ライダー、変身」の初お目見え。何の説明もなく、いわゆる新１号に変わっている。 また、地獄大使初登場。骨模様入りの戦闘員初登場。
ところで地獄大使が本郷に名乗りをあげているシーンで。
「地獄大使だと!?」
「その通り。死神博士と並んでショッカーの最高幹部と言われている」
「せっかくだが私がいる限りそうはさせん！」
…何が言いたいんだ、本郷？

フクロウ男による殺人レントゲンの実験の目撃者を保護した本郷はその謎を探る。 そのフクロウ男は大時計爆発計画を遂行しようとしていた。襲われた本郷は殺人レントゲンでダメージを負ってしまう。 それでも更にショッカーを追う本郷は、戦闘員から作戦のことを聞き出して花時計に向かう。 そして計画が実施されようとする寸前、仮面ライダーが基地に乗り込んだ。

大時計爆発計画とは、日本中の大時計を爆発させて小さな時計も連鎖爆発させる計画だそうだ。 どういう原理なのか誰か教えてちょーだい。
ところで
「言ってくれ。今度は何を企んでるんだ。頼む、言ってくれ」
これは本郷が戦闘員から作戦のことを聞き出す時の言葉。本郷って妙に丁寧な面があるんだよねー。 でもボコボコに殴ってからこんなこと言っても誰も話す気にはならんと思うぞ。

死神博士がナマズギラーを携えて再び日本にやって来た。ナマズギラーは滑川アイランドに遊びに来た五郎を捕らえる。 そして本郷と滝はナマズギラーに襲われるが、なぜか死神博士は途中でナマズギラーを引き返させる。 一方五郎は大電流を体に仕込まれ、藤兵衛たちを襲ってくる。それを防いだ本郷たちは、五郎が襲われた洞窟を調べる。 だが滝が捕まってしまい、滝もまた大電流を仕込まれて本郷を襲う。そしてまた、ナマズギラーも襲ってくる。

死神博士再び来日。南米にいたそうだ。地獄大使との共演がナイス。でもすぐに帰ってしまった。

セミ取りをしていたナオキはセミミンガの殺人を目撃し、本郷にかくまわれる。 セミミンガはナオキを始末するために殺人音波で本郷のマンションを襲撃するが、本郷は逆にセミミンガを追いつめる。しかしセミミンガの攻撃の前にライダーは敗退してしまう。 本郷は重傷のふりをして、藤兵衛に頼んでショッカーの殺人音波計画の実施場所を探ってもらう。 だが藤兵衛たちはショッカーに捕まってしまう。が、本郷と滝は既に行動を開始していた。

「仮面ライダーといっしょにカブト虫をとろう」という謎のバスに乗せられた子供たちは、カブトロングのショッカースクールの生徒になってしまった。 そのことを知った本郷と滝はバスを追いカブトロングの仕業と知るが、その力の前に苦戦した上に滝が捕まってしまう。 本郷は五郎をショッカースクールに紛れ込ませ、滝の居場所を探る。滝はショッカースクールの教材として殺されそうになるが、そこへ仮面ライダーが駆けつける。

どうでもいいけどショッカーの怪人って、どうしてライダーに
「お前の目的は何だ！」
とか聞かれて馬鹿正直に全部しゃべるんだろ？ とても秘密結社の作戦指揮官とは思えん。

ショッカーは、人間の命と引き換えにライダーに倒された怪人達を甦らせる悪魔祭を開こうとする。そしてまずは５体の怪人が甦った。 一方、滝はショッカーから逃げてきたという男を保護するが、再生怪人たちが襲ってくる。助けるライダー。だが男の正体はカミキリキッドだった。 そしてライダーが怪人と戦っている間に藤兵衛たちは拉致される。悪魔祭の生け贄にするためだ。 藤兵衛たちは危うく生け贄になりそうになるが、そこへ仮面ライダーが駆けつける。

この話と次の第６７話は、藤岡弘が他の番組の絡みでトラブっていたので出演せず。 すなわち本郷猛は全く出ない。ライダーの声は市川治が担当。
サイギャングの、ライダーの変身ポーズ付きライダーキックもどきは必見。

新サイクロン号の試乗中、本郷はイカデビルに襲撃される。イカデビルにはライダーキックすら通じず、本郷はからくも逃げのびる。 一方藤兵衛は旧友の熊木と会っていたが、熊木はショッカーの怪人トレーナーになっており、藤兵衛はイカデビルのトレーナーになることを強要される。 藤兵衛はイカデビルとライダーを戦わせるべくトレーナーとなることを承知し、片や本郷も滝と共に特訓を開始する。 やがて本郷にイカデビルが挑戦してくる。本郷は決闘の場に赴くが、そこで待っていたのは死神博士だった。 そして本郷の目の前で、死神博士はイカデビルに変身した！

新サイクロン号の登場。死神博士の最期！
タイトルクレジットにはギリザメスと書かれているが、それは元々死神博士の正体はギリザメスの予定だったから。シナリオにもギリザメスと書かれている。 第６６、６７話でトラブってギリザメスを急遽登板させてしまったため、シナリオの怪人名をイカデビルに変えて撮った次第。
それでイカデビルの初襲撃を受けた仮面ライダー、相次ぐ怪人の襲撃にウンザリしたのか
「何度戦ったら気が済むんだ！」
などと言う。戦いに疲れたのかしら。この戦いには負けちゃうし。
そして今回、ヒーローの真似をしてはいけませんというのを劇中でやってしまった、恐らくはヒーロー史上唯一の例が見られる。
「仮面ライダーのライダーキックはな、仮面ライダーだから出来るんだ！」
の名セリフ(?)は必見。
おやっさんのイカデビル特訓シーンも必見ね。

南米から来たショッカーの新怪人モスキラスは、紀伊半島に基地を作るべく行動を開始する。 夏休みで那智勝浦に来ていた藤兵衛たちはショッカーの襲撃を受ける。それを助ける仮面ライダー。そしてそのライダーは一文字隼人だった！ しかしユリたちが捕まってしまい、駆けつけた本郷と滝は人質を盾に取られてモスキラスにやられそうになる。 そこに、基地に潜入していた２号ライダーが助けに現れた！

一文字隼人、再び日本へ。藤兵衛さんは２号ライダーを見て、最初は本郷だと思っていたようだ。うーむ。 赤手袋タイプにパワーアップしてるけど、サイクロンはまだ旧型。
モスキラスの犠牲になる、旅館の番頭さんを演じるのはキレンジャーこと畠山麦。

前回に続いてダブルライダー。

少年ライダー隊結成。

怪人ガラガランダの作戦をライダーに密告した者がいた。首領はその裏切り者が地獄大使だと見抜き、地獄大使の処刑を決定する。 が、死刑の立会人として招かれた本郷は地獄大使の裏切りを知り、彼を救い出す。 そして地獄大使の情報で本郷と滝はガラガランダのアジトへ向かう。が、藤兵衛たちの元に残された地獄大使はその正体を現した！ 地獄大使は藤兵衛たちを拉致して本郷と滝に迫る。そして、地獄大使はその正体であるガラガランダとなってライダーと対決する。

地獄大使の最期。「ショッカー軍団、バンザイ！」
でも首領はショッカーをここで放棄する。あらら。
で、地獄大使が死刑になる時ギロチンにかけられるんだけど、地獄大使の頭のかぶりものが大きいんで、ギロチンの首枷がちゃんと閉じない！ あれでは簡単に逃げられるでねーの。
そして最後の砂丘での仮面ライダーとガラガランダの死闘。 砂の中に潜ったガラガランダを探してあちこち叩きまくるライダー。 ふと後ろを見ると、砂をかぶってうつぶせになって隠れて(?)いるガラガランダが…。 仮面ライダーってギャグ作品だっけ？