「WILDARMS advanced 3rd」Diary
<ケイジングタワー> で。『涙のかけら』を求めてケイジングタワーへやって来たんですが。 このダンジョンのトラップにひっかかるひっかかる!!球体に触れると取り込まれて戦闘になってしまう、という厄介な代物にどれだけ手こずったことか…!!途中で嫌になって投げそうになりましたよ、ええ。……ところが。実はこの球体、スティックをぐりぐりやっていれば抜け出せたんです。それに気づいたのは三つ目の部屋だったか…既に40分はロスした後でした(泣)。 ともかくトラップをくぐり抜けて最上階にたどり着くと、お馴染みシュレディンガー一家とご対面、『涙のかけら』を巡って戦闘開始。戦いには勝ったけれど、問題はその後。 マヤがヴァージニアへ行動の理由を問うてきた。正義のためなのか、と。やや頼りなげにそれを肯定した彼女へ、マヤの言葉がたたみかける。 「星のため、人のため?ちゃんちゃらおかしいわ。正義なんてモノは立場や見解によって簡単に覆るもの。そんなモノを振りかざしても誰の心にも届かないわ。あんたのやってることは自己満足――」 思わずヴァージニアの手が出る。けれどマヤはあっさりそれを抑えて一言。「ほら、ごらんなさい。届きはしないのよ」ここのマヤが格好いい〜! ところが。冷めた表情のマヤの頬に、止めていたはずのヴァージニアの手のひらが、ぺし、と当たる。 そして。 「届いたわよ」 にっこりと笑顔を見せるヴァージニア。(この笑顔が可愛いの!) 「私の思いが簡単に届くとは思わないけど、いつか届くと信じてる。だから一生懸命になれる。あなたと同じくね」 このシーンを見て、彼女の台詞を聞いて、ヴァージニアが強くなったと思いました。 マヤの最初の問いに答えた彼女が自信なさげだったのは、これまで経験してきた出来事から「正義」という言葉の持つ意味合いに疑問を感じたせいなのかな、と思えたんです。ヴァージニアの心にあるのは、正義というよりも、むしろ信念なのではないかと。 この後、マヤはヴァージニアの手を軽く払って「届かないわよ」と言っていたけど、彼女の言い分が上辺だけのものでない事を感じていたように思えたんですよね。それが嬉しくて。 さて、この遺跡の主役『涙のかけら』。色が赤いのでおかしいなと思っていたんですけど(1は青色だったので)偽物かぁ。ま、マヤと意志の疎通が出来たんだからよしとしようかと思いきや。預言者が現れて彼女を連れ去ってしまった!! マヤがいなくなって動転するアルフレッドが、火を見て気持ちを落ち着けるのにはちょっとびっくり(笑)。 そしてここでの注目はトッドでしょう。預言者の交換条件を提示され、本物の『涙のかけら』を探そうとするヴァージニアへ向けた「交換条件を飲んだのは、涙のかけらの手がかりを得るためなのか」という問いかけには、逆にこちらが驚いてしまった。 ヴァージニアの頭にまずあったのはマヤ救出だとばかり思っていたんですよね。だからこそ「マヤを助けたい」というヴァージニアの言葉は嬉しかったし、トッドもまた彼女にこの一件を預ける気になったんじゃないかと。そう感じました。 <魔獣解体施設> ここは義侠心厚いトッドとシェイディの台詞がいいですね。みんながマヤに惹かれているのがわかるし、彼女自身人を惹きつける魅力を持った娘だということを改めて感じます。 「姉さんは想いを言葉にしてくれないから、誤解されやすいんです。本当は誰より一生懸命で誰より優しくて……」 アルフレッドもマヤが好きなんだなーって伝わってきます。もちろん、今までの言動を見ればマヤの思いやりがわかります。天邪鬼なんだってことも(笑)。 これに応えるヴァージニアの台詞を見ていると、父親とのやりとりを考えてしまいますね。伝えることの難しさを感じているのは、誰よりも彼女自身のような気がしますし。 <記憶の遺跡> 『涙のかけら』を見つめるクライヴが少し寂しげ。水をたたえた海を想像する四人。 取引を始める直前に、ヴァージニアへ注意を促すジェット。このやりとりが個人的にツボでした。ふふふ、いいですねぇv 『涙のかけら』を手に入れようとしたリヒャルトへ、アルフレッドが爆弾を投げて攻撃! 「おのれ、悪辣な…」って、あなたがたがそれを言いますか!(爆笑)(←ここ本気で笑ってしまった)間髪入れず「おまえに言われたくねーよっ!」と返したギャロウズ、まさにその通り! ところがここでいきなりアースガルズ復活!? まさか時空の彼方に飛ばされた彼がタイミング良くこんな所に現れるとは…。慌てるギャロウズを叱咤するジェット。珍しいシチュエーションですが、ジェットは現実的だから『起こった出来事』は事実として受け入れて対処するタイプですよね。こういう時に一番頼りになるのではないかと思います。 アースガルズのバリア全開によって周囲が崩壊。あわや、という所に再び出現したのはウェルナーがバリアを防ぐ。バリアにはバリアで対抗なんて言ってるけど、バリアを生み出す方法が疑問ですが…。 それはともかく、混濁した意識の中で初めて素直に会えて嬉しかったという本音を口にしたヴァージニア。ようやく言葉にして想いをつけることができた彼女の心が安らいでいる様子で…。おぼろげではありますけど、ちゃんと気持ちが通じ合えたことに、見ているこちらも少しだけ安心できました。 一段落した後の、ジェットの褒め方がヒネってるのがいいですね(笑)。でも軽口を叩けるようになったのは和んでいる証拠じゃないかと思います。 『涙のかけら』は奪われたものの、アルフレッドが爆弾に仕込んでいた金属粉が付着しているということで、反応を探知して場所を調べることに。
<仄暗き根の道〜機神のゆりかご> ここの入り口は12枚のミーディアムを揃えていないと開かない。というわけで、焦る気持ちを抑えてミーディアム集めに走ることに。 各地を回って情報収集。時間がかかったけどどうにかこうにか4枚入手。しかしその後ガーディアンとの戦闘がまたキツかった…。 ゴブズアジトにて手に入れた石の影狼(ルシエド)は戦闘でいうと一番楽だったと思います。でもってこのガーディアンをヴァージニアに装備させるともう最強状態(笑)。本来の高い魔力+弱点攻撃補正がつくのでがんがんチェインが稼げます。 で、ABYSSにて石の竜神(ゼファー)入手。この戦闘がまたキツかったです。 続いて勝ち抜きバトルの景品でマップ探索して石の獅子王(ジャスティーン)入手。ガーディアンと戦った時は爆発で何度死んだことか…(汗)。 そしてバラル・クォ・ナーガを倒して石の女神(ラフティーナ)入手。しかしこれがいっちばん強烈な戦いでしたね…。ラフティーナ強すぎ(泣)。 まさに満身創痍で12枚のミーディアムを入手して、ようやく入り口をパス。というわけでいよいよ本番。 まずは預言者サイド。主人の元へ戻ったアースガルズが体験談を語ります。 人類の住む以前の星に降り立ち、宝石のように美しい惑星を見ていとおしさを感じたと。 アースガルズは造られた存在だけど、その彼がこういう感情を抱いたことがなんだかこう、嬉しく思えました。ちなみにこのシーンでは、『宝石』という単語に反応するマヤがらしくていいですね(笑)。 で、マリク……母のクローンをまだ造ってるとは(汗)。ファルガイア原初データを使えば想い出を蘇らせることも可能と考える彼の元に、突如、黒髪の少女が出現。 ――この子、ハンフリーピークにいたあの子じゃない!? なんでこんな所に、と驚いてる間に話は進む。 マリクの考えを否定して、彼女自身の力でクローンに想い出を移して、黒髪の少女は忽然と姿を消した。彼女の存在自体不明な部分だらけだけど、マリクの母のクローンは覚醒する。 でも、マルクの姿は魔族化した時点で変わっているわけで……ああ、やっぱり、母親は恐怖して逃げてる……。 一方、侵入してきたヴァージニアの所にアースガルズが出現。すわ戦闘!?と思いきや、背後からウェルナー登場!(お父さん本当にヴァージニアの跡をつけてるのね…)アースガルズを足止めしつつ、マシンを止めろと娘たちに命令する。「ジェット、お前にしか出来ないことなのだ!」と。ジェットの存在がファルガイアを救う鍵って……中途半端にしか情報を出してくれないので謎は深まる一方なんですが〜〜。 けれど追求している暇もなく、ヴァージニアたちはその場を後にする。 先を急ぐ彼女たちを爆発に似た衝撃が襲う。父の身を案じて、咄嗟にきびすを返そうとするヴァージニア。そんな彼女へクライヴの叱咤が飛ぶ。「行ってどうするというのです!…信じましょう…。あなたのお父さんはユグドラシルの災厄から帰ってきたのです」この辺り、やはりクライヴは格好いいv 歩みを止めかけたヴァージニアも頷いて、マヤ救出と預言者の企みを阻止すべく再び前へと進む。 マリクは自分を認めなかった母のクローンを破壊、自我をも崩壊させてしまう。…その惨状には言葉をなくしてしまったけど、ある意味哀れだった…。 そして再びミレディ登場。完全な計画を邪魔するのが許せない、と怒りも露な彼女に対し、クライヴが応酬する。「僕たちが邪魔しているのではありません。あなたたちが計画していた事がいびつで醜いのです」これがまた相手の癇に触る言葉で鋭いんですよ(笑)。 逆上する彼女をあっさり返り討ちにして、ヴァージニアたちは先へと進む。 ミレディ、マリクが倒されたことでリヒャルトは何かを感じたようだけど、ジークフリートにとっては有能か否かの物差しでしか計れないらしい。こういう辺りは空しくないのかな、なんて思ってしまう。 が、ここでマヤ嬢復活ー!! って、ジークフリードが相手!?力の差も歴然、圧倒的不利と思われた勝負ですが……マヤ嬢の強さは半端じゃない!!ARMは魔族の兵器だっていうのに、それを操る彼女の精神力は並の魔族以上らしい。 でも、マヤはひどい怪我を負って倒されてしまう。 ここでようやく駆けつけたシュレディンガー一家&ヴァージニアたち。 「来てくれるって信じてたけど、ちょっと遅すぎないかしら?」 「これでも頑張ったんだよぉ!」 「わかってる……ちょっとからかっただけよ」 駆け寄る仲間に対して、相変わらずのマヤ嬢。このやりとりから、彼らが深い信頼関係があることがはっきりわかった。マヤはシュレディンガー一家を背負う柱であり、仲間もまた彼女を慕っているんだと。 「たとえ身体はくじけても心で立つ!」というのがカッコよすぎ。 最後の最後、自ら爆発に巻き込まれる直前のミレディの姿にはただ感心した。この人の美しさへの執念はある意味賞賛に値するかもしれない。美しさは散りゆく輝きの中にこそある、という言葉が強烈に印象に残った。 爆発に巻き込まれかけたものの、ヴァージニアが間一髪でロンバルディアを召喚する。……けれども「おいで、ロンバルディア!」って、そういう呼び方しますかヴァージニア!?でも可愛い!(笑) ロンバルディアのおかげで機神のゆりかごから無事脱出。 続いて太古の科学で姿を隠している目的地を探す事になった。バラックライズで見た出しっぱなしの望遠鏡の事を思い出し、そこから空を見上げてみる。と、案の定、怪しい場所発見。ポイントを確認してロンバルディアでいざ出陣。 実はこの時、街に出入りするとポイントが移動するとは知らなくて、ポイント探索に思いがけず手間取ってしまったけど(苦笑)。 |