台湾の街角歩き!~宜蘭羅東から屏東東港まで~
(2019年08月06日現在 
1019話~第1027話を掲載中)
★韓国編のコメント、写真も含む

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第1019話)手押しポンプは台湾人のそばにあるのがピッタリです!
 
広島の津田喜次郎が発明製造を始めた「津田式ポンプ」ですが、なぜか台湾人の高齢者のそばにあるのがピッタリの風情を感じるのです。壊れたポンプの部品を修理しながら、先代から孫子まで大切に受け継いでいるからでしょう。日本では文明の利器である乗用車の駐車スペースを優先したので、古い住宅の敷地から手押しポンプが追い出されたのでした。それでも台湾の各地を歩きますと、軒先や庭先には忘れ形見のように残されているのです。ポンプを取り外してスクラップ屋に売っても、年寄りのお小遣いにもならないでしょう。自分たちの寿命が尽きるまでは、先代の意志を受け継いでそのまま取り置くようです。手押しポンプの保存資料から、約70%が現役で活躍していると推測します。
軒先で一服のお婆さんと
先代からの手押しポンプ
  部品のピストン棒が破損
庭先の洗い場にて活躍中!
  約70%が現役と推測 トップページ参照

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戦時中の空襲で右眼を負傷
統治時代の生き証人です!
  高雄市林園区頂厝路にて
第1020話)高雄のYさんから「木薯澱粉奶茶が50元になった!」
 
米中間の貿易関税追加措置が発令されてから、まもなく2年が過ぎようとしていますが、G20大阪サミットによる二国間首脳の顔合わせ以後も大きな進展がありません。2019年上半期における日本の産業界の景気指数も、米中間の貿易取引額の減少に連動して「悪化」の領域に入っています。大型犬同士のケンカに巻き込まれて、仲裁が出来ない中小型犬は様子見しかないようです。全国的に参議院選挙モードに突入していますが、秋に実施される消費税10%まで待ったなしの土壇場に置かれています。家電業界や新築住宅などの駆け込み需要も低調であり、労働者の所得増加の実感がないのがマイナス要因となっています。ところが開戦中である「米中貿易戦争」を横目で見ながら、上昇気流の追い風に乗っている国がトライアングル的立場にある「台湾」でした。2019年上半期の貿易報告書によると、台湾国内の各産業における輸出総額が増加傾向に転じているーという朗報でした。
 
高雄のFB仲間さんからメールが来ました。「木薯澱粉奶茶(タピオカミルクティー)が50元になった!」と、かなり不満そうな内容でした。近所のドリンク屋でいままで大サイズ45元なのが、今週から突然50元に値上げしたそうです。さんは店主に値上げの原因を聞きました。最近は日本でタピオカミルクティーが大人気になり、高値で買ってくれる日本の業者に優先的に輸出しているそうです。おかげで純台湾国産のタピオカの在庫が少なくなり、タイ、ベトナムなどの二流品のタピオカも仕入れています。原材料はキャッサバ芋のデンプンを煮込んで、小粒状に加工するのに温度管理が重要になります。100gのタピオカと白米は同じ約160㌔㌍もあります。腹持ちがいいので都内の路上では飲み残しが捨てられて、高温の夏場における衛生上の問題が発生しています。日本人は新しい物に飛び付きますが、”飽き” が来るのも早いですので、さんもうしばらくお待ちください。
FB仲間のYさん若夫婦
果実の瓶ジャム加工販売
 2018年5月10日撮
タピオカミルクティー
 高雄で50元に値上げ!
第1021話)中国で暑い時にお腹を出す「北京ビキニ」は禁止です
 
中国の首都北京市より南へ400kmに山東省済南市があります。人口約700万人なので、埼玉県の約720万人と同じくらいの中級省都になります。習近平総書記による経済発展推進策と並んで、文明国家としての振る舞いを身に着ける条例が増えています。特に公共の場所で最低限守るマナーの順守が徹底されているのです。北京オリンピックや北京万国博覧会の開催を契機として、市中にゴミを捨てない、順番よく行列に並ぶ、公共施設にて大騒ぎしない、外国人への案内を心掛けようーこれらは先進国では当たり前の必須項目ばかりでした。そして今年の盛夏を前にして、市当局は炎天下で涼む目的のために、シャツの腹をまくる「北京ビキニ」を禁止する取締り条例を公布しました。中国では中高年の男性が腹を出して歩くのは、健康的で金持ちである象徴のような風習が残されていたのです。市当局は非文明的な振る舞いとして、「注意、警告、罰金」の3段階の履行措置の実行を開始しました。
「大溪老街」の観光案内嬢
福祉大からのボランティア
  2009年7月6日撮
台湾の軒先では裸は自由です!
物腰が”超”軟らかい?お爺さん
  2018年5月10日高雄にて
両腕の”刺繍”にドッキリ!
    これは台湾の「文化」です
「来年1月の総統選候補に現高雄市長の韓國瑜氏が選出された。もし総統選に勝利すれば中国への輸出入取扱い総量が増加する!」ー高雄のFB仲間さんより心配そうなメールが来ました。202011日は次期台湾の総統選挙の投票日ですが、民進党は現総統の蔡英文氏が候補者に選ばれました。続いて国民党の公認候補として、現高雄市長の韓國輸氏が選出されました。韓氏は中国との経済関係促進を目指していますが、「一国二制度」については台湾国民の意見を尊重するーあくまで中国政府の顔色をうかがう姿勢は崩していません。若者には米国のトランプ流の派手な演出に、短期間で支持率も増えています。国民調査では台湾の現状維持派が約60%を超えていますが、「明日の飯代を稼ぐ仕事が欲しい!」が若者の本音でしょう。そして国内の経済環境が一向に改善しない、蔡英文政権への不満度も沸点に達している、来年の総統選挙は “一波乱” 起きそうな予感がしてきました。
第1022話)総統選候補に国民党から韓國瑜氏が選出されました!
国民党候補韓國瑜氏
  第4代現高雄市長
2020年1月総統選
民進党候補蔡英文氏
 第14代現台湾総統
第1023話)”最後の晩餐” は、台南の「○○○小籠湯包」に決定です!
 
テレビの料理番組にて「あなたの “最後の晩餐” のメニューは?」と、必ずゲストに質問をする場面が見られます。答えとしてはカレーライスや天ぷら、丼飯、お袋のコロッケなどがありました。日本ではお正月のおせち料理から夏場の冷麺まで、季節に合わせたメニューが一年中食卓を飾っています。手押しポンプ取材で台南在住のFB仲間さんと再会すると、まず新しく発見したポンプ情報の確認取材の打ち合わせです。昼間のカンカン照りにもかき氷や冷たい水を飲みながら、さんのバイクの後席に乗って台南郊外を走り回ります。さんは会社勤めの合間の時間を利用したり、大学4回生のさんも集まってくれました。台湾に残された手押しポンプを探しても、1円の報酬にもならないのですが、毎回お世話になるメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。さらに夕食の時間へと続いていきます。
 
「台南に来たからには、空腹で日本へ返せない!」ーと台湾の仲間のおもてなしが始まりました。いままで何回か地元の食堂に招待されましたが、今回の台南市東区の「○○○小籠湯包(ショウロンタンパオ)」は台湾でナンバーだと思いました。一人前7個85元(約340円)は安くて中身の汁が “激うま” でした。「小籠湯包」は台南でも競合店が多いので店名は遠慮しましたが、台南駅からタクシーで東方向に1メーター(80元)ほど走ります。夕方の6時過ぎでしたが、店内はほぼ満席状態です。水餃子や酸辣湯、春巻き、坦坦素麺など、さんによる注文品でテーブルは埋まりました。皆で分け合いながら中国語、英語、日本語を混ぜながら “日台友好” の時間を過ごします。いつかは来るであろう人生 “最後の晩餐” として、日本人ですが台湾台南市の「○○○小籠湯包」に決定しました。
○○○小籠湯包」
  台南市の超有名店
FB仲間のOさん
  台南在住の会社員
大学4回生のBさん
   研究会のメンバー
第1024話)台南のFB仲間Mさんは民間人の消防分隊所属です。
 
大都市や周辺部の居住地で火災が発生すると、最も近接する消防署から火災対応の消防車が現場に出動します。地方都市近郊の農村部においては、最小単位の町内会分団所属の小型消防車にも召集が命じられます。近年の人口都市集中化が加速して、地方において町内会の自衛消防団員が大幅に減少しているそうです。台南市中正区にて親子二代で金物商店を営んでいる10年来のFB仲間Mさんは、台南市政府消防局の中正分隊に志願して6年目になります。火災現場に出動すれば規定の手当てが支給されますが、年に4、5回ほどの分隊員同士の食事宴会が一番の楽しみでもあるそうです。さんの仲間はネットニュース新聞で働いていますが、日本担当の記事や編集を請け負っていました。このたびの京都市宇治区で発生した「ガソリン放火事件による34人死亡の大惨事!」について、まだ日本で未発表である死亡者の最新記事の第一報が配信されたそうです。
 
さんに確認してもらいましたが、死亡者の半数以上が若年の女性ですーくらいしか判明しませんでした。日本語と中国語の微妙な壁があるのに、日本の報道各社より警察当局への取材力には驚きと感心がありました。まだ数字については1週間先になりそうですが、アニメ制作現場における女性の比率が高いのは想像できそうです。大枠の構図などは男性が担当して、人物の細かい色使いや背景色などは女性が得意分野だと思います。ニュース映像からの判断ですが、建物外壁には2、3階からの非常階段がなかったり、バルコニーへの内部出入り口が木製障子で覆われたり、さらに日常的に70数人の社員がスムーズに移動出来る作業空間だったのか?少し考えてもあれこれと不安点が湧いてきます。ガソリン放火事件としての捜索を進めると同時に、火災時における防火避難体制に不備はなかったのか、と消防署警察署の両面から切り込んでもらいたいと思います。
民間人の消防分隊所属です
  台南のFB仲間のMさん

食堂経営Sさん

FB仲間Mさん
仲間は食堂経営の店主です
いづれも6年目の活動中!
  日本では民間消防団が減少
第1025話)「大溪老街」の高齢者の “その後” が気になります。
 
少子高齢化」の数値的な更新スピードは、なんと韓国や台湾が日本を追い越したそうです。先進国の総人口が少ない国ほど、新生児の誕生数が減るのは想像できます。給与所得の多い仕事を求めて都会に出る若者が増えると、地方に残された両親は高齢になっても健康に気を配るのです。ところが都会では思うように蓄えも増えずに、結婚や出産までの “夢物語” が次第にしぼんでいきます。先進国の行き着くところには、かならず「少子高齢化」が待ち受けています。台湾にて手押しポンプの取材で何度も地方を訪れましたが、表や裏通りで目立つのは高齢者の出歩く姿ばかりで、子供達が元気に遊んでいる光景を目にする機会が少なかったです。周辺の住民と会話できるのは、やはり子供より高齢者に出会った場合が多くて、それは日本語を覚えている世代でもあるからです。台北市より南西に約50km離れたところに、昔からの名物みやげ店などが集まる「大溪老街」があります。訪問時期は2009月中旬でしたので、日本にも負けない位の大陸からの冬の季節風が吹き付けていました。
 
二連の手押しポンプを確認してから、昼食に立ち寄ったのが屋号「百年油飯」の食堂でした。おこわ飯に豚肉を一緒に炊きこんだ一品と、野菜スープや煮物が美味しい味でしたが、店内には兵隊さんと家族の集合写真が大きく飾られていました。「武運長久」「皇軍奉公」などの幟旗が戦時下の緊張感を表しています。まさに「百年」の歴史を感じる店内でしたが、店の入り口横に軍帽をかぶった高齢者に気が付きました。季節は1月中旬でしたので、国防色の分厚いジャンパーを着て椅子に座っていました。年齢は90歳過ぎと思われますが、戦時中の日本人の兵隊を思い起こします。「こんにちは!」と日本語で話し掛けると、懐かしそうな笑顔で答えてくれました。記憶の外に置いてきた日本語を思い出しながら、戦時中には日本陸軍からの召集礼状が届いて、本土の下関方面の後方部隊に配属されたようでした。戦後は台湾軍属として台湾の防衛にも奉仕されたそうです。わずか数分のやり取りでしたが、日本統治時代の台湾を象徴している “生き証人” として、10年過ぎた今でも心に残っています。
日本軍と台湾軍にご奉公!
日本統治時代の”生き証人”
  2009年1月11日撮
2年後に写真を届けました
大溪老街の食堂の先代店主
  2011年1月21日撮
「大溪老街の老人は、百年前から同じ親族です!」
 
前段のコメントを掲載したその日の深夜に、高雄のFB仲間さんからメールが飛び込んできました。「大溪老街の老人は、百年前からの同じ親族です!」ー食堂の店内にあった日本陸軍への召集時の写真に、『游家兄弟‥』の説明文があったのでさんの父方の同族になるそうです。親戚たちの後ろにあるのぼり旗にも『祝游長○‥』の激励文が描かれていたので、大溪郷には百年前から親族が居住していた証明になったようです。日本の統治時代において民間人の写真は貴重なので、当時の「游家」は大溪でも有力者の一族であったと考えられます。手押しポンプの取材で訪れた地方の食堂での一枚の写真から、FB仲間さんの先代の同族とのルーツが判明したのでした。
店内には召集時の集合写真
  2009年1月11日撮
FB仲間Yさん父方の親族です
    2009年7月6日撮
(最新速報)
27日、京都府警は35人目の身元を特定しました。姓名については遺族と保留中です。
男性14人、女性21人、全員の身分は正社員で、半数以上が20~30代の若年者でした。
死因は焼死が26人、一酸化中毒死4人、窒息死2人、全身やけど2人、不詳1人でした。合掌。
第1026話)「東京→大邱 500JPY 」ー大幅な激安セールです!
 
7月4日、日本政府は対韓国への半導体関連材料品目に対して、簡略手続きから個別の輸出申請に切り替えました。日本の一部の報道機関は、「輸出管理の規制強化」との見出しが目立っていますが、他国と並んだ手続きの同一化に戻しただけのようです。まだ1カ月も経っていないのですが、半導体製造企業や大手家電メーカー、自動車製造会社の株価が急降下しています。その昔、浦賀港に来航したペリー艦隊の黒船を見た日本人は、「たった隻で夜も寝られない!」と言い伝えられています。今回の規制強化に当てはめると、「たった品目で韓国経済は‥」になりそうです。さらに官公庁や民間人の交流事業も延期になり、「日本製品を売らない、買わない」運動が始まり、日本への団体ツアー旅行も中止にと、韓国政府主導による一方的な反日行動が目立ち始めています。
 
たとえば7月29日現在のLCC航空「」のHPを閲覧すると、「東京→大邱 500 JPY 」これはタクシー片道料金より大幅な激安セールです。手数料や空港税金等は別途支払いますが、旅行業界の夏場の稼ぎ時の激安セールにはビックリしました。とりあえず10月26日まで募集中ですが、突然中止となる可能性も考えられます。後発のLCC会社においては、地方空港への離発着を休航する処置を取り始めました。韓国からの予約客が50%以下に激減したので、採算割れの赤字で飛行機は飛ばせません。文在寅韓国大統領の冷静さを失った言動によって、内閣府や司法や行政から民間の商業活動にまで、深刻な “負の連鎖” が起きて収拾が付かない事態と言えそうです。韓国から日本へは割以上がリピーター客なので、LCC航空が休航すると料金の高い大手航空会社の選択しかありません。とにかく日本製の美味しいビールを、日本国内で1人でも多くの韓国人に飲んでもらいたいですね。
「東京→大邱500JPY~
   LCC「A」のHPから
釜山行きのLCC航空機
韓国から訪日客が激減!
  2019年5月22日撮
第1027話)この夏、韓国人は渡航先を台湾に変更しました!

5年前に手押しポンプの取材で台北駅構内に立ち寄った時に、台湾の旅行社に勤める社員と立ち話をしたことがありました。当時は観光旅行を希望する国の1位は韓国、2位は日本、3位は中国でしたが、台湾人の日本を想う思慕の気持ちは世界で一番ですと、声を大きくして熱く語ってくれました。それから月日が流れて2019年8月上旬現在の順位は、1位は日本、2位は香港、3位はシンガポールという並びになりました。日本の隣国である韓国との政治経済的な諸問題には関係なく、兄貴か父親、教師のように尊敬の念を持ち続けている台湾人には、日本を訪問したい気持ちに一片の後退もありませんでした。いまは韓国内では日本への民間人による文化交流や、海外渡航を制限している流れがあり、行先変更として台湾を目指しているようです。2020年東京五輪、パラ五輪を控えて日本国内は外国人で満杯状態です。しばらくの間、韓国人が ”おじゃま” しますが、台湾の皆さんよろしくお願いします。

韓国の文在寅大統領手作りの日替わり弁当のように、手を変え品を変え日本への 口撃メニューが発表されています。世界経済の1、2位である米国と中国の各首脳会談を実現しながら、北朝鮮の核ミサイル開発と発射を止める事ができなかった、が各国の外交評論家の共通した結論でした。いつしか韓国の経済活動も停滞を続けて、脱出口が見つからないうちに、ひたすら日本への不平不満をぶつける毎日になったようです。「日本への旅行を制限する」ーこのパターンはどこかで聞いたような文言です。いつもの中国が台湾への団体ツアーを渡航規制する事例と同じでした。半年おきに台湾へ向けて観光業界を困らせる嫌がらせであり、来年の総統選挙に向けての国民党を擁護する姿勢が目立ちます。本来ならば国民の自由意志にて、国内外への旅程に制限があってはなりません。この夏は韓国人は台湾へ 南下して、中国人はさらに日本へ 東進との動きが活発化するでしょう。

台南在住のポンプ仲間達
 2018年5月12日撮
嘉義在住のジュース屋一家
  2018年5月14日撮