第一章 一枚のハガキから
第二章 おハガキありがとうございます
第三章 一筋の光が見えてきた
第四章 準備OK
第五章 歌も踊りも
第六章 天国と地獄
第七章 おいでませ山口へ
第八章 NHK様のおこし
第九章 おいでませ山口へ
第十章 ワカだ、星児さんだ!きゃー、きゃー!
第二部へ
第三部へ
ソリトン記念写真
ソリトン記念写真 その2
(データは、重いです)
第一章 一枚のハガキから
まずは、ちょうど5年前NHK教育で23時から放送されていた番組が
ありました。なんでしたっけ。チャレンジだとか、そんなタイトルだった
と思います。ルー大柴さんの司会でした。
その前身には「you」などいろいろ、ありました。
若者むけの番組です。糸井重里さんと、荻野目慶子さんが司会をされてました。
その若者向けの流れの中で(仮)チャレンジは4月でおわり、その後は
あなたの夢をかなえます、ご要望があればここへ・・・といったかんじで
番組中にテロップが流れたのです。そうです。ソリトンの始まりです。
それを見た私はすぐに「これだ!」と年賀状の残りのハガキをとりだして、
熱い思いを書き始めたのでありました。
内容はもちろん「ステージ101のメンバーと歌っておどりたい!」
次回へ・・
第二章 おハガキありがとうございます
私は子供の幼稚園のコーラスグループで毎週1回、
みんなと楽しく色々な歌を歌っていた。
持ち歌の中には「涙をこえて」が、すでにあった。
ハガキを出した次の日、そこで、私は4月から始まるソリトンの事、
また、そこへ出演希望のハガキを出した事を話した。
101のメンバーに会いたいと話した。
みんなは、「あなたらしいね。」と言った。
「そんなことが出来るわけ無いじゃない。」
「でも、それがかなうと嬉しいね。」と軽く流された。
でも、ただ一人私と同じくらい101にはまっていたNさんが
「いや、ひょっとしたら行けるかもよ。」と、言った。
「そうよね、可能性は0では無いよね。」と私が言った。
でも、心の中では完璧に0だった。
それから、この話題がでることはなかった。
一ヶ月後、突然の電話がNHKからかかってきた。
「悦子さんですか。おハガキありがとうございます。」
(えーーーー、何?まさか。)
次回へ・・・
第三章 一筋の光が見えてきた
電話の向こうは若い男の人の声。
私は言った。
「ソリトンのことでしょうか」
「そうです、ありがとうございました。僕はステージ101を
知らないのですが、年上のスタッフにはとても受けていましたよ。
みんな、知ってる、知ってる。懐かしいなあといっていました。」
「とても人気のあった番組なんです。」
「そのようですね。もし、これが採用されるとしたら
本当に出演していただけるのでしょうか。」
「もちろん、会いたいです。」
(答えになってないじゃいか、これこれ)
「皆さんも、大丈夫ですか?」
「皆さんって?」
「101ファンが集まっているコーラスの皆さんです。」
(そうだ、ハガキには私たちコーラス部はみんな101のファンと
書いて出したんだった。)
「もちろん、大丈夫です。みんな喜びます」
(いいのかな、みんな本気にしてなかったものなあ)
「では、まだ、確定ではありませんが、進める方向でいきます。
また、お電話いたします。」
「ありがとうございました。嬉しいです。」
「まだ、確定ではないですからね。」
「はい、でも、ぜひ会せてください。おねがいします。」
おいおい、コリャ、大変な事になっちゃったぞ・・・
みんな子持ちだよ、それも幼稚園児(タラり)
家が空けられるわけないじゃん、東京へ行けるわけないじゃない
どうしよう。。。
でも、私は行く!
ハガキには私の熱い思いを精一杯の言葉で書き、最後に
私たちのコーラス部もみんな大ファンです。と書いていたのだった。
ごめんなさい。NHK様、大ファンとはいえないが好きな事に
間違えはありません。涙をこえては、いつも歌ってるし、お許しを。。。
さて、コーラスの日、私はみんなの前で言った。
「みんなで東京へ行こう」
次回へ・・・
第四章 準備OK
みんなは私が何を言っているのかよくわからないようだった。
私は最初から、今迄のいきさつを説明した。
Nさんは「行きたい。」と言った。
みんなも「行きたい。」と言った。
まだ、誰も現実的なものとしてとらえてなかった。
私達は山口県に住んでいる。
行きたいから、行く・・・なんてそんなに簡単な事ではない。
「ちょっと、本気で考えておいてね。
マジで行けるかもなんだよ。」と言った。
みんながその時どう思ったか、私にはわからない。
でも、私は子供の預け先も、主人に同行してもらう事もすでに決めていた。
それから2、3回コーラスの日があった。
もちろん話題はいつもソリトンだった。
どうにか、みんな行けるように段取りをくんできた。
コーラス部は全員で20名はいた。
そのすべての人が行けると言うのだ。すごい。
こちらの準備は整った。
後は正式に出演依頼が来るのを待つだけ。
そう、まだ確定ではないのだ。
最初の電話から3週間くらい後,待ちに待ったNHKから電話がかかってきた。
今度はこの番組の担当のディレクターTさんからだった。
「悦子さんですか。私はTと申します。ソリトン野望山馳参寺の
ディレクターをしています。6月に放送予定を組んでいますので
出演をしていただけますか。」
「はい、みんな準備はできてます。」
次回へ・・・
第五章 歌も踊りも
担当のTさんは女性でまだ若く101を知らない世代の人だった。
しかし、とても良く勉強されていた。多分、唯一残っている最終回の
ビデオを何度もみられたんだろう。
「どなたのファンでしたか?」と聞かれ
「田頭信幸さんです。」と答えると
「ああ、あの方ですね。」とすぐに分かっていただけた。
私はまたそこで101の素晴らしさを熱弁(?)した。
彼女も101のを当時、見た事がないわりには
二人の会話がはずんだ。そこで、とても、良く勉強されてるんだ、
と改めて感じた。さすがだなと思った。
ここから、もうソリトンへむけて話が進み始めていった。
まず最初に言われた事は
「こちらへ(東京)へきていただけますか、それとも、こちらから
宇部の方へ出向きましょうか?」だった。
「東京へ行きます。全員行けます。」と答えた。
「分かりました、ではそのようにしましょう。」
「東京では101スタジオで収録されるんですか」
「そうですね、101スタジオはよく使われるので
日にちがあえばそこを使いたいですね」と言われた。
「絶対にに101スタジオでやりたいです」とお願いをした。
「それで20人位こちらのメンバーはいるのですが
全員行ってもいいんですね。」と確認をした。
「いいですよ。どうぞ、来てください。」
この時さすがNHKは、ふとっぱらだなあと思った。
なんたって交通費はNHK持ちだもの。
番組の制作費とは私たちが考えられないような金額なんだろうと思った。
そして私たちが使っている楽譜を見せてください、といわれFAX
で送った。どうやら石岡さんに目を通していただくようだ。
(後に、これでいいです、とお返事があった。
ハーモニーが大事ですから。歌の上手い下手は別として。。)
それと、気になっているのは踊りの振りだった。
お互いに離れてどうして、同じ踊りができるんだろうと、
疑問を素直にディレクターさんに尋ねた。
そしてそれぞれ最終回のビデオを見て、その振り付けでいきましょうと
言う事になった。
それから、私たちは何度も練習をした。歌も踊りも。
しかし踊りと言うにはほど遠かった。まあこれもご愛敬。。
101のメンバーの方は本当にビデオを見て練習されたのだろうか。
きっと、身体が覚えていたにちがいない。
どうなんですか。ワカさん、みんなで集まって練習等あったのでしょうか。
ディレクターさんとは、一日おきに電話やFAXで、常に連絡をとりあった。
ある日の電話で今迄予想もしなかった事を言われた。
「悦子さん、ごめんなさい・・・・・」
次回へ。。。
第六章 天国と地獄
「悦子さん、ごめんなさい。こちらにこられる方を20人から
半分くらいにしていただけませんか。」
(うっそー、もうみんなその気だよ、誰がいうのよ、そんな事)
「わかりました、半分。10人ですね。」
「いいえ、きっちり10人でなくてもいいです。
でも、20人はちょっと多くて」
(そりゃそうだ。)
ディレクターさんは大変申し訳なさそうに言われた。
「みんなに話してみます」と言って電話をきった。
しかし、しかし、どうしよう・・(汗)
とにかく、まず仲のいい友達に相談をした。
答えなんてそう簡単にでるわけない。
考えたあげく、こう決めた。
このコーラス部の在籍年数の長い順から10人行く事にしよう!
それがベストだ。好きも嫌いもなかった。
(嫌いな人などいないが・・・ほんとだって)
その事をコーラスの日に言った。
「東京へは、全員行けなくなりました。半数の10人です。
そこで、行ける人は○年度入部の人までとします。
行けなくなった人、ごめんね。」
しかし、思ったより、みんな素直に受け止めてくれた。
20人なんてNHKもたいへんだよね、とか
勢いで行くと言ったが、ほんとは少し無理をしてた、とか
色々な感想が出たが、覚悟していたわりにはすんなり
「東京組、頑張ってきてね。」と言ってもらえた。
よかった。ホッ。。
しかし家に帰ると電話がかかってきた。コーラスの人だった。
「私は行けると思ってた、ちょっとショックだった。」
(そうだよね。おいしい話をちらつかせておいて、
そりゃないよね。気持ちは充分わかるよ)
でも、私は言った。
「ごめん、どこかで線を引かないといけないんだ。」
お互い辛かった。。
東京組のうち一人行けなくなった。
さあ、どうする。。
行ける人で話し合った。
この先、また誰かいけなくなるかもしれない。その度に補充してたら
留守番組は行けなくなる人が出る事を、待つようになるかもしれない
そんな事は仲間うちで思うのは嫌だった。
「今後、誰がいけなくなってもこの前言った線を
引き直す事はありません。」
鬼みたいだ、私。。。でも、仕方ないじゃない。
結局9人で行く事に決定!
NHKより電話がかかってきた。
「悦子さん、どうでした?」
「みんな、納得してくれました、大丈夫です」
「それならよかった。心配してました。」
このディレクターさんは本当にいい人だった。
20人から半分に削られたのは決して彼女のせいではない。
まして、NHKをうらんだりはしていない。
9人も東京へご招待をしてくださるんだから。。
101のメンバーにあわせてくださるんだから。。
私たちが代わりに頑張ってくるから、と言っても
留守番組の胸中は複雑だっただろう。
でも、こうするしかないじゃん。。。
次回へ・・・
第七章 おいでませ山口へ
それからはNHK側との話も具体性をおびてきた。
とにかく一度ディレクターさんが山口まで来られると言うのだ。
私の持ってる101の思い出の品を見るために・・・
もう、この頃にはにはソリトンと言う番組は始まっていた。
4月は過ぎていた。
さあ、明日はディレクターさんがこちらへ来られる日。
とりあえず、お掃除、お掃除。
「いらっしゃいませ、どうぞ、どうぞ。。」
彼女はとても若く、私の中でディレクターと言うイメージが変わった。
こんな若い人が番組を仕切って作っているんだ。
すご〜い。
彼女に私のタイムカプセルを見せた。その中には
ヤングマガジンという101のファンクラブの新聞や
田頭信幸さんのブロマイド、101のTシャツ、
雑誌の切り抜きなどがはいっている。
そして書いたまま、出してない田頭さんへのファンレター。
彼女はそれらを一つ一つ丁寧に見て、思い出や、感想など
二人で話した。時間はあっという間に過ぎた。
2,3時間くらいだったと思う。
彼女はメンバーが写っている雑誌の切り抜きと、田頭さんの
ブロマイドを貸してください、と言われもってかえられた。
これらはソリトンの中で映っていた。気がつかれた人も
いらっしゃるかな?
レポーターの志らくさんが田中さんに持って行って
尋ねていらしたでしょ。あれが昔セブンティーンと言う雑誌に
載っていた切り抜きです。
それと、田頭さんの写真は石岡さんのお店のテーブルの上に
おいてありました。
私は当時は田頭さんのファンだったが今は101の人なら誰でもいい。
会いたい。みんな好きだったから、そういう気持ちだった。
本当に。とにかく「涙をこえてを一緒に歌って踊りたい」
それだけだった。
でも、今、思うとむぼうだ。
ソリトンは45分番組である。
私は彼女に尋ねた。
「45分番組ですよね?」何て当たり前の質問なんだろう。
でも、答えは、
「この回は特別で3つの野望をかなえてあげますので
10分くらいです。」
え〜〜、そんな〜。そりゃないよ。ぐすん。
次回へ。。。
第八章 NHK様のおこし
さあ、今日は山口でのテレビ取材の日。
2週間まえはディレクターさんだけだったが
今回はカメラさん、照明さん、音声さんが来られるという。
まあ、大変。今度は大掃除。家の中での団欒風景や、
子供と遊んでいるところなど、日頃の生活を撮られるらしい。
えらいこっちゃ。ごしごし。。
1時に我が家へ来られる予定。
なのに10時頃、ピンポーーン。
(なんだ、だれだ、化粧はまだだし、この忙しい時に・・・)
そこに立っていたのは地元のタクシー会社の人。
「こちら○○さん宅ですか?今日1時に我が社のマイクロバスに
NHKから予約が入っています。空港に迎えにいくのですが
現地を事前に調べにきました。」
「はい、○○です。1時ですよね。お待ちしています」
ほんと手際がいいわ。感心したあのディレクターさん。
前に来られた時に地元の大きなタクシー会社を聞かれたんだ。私。
それを、ちゃんと覚えておいて、帰りに空港から予約されたらしい。
やり手だ。さすがだ。
1時になった。そろそろ。私はそわそわしながら家の前で待った。
きたきた。マイクロバス。。
ええー。「HNK様」なんて書いてある。
これがうちの前に止まるのか。目立つじゃないの(汗)
「悦子さん、きましたよ。」
「お待ちしてました」
休む間もなく我が家のそとまわりを取り始めるカメラさん。
玄関から、裏から。。あちこちから。。
でもテレビに出たのは家の裏側だった。
(玄関しか掃除してなかったのにぃ)
そのあと、家の中でお茶を飲みながら今日のスケジュールを
話された。最終回のビデオを一緒に見ながら・・
最終回の最後に「涙をこえて」を歌ったでしょ。
そのとき、すこしはやく
ステージ101とタイトルが出たのわかりました?
あれは生放送だったのかなあ。
スタッフの方々は
「あっ、これ早く出した。間違えたんだ。」などといって、
ちょっと、盛り上がっていました。難しい言葉がとびかって
理解できませんでしが、とにかく「まちがえてる〜」
という内容の話でした。「あせったんだ」とか言う言葉もあったなあ。
これからまず子供達と撮ります。普通でいいですよ。いつものように。
そのあと、幼稚園に行ってコーラス部の人たちと練習風景を撮り、
最後に又家にもどり主人にインタビューをします。
これが大体の予定だった。
私は彼女に聞いた。
「そろそろ教えてくださいよ、101のメンバーのどなたが
本番では来てくださるんですか。」
これは今迄何度聞いても秘密だったのだ。
まだ、確定してなかったのかもしれない。
全く教えてもらえなかった。
「そうですね、この方々ですよ」と言って
1枚の紙をわたされた。
そこには、もうすぐあえる憧れのメンバーの名前が書いてあった。
見るなり、叫んだ。
「うわーー、すごい」
次回へ・・・
第九章 おいでませ山口へ
その紙にはそうそうたるメンバーの名前が連ねてあった。
「よく、これだけのメンバーが集まりましたね。」
と言うと、ディレクターさんも嬉しそうだった。
でも、一番嬉しいのは私である。
さあ下の子供学校からかえってきた。
表に止まっている「NHK様」のマイクロバスで驚き、
この狭い家にスタッフの方がひしめき合ってること、
そして何より、私がお化粧をしている事に違和感を感じていた。
開口一番
「お母さん、今日顔が違う」
(ひえ〜、やめてくれ。そんな事言っちゃだめ。と心の叫び)
そして、宿題を見てやったりするところを撮った。
下のこは当時1年生でカタカナが宿題だったのだが
「お母さん(よ)って、カタカナではどうして書くの?」
何て聞くものだから
「そんな事がわからないの?」
と言いたい気持ちを押さえつつ、こうよ、とやさしく教えた。
ディレクターさんは
「いいねえ、この会話。」とか言ってらしたけど、私は冗談ではなかった。
次に上の子が帰ってきた。小4だ。
さすがの状況を把握している。
「ただいま」の後には何も触れなかった。ホッ。。。
では一緒に歌でも歌おうか。と言われ、上の子が
「私、伴奏する。」と言った。目立ちたがりめ。
途中までしか弾けないのに、どうするつもりだろ。
彼女のピアノ伴奏で歌を歌い始めた。
最初はいいんだ。
途中から歌も、伴奏もがたがた・・
だって、私はアルトだからアルト部分を歌うと
「涙をこえて」に聞こえない。
無理して、メロディ部分を歌った。
案の定、声がでなかった。
親子して大恥だ。
でも、テレビではその部分を使われ、私たち下手は
あまりめだたなかった。
あとで、そのことを、ディレクターさんに言ったら
「編集マジックですよ」といわれた。
うん、まったくその通りだった。
(よ)が書けない事も全国的にでなくてよかった。
さあ、家での撮影は終わり。
みんなが待っている幼稚園へ行きましょう!
そこで、私はメンバーを発表するのである。
みんなの反応が楽しみだなあ。
次回へ・・・
第十章 ワカだ、星児さんだ!きゃー、きゃー!
私はスタッフより一足先に幼稚園にいった。
みんな、それほどめかし込んでいなかった。
「いや〜ん、どきどきするねえ。」
などどいいながら歌の練習をしながら待った。
30分後に撮影隊は現れた。
(ふつーに、ふつーに、あがらないように)
誰もが心の中でそう言い聞かせていただろう。
本当は天下のHNK様おな〜りだから、
舞い上がるなと言うほうが無理な話だ。
しかし、やはり母は強し。おばさんは恐し。
どきどきしながらも、練習場に入ってこられた
撮影隊の人の姿を見るやいなや、
「こんにちはー!いらっしゃい!わー!きゃー!」
もうすでに少女の気持ち。なんか久々のウキウキ・・
カメラマンさんが
「こんなに温かく迎えていただいて」と。
「みんなすごいパワーですね。」と、誉めてるの?
あきれちゃったのかな。そりゃ、盛り上がるわよ。
この状況。一生のうちで何度ある?
ディレクターさんの指示にしたがって動き出す、私たち。
いつもの位置でスタンバイ。
ソプラノ、メゾ、アルトの順に並ぶ。
「歌を歌うところと、踊りの練習しているところを撮ります。
その前に、悦子さんが皆さんにメンバーを紹介するとことを
撮ります。」
さあ、みんな待たせたね。びっくりするなよ。
カメラも回りだす。照明も、マイクもついてくる。
私、がんばらなくっちゃ。始まったよ。
「みなさん、101のメンバーが決定しましたので
発表いたします。
まず、若子内悦郎さん(きゃー、きゃー、なぜか、飛び跳ねる人もいた)
石岡ひろしさん。(きゃー、きゃー。)
黒沢裕一さん。(クロだ、クロ。)
田中星児さん。(きゃー、きゃー、また、ぴょん、ぴょん)
いづみ朱子さん。(拍手)
牧みゆきさん。(拍手)
一城みゆきさん。(拍手)
豊田礼子さん(バーズ)(拍手)
山田美也子さん。(拍手。ナイスデイとささやく人もいた。)
豊田順子さん(バーズ)(拍手)
以上です。」
すごい、すごい、と喜ぶ。でも、なぜか男性軍を
読み上げた時の方がリアクションは大きかった。
分からないでもない。
だって、女の子だもん。
あまりの喜び様に撮影隊も満足げ気。
しかし、「ごめんなさい、もう一度、やっていただけます。」
どうも、カメラの方に何かあったらしい。
2度目、うっ。大丈夫かな、みんな。
もう一度読み上げる。
さっきより大きな歓声。役者やの〜。
カメラサンも
「いやー、ここのお母さん達すごいです。」
またまた、誉められちゃった(?)やらせじゃないですよ。
その時は別世界に入っていた私たちでした。
では、これから歌だ。
次回へ・・・
第二部へ
第三部へ