ハーブの栽培

ミントの挿し木


ミントの根ペパーミントなどは、植木鉢やプランターに植えておくと、横に広がるように伸びる茎から、土のないところでも根が生えてくることがあります。
(写真矢印)
このような植物の特性を利用して、お気に入りの株を増やすことが出来ます。挿し木や挿し穂と呼ばれる方法です。
茎を切るミントの茎の先から10〜15cmくらいで切ります。(写真黄色い線)
切ったところを水に浸けるので、先の方の葉を数枚残し、後の葉は切り落とします。
発根ビンなどに水を入れて、ミントの茎を差しておきます。
この時、水でもいいのですが、メネデールのような発根剤を使うとうまく行きます。
直射日光の当たらないところに1週間から10日間ほど置いておくと、ご覧のように根が出てきます。
この間、1〜2回水(または発根剤)を替えてください。
根の出たミントこの程度チョロチョロといった感じで根が出ていれば十分です。
土に植えましょう。
ポットへビニールポットなどに、種まき用の土を少し入れて、ミントをそっと置きます。
ポットへミントを立てにして支えたまま、周りに土を足していきます。
決して、ミントを土に差し込んだり、土をきつく押さえつけたりしないで下さい。
せっかくの根がいたんでしまいます。
ミントの苗パイナップルミントやアップルミントのように、葉の厚いタイプは発根しにくいですが、それ以外のミントはこの方法で簡単に増やすことが出来ます。
いい香りのするミントを手に入れた時や、お気に入りのミントを増やしたい時、お友達に分けてあげたい時、ぜひこの方法を試して見てください。


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