ロフト の階段の強度試験
ロフト付きロフトの階段小さくてコンパクトです。小さくまとまっているので乗っても大丈夫かという心配をお持ちの方もあると思います。見かけよりも頑丈なことを実験で確かめます。
載荷試験に用いるロフトの階段
実験に用いるのはVX-typeタイプの階段で試験用に製作したものです。ロフトの手すりを付けるための穴が開いている段を使います。取付穴がない段は取り付け用のアングルが短いために他のものより強度は劣ります。
ロフトの階段の載荷試験の実験道具
- 1tのチェーブロック 3.5m吊りのため自重が40kgちかくある。
- 載荷用の荷重に用いる軽トラック 自重は車検表によれば700kgあるが後輪のみ持ち上げるため300kg程度と推定されます。(エンジンが座席下にあるため少し前の方が多いと考えます。)
- 吊り用の鎖 補助の木材
- 荷重用の社員2名 120kg
ロフトの階段の載荷試験の実験方法
実験用に作ったロフトの階段VX-typeの一方を梁に立てかけ動かないように固定する。段に鎖を巻き付けそれにチェーブロックを掛ける。車の後輪のバネに丸太を渡し、それに鎖を掛けてチェーブロックに引っ掛ける。チェーブロックを徐々に引き上げ車の後輪が地面より離れるまで巻き上げる。その後社員2名が車の後部に乗りこむ。
その間互い違い階段に問題がないかどうか観察する。
30分吊り上げた後下ろし実験用VX-typeを分解し変形がないか細かに観察する。
ロフトの階段の載荷試験の結果
試験体に460kgを30分間吊り下げてもロフトの互い違い階段には異常はありません。
分解して調べたがねじ穴やねじに変形を認めない。