病院職員のFB仲間を訪問
2010年9月4日撮

嘉義市の緩和ケア病院にて
充実した終末医療体制

1310話)台湾でのワクチン接種率は、日本より遅れています!

新型コロナウイルス感染の防疫最優良国である台湾において、医療従事者のワクチン接種率が日本より遅れています。台湾中央感染症指揮センターの発表によりますと、5月4日現在全人口の.3%(約68000人)しか接種が終わっていませんでした。台湾のコロナ感染者は直近1週間で微増にあり、累計の感染者は1183人、死者は12人になりました。ほぼ収束レベルにある台湾でも、新規感染者ゼロは数日しか続かないようです。コロナウイルスを完全に抑えるには、ワクチン接種による感染防止と重症化を阻止するしかありません。しかし台湾のワクチン接種状況は、日本の進捗度に比べて大きく差異があるようです。5月5日現在、医療従事者の接種数は73988人ですが、公費が約53000人、自費が約20000人であり、まだワクチンの在庫が約24万回残されていました。しかし台湾政府のワクチン保有数に対して、総人口2357万人には行き届かない危惧があります。政府と国民には防疫優良国の安心感があり、これがワクチン接種率が伸び悩んでいる原因かも知れません。

台湾中央感染症指揮センターとして、10日から現役軍人、公安従事者、高齢者医療施設、及び65歳以上の高齢者への接種対象を拡大するそうです。さらに台湾政府は各企業に「ワクチン休暇」を推奨して、ワクチン接種の当日と翌日の2日間を公休扱いと通達しました。3月下旬から5月4日まで1回目の接種率は全人口の0.3%、約6万8000人でした。5月に入って国際便の航空会社の乗務員や、入国者隔離ホテル従業員に感染が目立ち始めています。世界的にイスラエルやセシェル、パラオなど人口の少ない国では、接種率は約90%以上を超えています。これが先進国になると100人当たり中国で20人、韓国で7.5人、日本で.3人と、決して自慢できる数字ではありません。コロナワクチンの製造国は迅速に供給する体制を進めていますが、中国は後進国に対して貿易取引の強圧的な姿勢を前面に押し出しています。コロナワクチンの供給にあっては、世界的に「公正中立」な配分が強く求められています。

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台湾の街角歩き!〜宜蘭羅東から屏東東港まで〜
(2021年06月02日在 第1310話〜第1322話を掲載中)
★韓国、香港、カナダ編のコメント、写真を含む★

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FB仲間Rさんと8か月乳児
母親は絶対マスク着用です!
2021年3月10日撮

Rさんの友人の誕生日会にて
出席者全員マスクなしです!
2021年4月17日投稿

国慶節の釜山のバス通り
大韓民国の樹立記念日!
2018年8月15日撮

釜山市内の平和の少女像
日本総領事館の裏通りに
2019年11月8日撮

1311話)韓国の文在寅大統領の支持率は「36.0%」です。

新型コロナワクチンの接種報道に気を捉えられていると、いつの間にか韓国の文在寅大統領の支持率が下降していました。日本の菅首相はコロナ感染者が抑えられなくて、5月10日現在「40.2%」の過半数を割っています。一方の文在寅大統領は「36.0%」とさらに支持率が大きく下降しています。ワクチン供給国からの確保の遅れと、国内的に雇用改善策の効果なし、朝鮮半島の政治的安定化も先が見えない、全くの「四面楚歌」で身動きが取れない状態にあります。米国はバイデン大統領の新政権になってから、米中2国間の緊張感も加速度を増し、朝鮮半島における韓国の出番がさらに狭まりました。韓国の文在寅大統領の任期も2012年5月までに迫って、米国や中国からは外交の話題にも登場しません。韓国民衆の支持率が上昇するには、日本への「平和の少女像問題」「徴用工補償問題」を繰り返すしか有効な策が見当たらない様子です。しかし国民は今晩の食卓で “キムチ” が食べたいのに、文在寅大統領と一緒に日本からの “補償金待ち” の状態です。

1312話)台湾では5月14日に「180人」の感染者を確認しました!

第1310話)で台湾のコロナウイルスに対するワクチン接種率が低いとコメントしましたが、高雄在住のFB仲間Yさんから緊急メールが届きました。「5月14日、コロナ感染者が180人確認されました!」―これまで新規感染者が2か月ほど「ゼロ!」が続いていましたが、武漢型からイギリス型、ブラジル型、インド型へと変異ウイルスが強毒性を帯びてきました。台湾では桃園国際空港入国者に対して水際対策の厳重化を実施してきましたが、5月14日には市中感染者が180人も確認されたのです。15日陳時中衛生福利部長は、屋内で5人以上、屋外で10人以上の集まりを禁止すると発表しました。さらに中華航空の現役操縦士や待機ホテルの従業員を、要注意接触者として2週間の厳重隔離措置を取りました。台湾北部の基隆市や宜蘭市でも感染者が確認されているので、外国貨物船の乗組船員から市民への “濃厚接触者” ありとの可能性も疑われています。台湾ではコロナ感染への「防疫最優良国」として、油断と怠慢、緩み、不用心が、国民の間に “蔓延(まんえん)” しているのかも知れません。

1313話)さらに3日間で「600人」の感染者が確認されました!

武漢新型ウイルスの発生時には、桃園国際空港において武漢市その周辺地域からの入国者を、強制的に2週間の法定隔離措置を実施しました。これにより2020年においても、新規感染者が「ゼロ」の月が何度かありました。やがて強毒性の変異型ウイルスに置き換わって、イギリス型、米国型、ブラジル型からインド型へと、今世紀最強のウイルス感染の流行拡大に見舞われています。台湾国内では14日〜16日の3日間で、今季初めて600人を超えました。9割以上が訪台による感染者として確認されています。日常は親切で優しい台湾の警察官ですが、有事が起きると中華民国憲兵の独自出動も可能になります。第三国(中国を仮想)からの領海空域の侵略に備えて、台湾陸軍直属の任務と権限が与えられています。日本のようにワクチン集団接種のために、自衛隊の医務官や看護官が派遣される “無駄遣い” はありません。365日24時間体制で、「台湾海峡」への警戒と防衛監視任務を続けています。さて医療先進国である日本において、医師と看護師が不足している?ーもはや開発途上国レベルの問題でしょう。

基隆市北部の港町の警察官
2012年1月28日撮

老人施設でマスク着用
家族も面会禁止です!
彰化市の老人施設にて

1314話)台湾の感染原因は、国際貨物機の外国籍パイロットでした!

2020年末頃に中国武漢市で発生した新型コロナウイルス(台湾では武漢新冠病毒と呼称)感染症は、中国や米国、イギリスなどにおいて新規感染者数が減少傾向を見せています。成田国際空港での水際防疫対策に遅れがあった日本において、新たにインド国内で変異した強毒コロナウイルスの侵入を確認しています。そして台湾では変異型ウイルスによる感染者が日ごとに増加しています。昨年はIT大臣によるマスク配布が順調に進んで、国民のほとんどが「安心、安全」な日々を送りました。ここに外国籍のパイロットが台湾国内にコロナウイルスを持ち込んで、台北市や新竹市を中心に全国規模で感染者が広がりつつあります。日本と同じような島国である台湾ですが、完璧な空港での水際防疫対策を実施しても、国際貨物機のパイロットへの3日間の「優遇待機期間」は短ったようです。本人に症状が出ないうちに繁華街を飲み歩いたので、当然のようにコロナウイルスの “運び屋” になったのでした。日本の古いことわざに『マッチ一本火事の元!』―を思い出して、日本の全国民がマスクをして「3密!」を避けましょう!

518日〜61日まで
小学幼稚園はお休みです!
社頭郷のFB仲間の家族

日本〜台湾往復の再開は?
年内の台湾行きは見送り?
2018年の桃園国際空港

1315話)「没問題!(問題ない、気にしない)」台湾人の口ぐせです!

手押しポンプの確認取材で何度か台湾を訪問していますが、案内人であるFB仲間から「没問題!」のセリフを聞きます。台湾語では「メイ・ウオンテイ」の発音になります。お互い約束などの行き違いがあっても、「問題ない、気にしない」と相手を不快な気分にしない配慮を感じます。遠方から来た日本人を「歡迎光臨、千客万来」―心からのおもてなしを表現しながら客人を迎え入れてくれます。しかしこの度の新型、変異型コロナウイルスの感染に関しては、手のひらからこぼれた「一滴のウイルス」により、生活用品不足や近隣に対する疑心暗鬼が表面化してきました。自分はしっかり感染対策を取るので、他人からウイルスを感染しないで!―日本人から見れば過剰反応に見えますが、台湾ではアジアからのサーズやマーズによる感染拡大を経験しているので、今回は人目も気にせずに自己防衛や感染対策に最大の警戒を続けています。「防疫最優良国」の責任者である蔡英文総統に対して、油断と慢心、不注意、気の緩みへの抗議の姿勢を強烈に表しているようです。今回のコロナウイルス再感染に関しては、台湾国民から「有問題!(問題あり)」の声が聞こえてきそうです。

コロナ再感染で厳重警戒!(高雄在住のFB仲間Yさん投稿)
   2021年5月20日台北市、高雄市にて撮影

1316話)米国のバイデン大統領は「台湾問題」に注視しています!

米国バイデン大統領の外交政策の大きな特徴は、北朝鮮の非核化より中国の周辺諸国への「領海侵犯」に注視しています。日本へのミサイル発射が年中行事の北朝鮮には関心がなく、台湾海峡やインド洋の安全航行に重大な危機感を持っているようです。トランプ前大統領の置き土産となった米中2国間の貿易関税については、双方が不均衡にならないよう輸出入総量の五分五分に落ち着いています。工業製品を買ってもらいたい中国に対して、農業産品を売りたい米国にとっては、関税ばかりを高くするとお互いの儲けが減ってしまいます。やはり13億人の国民の購買力は世界でも魅力的であり、多少の無理難題も米国は受け入れざるを得ないのでしょう。しかし外交問題の最大の難題である「台湾問題」が、バイデン政権になってから大きく脚光を浴びているのです。中国政府の「一つの中国」の外交方針について、台湾国民のほとんどが「NO!」の意思表示をしています。台湾は米国製の潜水艦の部品を調達したり、ベトナム軍やフィリピン軍と共同で南沙諸島の島嶼海域偵察部隊を編成しました。中国海軍による南沙諸島への横暴な占有行動に、ついに3か国が抗議による反撃を開始しました。

中国軍の空母「遼寧號」
台湾海峡を北上する!

蔡英文総統による抗議!
ベトナム、フィリピン共同

皆さん近寄らないで!
ホームでも距離を確保

車内に宇宙飛行士が!
台湾人は真面目です

チューブで乾杯です!
蔡英文に「有問題!」

1317話)日本と台湾は「世界で安全な国の番付」の順位を落としました!

米国の調査会社による「世界で安全な国の番付」が発表されました。5月度の速報値として東アジアのシンガポールが、世界における安全のトップの座から陥落しました。新型コロナウイルス(台湾では「武漢新冠病毒」と呼称)に関しては、順位を落とした上位7か国地域すべてがアジア諸国でした。ワクチン接種の初期段階で出遅れた日本は、7位から一気に14位に急落して、コロナ感染者がほぼ収束したと言われた台湾でも、なんと5位から15位へと急降下しています。ITオードリー・タン大臣によるマスクの完全配布で防疫優良国の台湾でしたが、新型コロナウイルスの変異株は小さな島国であっても、桃園国際空港検疫の網の目をすり抜けて域内へと「侵略!」したのです。武漢から英国、ブラジル、インドへとコロナウイルスの強毒性の変異スピードが加速して、人種やDNAに関係なく全世界の隅々にまで感染が急拡大していきました。中国とほぼ同じ総人口約13億人を有するインドにあっては、ほとんどの国民が妄信的な宗教崇拝者であり、マスク着用などの「3密」による感染予防対策の効果は期待できません。

しかし欧州や米国はコロナ大流行が治まる傾向にあり、下位から上位へと大幅に数値改善を見せています。都市封鎖や外出禁止を実施しながら、特効薬であるコロナワクチンの接種に全力を集中しています。東南アジア諸国にあっては、「安全な国」から「不安、心配な国」へと評価が下がっています。5月25日現在のワクチン接種率を比べてみると、1位はニュージーランド4.8%、2位はシンガポール29.9%、日本は14位.1%、台湾にあっては15位.6%の低い数字でした。これは人口100万人に対する感染者数や死亡者数、陽性率などの要素も考慮されています。「先進国の70%がワクチンを独占確保している」―先日もWHO事務局から苦言もありましたが、武漢での新型コロナウイルスの感染は世界的な流行にならない、と断言したテドロス事務局長の誤った初期判断も追及されるべきでしょう。先進国から後進国までコロナウイルスはまん延していますが、インドの感染大流行が “コロナ終焉” の地となるかは、ワクチン製造から供給へと停滞のない接種活動の迅速性が求められます。

日本の関西国際空港にて
格安航空「P」の駐機場

台湾の桃園国際空港にて
 関空行きの大手航空「C」

1318話)FB仲間Tさんから「1回目のワクチン接種に行きました!」

九州南部の田舎町(?)に在住のTさん(72歳)からメールが来ました。「5月25日に第1回目のワクチン接種に行きました!」ー新型および変異型コロナ騒動に巻き込まれた日本人として喜びのメールでしたが、30%以上のコロナ感染予防と重症化を防ぐ効果を期待しているようです。Tさんは九州南部の人口約10万人ほどの田舎町に住んでいますが、それでも午後3時からの接種時間には十数人の高齢者が集まっていたようです。主治医の問診と看護師のワクチン接種投与を合わせて、わずか15分ほどで終了したそうです。20分ほど待合室で待機してから、次回は3週間後の6月15日と指定されました。都市部の接種会場では電話とパソコン予約に手間がかかり、ワクチンの手配数と接種者数とが一致しない混乱も生じています。普段から近所のかかり付け医がある市民は、都会より田舎に住んでいる「恩恵(メリット)」を実感したかも知れません。夏場は大きな台風が数回は上陸する九州地方ですが、日本は「国民皆保険制度」があるので前期・後期高齢の年代を迎えても、全国的に平等に医療制度が受けられます。まずは “3密” を避けながら、2回目の接種日を待ちたいと思います。

1回目のワクチン接種終了
次回は6月15日予約

←次回は6月15日 

近所のかかり付け病院にて
問診と接種は15分ほど!
地方は短くスピードあり

台湾国内から「感謝感謝!」
ワクチン接種は高齢者優先に

東北大震災の義援金倍返し!
蔡英文総統も日本へ謝意表明

1319話)日本政府は「ワクチンの一部を台湾に提供する」との方針です!

台湾在住のFB仲間Oさんから深夜にメールを受信しました。「日本政府はアストラゼネカ製のワクチンの一部を台湾に提供する」ー日本より1時間遅れの台湾ですが、人波が途絶えた台湾各地から喜びの歓声が上がったそうです。外国籍の国際パイロットによる域外からの感染が発生すると、都市部を中心に連日のように新規感染者の増加が止まりません。台湾は英国製と米国製、ドイツ製の3社からのワクチン供給契約を締結していますが、「台湾」の表記に関して中国から“横やり” が入りました。製造工場から継続したワクチンの入荷ができず、桃園国際空港の税関部署において足止めが続いています。日本政府は米国の2社と2億4000万回分の契約を結んで、英国アストラ社については9000万回分の国内生産が承認されました。「血栓の副反応がある」と中国からの批判もありますが、英国アストラ社と日本政府において、製薬会社および提供者の最終責任の区分を明確にする必要があります。しかし余剰ワクチンとして使用方法が検討中であり、ひとまずワクチン入手困難な台湾へ提供するに何ら問題は発生しません。むしろ東北大地震の災害時において、台湾国民から200億円を超える多大なる義援金への “友好の倍返し!” に匹敵するでしょう。

台湾の総人口は約2350万人ですが、日本の65歳以上の高齢者数は3617万人になります。5月29日現在、日本のワクチン接種率は「約9%」と一向に進捗していません。何事も完璧な手順で実施したい日本政府ですが、少しの不具合があっても高齢者へのワクチン接種を継続するべきでしょう。台湾ではIT大臣オードリー・タン氏が、国民に対してマスクの完全配布の実績を上げています。すでにワクチン接種に関するスマホアプリも準備しているので、これからワクチンの入荷待ちの状況にあります。日本人は右向けと言われれば素直に右を向きますが、台湾人はやや自己主張が強い傾向?にあるので、若者から高齢者まですべて納得してワクチン接種に参加してもらいたいです。日本が提供する英国アストラ社のワクチンは、普通の医療用冷蔵庫で長期間保管できるので、小さな病院でも容易に取り扱えるので問題ありません。そして中国企業から利権がある日本の政治家にとって、今回の菅首相の “英断” に眉を曇らせているかも知れません。目先の東京オリパラ五輪の強硬開催と、秋口の総選挙を見据えた政治的判断も加わっています。日本の成田国際空港から台湾の桃園国際空港に、ワクチンが到着するニュースを “ 一日千秋” の想いで待ちわびています。

1320話)中国では「3人」までの出産制限緩和を認めました!

中国国家統計局は2021年末における人口調査結果を発表しました。14億1178万人―総人口が建国以来を超えましたが、15〜59歳の生産年齢人口が減少して、出生率も前年より2割減の約1200万人に落ち込んでいます。これは日本などの先進国において、国家の存続を左右する大きな悩みでもあります。中国は1976年から40年続いた「一人っ子政策」を、2016年に2人まで認める政策に変更しました。それでも歯止めはかからず、2021年5月から再び「3人」までの制限緩和に踏み切りました。有り余る労働人口により製品単価を極限まで切り下げて、世界各国から「大量生産の製造工場」の役目を務めてきましたが、働き手が減少すれば「人件費=加工賃」が上昇するのは、自由競争で避けられない原則でもあります。近隣国であるベトナムやインドネシアなど発展途上国からの追い上げもあり、労働人口の回復は内政面での緊急課題として、結婚適齢期の若者への就労改善や賃貸住宅支援の制度も充実してきました。国家の方針として子供を1人に抑えたり、3人に増やしたりと “猫の目政策” が中国政府の強みでもあります。はたして台湾や日本でもこれが実現するでしょうか?

嘉義市在住のFB仲間Rさん
子供は姉、妹、弟の3人!

社頭郷在住のFB仲間Mさん
子供は姉、妹、妹の3人!







宜蘭市の宜蘭縣史料館にて
2016年1月15日撮

仲良し老夫婦の刻印屋にて
2015年5月11日撮

1321話)変異型ウイルスの呼称がギリシア文字に変更されました!

新型コロナウイルスは変異型に姿を変えながら、直近ではベトナム型ウイルスが確認されました。元をたどれば2019年末頃の中国武漢市にて原因不明の新型肺炎患者が急増して、年が明けると欧州や米国、南米へと感染拡大が止まりませんでした。さらに2021年5月には、中国に次いで総人口2位(約13億6600万人)のヒンズー教大国のインドへと流れ付きました。わずか1年半の期間でほぼ地球を一周した計算になります。そして5月31日、突然にWHO(世界保健機関)は変異株ウイルスに「ギリシア文字」を使用すると発表しました。

英国株→アルファ(α)南アフリカ株→ベータ(β)

ブラジル株→ガンマ(γ)インド株→デルタ(δ)ベトナム株→イプシロン(ε)

インド政府から急拡大している変異型ウイルスに対して、「インド型」の国名を付けないで欲しいとの要望があったそうです。世界的に流行国への偏見と差別を生む懸念があるとの理由ですが、他国から見れば入国制限での明確な判別が出来ると多数の意見もあります。なお中国武漢市で発症した新型コロナウイルスは、昨年春には「COVID―19」の呼称に変更されました。台湾でも対外的な報道表現において順守していますが、高齢者の間では「武漢新冠病毒(武漢新型コロナウイルス)」と、“単純明快” な呼び方で広く認知されています。

1322話)「芯まで甘〜い!」台湾産のパイナップルを買いました!

2021年2月26日、中国は3月1日から台湾産のパイナップルの輸入停止を発表しました。中国の衛生当局は輸入禁止に該当する害虫を検出した、との一方的な衛生報告書だけでした。2020年度の台湾農産物の対中輸出量は約47万600万トンですが、10%の約5万トンがパイナップルで占められていました。蔡英文政権による「北(北京)から南(東南アジア)への脱却」に対して、習近平総書記の経済的な締め付けの強化が答えになったようです。引き取り先が閉ざされた台湾産のパイナップルの輸入を決めたのは、台湾からの冷凍枝豆の輸入実績のある東京のI商事会社でした。台湾では「芯まで甘く食べられる!」との評判があり、4月中旬には東京都内で先行販売がありました。1本580円とフィリピン産より2倍高い販売価格になりましたが、SNSでの「いいね!」の評価が一気に増えて、ついに九州地方の量販スーパーの店頭にもお目見えとなりました。果物売り場の片隅にありましたが、台湾産のバナナも見たことがない九州地方において、台湾産のパイナップルがある深〜い事情を知るお客さんは少ないでしょう。東北大震災の義援金の恩返しに、ぜひ1本買ってみて下さい!

九州地方でも販売に!
店頭価格1本580円

台湾産の甘い香りが!
2021年6月1日撮

芯まで甘く完食です!
2021年6月1日撮