あとがき (written by Yuu
Nagayama)
これにて辻斬り御用は完結です。
一度ギルド仕事をベースに話を書いてみたいな、と思っていたんですが、いざ始めてみるとこれがまぁ難物で(笑)。毎回ない頭を捻りつつ書いていましたけど、とても楽しかったです。
ちなみにこの「辻斬り」を選んだ理由は、犯人を問いつめるシュウが格好良かったからなんですが、いざ見直してみるとコメディタッチの話だったんですよね。
実は私、このギルド仕事自体は、事件の内容が内容だけに、シリアスだと思いこんでいたんです。でも、ギルド仕事発生の時期が時期だし、せっかく小説にするならと、シリアス路線で少しアレンジを加えつつ、ストーリーを膨らませてみました。
…いかがでしたでしょうか?
メインキャラそれぞれの見せ場を作りたかったんですが…なかなかに難しかったです。
(密かに活躍して欲しかった勇者様はトータルヒーリングしかしていませんし(苦笑))
女の子比率も上げたかったんですが、今回はちょっと無理でした。残念。次こそは!!
最後になりましたが。
春架さん、表紙&「1」でのイラスト使用ご快諾、ありがとうございました。長らくお待たせしてしまって本当にすみません。でも春架さんのイラストがなかったら、この話は書けなかったと思います。
東条志月さん、毎回素敵なイラストで話を盛り上げていただいて、ありがとうございます。初稿をお送りした後は、挿し絵を送っていただくのが本当に楽しみでした。次の機会がありましたら、是非よろしくお願いいたします。
そして。
連載を始めてから約7ヶ月、月イチ更新という気の長いものになりましたが、この「辻斬り御用」にお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけましたなら、嬉しく思います。
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