おっぱいルームの書籍紹介

ここではおっぱい先生とおっぱいルームのお母さん達で作成した書籍をご紹介します。


目次

「予防接種どうしてる?」

 雑誌『食べもの文化』7月号の増刊号として、当おっぱいルームが作成した本、「予防接種どうしてる?」(定価1100円)が芽ばえ社から出版されました。是非ご一読下さい!

内容

1. 予防接種ってホントに必要?

2. いきいきおっぱいを飲ませましょう

3. 丈夫なからだを作る食べ物って知ってる?

4. 毎日使う合成洗剤の害を知ってる?

5. あなたの出すゴミがコワーイダイオキシンを産む

6. 家族を守る健康住宅を自分の手で作ろう

7. 電気を使った便利な生活 でも落とし穴が…

8. みんなで医療費を減らす努力をしよう

●お求め、お問い合わせは
芽ばえ社
(03-3579-7851)
まで
love child +予防接種 +環境問題+・・・・+あなた=?

 「予防接種どうしてる?」このタイトルを素直に信じてこの本を購入した、おそらくは悩める母親の1人である、あなた。可愛いイラストつきのピンクの表紙を手に取り、うふうふと浮き立つ心で目次をめくってみて、とたんにシワ、くっきり。「シマッタ」思わず つぶやいてしまっているんだろうな、きっと。

 それほど一見この本はタイトルを裏切っているように見えるワケです。「予防接種をもれなく効率よく受けるには?」「のぞいてみよう。隣の親子の接種スケジュール」育児に直面している多くの母親達が早急に知りたがっていることについては、何も書いちゃいない。
 予防接種について触れてあるのはナント最初の本の20Pほどだけ。しかも。「予防接種は基本的には受けない」などと到底受け入れ られないことが書いてある。
 あとは「おっぱいを飲ませよう」「有機野菜はミネラルたっぷり」「あなたのゴミからダイオキシン」etc. ナニ、それ? 確かにそういうことに興味を持つ人たちっている。けど、あたしには関係ないし、だいいち予防接種とは全然関係ないじゃない。

 STOP!! そこでページを閉じようとしているあなた! あぁ!! 本棚の奥に押し込んだり、廃品回収の箱の中に 放り投げようとしたりしないで。
 ちょっと待って下さい。
 そこまで気づけば、この本の意図は半分はわかったようなものなんですよ。
 ズバリ。予防接種とそれらのことって、実は関係なくはないんだよ。一つのキーワードを通して見れば、みんなつながって密接に 関わりあってるんだよ。と、この本は主張しているワケなのです。そのキーワードとは「子どもを健やかに育てるためには」なんです。

 ご存知のように予防接種には副作用の危険がありますから、子どもの命に直結する重要な問題です。ですから当然親の選択もより責任が大きくなってきます。
 いろいろ考えなくったってとにかく全部受けさせちゃえばいいのよ、タダだし。でも、何か起こったら、どうしよう!? 迷うでしょう。グラグラ するでしょう。
 そこをすかさず「予防接種どうしてる?」この本はあなたに鋭いツッコミを入れてきます。
 あなたの選択の基準って、何でしょう? 子どもの健康を守るため? じゃあ、そのためにあなたは他にはどんなことに気をつけていますか?  一口に健康と言ったって、単純なものじゃあない。子どものバアイだと、食事・遊び・親とのスキンシップetc. いろんなもののバランスが、 コレ、肝心。そして予防接種とはその中のひとつ、子育て中に出会う問題のひとつに過ぎないと言えます。だからこの本はトータルな 視点から「子育てどうしてる?」と、あなたに迫ってくるのです。

 ダイオキシン、環境ホルモン、遺伝子組み換え食品の流入などなど今マスコミは大騒ぎ。どうやらこれから子育てしていく環境には難問奇問が山積みのよう。やっぱり無視して避けては通れないのでは。じゃあそういった問題にどれほど 目配りし、どう捉えて対処していくか。
 ためしにこの本を読みすすみ、あなたなりの考えをまとめてみて下さい。
 でも決してムズカしく考え込む必要はナシ。
 この本はPOPなイラスト満載。話は会話形式ですすみ、ええかげんな若いお母さんが成長していくサクセス(?)ストーリー仕立て。ここは適当でいいやと思うところ、これはぜひこだわっていきたいと思うところ。ひとつずつ問題を整理していくうちに、おのずとあなたのポジションというものが決まってくるでしょう。子育てに対するあなたのスタンスが固まってくるでしょう。
 足場さえしっかりすれば、もうバッチリ。あとは自信をもって子育てできます。
 予防接種? アトピー? その他しつけの悩みなんでもかんでも、ドンと来い!?
 ・・・・・・。
 ・・・・・・。
 いやいや、ドンと来い!!ってね。
 そういうわけで、この本はお母さんたちばかりでなく世のお父さん方にこそ、ぜひおすすめしたい。
 お父さんの子育てに対するこだわりって何でしょう。
 子どもを健やかに育てるために協力してくれることは何と何?
 ぜひともこの本を読みっこして、夫婦の立つポジションというものを確認し合って下さい。

 最後に冒頭の「?」の答え。
 =「あなた流の子育て」ぐらいなもんでいかがでしょうか。この本を「あなた流の子育て」探しの一助にどうぞお役立て下さいませ。

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