ハイブリッドレコーダー
ついにHDD&DVDレコーダーに手をだしてしまった。
使ってみて便利か、といえば、便利かもしれない。
お手軽、お気軽に録画できるのは良いですね。
SHARP |
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デジタルハイビジョンレコーダー |
SHARP
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デジタルハイビジョンレコーダー |
2004年3月15日発売 (同年3月19日購入) |
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購入動機とか |
EPサービス終了全額返還キャンペーンがあったため。 いずれ買う予定でしたが、このキャンペーンがあったために即購入。地上デジタルチューナー買うにしても、TT-D2000、EP-V100、そのどれかが余ってしまうので躊躇してました。けれど、EP返すと全額返金ときたものです。この機に乗らない理由が無いです。 これを購入してからはEP使わなくなったので、正解だったかな。 |
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デコーダー |
これはDHX1のさらに上を行く画質ですね。 TBCやNRが強力(ただし、HDに関してはNR効きません)なのか、映像に安定感が出ます。またエッジがクッキリはっきりします。ただ、細部がやや潰れ気味・・・とまではいきませんがぼやけるような感じもします。warpsharpフィルターを軽くかけた雰囲気に似てます。 D-VHSデッキでエンコードしたソースやスカイパーフェクトTVのソースも、DHX1でデコードするより画質は良いです。とにかく色が良いです。 画質以外にもDHX1より機能面で優れていて、SDソースもアップコンバートして擬似HDで視聴可能です。あんまり意味無いと思いましたが市販DVDも擬似HD化可能。 今度は逆にSDへのダウンコンバート画質ですが、これもいいですね。違いがわかります。あと、HDソースには効きませんがNRや色ずれ補整が可能です。これが結構大きくて、ビデオの宣伝じゃないですが昔撮った(D-VHS)ソースも綺麗に再生できます。 それにしてもDV-535でイマイチだなーと感じてた自作DVDが見違えるほど綺麗に再生できて、びっくり。ちょっと昔のあまり画質の良くなかった市販DVDも綺麗に再生してくれます。 なもので、録画の素の品質がPCにでも持ってこないとわかりにくいです。 |
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エンコーダー |
シーンチェンジは残念ながら検出しません。 とは言うものの、高ビットレートだとシーンチェンジ後の乱れは気になるレベルでもなく、安定しています。ほんとにBフレーム?と思えるくらいですね。少なくともDRX100のエンコーダーよりははるかに優れています。 低ビットレート時・・・SPでも個人的には低ビットレートなので、どこから低ビットレートと言えばいいのかは判断しかねるのですが、SPだと激しい部分での破綻が目に付く場合もあります。SPでも確か4.5Mbps(映像部)ですから。D-VHSの感覚だとLS3よりちょっとマシ程度。LS2にも及びません。それでもDRX100のLS2よりはいい感じかも。 ちなみにビットレートはFINE、SP、LP、EPの他、マニュアルで32段階設定可能です。 VBRはSP以上だとかなり効きが良くて、4Mbps〜9Mbpsぐらいの幅があります。 最高レートのFINEだとLPCMも選択可能ですが、LPCMモードだとビットレートの上限が約9.5Mbpsから約8.2Mbpsに下がるのでMN26より画質が悪くなる可能性があります。 AC-3は256kbpsです。品質はかなり良いと思いますよ。 しかし、個人的にはDVD用のエンコードより、D-VHS用のエンコードして欲しいのですが。デジタル放送がコピーワンスになると余計そう思いますね。D-VHSにこの機でエンコードしたMPEG-2はiLINKで渡せないのがあまりにも残念。 |
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音質 |
外部入力から録画した音質は妙な癖も無く素直でソースに忠実な感じです。ただ、再生時にノイズが抑えられて聞きやすくなってるので、フィルターがかかってるかもしれません。 |
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Y./C分離 |
Y/C分離、ドット妨害、クロスカラーの出方がDRX100やDR20000と似ています。 絵作りの雰囲気がGV-D1VRで調整すればできそうな感じなのでひょっとしたらこれと同じチップかも? |
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その他機能 |
D端子を機器に接続すれば、S端子、コンポジットから出力される映像はチューナーが発するテロップ、メニューは出力されません。いわゆる録画端子になります。D端子を外せばS端子、コンポジット出力にメニューやテロップが出ます。 あと、謎のLAN端子がついてます。ルーターに接続すればルーター側に反応ありますが、PCでは見えませんね。 |
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チューナー |
アナログ地上波、BSD、110°CS、地上デジタル。この一台で一部を除くほぼ全ての番組が見れます。アナログ地上波にGRT、アナログBSがついていればフル装備ですね。 デジタル放送部分のEPGはかなりレスポンスが良いです。TT-D2000とは次元が違いますね。ただ、予約録画の時、番組情報取得に時間かかるかも。とは言え、TT-D2000のやたら出るのが遅いEPGと比較すればはやいですが。 EPGの良い所は野球で番組が延長したとき、その後の番組も自動でシフトして録画くれる所ですね。とは言え、失敗したり、上手くいったりと、安定性は皆無で信用できません。本命の番組を延長予約すればほぼ確実に成功するみたいですが。 個人的には、野球で延長したら、野球放送後にもう一度EPG見て、録画予約をやり直します。このやり方で録画失敗したことはないです。 少なくとも、野球が何分延長しようが、お目当ての番組が何時から始まるか、EPGでハッキリわかるのが凄くいいですね。アナログ地上波しか見れなかった時は放送局のHPで目当ての番組が何時から放送されるか、いちいちチェックして予約してましたから。 予約数はアナログ地上波、地上デジタル、BSD、110°CS、外部入力含め32です。お手軽にあれもこれもと録画出来るので32でもちょっと少なく感じるかも。 この機材は、DVかD-VHSとして他の機器に認識させる事が出来ます。D-VHSとして認識させるとPCでもD-VHSと認識されます。 が、今はコピーワンスの導入の為に無意味に。 |
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HDDレコーダー |
DV-HRD20は250Gです。値段的にHDDの容量(160G)以外で違いが無いDV-HRD2のほうがコストパフォーマンスが良いので、迷いました。購入後、失敗したかなと思いましたが、いざ使い始めると、250GでもHDD容量が不安に・・・。コピーフリーのTS素材は今となっては絶滅危惧種なので実験用に残してます。これが結構HDDを圧迫するのです。それとは別に、使い勝手が良いのであれこれ撮ってしまうのですよね。 ダビングはもちろん、コピーワンスのムーブが出来ます。ムーブが無かったら買ってないですね。 HDDに録画しながらD-VHSでも録画出来ます。MS9でもTT-D2000でもD-VHSを一杯つなげればそのデッキの分だけコピーワンスを同時に録画出来ます。それと同じ事かと。今のところコピーはコピーワンスで制限されてますが、同時録画は制限されてません。 タイトル数は199まで。うーん、99までだったら少ないですが、199だと十分じゃないかと。 iLINK入力に対してのHDD録画はDV入力以外は無理。残念です。 DVDからHDDに録画出来ます。これは自機でDVD-RWにVR方式録画したものに限られ、かつ、無劣化じゃなく、再エンコードしながらという事になります。 エンコーダーの出来が良いので、ストリーム録画機としてはもちろん、DVDレコーダーとしても使いものになります。ああ、それにしても、エンコーダーが時代の流れとは言えDVD方式なのが残念。D-VHS方式なら個人的にはもっと使いやすいのに。 |
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編集 |
コピーワンスがムーブ可能なストリーム録画機としては初の編集機能があるのいいです。いらないシーンを削除してD-VHSにムーブ出来ます。 ※が、いろいろ不具合あって、必要なチャプターをすっとばされてムーブされたりという事があります。編集して110分に収め、ちゃんと再生確認していざムーブ開始!・・・したハズなのに100分しかテープに録画されてない。恐る恐るテープを確認したら、とあるチャプター分が抜けてる・・・。という事が『良く』あるので編集はしないほうが無難です。コピーワンスだからムーブしたら当然タイトルは消えてるし取り返しがつかないのです。万全を期するなら、HDDに録画しながらD-VHSにもバックアップで録画しとくべきです。 なお、シーン削除の方法はそのものずばり『シーン削除』を使うか、一旦チャプター分割して、チャプター単位で削除するという方法が取れます。 ちなみにコピーワンスはGOP単位のカット編集以外出来ないです。TSはプレイリストを使った編集がそもそも出来ません。チャプター単位でのムーブも無理です。タイトルごとムーブのみ。ムーブもD-VHSかCPRM対応DVD-RWのみ。制約多すぎ。 TS以外のコピーフリー素材に関しては、再エンコード前提のプレイリストを使ったフレーム単位編集、無劣化コピー前提のGOP単位編集とか出来ます。 DVDビデオ方式と、DVD-VR方式(DVD-RW)で録画できます。ビデオ方式のほうが互換性高いです。DVD-VR方式は互換性は低いですがいろいろと融通が利いて便利です。 タイトルは自由に作成できません。ここは、あまりにも何も出来なさすぎです。 ※ファームの更新でだいぶマシになりました。* |
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ダビング |
ダビング予約というのがあり、夜中に自動でダビングしてくれる機能があります。これ結構便利です。ただ、連続ダビング予約できません。これとこれはD-VHSへ、これはDVDへダビング予約、というのは出来ないです。 D-VHSへiLINKでムーブやダビング出来ますが、数タイトル選択してまとめてテープに落とせます。EPじゃ1タイトルのみでこういうのが無理だったので、使うと凄く便利です。 ただ、ダビングやムーブの途中で、電源切りでiLINKの認識が消えるタイプの機器の電源が入ると、ダビングやムーブが止まります。これは非常に困る仕様です。 ダビングやムーブするときは1対1が安全です。 |
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不便な所 |
これの入出力端子、アナログ入力が2系統、前面入力無し、出力がD端子1系統とS、コンポジット1系統、iLINKが前面1、後背1、S/PDIF出力1、とかなり少ないです。せめて、もう1系統アナログ出力が欲しいです。 HDDレコーダーというところで、起動が遅く、電源を入れてから録画や再生が出来るようになるまで1分近くかかってしまう事があります。そんなわけで、予約録画開始する時は2分前に電源入ります。 HDDからD-VHSへiLINKダビングする時は何故かDVDが再生できません。それ以外は、DVDに録画しない場合を除けば再生できるのですが。 あと、D-VHSへ直接予約録画やダビングする場合、先頭に余裕が無いので頭が切れますね。正しくは、録画は出来てますが、再生する時、トラッキングが合うまでの余裕が無いから頭が切れてしまうという事です。 回避するには1分前から予約録画するようにするか、HRD20のほうで視聴予約、もしくはHDD録画予約し、D-VHSデッキ側で※iLINK指定録画予約するかですね。 D-VHSの予約録画開始は指定時間より15秒ほど前から始まる為。 とまぁ、そんな事よりも、一番不便なのはコピーワンスです。失敗してもやり直しが効かないし、DVDに落とすにしてもCPRM対応DVD-RW使わないといけないし。 アナログ放送終ってしまったら、DVDレコーダーの機能の大部分が死んでしまいますね。というか、そこまでこれに頼ってるわけ無いとおもいますが。 |
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不具合 |
これって致命的かもしれませんが、HDソースをムーブした時、デッキによってはブロックが出たり、出まくったりします。 ※DRX100はブロック出まくり、DHX1はDHX1側のiLINK、デコーダー部がハングアップします。ファームが古いDHX1のほうに問題あるとおもいますが。 まともにムーブ、ダビング出来るのは何故かDR20000だけでした。 なお、リアルタイムでD-VHSにHD録画した場合はそういう不具合でないので、HRD20側の不具合なんでしょうね。 ※なお、ファーム404052800で地上デジタル放送のムーブもまともに出来るようになりました。 |
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雑記 |
機能は多いですね。デジタルチューナーの機能は全てありますし、DVDレコーダーとしても必要十分な機能付いてます。 外部入力の映像を録画したDVDをPCで見た感想ですが、PCでのキャプチャと違って、ノイズがほんとに少ないですね。アナログBSを録画したらまるで市販品並にノイズが少なく、静止画がほんとに静止して見えます。解像感も申し分無し。 そして、最後に一言 iLINK使う場合は1対1にしましょう。でないと、思わぬときに思わぬ動作して痛い目みます。いや、ほんと。 |
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