ツリークライミング®と「安全木登り ベスト」の違い
一口に木登りと言っても登る木が千差万別なので木登り方法も
多種多様でなければ、仕事として成し遂げることができません。
私どもNPO法人ベストが開いている木登り講習会の違いを紹介いたします。
違いその 1
ツリークライミングは、大きな木で下枝が無く、素登りができない木に登るときに使われる木登りの方法です。
一方、「安全木登り ベスト」は、街路樹や庭園木のように下枝があり、
造園家が枝を伝って素登りできる木に登り剪定、伐採作業をする時の墜落防止システムです。
ツリークライミング 「安全木登り ベスト」
違いその 2
ツリークライミングは上のほうの1本の枝にロープを引っ掛けてそのロープを 伝ってロープ登りをします。従ってロープを引っ掛ける枝や木の股が安心できる強さが必要です。そのため枝や股の安全性を地上から確認できる能力が必要です。
一方安全木登りベストでは木に登りながら、枝や幹を目の当たりにしての安全な 幹にロープを引っ掛けます。
違いその 3
ロープと木が結ばれる箇所は
ツリークライミングが1箇所。
ベストは自分が安心できる数だけ(5か所から10か所)結ぶことができます。
違いその 4
ツリークライミングはレクレーションで健全な木に登ることを基本としています。
一方安全木登りベストは健全木はもちろん、枝が折れる危険がある木に仕事として登るときに使用します。
違いその 5
ツリークライミングはツリークライミング®ジャパン が商標登録した木登り方法です。
「安全木登り ベスト」は樹木医 安田邦男が考案し、特許取得した街路樹や庭木用「木登りの墜落防止システム」です。 NPO法人 ベストでは独自の公認講師が講習会を開いています。