パパイア栽培農家の夫婦
  2017年11月2日撮
高雄のFB仲間Yさん夫婦
 果物のジャム瓶詰工場を経営
第990話)中国から台湾、日本、米国へ「トライアングル貿易」の時代に!
 
高雄で減農薬によるパイナップルやパパイアの果物を仕入れて、ジャム瓶詰加工会社を経営しているFB仲間のさん夫婦がいます。起業してわずか年目ですが、化学的添加物や防腐剤などを一切使用せずに、環境と身体にやさしいジャム製品に対して、乳幼児を抱える主婦層に人気があります。中国広州近郊の果物栽培農家と契約をして、今年は販売量を大幅に増やす計画を進めています。土壌管理や有機肥料、病害虫の対処方法を指導しながら、適正な生産者価格で買い上げる契約を結んだそうです。たとえ中国で気候変動による収穫量の増減があっても、台湾国内で安定した栽培農家の収穫量を確保できるので、消費者市場への生産出荷計画が立てられます。毎年、東京において台湾農産品の「農産物加工フェアー」が開催されると、さん夫婦も積極的に参加しているそうです。
 
ところで米国と中国による追加関税の応酬があり、日ごとに「米中貿易戦争」が激しくなってきました。医薬品と希少鉱物を除くほとんどの輸入製品に対して、10%から25%の追加関税を掛ける最終期日が迫ってきました。まさに双方が引くに引けない “チキンレース” の泥沼にはまっています。中国に生産拠点を置いていた台湾の企業は、赤字倒産を避けるために撤退を始めました。世界の1、2位を争う「犬と猿」の喧嘩に巻き込まれて、日本の経済が大きく後退するのは納得できません。これからは中国での一次製品を台湾へ輸出、そして二次製品として日本へ輸出。さらに完成品として米国へ輸出するのです。三角打楽器のような「トライアングル貿易」として、新しい時代の幕開けになるかも知れません。来年のオリンピック開催より、いま輸出先の確保が一番大切なのです!
支援者による季節の花束が
「3・1独立記念日」前夜
   2019年2月28日
「3・1独立記念日」当日
   2019年3月1日
日本総領事館警備官の交代
  2018年11月4日
冬衣装の「平和の少女像」
  2018年11月4日
第989話)釜山の日本総領事館の裏門に「平和の少女像」があります。
 
北朝鮮の金正恩総書記による首脳外交は、韓国から始まって中国、米国、ロシアへと続きました。いずれの首脳とも前向きな成果を得ずに終えると、5月4日と9日継続して日本海に向けて短距離ミサイルと飛翔体を発射しました。これまで数回の発射実験にて、日本本土とグァム島周辺海域までを射程圏に収めたようです。南北朝鮮半島の統一に政治生命を掛けている、韓国の文在寅大統領の思惑とは正反対の展開になっています。韓国の政治的な “反日記念日” の前には、必ず日本政権による悪口を外交問題に取り上げるのです。「平和の処女像」「徴用工の賠償問題」、さらに韓国海軍による「P1哨戒機へのレーダー照射事件」などがあります。歴代の大統領の支持率が落ち目の時に、愛国心を鼓舞する「日本叩き!」は韓国の ”得意技“ のようです。
 
在来線の釜山駅からバス通りを北東に5分ほど歩くと、山手側に高い塀に囲まれた日本総領事館があります。バス通り沿いが裏門になるのですが、なぜか「平和の少女像(韓国政府の呼称)」が設置されています。正面玄関は山手側にあり、わずか車線の生活道路幅しかありません。来訪者用の駐車場スペースもなく、釜山在住の日本人に対応する不便さを感じます。正面玄関と裏門付近には、警察官が2名並んで巡視中でした。100mほど離れたところに、警察官の輸送車が数台駐車しています。反日、過激思想グル―プによるトラブルを防止する目的ですが、政権が音頭を取る「日本叩き!」は年間に数日あります。日本からの観光客は韓国の “反日記念日” 前と、大統領の支持率が落ち目の時は、街を歩きながら大きな日本語を話さないように注意しましょう!
嘉義市の姉妹2人弟1人
 10年来の朋友(友達)!
FB仲間の女児3姉妹!
  台湾でも少子化が問題に
第988話)台湾の人口は2024年に2374万人がピークです!
 
005年の国勢調査の集計結果によって、日本の人口が減少傾向を見せ始めました。以後は一度も増加に転じることなく、毎年20万人前後の自然現象が続いています。高齢者の寿命が延びても新生児が減少傾向ならば、日本の総人口は確実に「マイナスに転じます。しかし東京都市部の人口だけは、平成9年から23年連続で毎年約10万人の増加にあります。多くの地方都市ではさらに過疎化が進んで、一極集中の東京都市部だけ過密状態が続きます。まずは全国的に適齢期の女性に対して、安心して赤ちゃんを産める環境作りが急務でしょう。
 
台湾内務省による2018年の台湾の総人口は、前年より万人増の2357万人でした。日本から見ればたとえ3万人でも羨ましい出来事ですが、晩婚化の影響もあり5年後には2374万人のピークを迎えるそうです。その後は先進国と同じように減少に転じるわけです。一足先を走る日本の人口構成を参考にして、「産めよ増やせよ」政策の具体化が迫られるでしょう。発展途上国から成熟した民主先進国になり、やがて衰退期を迎えるのをいかに遅らせるかです。歴史的には「エジプト文明」や「ローマ帝国」の滅亡が参考になるかも知れません。
中国よりドイツ、英国に進出!
  台中市のプラント企業を訪問
今年は台湾投資が大爆発する!
  2016年5月20日蔡英文総統就任
第987話)「今年は台湾への投資が大爆発する!」ー蔡英文総統談。
 
台湾の蔡英文総統は10日に記者会見を行いました。席上で「米中貿易戦争が深刻化する一方で、中国進出の台湾企業が生産拠点を本国に戻す流れが止まらない」と切り出し、「今年は台湾への投資が大爆発する!と多くのマスコミ陣に強く語り掛けました。2018年以降、米国と中国は相互の輸出入時における追加関税を実施したーこれが直接の原因となって、あらゆる物品に10%から25%の関税が上乗せられて、世界の経済界や金融市場がパニックを起こしています。人件費の安い中国工場へ生産拠点を移した日本や台湾企業にとっては、関税が高くなると中国での加工製品の輸出量が激減します。赤字による倒産を避けるためには、中国から撤退して本国へ戻るしかありません。しかし会議と書類作成に手間が掛かる日本企業は大きく出遅れています。ここで決断力と身軽さのある台湾企業は、経済的な損失を最小限にして、台湾政府による「再投資支援策」を最大限利用しているのです。
 
蔡英文総統は経済面の「中国依存」から抜け出すために、国内工業用地の取得を税制面で優遇したり、外国人労働者の資格要件を緩和しています。空洞化している台湾の中小製造業界にとって、中国からのターン企業は国内経済の起爆剤になるのでしょう。今年1月から4月末までに、台湾国内への投資額が2500億台湾ドル(約8800億円)を超えたそうです。年間の目標額をわずか4か月で達成したので、さらに2500億台湾ドルの追加を決めました。米中貿易戦争で真っ先に被害をうけるのが、中国に進出した民間の中小製造業者なので、蔡英文政権が国運を掛けて救済行動を実施した、と多くの台湾国民に評価されています。一方の「令和フィーバー」「東京五輪パラリンピック」で大騒ぎの我が国に目を移しましょう。日本で採算が合わなくて中国へ進出したのに、米国からの追加関税によって輸出品が売れない、さて日本政府がどこまで親身になって「助け舟」を出すでしょうか?
3回目の「南北首脳会談」
 南北首脳会談公式サイトより
台湾の第14代蔡英文総統
 2020年5月,二期を目指す
第986話)台湾人の嫌いな国1位は「北朝鮮」です!
 
湾人が好きな国の位はシンガポール、位は日本位はカナダ、アメリカと続きます。では嫌いな国を並べてみますと、位は北朝鮮位はフィリピン、位は中国でした。日本人は北朝鮮と中国が1、2位なのですが、3位に韓国が嫌われているのです。台湾人にとって「一党独裁」あるいは「強権体制」は、民主国家として受け入れ難いのでしょう。でも日本人が嫌いな韓国が、ワーストに入らないのは何故でしょうか?2次大戦中は二国とも日本の統治時代を経験しています。韓国へは「侵略、進行、支配」に対して、台湾には「統治、同化、併合」と見方が分かれたのです。これは国民の寛容、許容度の違いかも知れません。日本と台湾は適度な海洋航路の距離がありますが、韓国とは対馬海峡を隔てて約50kmの目と鼻の先にあります。隣家から落ち葉が舞い飛んで来たり、夜中に飼い犬が吠えると、お隣同士の関係も険悪になります。この延長が国家同士の ”好き嫌い” に繋がるのでしょう。
韓国の独立運動記念日にて
  2019年3月1日釜山撮
韓国の第19代文在寅大統領
  2017年5月10日付け
北朝鮮の金正恩党委員長による、各国の首脳会談も一段落したようです。これまで韓国、中国、米国、ロシアなどの首脳に対して、ミサイル発射と核開発に対する経済制裁の緩和を求めてきました。これは国連による決議案を遺棄する行為となるので、加盟国のほとんどは協力の意思を示さなかったのです。しかし建前だけが先行しながら、韓国の東海岸沖では北朝鮮の木造船との「瀬獲り(秘密の取引)」が行われていました。これが昨年の12月20日能登半島沖にて、日本の海上自衛隊P-1哨戒機に発見されて、韓国駆逐艦からの火器管制レーダー照射事件へと発展したのです。その後はどこまで進展しているのか、5月1日からの「令和祝賀ブーム」お祭り騒ぎの陰に隠れてしまいました。“のど元過ぎれば、熱さを忘れる” ーのことわざ通り、当時の日本政府の緊張感はどこへ置き忘れたのでしょうか?文在寅大統領の任期は1期5年なので、2022日まで「反日運動」は継続するでしょう。
第985話)2022年5月9日まで「反日運動」は継続するでしょう。
台湾高雄の澄清湖棒球場にて
  台湾のプロ球団は4チーム
Yさんと栽培農家の皆さん!
   2019年5月5日観戦
第984話)台湾のプロ野球は「4チーム」しかありません!
 
4月27日から5月6日まで、今年の春の大型10連休が終わりました。欧州方面や南洋諸島などの海遊びに出掛ける人もあれば、家族で地方の実家に里帰りする家族もあります。日本の大型連休とは全く関係のない、台湾のFB仲間さんから投稿メールが来ました。自然農法で果物のジャムの瓶詰を製造していますが、栽培農家の主人数人と誘い合わせて、高雄市にある澄清湖棒球場(野球場)で野球観戦をしたようです。内野スタンドは2階建て、外野は椅子席の屋外型の天然芝グラウンドでした。観客があまりにも少なくて全部で1000人は超えないかも知れません。日本のプロ野球と同じく4月から公式戦が始まりましたが、なんと台湾国内でわずかチームの参加しかありません。30年前に職業野球として発足開始されましたが、10年前に八百長事件があり人気は急降下しています。日本の2軍戦ほどの観客しか入場していないので、台湾旅行の日本人はぜひとも「野球観戦ツアー」を追加してください。
臭臭鍋(110元395円)
白飯とお代わりキャベツ付
   2019年1月10日撮
「とんこつラーメン」から
台湾味付け「臭臭鍋店」へ
   台南の若主人の転進!
第983話)「小さじ一杯の化学調味料」が客足を逃がしたのです!
 
手押しポンプの取材で台南を訪問すると、必ず駅前にある格安ホテルに泊まります。夕食はホテルから歩いて5分ほどにある、日式(日本風)ラーメン店に立ち寄ります。九州博多とんこつ味を受け継いで、昼間のポンプ取材で疲れた身体の回復薬になるのです。30代後半の若主人でしたが、博多の有名ラーメン店で1カ月ほど修行したそうです。2年前に病弱な親父の麺線店を引き継いで、とんこつ味のラーメン屋を新装開店したのです。日本からの観光客や台湾のリピーターの客層に期待しました。ところが昨年春頃にラーメン店に寄ってみると、土曜日の夜であるのにお客さんは数えるほどでした。若主人の話しでは「開店から6か月は店内は満席でしたが、そのあとは昔からある近所の牛肉麺店に客が帰っていきました」と、元気のない日本語混じりの説明でした。新装開店当時は珍しさもあって、日本のとんこつ味ラーメンに人気が集まったようです。
 
とんこつスープは仕込むのに時間が掛かります。台湾の基本的な料理法はスープを作ると同時に、牛肉や豚肉、野菜類まで煮込んでしまいます。日本のように「しょうゆ味」「みそ味」「とんこつ味」などの区別は必要なかったのです。とんこつラーメンを注文してから、調理場の主人の動きを見てみました。空鉢にスープを注いで湯がいた麺を入れる寸前に、小さじ一杯の粉末の調味料を入れたのです。これは化学調味料の○の素だと判りました。以前に日本の中華料理屋の主人の内緒話で、スープ味が決まらない時は○の素」を多めに加えるーを思い出しました。台湾の若主人もこの裏ワザを使っていたので、小さな声で「化学調味料はダメですよ」とアドバイスしました。そして1年後の今年正月明けに台南を訪問すると、「○○臭臭鍋」 と店の看板が代わっていました。「やはり昔の台湾の味付けが一番です!」と元気そうな若主人の笑顔が見られました。
高雄のFB仲間Yさん夫婦
  自然農法のジャム作り経営
高雄市内の大手M百貨店
  中国からの観光客が激減
第982話)高雄の景気は「郭公的叫(カッコーが鳴く)」そうです。
 
高雄のFB仲間さんからメールが来ました。見出しは「郭公的叫」の中国語ですが、直訳では「カッコーが鳴く」になりました。日本のことわざの「閑古鳥が鳴く」と同じ意味になります。つまり接客商売においてお客さんが減って、経営者のため息ばかりが聞こえる状態なのです。2016年民進党の蔡英文総統が誕生してから、「一つの中国」に反発する政治姿勢が顕著になりました。中国から台湾への団体旅行やの渡航制限が始まり、2年続けて観光客が減少したのです。2016年は350万人ですが、2018年は269万人と約80万人も減りました。高雄市内のタクシーや百貨店の売り上げも、前年より大幅に下降しているそうです。有名ホテルや大型レストランでは、中国からの観光客の激減により、一時休業する宿泊施設や飲食店が増えています。FB仲間さんからのメールの見出しは「郭公的叫」、つまり日本も台湾もヒマになると「閑古鳥が鳴く」そうです!
台南市の津田型ポンプ
 2015年5月4日撮
高雄市の津田型ポンプ
 2011年3月7日撮
屏東市の津田型ポンプ
 2012年9月6日撮
第981話)台湾の「津田型」ポンプは、鮮やかな色に “映えて!” います。
 
2007年8月30日嘉義縣南靖駅構内にて、津田式アサヒ号ポンプの1台目を発見してから、2019年5月1日までに累計2739台を超えました。正確な分布数は集計していませんが、部品破損などで使用不能の引退が4割、あとの6割は修理や新品と交換しながら現役で活躍していました。新品のポンプメーカーは「正昌牌」「三元牌」の2社を確認しています。そして台湾全土の中古ポンプで一番多いのが「津田型」ポンプになります。広島市の津田喜次郎が発明製造した「津田式ケーボー号」ポンプの性能と形状を受け継いで、吐出口は低圧部のみとして販売価格を押さえたので、庶民層への普及に大いに貢献しました。
 
そして熱帯の強い日差しに照らされた津田型ポンプは、屋外にて鮮やかな色合いで “映える!” のです。数種の色に塗り分けられて、地元の人達の生活に溶け込んでいるようです。先代が掘り抜いた井戸水を絶やすことなく、手押しポンプの部品を取り換えながら、新しい塗装色に塗り替えて孫子の代へと伝えていきます。決して台湾国民の生活水準が低いわけでなく、いま手元にある物で役に立つのなら、できるだけ活用し続けたい、という心掛けなのです。これは古き手押しポンプの水汲みによって、新しき水道の有りがたさを再認識することに繋がります。「令和天皇」の命題でもある “水の大切さ” にも相通じるようです。
現役の充電式自動彫刻機
  2015年5月11日撮
印鑑屋老夫婦の家族写真
 日本統治終了後に撮影する
彰化市の印鑑彫り屋
 90歳過ぎの老夫婦
昭和天皇の家族写真
 昭和10年頃の撮影

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第980話)彰化市で日本の「昭和時代」が止まっていました!

2019日、時代は「平成」から「令和」へと変わりました。台湾国内にて手押し井戸ポンプの取材を続けていると、いきなり昭和の初め頃に引き戻される事があります。彰化市の繁華街から少し裏道に入ると、「○○印章舗」の古い木製の看板が目に入りました。”コトコト” と小さな機械音が響いて、90歳近くの老店主が印鑑彫り作業の最中でした。「こんにちは」と日本語であいさつすると、「日本人ですか、いらっしゃい!」と店先に招かれました。主人の話しによりますと、昭和の初め頃には両親一家で東京に住んでいたのですが、第2次大戦が始まると台湾へ引揚げたようです。丁寧な日本語は戦前に覚えたのもので、戦後70数年すぎても忘れていませんでした。奥の台所には焚口のあるカマドもあり、ハンドルの壊れた手押し井戸ポンプも2台残されていました。なにより部屋の壁のアチコチに掲げられた、セピア色に変色した写真に目が留まりました。
 
若い時のご主人4人家族の写真の横に、なんと日本の皇族の家族写真が飾られていたのです。ひと昔前には田舎の旧家の欄間などに、天皇のご成婚写真が並べられていました。戦前には家族一緒での東京居住の時期があったので、台湾へ引き揚げの時に写真を持ち帰ったようです。ご主人から「いつの撮影ですか?」と尋ねられましたが、博識がなくてすぐには答えられませんでした。帰国後のネットによる検索では、昭和10年頃の昭和天皇の家族写真と判明しました。下段の男児が歳頃の平成天皇に該当するので、両隣に並ぶのが4人の子女となります。しかし平成天皇の2年前に誕生した次女は1歳で逝去したので、昭和天皇の子女として並ぶ事はありえません。はたして4人の中の1人は誰なのか?昭和天皇との親族関係は?と考えてしまいます。偶然に台湾彰化市で見掛けた昭和天皇の家族写真に、86年前の過ぎ去りし日本の「昭和時代」が止まっていました。
昭和前半期の全盛時代に
台湾人職工を受け入れ!
「津田式ポンプ製作所」
   広島市観音町の全景
津田式ケーボー号ポンプ
 大正9年津田喜次郎発明
第979話)津田式ポンプ製作所にて、台湾からの見習職工を受け入れる。
 
大正年、広島の津田喜次郎による「津田式ポンプ」の発明製造が始まりました。地中よりの汲み上げ効率が大幅に優れて、高低圧二段切り替えによる機能も活用されて、まず西日本を中心に広く普及していきました。台湾では日本統治時代が50年間も続いたので、国内生活水準並みの引き上げが目標となりました。日本から完成品の手押しポンプ輸入と並行して、台湾国内にて自国生産の技術習得を進めてきました。やがて「津田式ポンプ製作所」の生産現場において、台湾からの見習い職工を受け入れた、と津田喜次郎の身内からの証言もありました。大正から昭和へと時代が移り変わり、第2次太平洋戦争へと突入していきました。手押し井戸ポンプの製造より軍需製品が優先されて、台湾人の職工達も大砲の砲弾作りなどの作業に従事したようです。今年度から日本政府が認めた「外国人技能研修制度」の原点が、昭和前半期の「津田式ポンプ製作所」において実施されていたのでした。

台湾の街角歩き!~宜蘭羅東から屏東東港まで~
(2019年05月16日現在 
979話~第990話を掲載中)
★韓国編のコメント、写真も含む

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FB仲間Yさん

平和の少女像