いろは歌留多



江戸いろは歌留多

犬も歩けば捧にあたるじっとしていればいいのに、でしゃばったりするから災いにあう
論より証拠議論するより証拠によって物事は明らかになるものだ
花より団子概観より実利をとること
憎まれ子世にはばかる人から憎まれるような者に限って世間に出てはばをきかし、威勢をふるう
骨折り損のくたびれもうけ苦労しても何の効果もなく、ただ疲れただけのこと
屁をひって尻つぼめあやまちをした後、あわてて取りつくること
年寄りの冷や水高齢に不相応な元気のよいふるまいをひやかす時に言う
ちりもつもれば山となるちりのように小さなものでも、数多く集まれば高大なものになる
律義者の子たくさん律義者は家庭も円満なので、子どもが多い
盗人の昼寝夜に備えて盗人が昼寝をすることより、なにか思惑があってすること
瑠璃も玻璃も照らせば光る物は違っても、優れた素質を持つものは、光をあてれば共に光り輝く
老いては子に従え年をとってからは、子にまかせ、それに従う方がよい