下記の地図は「手押し井戸ポンプ歴史研究会」と台湾会員が作成したものです。西日本各地と台湾各地に点在する井戸、手押し井戸ポンプや現在も残る戦前の消火栓、手押し消防ポンプ、防空壕、ミシン、瓦、神輿などを現地取材したものです。取材にご協力していただいた台湾各地の市民の皆様に、心より感謝の意を示します。
ピン位置は個人情報を保護するために、所在地より一定の距離を置いています。また敷地内のポンプの撮影は、事前に居住人の了解を得ています。
記載状況 | 表題 | 内容 |
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p.65 | 台湾で普及した井戸ポンプのルーツは広島(更新) | 大正・昭和のポンプ王津田喜次郎2022/12/30 |
p.54 | (台湾高雄市旗山郷)手押し消防ポンプ | |
p.88 | 手押し消防ポンプのルーツを歴史資料館にて発見! | 2019/12/24 |
p.136 | ポンプの沈澱器 | (台湾台南市内のみ) |
p.25 | 台湾に残る手動ミシン(データ保存中) | 84台発見(一部同種類が重複)2020/12/1 |
p.127 | 台湾に残る金庫(データ保存中) | 新規ページ 2020/11/14 |
p.7 | 台湾で普及した井戸ポンプ 約3,000台の分析(保存中) | ポンプの商標分析 2020/06/23追加安全牌 |
過去5年間に10数回、台湾西側の台北市から屏東市までの各地の「手押し井戸ポンプ」を探索し、ついに現役で活躍している某ポンプ製造工場を発見しました。本体の鋳物は、中国の自社工場で鋳造して、台湾本社工場で加工・組み立てをしています。ここから、小売店やポンプ設置業者に出荷されています。
2012年10月
[ついに現役のポンプ製造工場を発見する]
組み立て中
完成品
出荷前のポンプ
手前はミニポンプ
いつもやさしい笑顔の故郭徳發先生
2011年5月25日、台湾での井戸ポンプ発掘の唯一の協力者である、屏東市在住の郭徳發氏が逝去されました。
2009年1月に屏東製糖工場のOB会記念式典にお招きいただいてから、台湾の手押し井戸ポンプなどの情報のやり取りを続けていました。戦前の日本に居住していた時期もあり、メールや会話は美しい日本語を使われていました。
この3月の屏東市訪問時にも、愛車の日本国産「DAIHATSU」で屏東市近郊から高雄市まで、日本人なら到底歩けない裏路地にまで案内して頂きました。それも事前に下調べをされているので、わずか半日で約20ヶ所の井戸ポンプの確認が出来ました。「大隆牌」「深泉式」は初顔合わせで、おなじみの「津田型」「正昌牌」もありました。
昼食に立ち寄ったレストランで近所の知り合いと出会った時には、「はるばる日本から尋ねて来てくれた友人です」と、誇らしげに紹介される郭さんの笑顔を今でもはっきり覚えています。
ここに謹んで生前のご厚意に対し、心よりの感謝と哀悼の意を表します。 合掌
記載 | 記載 | ~宜蘭羅東から屏東東港まで~(★韓国編のコメント、写真も含む★) |
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p.79 | 2023/11/14 更新 | 第1518~1522話 台北駅にて阪神タイガースファンを発見しました! |