トワイライトゾーン第2シーズン

☆ 「キング・ナイン号帰還せず」 KING NINE WILL NOT RETURN
1943年のある日、砂漠の中に倒れていた男が気付いた。彼は米軍爆撃機キング・ナイン号の機長で、機はアフリカに不時着したのだった。 が、彼は機内に他の乗組員の姿が、死体すら無いことに気付く。自分を置いて砂漠の中に出ていったのか? そんなはずはない。 無電も通じず、全くわけが分からない。しかしやがて、空を奇妙な飛行機が通り過ぎる。彼は、それがジェット機だとなぜか分かってしまうのだった。
☆ 「家宝の瓶」 THE MAN IN THE BOTTLE
☆ 「鏡の中の男」 NERVOUS MAN IN A FOUR DOLLAR ROOM
☆ 「機械ぎらい」 A THING ABOUT MACHINES
☆ 「嵐の夜」 THE HOWLING MAN
ある男の回想。彼は若い頃にある僧院で行き倒れとなり、そこで世話になった。 その僧院には地下牢があり、一人の男が監禁されていた。 彼はその男を何故監禁しているかを僧に問うが、人間など一人も監禁していないと言う。 なんと地下に監禁しているのは悪魔だというのだ。だがその男は非常に哀れでとても悪魔には見えない。
☆ 「みにくい顔」 EYE OF THE BEHOLDER
生まれついての醜い顔のために整形手術を繰り返してきた女性。彼女はただ人並みに暮らしたいと願うだけだ。 しかしこれまでの手術は全く役に立たず、しかも今回行なった手術が法律で許されている最後の手術だった。 この手術が失敗すれば、彼女は施設に強制収容されることになってしまう。やがて、彼女の顔の包帯が取れる日がやってきた。
☆ 「素晴らしき未来」 NICK OF TIME
車の故障で小さな町に立ち寄った新婚旅行中の二人。修理の間の時間潰しのために立ち寄ったカフェで二人は占いの機械を見つけ、試してみる。 機械は男が出世できると答え、男が会社に電話してみると男は部長に昇進していた。また、占いは3時までこの店にいないと危ないと予言する。 そこで男は3時まで店にいようとするが、妻に促されて渋々店を出る。すると車にひかれそうになってしまう。男はまた店に戻って占いの機械に夢中になる。

今回の主役は「スタートレック」のカーク艦長ことウィリアム・シャトナー。
☆ 「合成人間の家」 THE LATENESS OF THE HOUR
ある初老の夫婦が住む家。そこではロボットのメイドや執事が家事一切を仕切っていた。 だが二人の娘は、無表情なロボットによる同じ事の繰り返しの毎日にさんざん嫌気がさしてきていた。 やがて彼女は父親に、ロボットたちを分解してほしい、さもなくば自分が家を出ると言い出す。父親は彼女の要求を呑むが…。
☆ 「二つの夜」 THE TROUBLE WITH TEMPLETON
☆ 「奇妙なカメラ」 A MOST UNUSUAL CAMERA
ある夫婦の泥棒が美術館から古ぼけたカメラを盗み出す。 そのカメラは実は5分後の未来を写し出すカメラだった。 そこで彼らはそのカメラを使って競馬の結果をレース前に写し、大もうけする。 しかし、カメラには10枚しかフィルムが入っていなかった。
☆ 「弱き者の聖夜」 NIGHT OF THE MEEK
クリスマスイブ。サンタクロースに扮する男が酔っ払ってデパートを首になった。 彼の望みは真に貧しい者に贈り物を与えることだったのだ。 そして雪降る路地を歩いていた彼は不思議な袋を手に入れる。 その袋からは皆の欲しがる贈り物が何でも出てくるのだった。
☆ 「縄」 DUST
とある西部の町。もうすぐしばり首になる男がいた。 彼の父親は息子の命を助けてくれと周りの人に頼むが、誰も聞き入れない。 そこで悪知恵の働く男がそこいらの砂を袋に詰め、この魔法の砂をまけば息子の命が助かると言って砂を売りつける。 父親が砂をまいてみると…。
☆ 「過ぎし日を」 BACK THERE
ある男が行きつけのクラブを出た途端、町並みがいつもと違っているのに気付く。 やがて彼は自分が、リンカーンが暗殺された日・場所にいることを知る。 彼はリンカーンの暗殺を止めようと警察に訴えるが、逆に留置場に入れられる。 そんな彼に身元引受人が現れる。その男は彼の言うことに興味を示していた。
☆ 「因縁も売り物です」 THE WHOLE TRUTH
口先三寸でポンコツ車を売り込む中古車屋の男がいた。 ある老人が彼に古い車を売りに来るが、その車には因縁がついているという。 彼は気にせず買い受けるが、その途端に彼は嘘がつけなくなり商売ができなくなった。 因縁を取り払うにはその車を他人に売り付けるしかないというが…。
☆ 「遠来の客」 THE INVADERS
人里離れた一軒家に住む初老の女性。その家の屋根裏に突如円盤状の物体が舞い降りる。 その円盤からは銀色の小人が現れた。 彼女は脅えて追い払おうとするが、小人は得体のしれない武器で攻撃してくる。 そして、何人もの小人が続々と家の中に入り込んできて、彼女に攻撃を加え始める。
☆ 「8時間の奇蹟」 A PENNY FOR YOUR THOUGHTS
ある平凡な銀行員が朝刊を買い、代金の1ペニー銅貨を箱に投げ入れた。 すると、不思議なことに銅貨は箱の中で表にも裏にもならずに立ってしまう。 その時から、彼は人の心が読めるようになった。 人々の本音と建前のギャップに彼はとまどうが、やがて彼の同僚が金を横領しようとしているのを知る。

今回の主役は「奥さまは魔女」の初代ダーリンことディック・ヨーク。
☆ 「No.22の暗示」 TWENTY TWO
女性ダンサーが、入院先の病院で毎晩同じ悪夢を見ていた。 地下へと降りていき、死体置き場である22号室の扉を開くと一人の女性が現れ、「まだ一人入れるわ」と言うのだという。 半ばノイローゼ気味になった彼女だが、なんとか退院し、飛行機に乗ろうとする。 その飛行機の座席番号は22番だった。
☆ 「33号機の漂流」 THE ODYSSEY OF FLIGHT 33
ニューヨークに向かっていた33号機は突如不思議な気流に突入し、スピードはマッハを超えた上に無電も通じなくなってしまう。 やがて無事に気流から抜け出した33号機はニューヨークに降りようとするが、空港どころか建物も全くない。 そこでパイロット達が見たものは、原生林でうごめく恐竜の姿だった。 自分達が時間を飛び越えたと知ったパイロットは、再びさっきの気流に突っ込んで元の時間に戻ろうとする。
☆ 「強いぞ、ディングル君」 MR. DINGLE, THE STRONG
ひ弱なセールスマン、ディングル君は今日も酒場で殴られていた。 そこへ人間には見えない火星人が現れ、実験のため彼に密かに300倍の力を与える。 突然の変化に彼はとまどうが、やがて調子に乗ってその怪力を見せびらかす。 すぐに注目の的になった彼はテレビに出演することになるが…。

ディングル君を演じるのはバージェス・メレディス。
☆ 「ノイズに憑かれた男」 STATIC
ある老人が古いラジオを見つけ出す。そのラジオは彼が若い頃に愛用していたラジオだった。 彼は妻に馬鹿にされるのも気にせずそのラジオを使い続けるが、どうも聞こえてくる放送がおかしい。 なんとラジオからは彼が若かった頃の番組が流れてくるのだった。
☆ 「サイコロ人生」 THE PRIME MOVER
博打好きだが運はさっぱりという男がいた。 ある日、自分の店で雇っている男が念動力を使えるということを知り、早速ラスベガスへと飛ぶ。 彼は一晩で大金を手に入れ有頂天になるが、そんな彼を見て恋人は愛想を尽かして逃げてしまう。 更には彼の相棒ももう超能力は使いたくないと言うが、彼は最後にギャング相手の大勝負をさせろと言う。
☆ 「長距離電話」 LONG DISTANCE CALL
孫によくなつかれていたおばあちゃんが死んでしまった。 ところがそれから孫の様子がおかしくなる。 おばあちゃんに最後に買ってもらったおもちゃの電話で誰かと話しているようだ。 やがてその子は、突然自動車の前に飛び出したりする。どうも誰かに命令されたらしい。
☆ 「幻の砂丘」 A HUNDRED YEARS OVER THE RIM
☆ 「砂の上の宝」 THE RIP VAN WINKLE CAPER
金塊を盗み出した強盗団が、追跡を逃れるために驚くべき手段を取る。 一味の科学者の技術で冷凍冬眠し、100年後に目覚めようというのだ。 そして冷凍冬眠は首尾よく成功する。 彼らは町まで出て行こうとするが、仲間割れによって人数が減っていく。 最後に科学者だけが残るが…。
☆ 「沈黙の世界」 THE SILENCE
静かなクラブで騒々しく喋り続ける、破産寸前の男。彼を疎ましく思っていたクラブの会員である大佐は、彼に賭けを持ち掛ける。 1年間全く喋らなければ、50万ドル与えるというのだ。男はその申し出を受け、彼は1年間クラブの一室で暮らすことになる。 だが大佐の思惑とは裏腹に、男は何ヶ月も沈黙を守り通した。焦った大佐は、彼に細君の浮気を告げ口しはじめる。
☆ 「夢の世界」 SHADOW PLAY
殺人罪で死刑を宣告された男が法廷で暴れ出す。これは自分の夢の一部で、自分を死刑にすると世界が消滅するというのだ。 彼を取材した記者はその話が本当だと確信し、検事に彼の話を聞くように勧める。 渋々彼に会った検事は、話が都合よく進みすぎることなどを指摘され、更に自分がこれから言うことを彼が知っていることなどから不安を抱き始める。 やがて、死刑執行の時が来た。
☆ 「群衆よさらば」 THE MIND AND THE MATTER
毎日の満員電車や会社勤めで人間嫌いになった中年男が、精神統一に関する本を読む。 精神統一によって世界を思うままに変えることができるというのだ。 すっかり感銘を受けた彼は早速実践し、世界中から人間を消し去ってしまう。 ところが、誰もいない世界は非常に退屈だった。
☆ 「火星人は誰だ?」 WILL THE REAL MARTIAN PLEASE STAND UP
雪の降る日、湖に降りたと思われる円盤。湖からはひとつの足跡が近くのレストランへと向かっていた。 保安官はレストランに向かうが、そこには雪で立ち往生したバスの乗客たちがいた。 バスの運転手は乗客は6人だと主張するが、そこには7人の客がいた。 そして、レストランの内部に次々と怪現象が起こり始める。
☆ 「無用な男」 THE OBSOLETE MAN
未来の某国。思想も信仰も、書物も失われたこの国で、一人の図書館員が無用の罪で死刑を宣告された。 彼は自分の死刑を実況放送するよう要求し、処刑方法は密かに自分で決めるという。 そして死刑当日、彼は自分に死刑の宣告をした裁判官を自分の部屋に呼ぶ。 裁判官は言われた通りやってくるが、鍵をかけられ部屋に閉じ込められてしまう。 そして図書館員は、処刑方法として部屋での爆死を選んだと告げる。

無用な図書館員を演じるのはバージェス・メレディス。

第3シーズンのリストに移る
トワイライトゾーンのメインページに戻る
テレビドラマのトップページに戻る