スピーカ作成はこれを最後に、すこし力尽きています(笑)。
木工工作も面白いですが、気力と体力が充実していないとなかなか取り組めませんね。


全体

いま使っているのが幅220mmのスリムなトールボーイ型です。最初はダブルウーハ+ツイータの2WAY
でしたが、中音域に少々物足りなさがあったためミッドレンジを追加しています。
 2WAYのときにはネットワークを入れておりましたが、ミッドレンジをつかうとなると大容量のCとLが必要で、
とくにCは大容量のものは価格が高いのと、インピーダンス補正や各ユニットのレベルあわせであまり手を
かけたくなかったので、ミッドレンジを導入する機会にチャンネルデバイダとアンプを揃えてマルチシステムに
することにしました。そのためユニットを入手してから音だしまで半年以上かかってしまいました。
 いまはこのスピーカで満足しています。客観的に聞けば低音域に物足りなさがありますが、これ以上おおき
なスピーカを置く気にはなりません。一時期38cmのTADあたりを考えたときがありましたが、冷静に考える
と6畳の部屋だとでかいですよね。

2004/6撮影


使用ユニット

ミッドレンジ ATC SM75-150S-08

ボイスコイル径:75mmとマグネット径:150mmのミッドレンジとしては大型。
音にはくせがあるとも言われているけど、よくわからない。NHKのモニターにも使われているユニットなので一度つかってみたかった。

 このミッドは約8万円/個するのでなかなか手がでなかったのですが、あるときオークションで8万円/ペアで出品されており、運良く落札できました。
ツーイタ ScanSpeak D2905-9700

ウーハと同じメーカで揃えました。一度FOSTEXではなく、ヨーロッパのユニットを使ってみようと思い、評判の良さそうなものをセレクトしています。
ウーハ ScanSkeak 18W-8545

なにやら、ウィルソンオーディオのSYSTEM5のミッドレンジとして使われていまとのことですが、聴いたことありません。スピーカ表面のでこぼこがノンプレスコーンの特徴なんでしょうか?小さめのユニットで工作も楽ですが、もう少しフレームが大きい方がバッフルに付けやすい。

その他

スピーカユニットの製作途中の写真です。板の切り出しは外注でやってもらいました。21mmのサブロク板を2枚つかって材料費込みで36000円くらいだったかな?
いつもはホームセンタ(1カット10円でやってくれるし精度もいい)で切ってもらうことが多いのですが、21mmのシナ合板がなかったので、こちらにお願いすることにしました。 組み立てにはもっぱらネジをつかいます。見えるところは、木ねじを抜いたあとでダボ木を打ち込んでいます。
塗装はオイルステン+透明ニスです。ニス塗りは最初はハケをつかおうと思いましたが裏の目立たないところで塗ってみて、どうしても自分の技術だとムラがでそうでスプレーを使いました。4回程度塗りましたが、全部で10本程度のスプレー缶を消費しましたがそれだけの仕上がりが得られたと思います。すこしステンの色が濃いかったのですがうまく木目も見えていると思います。 それにひきかえミッドレンジの箱は、音だしをあせったのでMDFの箱をろくにサンディングもせずに塗装したので表面状態があまりよくありません。さらに途中で黒スプレーがなくなってしまい、ところどころ色が薄いところがあります。まあ、時間があれば再度箱つくりから再開したいとは思っていますがいかんせん、ネットをつけると粗が見えなくなるので、面倒くさいこともあってこのままになりそうです。

この写真は2000/9頃の撮影で、ちょうど昔のシステムも写っています。ONKYOのMONITOR900,C725(CDP)とA927(AMP)と、ゴミ箱の陰になっていますがSONYのカセットとチューナがあります。ONKYO製品が好きで、好んでつかっていました。でも、いまはこれらの製品はすべて手放しました。
以前つかっていたスピーカです。20cmの3WAYで仕上がりが綺麗でした。発売時からほしくてほしくて、1999年の冬のボーナスで買った記憶があります。このスピーカは発売されて3年ほどで廃盤になったのではないでしょうか?ONKYOもピュアオーディオ撤退の動きが激しいです。
 このスピーカの音色は一言で言えば”ホット”です。ボーカルなんか目の前というより耳のそばで展開します。
 部屋の配置場所の都合で、これは売却しました。



スピーカ更新しました。
ユニットは同じですが、キャビネットを変更しました。