台湾の街角歩き!〜宜蘭羅東から屏東東港まで〜
(2022年11月11日現在 第 1470〜1481 話 掲載中)
★韓国、香港、カナダ編のコメント、写真を含む★

1470話)日本のゴマ生産高は約14万トン、自給率は0.1%以下に!

高雄のFB仲間Yさんからの近況が送信されました。農産物で規格外の寸法は卸売市場で取引されずに、1kg〇〇元の安値で生産者から買い付け業者に転売されていました。Yさんは生産者の最低売り渡し価格を尊重しながら、市場で入札されない規格外品を買い付けて、2次加工品にリサイクルするジャム工場を運営していました。近年は委託先の中国での生産と加工場の採算悪化もあって、地元の高雄市内にてジュース加工店を新規オープンしたそうです。先を読む経営手腕により高雄では人気店になっています。手押しポンプの取材では、野良猫も入らない狭い場所にて珍しいポンプの発見がありました。また彰化市在住のFB仲間Sさんの案内にて、「金ゴマ」の栽培地へ足を延ばしました。2020年度の「ゴマ」生産は日本では約14万トンとなり、1位スーダン、2位ミャンマーから73位と大きく引き離されています。収穫良否選別の手間がかかる農産物なので、人件費の安い南アフリカや南米に栽培地が拡大しています。6位の中国は世界的に「ゴマ」への需要高騰を見越して、円安からの輸入価格の急上昇で為替差益の恩恵を受けています。なお日本の食料自給率1位はお米が100%、2位の鶏卵が約96%の2品目しかありませんでした。

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彰化市の「金ゴマ」栽培地
台湾の生産量は54位に!
2016年7月6日撮

収穫時期は7月上旬頃です
都会から親戚一族が帰省!
典型的な台湾の農作業

珍しい2連式防空洞!
花蓮市の郊外で発見

「太魯閣號」の車内!
週末は観光客で満席

台北〜花蓮へ約2時間
2017年1月9日撮

1471話)台湾東部の花蓮で震度「6.5強」の地震が発生しました!

大型の台風14号が九州地方に接近していた9月18日午後4時前に、台湾南東部を震源とするマグ二チュード6.8の地震が発生しました。花蓮では震度「.5強」を記録しましたが、市内でコンビニ店の建物が倒壊したニュース映像が流されています。橋の走行路面が数100mも崩落したり、公共施設での被害が多く寄せられています。震源地の東方にある太平洋プレートのひずみが原因ですが、日本から台湾にかけては毎年大きな地震が発生しています。死傷者も少なくて一安心しましたが、花蓮縣には手押しポンプと防空壕の取材で2回ほど訪問しました。台湾東部は直通列車の便数も少なくて、宜蘭や花蓮での1泊が最低条件になっています。宜蘭は神風特攻隊の飛行場や防空壕が数か所あり、花蓮郊外には日本人の移民村も残されています。2020東京五輪汚職騒動もひと段落?したので、ワクチン3回接種の訪日客の受け入れを加速する時期に来ました。さらに欧米を中心に世界経済は、“どん底” から立ち直りつつあります。岸田内閣の支持率も40%台に急降下しています。「後出しジャンケンで様子見の風見鶏」会見ばかりが目立ちますが、国民は腰の据わった「俺について来い!」岸田内閣への大変身を期待しています。

1472話)東京五輪のマスコット人形が1体「800円」に!

3週間前に比べてコロナウイルス感染者も大きく減少して、26日からニュース速報で発表しなくなりました。さらに10月11日から12月末まで「全国旅行支援」として、宿泊料に最大8000円の割引きクーポン券が利用できます。ワクチン3回接種証明や旅行社から購入などの条件はあるそうですが、GoToトラベル第2段の予算が約8000億円繰り越しているようです。昔から官公庁界隈の言い伝えでは、獲得した予算は今年度中に使い切る、のが悪しき慣習として引き継がれています。しかし2020東京オリンピックに関する収支報告について、大会関係者と関連業者の不明朗な金の流れは止まりません。コロナウイルス騒動から台湾への手押しポンプの取材がストップしたので、最近は東京都や京都市方面に行先を変えています。2021年7月と8月に東京の羽田空港と成田空港を利用したのですが、到着ロビーにてマスコット人形の出迎えを受けました。男の子と女の子をイメージして1体約5000円ほどの価格でした。お世辞にも「かわいい!」とは思いませんでしたが、新聞記事によると大会理事からのごり押しで人形製造会社が変更されたそうです。今夜の通販では1体「800円!」の投げ売り状態でした。

東京五輪のマスコット人形
当時は1体5000円です
2021年7月8日撮

今夜の通販では800円!
当時から「かわいくない」
2021年8月9日撮

1473話)9月3日台湾の感染者数33409人は日本の2倍です!

9月3日現在、日本のコロナ新規感染者数は「1万5167人」です。しかし台湾は「3万3409人」と日本の2倍の発表でした。日本の5分の1の人口規模にあるのに、新規感染者が逆転しているのは不思議なことです。台湾ではオミクロン株のピークが5月下旬の「8万9361人」です。日本は8月19日の「26万1922人」となり、お盆帰省などによる人口移動が原因と言われています。1回から3回目のワクチン接種回数による割合は、日本も台湾も数%の差異しかありません。ただ4回目については日本が42%、台湾が10%と開きが目立ちました。コロナワクチンの自国生産が始まった台湾ですが、若者世代によるワクチン辞退者が増加しているそうです。周囲の風向きを読むのが得意なのは、日本人の国民性に共通しているのかも知れません。インフルエンザと同じ症状で市販のかぜ薬で改善する、と医事評論家の解説もあって様子見の若者が増えているようです。台湾のFB仲間Mさんの3姉妹の投稿によりますと、近所の公園で遊ぶ時でも必ずマスク着用していました。武漢市からのコロナウイルス感染の第一波を素早く受け止めて、「感染防疫優良国」になった台湾ですが、日本の2倍の感染者数には他人事ながら心配になります。

台湾ではまだマスク姿です!
9月1日FB仲間の3姉妹

80%,日本輸入,女性専門店
田舎でも日本製が人気!

1474話)台湾(中華民国)では「双十国慶節」が始まりました!

中華人民共和国(中国)では国が設立宣言した日を「国慶節」として、10月1日を挟む1週間が国民の祝日連休になります。台湾でも1911年10月10日の辛亥革命を、中華民国の「双十国慶日」として祝日になっています。このたび台湾政府は9月29日から外国人渡航の受け入れを再開すると発表しました。日本人などはビザなしの入境(入国)が緩和され、空港検疫での唾液採取や3日間の隔離検疫も廃止されました。入境後の外出禁止期間を撤廃して、家庭用抗原検査キット4回分が配布されます。さらに1週間当たりの入境者の上限を15万人に拡大しました。世界的にオミクロン株の感染者数が激減傾向にありますが、台湾では10月5日現在「5万4078人」の発表があり、日本の「4万1045人」より1万人ほど上回っています。蔡英文総統はゼロコロナから重症ゼロへと舵を切りましたが、SARS(重症性呼吸器症候群)の経験から完全に封じ込めるのは不可能と判断しています。ワクチン接種においても日本とほぼ同じ割合に迫っています。「防疫強化」から「経済再開」への流れに乗り遅れないように、いまこそ世界同時に門戸を開いて、人流の活発化が望まれます。でも密閉空間、密集場所、密接場面でのマスク着用は大原則です!

台湾国旗のシール売り娘!
2012年10月10日撮

「双十国慶節」の会場にて
1日だけ台湾人として参加

1475話)10月11日から「全国旅行支援」が始まります!

高年層や旅行マニアが持ち焦がれた国内旅行および飲食支援の制度が復活しました。国からは積極的に表に出ないで、都道府県単位で独自に個人旅行への支援をお任せする仕組みです。2020年東京五輪の前後には、日本国内で空前の「訪日客バブル」で湧いていました。”好事魔多し” と昔の人は申しましたが、2020年初冬から中国武漢市でのコロナウイルス感染が全世界に拡散しました。一気に観光産業は氷河期を迎えて、国内でも宿泊関連や飲食業に大打撃を与えました。幾多のコロナウイルスの波を乗り越えて、2022年夏場から感染者の減少が見られ始めています。日本では10月11日から「全国旅行支援」と称して、各都道府県単位での旅行支援に乗り出しました。キャンペーンに参加するには@旅行サイト、A旅行会社、B宿泊施設などを対象として、ワクチン接種証明書かPCR検査陰性証明書などの提示が条件になっています。年間所得が数十年も上昇していない大多数の所得者より、年金世代の一部の隠れ富裕層を呼び込もうとしているのか。2019年までの訪日客バブルに明け暮れた夢をもう一度、官民同じ方向を目指して突き進むのがベストなのか、「一時停止!」の余裕を持つて世界の流れを読むのも必要かと思います。

京都八坂神社の鳥居前にて
2020年3月3日撮

←忠犬ハチ公

東京渋谷駅のハチ公前にて
2020年1月6日撮

1476話)海外航空券は「燃油運賃」が2倍以上に値上げです!

柳の下の “2匹目のどじょう” を探しながら、10月11日から「全国旅行支援」が始まりました。旅行社経由で運賃と宿泊料に大幅な支援があるので、マスクを付けながらでも観光地へ出掛ける国民が増えそうです。この前のGoToトラベル第一弾はコロナ感染の上昇期にあり、二の足を踏んでいた慎重派の国民が動き出すのは期待できます。5千円から1万円以上の割引を見越して、旅行業者や宿泊施設は2年前より高めの料金設定を提示しています。10月9日現在の新規感染者数は、台湾が「4万4500人」と日本の2倍以上を超えています。カナダのFB仲間Yさんの報告によると、わずか「631人」と激減しているそうです。広大な国土があるので、人口密度も少なくて密接、密閉、密集の場面が少ないのでしょう。入国者の制限も3回目のワクチン接種証明か、PCR検査の陰性証明に絞られています。カナダ行きの航空券を検索すると、格安運賃で往復約18万円から販売されています。燃油運賃は世界的な原油の高騰もあり、以前より2倍に値上げされていました。しかし台湾行きは往復が燃油込みで約8万円+ホテル6泊4約万円=合計約12万円となります。もう気軽に海外には行けません!

空港内のクリスマスツリー
2013年12月20日撮

桃園国際空港」の駐機場
大手航空会社機材が並ぶ

1477話)台湾大手航空会社は、今月から「130便」に増加します!

台湾大手の「T」航空会社は、今月から日本と韓国の往復便を週30便から130便に大幅増便します。Wabニュースによりますと、桃園国際空港では10月11日の早朝から、利用客が航空カウンターに殺到しているそうです。日本政府による海外訪日客の上限を15万人に解禁したので、近隣国や欧米諸国までが最大の関心を寄せています。コロナ給付金による不正行為が次々と判明して、「全国旅行支援」による地方自治体の受付部門も慎重な対処を続けています。円安傾向が一向に改善せず、生活物価の値上げラッシュは収束が見えません。大手法人企業の経常利益は過去最高に上昇して、今期の冬のボーナスにどれだけ上積みするのか、最高経営者の決断力に注目が集まります。さて訪日客は1週間ほどの滞在で、宿泊と移動手段やお土産に「爆買い!」の期待が寄せられています。しかしこの度のコロナ禍により、各国の意識も大きく変化しています。身の回りの生活を優先するか、健康であれば他国の異文化を追い求めるのか、大きく二つに分かれそうです。円安が続く日本にあっては、訪日客の投げ銭である “あぶく銭” に期待するのか、生活物価の一斉値上げに岸田政権の “あと出し救済” を待つのか、今一度真剣に考え直す時期が来たようです。

台湾からFB仲間が来日時
2018年12月4日撮

訪日客を待つ雨の関西空港
2022年4月5日撮
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台湾の第7代蔡英文総統
任期2024年5月20日

中国海軍空母「遼寧號」
2019年5月19日付

1478話)台湾は「ゼロコロナ宣言!」以後の中国に最大の関心が!

台湾の蔡英文総統は10月10日に行われた双十節祝賀大会で、「戦争は決して台湾統一の選択肢ではない」と力説しました。さらに台湾国防部は台湾海峡の中間線を越える動きが常態化していると、国防予算審議会に報告書を提出しています。2020年度予算において、前年から約20%の190億台湾ドル(日本円=約870億円)増額しましたが、さらに10億台湾ドルの追加要求を表明しました。報告書によると中国の脅しに対して、即応態勢の維持強化に必要であると強調しています。このほど閉幕した中国共産党大会において、習近平国家主席に近しい側近7名が選ばれました。この人事により台湾侵攻計画の実現性が高まったと、日本の軍事評論家のコメントが増えています。しかし台湾の蔡英文総統は「中華民国(台湾)は主権を有する独立国である。これは台湾国民の共通した認識にある」―西側諸国からみれば東アジアの国盗り物語に関心はあるのだろうか。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は8か月目を迎えていますが、世界的な経済衰退はコロナウイルスの感染騒動より深刻さを増しています。「ゼロコロナ宣言!」の一番乗りを狙っている中国に対して、さらなる台湾への軍事侵攻にも最大の関心を持ち続けたいと思います。

1479話)台湾には多くの防空洞とトーチカが残されています!

過去の世界大戦を振り返れば、必ずや大国が小国に宣戦布告して侵略行為を遂行しています。ただ特異なのは日本が米国オアフ島の真珠湾奇襲攻撃により、「第2次世界大戦」が勃発した歴史的事件になります。結末として長崎と広島への原爆投下により、多くの民間人に犠牲者を出しました。第2次世界大戦は1945年8月15日に敗戦を迎えましたが、統治者の日本が去った台湾では「台湾海峡危機」に見舞われたのです。1954年から1955年にかけて、現在の台湾海峡を挟んで中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)の第1次紛争が起きました。さらに第2次、3次と発生しましたが、米国による台湾への後方軍事支援もあり、現在は対外的には「休戦状態」と言われています。手押し井戸ポンプの取材で都市部から地方を回りますと、路地裏や農地にポツンと防空壕(台湾では防空洞)を発見します。第2次大戦では南方や太平洋東方から爆撃機の空襲攻撃がありましたが、「台湾海峡危機」ではすべて西側の中国大陸からの砲弾飛来です。機関銃や反撃砲を備えたトーチカの銃口窓を見れば、第2次大戦か台湾海峡危機に設営されたかの区別が付きます。最近の中国事情において、台湾に残された防空洞やトーチカに注目が集まりそうです。

台南郊外の農民用防空洞!
2次大戦の避難用に設営!

宜蘭市内にはトーチカ設営
東方海上からの対米軍迎撃!

中国からの空襲攻撃に避難
2次大戦の防空洞を活用!

彰化市内にトーチカ発見!
銃口は台湾海峡に向かう

1480話)ソウル市繁華街の梨泰院にて「156名」の圧死者が発生!

手押し井戸ポンプを探して韓国に数回訪問しました。2次大戦中に統治下(韓国では植民地)した日本帝国へのイメージが悪かったのか、終戦後は日本製の手押しポンプは韓国内からほぼ廃棄されたようです。それでも2010年には釜山市や、ソウル市内で5台ほど確認できましたが、すべて開放型の共柄式ポンプでした。ソウル市鐘路区の北村漢屋村にて「安風(アン・プン)ポンプ」を発見しましたが、戦前に広島から東アジアや韓国に輸出された「津田式ポンプ」ではありませんでした。ソウル中心部を少し外れると、ほとんどが急な坂道が続く住宅街になります。10月29日韓国ソウル市の繁華街の梨泰院にて、群衆が殺到して15 6名の死者が起きる大惨事が起きました。釜山市にも訪問しましたが、湾岸沿いに大きな国道と地下鉄が走っていますので、繁華街やみやげ通りは山手側に集中しています。東西の横道は楽に歩けますが、南北の坂道は息が切れてしまいます。コロナ騒動前の釜山市内は中国人や日本人の観光客が多くて、今回ソウルの大惨事ほどの群衆ではありません。外国から日本への入国者数1日「5万人」上限も、11日から完全に撤廃されるので、これから有名な観光地では「雑踏警備」に厳重な警戒態勢を取って欲しいです。

手押しポンプ「アンプン」
共柄式の韓国製造を確認!
津田式ポンプは未発見?

坂道にある「北村漢屋村」
コロナ前のソウル観光地!
2010年6月10日撮

坂道の角のうどん屋さん
ソウル市梨泰院にて
食べ物の屋台が並びます
釜山市国際市場にて
「亞」印の手押しポンプ
大邱市慶尚公園にて

1481話)台湾では2022年11月11日は「1111111」です!

皆既月食と惑星食が終わったお隣の台湾では、2022年11月11日は民国111年11月11日と、「1111111」が7個も並ぶ珍しい1日となります。一部の交通機関では記念乗車券に「」を並べて販売しているそうです。民国とは中華民国が成立した1912年を紀元(元年)とする台湾独自の中華民国農暦です。台湾の官公庁においては、世界で標準とされている西暦で表記されていますが、一部の食品流通業者や近郊バスなどの乗車券において未だに民国表記が行われていました。台湾新幹線や在来線の特急列車は「西暦」に統一されていますが、近郊や高速バスにおいては現在も「民国」の乗車券を見掛けます。利用者が理解できればどちらでも問題ないのですが、日本においても役所内の部署で「西暦2022年」と「和暦令和4年」の2種類が存在していました。高齢者はどちらが正解なのか、路頭に迷う?かも知れません。日本人は右向け!と言われれば、戦前からの教育として真面目に右を向きます。地方の官公庁でも急速に判子の押印が廃止されていますが、なぜか2種類の年号表記が残されていました。お役所仕事なので完全に統一するまで、あと何年かかるのか一市民として見守りたいと思います。

@台湾新幹線の乗車券
西暦2010年表記
A台中発高速バスの乗車券
民国102年表記
@ 嘉義から台南へ出発
2008年2月3日撮
A新幹線より安くて豪華!
座席は幅広2列シート

国民健康保険税納税通知書
和暦「令和4年度」表記

3回目の接種券番号が送付
西暦「2022年」表記