DT-DRX100

 

 

基本SMPTEカラーバー まずこれを見てください。

 

 

波形表示プラグインはこの設定で見てます。

 

 

 

スルー

 

ReelTime→コンポジット接続(Y/C分離)→SAA7130-TVPCI

ReelTime→S端子接続→SAA7130-TVPCI

かなりバラバラです。彩度がかなり高めです。

 

 

スルーした時点ですでに輝度範囲が狭くなってます。DR20000とは逆ですね。黒が潰れ気味、というより全体的に収縮されます。

 

コンポジット接続とほぼ同様です。

彩度がかなり高くなってます。

 

Y/C分離機としてのDRX100は相当な曲者です。

コンポジット接続よりマシですが彩度が高くなってます。

 

 

 

STD録画(MPEG-2TS) MPEG-2 VFAPI Plug-in のデコード設定はストレート変換

 

ReelTime→コンポジット接続(Y/C分離)→STD(MPEG-2TS)→CapDVHS

ReelTime→S端子接続→STD→STD(MPEG-2TS)→CapDVHS

バランス的に彩度が高めです。

 

これは意外。輝度彩度が非常にバランス良く録画されてます。『バランス的』には素晴らしいです。

 

スルーよりも輝度が高めですね。ただ極微小に黒が潰れてる気がします。それにしてもノイズが少ないです。

 

輝度に関してはコンポジットと同レベルです。

極微小に彩度も上がってるような感じかな? 各色をつなぐラインが真っ直ぐで素直にエンコードしてる感じです。DR20000とそっくりです。

 

彩度が低くくなってます。輝度と彩度のバランスはとても良好です。

 

コンポジットでもS端子接続でも出力される映像は濃いですがエンコードされるMPEG-2TS自体のデーターは非常に素直であると言えます。他のデッキと互換性を持たすためでしょう。

 

S端子接続とコンポジット接続で彩度が違うというよくわからない仕様ですね。

これを見るとDRX100の映像が濃いからといって、設定で薄くしてしまうと、エンコードされた映像は、他の機器でデコードさせた時に薄く見えてしまいます。

デフォルトの設定が無難でしょう。コンポジット接続オンリーなら-1にしても差し支えないかもしれませんが。(が、しかし)

 

 

D自己録再

 

DT-DRX100デコード→SAA7130-TVPCI

彩度が高くなってます。

 

輝度範囲がDR20000のように伸張されませんね。うーん、忠実に再生してるって事になります。

 

これはS端子接続から録画して再生させたものです。スルー時とD録再は同じような色合いですね。

 

再生の特性としてはDR20000のように輝度が伸張?されず、彩度が高めに出力されます。

 

 

DRX100はエンコーダーとしての特性は優秀かもしれませんが、かなり曲者です。

エンコーダーへの映像はほぼ輝度が収縮しただけで素直。出力時に輝度が収縮され、彩度が高くなるみたいです。

再生・・・に関して言えばDV-535とよく似た雰囲気です。

 

 

ココまでのデータを見ると彩度が高くなるとは言え、それほどおかしな具合にはならなそうです。

が、アナログチューナーの映像そのものが、かなーり彩度高いです。

にもかかわらず、出力時に彩度が上がる。

・・・なるほど、DRX100の白とび問題は、輝度ではなく、彩度が高くなりすぎる事が主な原因ぽいですね。

 

うーん、DRX100の色合い設定が『入力時』ではなく『出力時』にかかってくれるなら良かったのに。

わざわざエンコードする映像を素直になるように設定してあるのになんでこんな中途半端な仕様になってるんでしょうね。

 

 

 

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