◆2001年度修了式(02.3.27) ◆2001年忘年会(01.12.19) ◆2001年遠足(01.11.23) ◆料理教室(01.5.30) ◆ボランティア養成講座(01.4.11〜)
◆2001年度修了式
3月27日に学習の最後を飾る修了式が行われました。学級生のみなさんのスピーチや歌、お菓子をつまんで楽しく過ごしました。
ペルーの民族衣装の紹介 お菓子をつまんで談笑
◆2001年忘年会
12月19日には毎年恒例の忘年会をしました。みんなで1品づつ料理を持ち寄り、歌あり、ダンスあり、ゲームありで、あっという間に2時間の楽しい時間が過ぎました。
歌あり ちょっと見えにくいけど後ろに料理あり 鼓情炎のみなさんの太鼓演奏あり
◆須磨水族園に遠足
大庄公民館日本語学級では、毎年秋に郊外活動をしています。去年は武庫川でバーベキューをしましたが、今年は10月28日に須磨の水族館へ行ってきました。
◆料理教室
今年の料理教室は「大阪の味」お好み焼き&タコ焼きです。ホットプレート3台、タコ焼き器3台でみんなで楽しく作って食べました。普段の学習の時はめったに交流できない他のグループのメンバーとも交流できるいい機会になりました。
◆ボランティア養成講座
今年も5月9日より新しい学期がスタートします。これに先立ち講師の先生によるボランティアの養成講座が始まりました。
新しいボランティアは日本語の教え方の基礎を、以前からのボランティアは復習を兼ねてテキストの使い方、授業の流れなどを勉強しました。
また、学級運営上の問題に問題などについても意見が交わされました。
Q1 学習者に、習った言葉を使って家族あるいは会社の人と会話をしてくるように、宿題をだしたところ、みんなそんな言葉(です、ます形)は使わないという返事でした。このような場合どうしたらいいでしょうか?
A1 日本語は上下の関係が難しく、「です、ます形」を使わなくていい場合と使わなくてはならない場合の判断が日本語学習歴の短い学習者にはできないので、多少不自然さは感じてもやはり「です、ます形」を使うよう指導した方が本人のためではないでしょうか。Q2 フリートークで学習者をあきさせないで、会話を続けるコツがありますか?
A2 学習者の興味の対象を探り、それに添った話題を用意していく必要があるのではないでしょうか。また、他の学習者を会話に誘って(待ちの学習者など)雰囲気を変えてみるのもいいかもしれません。Q3 日本語のテキストを使わなくても、毎回おしゃべりを楽しむだけでもいいのではないでしょうか?
A3 学習者の要望がおしゃべりだけならそれもいいかもしれません。ただし、新しい文型などを学習せずにいては、おしゃべりするにも限界があるので、その辺りで学習の必要性がでてくるでしょう。また、学習者自身がこのことに気付いていない場合もありますので注意が必要です。Q4 プライベートで教えていますが、会話が途切れがちで盛り上がりません。楽しく盛り上げる学習をするにはどうしたらいいでしょうか?
A4 1対1で教えている場合、会話が途切れがちになり、他のグループが楽しそうに盛り上がっているのを見て寂しい気持ちになることがありますが、「本当に盛り上がらなくてはいけない」のでしょうか?真面目に日本語の学習に打ち込んでいるのかもしれません。Q5 気が付くと私がいつも一生懸命しゃべっていて、学習者は黙って聞いています。相手の役に立つことを教えているんですがこれでいいのでしょうか?
A5 長くしゃべり続けた後で「わかりましたか?」と聞いても学習者はなかなか「わかりません」とは言えません。話の途中で質問したりして、相手が理解しているかどうか確認する作業も必要ではないでしょうか。Q6 仕事で時々急に行けなくなる時があるのですが、その週にやったことがわからないと次の週の準備ができません。どうすればいいのでしょうか?
A6 原則的には休んだ人が代講してくれた人に聞くべきではないでしょうか?(この件については、今年度より全体を3つの班分けをし、班長を通してお互いの連絡がとりやすいようにする予定です。)Q7 2〜3人のグループを教えています。毎週だれかが遅れて来るので一斉に始められません。
A7 遅れている学習者が来るまで復習を兼ねて既習の文型でフリートークをするなどしてみてはどうでしょうか。それでも遅れて来る学習者とのレベルの差が大きくなりすぎたらやはりグループ替えをするのがいいですが、スタッフ不足でそうもいかない場合が多いですね。基本は時間通りに来る学習者に合わせるという意見もありました。Q8 ずっと同じ学習者と1対1で勉強していたら他の学習者ともボランティアとも親しくなれません。毎週違う人に教えられたらいいと思うんですが。
A8 学習者サイドから見れば毎週違う人に教わるということが必ずしもいいとは言えません。レベルごとに時間を決めて他のグループとフリートークをしてみてはどうでしょうか。また、定例でスタッフのミーティングをするというのはどうでしょう。