台湾の街角歩き!〜宜蘭羅東から屏東東港まで〜
(2019年04月04日現在 第953話
〜第961話を掲載中)
★韓国編のコメント、写真も含む

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第953話)格安航空会社さんへ、1人65sを標準運賃にできませんか!
 
このほど韓国の国土交通省は、格安航空会社社に事業免許を交付しました。大手2社とLCC10社の、計12社による搭乗客の争奪戦が激しくなりそうです。高齢者は反日デモのため集会で国旗を振り続けていますが、若者の労働者層は今年から最低賃金がアップする朗報もあり、”あこがれの国” である日本への観光軍団の上陸が始まりそうです。国内経済と外交問題は切り離して、自分で稼いだお金を持って日本へと押し寄せるのです。ここ数年は100万人ずつ訪日客が増加していますが、なんと割以上がリピーターとして日本各地の空港や港湾に上陸していました。これから韓国のLCC3社が参入して来るので、日本の先発LCCは世間が驚くような “運賃改革が求められます。日本と台湾を20数回往復している経験から、下記に画期的かつ大胆な提案を記しておきます。
 
前回のコメントで掲載したように、「」航空の機内持ち込み手荷物が「7kg」に減量制限されました。重量超過した荷物は、預け入れ料金3200円の別料金が発生します。ビルなどのエレベーターには積載制限があり、基準は1人65s法令で決められています。欧米では72〜75sと日本人より約10s重く計算されます。たとえば飛行機の搭乗客で日本人60s、欧米人90sの体重差がありながら、機内持ち込み荷物が一律7sとは不公平に思うのです。二人には30sの重量差があるので、日本人男性平均体重65sを「標準運賃」として、+10sにつき100円から500円の追加料金を徴収します。肥満体の搭乗客からクレームがありそうですが、文句を言う前に65sまで痩せることです。このグッドアイデアを日本のLCCが採用してくれるのを待っています!
60sの標準日本人
  高速バス車内にて
100s?の欧米人
 日本人より+40s
90s?のアジア人
 日本人より+30s

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第954話)安倍首相の支持率は39%に、文大統領も45%に下落!
 
6月28日、29日の2日間、大阪で主要20か国首脳会議が開催されますが、この時に中国の習金平主席が来日するのか注目されています。党のナンバー2である李克強首相は15日の会見で「日中韓の自由貿易協定(FTA)による互恵的協力関係を築きたい」と発言しました。最近の中国の貿易経済失速状態と、韓国の北朝鮮融和化の後退によって、同じアジアの一国である日本の安倍首相に対して、内政外交問題のかじ取りに注目が集まっています。3月14日に実施した安倍内閣の支持率は「39.0%」と前月より下降、不支持率は「36.4%」でした。国民としては “半値以下” の自民党に対して、不本意ながらも “お任せする” あきらめ感が漂っています。
 
一方韓国の文大統領の支持率は、調査会社3月14日発表によりますと「45.0%」でした。前回よりやや減少しましたが、逆に不支持率は「50.1%」と過半数を上回っています。2年前の大統領就任時には「84%」を記録したのですが、これは朴槿恵前大統領の不祥事に便乗したと言われています。下落の原因については2回目の米朝首脳会談が決裂して、北への非核化および融和政策への不信感が噴出したようです。さらに米軍による駐屯部隊の費用負担の増額が、日本と韓国政府に突きつけられました。中国がくしゃみをしたら、周辺国は “肺炎” で寝込んでしまうーと言われるくらいの依存度があるので、今後の2国間の景気の回復状況が注目されます。
就任時の文在寅現大統領
  2017年5月11日付の新聞
観光客が減った釜山駅前
  2018年2月28日訪問時
第955話)大阪ナンバの看板は、気配り “世界一!” です。
 
海外旅行において目的地に行くには、現地の人に道を尋ねるかタクシーを利用するか、今ならスマホの地図画面でおおよその方向が決まります。釜山市をぶらり散歩した時に、目の前にバス停留所の案内板がありました。そばに寄って行き先を探しましたが、すべてハングル文字で表示されていました。ここは韓国釜山市内のバス通りですが、外国人が市内バスを利用するとは1%?も考えていないようです。海外からの観光客は団体バスかタクシーを利用するだろう、とのお役所独特の古い固定観念もあり、外国人に対する気配りや配慮が不足しています。
 
急ぐ旅ではない旅行者も増えているので、その国の市民と一緒にバスに乗り合わせる事も、滞在中の想い出となって心に残ります。小銭を出しながら運転手に運賃を聞いたり、車内の乗客と目的地のバス停を教えてもらう、など民間交流にもなるでしょう。ある時、大阪ナンバの回転寿司屋の看板に目が止まりました。上から日本語、英語、簡体字、繁体字、ハングルとあるので、世界中のほとんどの人は理解できるでしょう。小さな回転寿司屋でしたが、外国人のお客さんへの親切から店主が考えたと想像します。大阪ナンバの看板は、気配り “世界一!” です。
←日本語
←英語
←簡体字
←繁体
←ハングル
どの国でも理解できる
    店主の気配りは世界一
市内バスに乗れない!
  外国人は理解不能!
 看板は「老舗ヒュ」です
肉餃子、うどん、冷麺‥
台湾の津田式ポンプ
 2007年8月30日撮
下関の津田式ポンプ
 2010年7月16日撮
津田式ポンプの断面図
   特許申請図から転載
防火用井戸ポンプの性能検査
 昭和14年8月、内務省計画局にて
検査表、施行風景、広告など
  国会図書館関西館所蔵資料
第956話)昭和14年8月、防火用井戸ポンプ性能検査の施行風景です。
 
台湾で「津田式」と商標が表記された手押し井戸ポンプを発見したのは、200730日嘉義縣にある南靖駅構内でした。地下水を汲み揚げるハンドルは取れていたので、現在はお役御免の引退ポンプでした。表面の塗装も剥がれ落ちて、鋳物の地肌に赤茶色のサビが浮かんでいました。素人目にも昭和20年8月の終戦より以前に輸入された、日本製の手押し井戸ポンプだと確信しました。台湾統治時代は明治30年から50年間も続いたので、政治や自治司法教育全般に「日本帝国」の影響が色濃く残されています。それは市民生活の台所や庭先から、多くの「津田式ポンプ」が発見された事でも証明できます。発展途上であった当時の台湾において、生活水準を向上させる必需品でした。日本で優れた機能を持つ「津田式ポンプ」は、今もなお台湾の市民生活に役立っているのです。
 
日本と台湾でのポンプ取材も12年目を迎えました。製造考案者である「津田喜次郎」に関する情報は、米国の原爆投下によってほぼ消滅しました。大正年に「津田式ポンプ」を発明してから、多くの実用新案、意匠登録、商標登録を特許庁に申請しています。大阪のFB仲間さんから、ネット検索によって「防火用井戸ポンプ」の性能検査の施行風景が投稿されました。昭和14年8月11日内務省計画局、警視庁、日本愛水協会が立ち会い、日中戦争の空襲による防火用ポンプの改良促進が目的でした。手動井戸ポンプ製作所の7社が参加しましたが、「津田式ポンプ」が最も優秀な成績を納めたのです。1分間の放水量53.2g、最大真空度712mmHgは、火災時に筒先圧力が連続放水可能な揚水能力を表しています。当時の価格は25円で、現在の約11000円に相当します。
第957話)手押し井戸ポンプの構造は「水鉄砲」の発想です!
 
2014年12月中旬に台湾の高雄市林園区を取材した時の話しです。手押し井戸ポンプの取材範囲を日本から台湾に広げて、現地確認やFB仲間の投稿などもあり、やっと1000台の記念すべき節目を超えました。高雄市林園区は西部に小さな漁村があり、東部は旧市街地と製造工場の点在する地方区でした。路地裏の奥にてポンプを発見すると、居住者や近所の年配者が集まってきました。ガイド役のFB仲間さんの話しによりますと、父親が設置した津田式ポンプは民国34年(昭和20年)以前でしたが、汲み揚げ用のハンドルが壊れたので5年前に「三元牌」に交換しました。その時に地中には竹製のパイプが埋め込んでありました、と貴重な証言が聞かれました。当時は戦争中とあって鉄製品は軍需物資最優先になるので、手押しポンプに付随する地中のパイプは「竹製で代用されたようです。時代は第2次大戦中でしたが、すでに津田式ポンプは台湾各地に設置されていたのです。
 
津田喜次郎が発明考案した「津田式 ケーボー号 ポンプ」の胴体部には、成長した竹の特徴である3本線の「」が2節分見られます。古来より熱帯地方から温帯地方にわたって、孟宗竹の群生や密生が確認されますが、庶民生活のいろんな家具や道具類に加工されています。また子供の遊び道具である水鉄砲は、竹筒をくりぬいて棒状のピストンで先の穴から水を吹き出します。この単純な原理を応用したのが「手押し井戸ポンプ」の構造とそっくりです。江戸時代には胴体部が木製の角型から始まって、明治時代後期には陶器製の円柱型も考案されて、大正時代に入って部品も含めて鋳鉄製の手押しポンプの考案発明量産へーとの時代の流れが読めるようです。12月中旬に高雄市林園区を訪問した時には、居住者の庭先には太目の竹筒の中に、菜の花が数本活けられていました。思わず「手押しポンプ」の胴体部にも見えたので、これが津田式ポンプの外観に2本の節目がある理由かも知れません。
←「大臣」のロゴ入り
ケーボー号」
←竹の「節」?
←竹の「節」?
「地中のパイプは竹製でした」
   林園区の年配者の取材にて
庭先にあった竹製の花立て
  外観は手押しポンプ風?
高雄の津田式ポンプ
 FB仲間Kさん所蔵品
竹の外観を取り入れた
 「水鉄砲」の発想か?
第958話)サモア航空が体重と荷物の「従量制」を導入しています!
 
「利用量に比例した料金が課せられる」ーこれは世の中の動きに付随するすべてが、「従量制」の原則によって維持保たれているのです。タクシーや高速バス、新幹線などの公共旅客運搬乗車規定では、個人が持ち運び可能な荷物に限る、とされています。この持ち込み荷物に関しては、特別な料金を請求されることはありません。ところが国内や海外旅行に出掛ける時の交通手段として、格安航空の飛行機を利用する機会が多くなりました。第953話)でもコメントしたように、格安航空社による機内持ち込み荷物の重量制限が厳しくなりました。キャリーバックと小物入れに限定されて、搭乗客の着席への時間短縮にて定時出発の厳守が目的です。預け入れ荷物料金として約3000円が徴収されるので、格安のバーゲンセールで購入しても、以前より合計金額が値上げになるのです。そこで荷物の1kgより、体重の1kgの増減に「従量制」を適用しては、と市民目線で格安航空会社に提案しました。
 
ついにネット検索から、南太平洋サモア島のサモア航空が、搭乗客に「従量制」の運賃を導入していたのです。予約時に申込者の体重と荷物の総重量を申告して、空港カウンターで再度計量確定するようです。使用機材はDHC−6のプロペラ2発機なので、定員19人の離島への近距離航路に限られています。たとえば乗客の体重60kg+荷物10kg=70kgの総重量ならば、1kgにつき1.34タラ(約60円)×70kg=4200円の運賃になります。これが100kgの乗客では+2400円ほど追加料金が発生します。幼児を含めた家族連れには有利な計算ですが、肥満率の高いサモア国民にとっては身に応える運賃なのです。宅配便の配達料が地域や重量によって違うように、飛行機に搭乗する乗客の体重を区分化するのは、格安航空の新しい運賃体系になりそうです。日本人成人の平均体重は約65kgなので、肥満気味の人は来たるべき「従量制」の運賃発表に備えておきましょう!
関空から福岡への小型便
主に離島など近距離運航
   75人乗りDHC−8型機
100`超の欧米人?
 日本人平均より+40`
2011年開業時の「P」格安航空
  「安かろう、悪かろう」のイメージ
鹿児島行きに搭乗客の行列
  2018年11月15日撮
社頭鎮のFB家族
  夫婦と姉妹3人
嘉義市のFB家族
  夫婦姉妹2人男1人
釜山市の高齢者集団
  平日の商業ビル前
第959話)日本の「幸福度」は58位、台湾は25位でした。
 
台湾のFB仲間さんからのメールによると、「日本の幸福度は58位ですが、台湾は25位ですよ!」ー思わず得意そうな顔が浮かんできました。2012年から国連の関連団体が、国内総生産(GDP)や国民の寿命、給与所得、直接税間接税、福祉制度、医療費助成などを数値化しています。1位は北欧のフィンランド、2位はデンマーク、3位はノルウェーの常連国が占めていました。海外番組のレポートによりますと、福祉医療や教育関係は充実していますが、個人家計の負担する直接税が20%以上になります。現役時代に目いっぱい納税義務を果たして、高齢者世代になって国から受益者への還元、という図式が構築されていました。少子高齢化や若者の失業率、生活保護所帯、国会議員の総数、がんによる死亡者数などのデーターは含まれているのか?なお韓国は日本より少し上の「54位」でした。
第960話)国に元号があるのは「日本」と「台湾」だけでした!
 
2019年4月1日午前11時半には、新しい日本の元号が発表されます。報道機関や民間調査において、いろんな漢字の組み合わせが予想されています。ローマ字読みの頭にある明治、大正、昭和、平成を除いた、すべての英文字に可能性があります。マスコミで予想された上位の漢字については、考古歴史学者(氏名は非公開)の選考候補名と重ならないように、菅義偉内閣官房長官による当日発表の寸前まで取捨選択が行われるそうです。日本には古来より元号表示がありますが、ほとんどが現天皇のご逝去と共に新元号に変わりました。
 
諸外国に西暦と元号を表記しているのは、日本の統治時代が50年間続いた「台湾」だけでした。中華民国(台湾)が成立した1912年を民国元年と制定しました。鄭成功時代(1662年)の永暦から現在の民国まで、12代の元号を受け継いでいます。台湾は今年で民国108年になりますが、国の公文書のすべてが民国で記載されています。コンビニのレシートや紙幣、コイン、新聞記事などの多くで見られます。「古き良きものは、末代まで受け継ぐ」ーこの台湾人の心意気は、「東京五輪大会」で大騒ぎする日本人も見習いたいものです。
   ↑
中華民国一〇二年十二月三日
↓中華民国106年1月12日
新聞は「民国」の表示
  元号は日本と台湾だけ
紙幣、レシート、コイン
  民国、西暦両表記あり
第961話)新元号「令和(れいわ)」が発表された夕刊早刷り版の一面です!
 
手押し井戸ポンプの調査から始まって、防空壕や足踏み式ミシン、戦前の屋根瓦や木製風呂桶など、台湾各地にて日本と関連がありそうな生活用品などの調査確認をしてきました。2019年3月末現在で、台湾の手押し井戸ポンプの総数は「2700台」を超えています。しかし2010年に福岡市で見つけた陶器製のポンプは、台湾では1台も発見されていないのです。古来より原料が粘土などの陶器は、中国から東アジアを中心に流通していたのです。このたび9年ぶりに陶器製ポンプを確認に、福岡県西部の郊外まで遠出してみました。
 
その時のコメントは次回となりますが、昼過ぎに福岡博多市の地下鉄駅の売店の前を通ると、数人のお客さんが集まっているのです。何事かと覗いてみると、新元号が載せられた新聞を買い求めていたようです。新元号は4月1日午前11時半に発表されたので、その時は陶器製のポンプを探し歩いていた頃でした。発表からわずか30分しか経過していないのに、早くも夕刊の早刷り版が店頭で売られていました。新しい時代を祈念して「令和(れいわ)」の文字入りの夕刊を買って、スマホの自撮りで記念撮影を済ませました。
新元号は「令和」です  
  夕刊の早刷り版から  
「二聯型ケーボー號」  
博多市の津田式ポンプ
  2010年7月16日撮