トワイライトゾーン第3シーズン

☆ 「最後の二人」 TWO
戦争でゴーストタウンと化した町に迷い込んだ一人の女兵士。彼女はそこで敵国の男兵士と遭遇し、食料の奪い合いとなる。 が、やがて男は戦うことが空しくなり、彼女に食料を分け与える。彼女は男に興味を示し、なんとなくついていくが心は許さない。 男は彼女にドレスを差し出す。彼女は着替えようとするが、そこにあった軍のポスターを見て自分の立場を思い出し、彼に銃を向ける。

女兵士は「奥さまは魔女」のサマンサことエリザベス・モンゴメリで、男兵士の方はチャールズ・ブロンソン。
☆ 「到着」 THE ARRIVAL
飛行場に飛行機が到着した。 しかし、その飛行機には荷物はおろか、乗客もパイロットも何も乗っていない。 調査員は関係者から話を聞き調査するが、全く謎が解けない。 やがて調査員はとてつもない結論を下す。この飛行機自体が幻覚だというのだ。
☆ 「生と死の世界」 THE SHELTER
ある医者の誕生パーティーの最中、核ミサイルらしき物体が飛んでくるというニュースが入る。 医者の家にはシェルターがあり医者の家族はそこに避難するが、その他の人はパニックに陥る。 そして医者のシェルターに入れてもらおうと人々はやってくるが、シェルターには余分な人の入る余地は無い。 やがて人々はエゴをむき出しにし、シェルターの扉をブチ破ろうとする。
☆ 「遠い道」 THE PASSERSBY
南北戦争終了直後、長い道をたくさんの兵隊たちが歩いていた。 道沿いにある家では一人の女性が夫の帰りを待っていたが、そこへ足を負傷した軍曹が現れ、その家で世話になる。 その道には途絶えることなく人が通りすぎていくが、時々通る知り合いなどを見るとどうも様子がおかしい。 軍曹はおぼろげながら事情を理解し、女性が止めるのを聞かずに更に道を進もうとする。
☆ 「栄光の報酬」 A GAME OF POOL
ビリヤードの名人がいた。 だが彼は15年前に死亡した世界一の名人の名を引き合いに出されることに憤慨し、彼と一度勝負がしたいと言う。 すると死んだはずの名人が目の前に現れ、命を賭けて勝負をしないかと誘う。 一度は躊躇するが、結局彼は勝負を受ける。そして世界一の座を賭けた勝負が始まった。
☆ 「鏡」 THE MIRROR
ある国で革命が起こり、一人の男が指導者になった。 彼は前の指導者から、部屋にある鏡は自分を暗殺しようとする者を写し出すと聞かされる。 彼がその鏡をのぞくと、革命の同志が彼に銃を向ける姿が写る。 そこで彼はその同志を殺すが、再び鏡をのぞくと別の仲間が彼に銃を向けている。 彼は鏡に写った者を次々に殺していく。

今回の主役はピーター・フォーク。
☆ 「墓」 THE GRAVE
極悪な無法者が故郷の町で住民たちに射殺される。数日後、その無法者を追ってきた男が町にやってくる。 酒場で男は自分の手で捕らえたかったと町の人に話すが、やがて夜中に無法者の墓に行けるかという話になる。 男はその話に乗って夜中に墓へと向かう。しかし、朝まで待っても男は帰って来なかった。

今回の主役はリー・マービン。
☆ 「こどもの世界」 IT'S A GOOD LIFE
世界の全てが消え去り、ひとつの小さな村だけが残っていた。 そこには数人の大人に混じって、一人だけ6歳の少年がいた。 この子は超能力を使ってどんなことでもできてしまう。今日も彼に向かって吠えた犬を消し去った。 大人たちもこの子のご機嫌を取っていないと消されてしまうのだ。

映画版「トワイライトゾーン」第3話の原作。
☆ 「亡霊裁判」 DEATHS-HEAD REVISITED
片田舎に一人の男がやってくる。 その男は強制収容所跡にやってくるが、実は男はかつてそこで捕虜を虐待していた大尉だった。 そこに、かつて捕虜だった男が現れる。男は大尉に罪を償うように要求するが、大尉は聞き入れない。 やがて、死んだはずの捕虜たちが現れ、彼を裁判にかける。
☆ 「狂った太陽」 THE MIDNIGHT SUN
突如地球が軌道を外れ、太陽に接近し始めた。 そして真夜中でも昼間のような明るさとなり、水は絶え、停電が頻発する。 ある画家の女性が住むアパートでは住人が全て出て行き、大家と彼女だけが残る。 二人はなんとか生き延びようとするが、気温は限りなく上昇していく。
☆ 「魔書と南軍」 STILL VALLEY
南北戦争中の出来事。敗色の色濃い南軍の斥候の一人が北軍の動向を探る。 ところが北軍が進軍したはずの町からはざわめきひとつ聞こえてこない。 そこで町に侵入した彼は、北軍の兵士が一人残らず立ったまま眠っているのを知る。 やがて彼は一人だけ動いている人間を見つける。それは老人で、北軍を眠らせたのは自分の魔術だという。 老人は、自分はもう死ぬと語り彼に魔術書を譲る。彼はそれで全ての北軍兵士を眠らせようとする。
☆ 「ジャングルの呪い」 THE JUNGLE
ニューヨークのオフィス街。 ある会社がアフリカの開発を行なっており、そこの重役の妻はアフリカで魔術師に呪いをかけられたことを気にしていた。 彼はそんなことを気にしていなかったが、ある日妻からもらったお守りを酒場に忘れてしまう。 その帰り道、周りから太鼓の音や動物の鳴き声が聞こえてくる。
☆ 「昔はよかった物語」 ONCE UPON A TIME
1890年のニューヨーク。現代に不満だらけの初老の男が、勤め先の大学の教授が発明したタイム・ヘルメットを拝借して1963年にやってくる。 だがさぞかし夢のような世界かと思いきや、物価は高いし自動車などで騒音だらけとろくなことがない。 しかも彼はヘルメットを子供に取られてしまいあわてて追いかけるが、自分も警官に追われる羽目になる。

今回の主役はバスター・キートン。
☆ 「奇妙な奈落」 FIVE CHARACTERS IN SEARCH OF AN EXIT
男が目覚めると、そこは壁に継ぎ目ひとつない円筒形の部屋だった。はるか上には月が見える。 男は自分が少佐だということ以外何も思い出せない。 そしてその部屋には彼以外にピエロやバレリーナなど4人の人間がいた。 ところが誰も、自分が誰なのか、ここがどこなのかを知らないと言う。彼らはそこから抜け出そうとするが…。
☆ 「日本軍の洞窟」 A QUALITY OF MERCY
1945年。とある島の洞窟に十数人の日本兵が立てこもっていた。 それを監視している米兵たちは、彼らが半病人であるために見逃して先に進もうとする。 しかし、新しい指揮官が赴任し、日本兵を全滅させろと命令する。 ところがその指揮官はふとしたはずみに、自分が1942年の日本兵になっているのに気付く。 日本兵の指揮官は、これから米兵が立てこもっている洞窟を襲撃するという。

映画版「トワイライトゾーン」第1話の原作…というか原案。
「スタートレック」のミスター・スポックことレナード・ニモイがチョイ役で登場。
☆ 「死神の訪れ」 NOTHING IN THE DARK
ある老婆がさびれた建物に、何かに脅えつつ一人で住んでいた。 そんな彼女の家に負傷した警官がやってくる。彼女は最初は入れようとしなかったが、結局入れてしまう。 彼女は警官に、自分は死神の姿を見ることができると語る。死神に出会うと死んでしまうと言うのだ。 しかし彼女は死ぬこともなく、警官はベッドで休息を取る。が、しばらくして彼女の部屋にノックの音がした。

警官を演じるのはロバート・レッドフォード。
☆ 「水爆落ちる」 ONE MORE PALLBEARER
成功して財産を手にしたが性格のねじれている男が、自分の家にシェルターを備え付けた。 そして彼は、かつて自分に恥をかかせた3人の人間を呼び寄せる。 彼はニセのラジオ放送と警報を流し、核ミサイルが迫っていると言って3人をだます。 彼にあやまり許しを乞えば共にシェルターで安全に過ごすことを許すと言うが、3人は受け入れず、家を出て行く。 彼は憤慨するが、やがて本物の警報が鳴り始め、ラジオ放送が危険を告げる。
☆ 「死人の靴」 DEAD MAN'S SHOES
路地に立派な身なりの男の死体が投げ込まれた。 それを見たルンペンの男は、死体が新しい靴をはいているのを見てその靴を取り上げる。 ところがその靴をはいた途端、男の様子が一変する。知らない家に上がり込み、そこの住人のように振る舞う。 その家に住む女性は、男の振る舞いが自分の亭主にそっくりなのに恐怖を覚える。 やがて男はある酒場へと出かける。
☆ 「狩の最中突然に」 THE HUNT
犬を連れてアライグマ狩りを楽しむ老人がいた。 ある日、犬がアライグマを追いかけて水中に潜っていったが、上がってこないので老人も犬を追って川に飛び込む。 翌朝、老人は水辺で気が付いて家に戻ろうとするが、おかしなことに皆が自分のことを無視する。 家に戻ると妻が喪に服していた。老人は死んでしまっていたのだ。
☆ 「西部劇作法」 SHOWDOWN WITH RANCE McGREW
ランスは西部劇ドラマの主役で保安官役を演じているわがまま俳優だった。 今日も銃の名手ジェシーをやっつけるシーンでNGを連発する。 ところがふとした瞬間から、彼は本当の西部の世界に紛れ込む。 そこに本物のジェシーが現れ、ドラマで自分が弱く描かれているのが気に食わないので勝負しろという。
☆ 「真夜中の遊戯」 KICK THE CAN
皆が半ば死んだようになっている老人ホーム。 そこに一人だけ元気な老人がいた。いつも子供みたいなことをして看護人を困らせている。 ある日彼は子供のようにカンケリ遊びをしようと言い出す。 皆は最初は乗り気でなかったが、だんだんやる気になってくる。

映画版「トワイライトゾーン」第2話の原作。
☆ 「ピアノの怪」 A PIANO IN THE HOUSE
古物商に来た男が妻の誕生日のプレゼントに自動ピアノを買っていく。 男は試しにピアノを動かしてみるが、すると無愛想な召し使いが突如陽気になったり、おとなしい妻が彼に激しく苦情を言ったりする。 どうやらこのピアノを使うと人の本当の心が分かるらしい。 彼は面白がり、誕生パーティーに来た人たちの前でピアノを使ってみる。
☆ 「蘇ったジェフ」 THE LAST RITES OF JEFF MYRTLEBANK
村の青年ジェフが死んで葬式が行なわれた。だがその最中、ジェフが生き返る。 ところが生き返ったジェフは以前とどこかしら違ったところがある。 人々は本当のジェフは死んでいて悪魔が代わりに蘇ったのだと噂する。 そして彼の婚約者までもが彼に脅え始め、人々はジェフを村から追い出そうとする。
☆ 「人類に供す」 TO SERVE MAN
地球に円盤が飛来する。そのため国連会議が招集されるが、そこに宇宙人が現れる。 彼らは人類のためにさまざまな技術をもたらしてくれるという。 その言葉は嘘ではなく、やがて地球上からは飢えも争いも消え去った。 そして彼らの乗ってきた宇宙船で彼らの星に旅行することが流行し始める。
☆ 「星のシンデレラ」 THE FUGITIVE
ベン爺さんは子供たちの人気者。いつも魔法のような力を使って喜ばせてくれる。 ある足の不自由な女の子もベンのファンだったが、ある日ベンが二人の男に追われていることを知る。 ベンは女の子にだけ打ち明けるが、なんと彼は宇宙から来た生物だという。 ベンは女の子の足を治し、ハエになって逃げ出す。ところがそこへ彼を追う二人の男がやってくる。
☆ 「消えた少女」 LITTLE GIRL LOST
ベッドで寝ていたはずの女の子が突如消えてしまう。 そしてその部屋で飼っていた犬までもが消えてしまう。 両親は友人に調べてもらうが、どうやら子供の部屋で四次元への入り口が発生したらしい。 彼らは犬を子供に会わせてから、犬を呼び寄せて子供を脱出させようとする。
☆ 「自分を探す男」 PERSON OR PERSONS UNKNOWN
男が目覚めると、妻が自分のことを知らないと言う。 彼は訳が分からぬまま会社に行くが、自分の席には知らない男が座っている上に、皆が自分のことを知らないと言う。 彼は警察につかまり病院に連れて行かれるが、自分が自分であることを証明することができない。 そこでその証拠を探すため、彼は病院から脱走する。そしてついに彼は妻と自分が一緒に写っている写真を探し出す。
☆ 「こびと虐殺」 THE LITTLE PEOPLE
宇宙船が故障し、未知の惑星に不時着した二人の宇宙飛行士。 そこで部下の方が、不思議な場所を発見する。足元に広がる小さな場所。だがそこには小さな森が、小さな建物が、小さな人間達の社会があるのだった。 やがて上司が宇宙船を修理し、この惑星を離れることになる。 が、部下の男は、この惑星に残ってこの小さな世界の支配者になろうと決意する。
☆ 「悪意の果て」 FOUR O'CLOCK
☆ 「ほら吹きフリスビィ」 HOCUS-POCUS AND FRISBY
フリスビィは近所でも有名なほら吹き。 いくつもの大学の博士号を取ったとか色々な品を発明したとか、いつもほらばかり。 そんなある日彼は妙な2人組によって円盤の中へと連れ去られてしまう。 彼らは宇宙人であり、フリスビィのほらを真に受けて、非常に優秀な地球人のサンプルとして彼を宇宙に連れて行こうとする。
☆ 「たそがれの賭」 THE TRADE-INS
体を若いものと取り替えることすらできる時代。ある老夫婦が新しい体を買いに行くが、金が足りないので一人しか体を買うことができない。 いつでも二人一緒と決めていた二人は体を買わずにそのまま帰るが、病気による体の痛みに耐え兼ねている夫は賭博バーへと向かう。 全財産を賭けて二人分の手術代を手に入れようというのだ。
☆ 「天よりの使者」 THE GIFT
☆ 「生きている人形」 THE DUMMY
ある腹話術師がいたが、彼には悩みがあった。自分の相棒の人形は生きていると思い込んでいたのだ。 何度も医者にかかったが、彼の悩みは全く良くならない。そこで彼は別の人形で舞台に立つことに決め、元の相棒は箱にしまっておこうとする。 だがその晩、家に帰ろうとした彼の耳に、人形が自分を引き止めようとする声が響いて来る。
☆ 「亡き母の招き」 YOUNG MAN'S FANCY
結婚することが決まり、男は亡くなった母とかつて共に住んでいた家を売りに来た。 男は久しぶりに家に入って懐かしがるが、婚約者の方は家の中がおかしいことに気付く。 突如古いレコードが鳴り出し、止まっていた時計が動き出す。 彼女は家を早く売るように男に言うが、男は母との思い出に浸り家を売らないことに決めてしまう。 やがて、家の中に突如古い調度品が現れ始める。
☆ 「ロボットの歌」 I SING THE BODY ELECTRIC
早くに妻を失い、3人の小さな子を持つ父親。 彼は雑誌の広告を見て、人間そっくりの子守ロボットを作ってくれる会社を訪ねる。 子供のリクエストで亡くなった妻にそっくりのロボットができあがり、子供たちは大喜びするが、末の娘だけはロボットを嫌っていた。 彼女は自分を置いて死んでしまった母親が許せなかったのだ。

「奥さまは魔女」のダーリンの上司ラリーことデビッド・ホワイトが父親役で登場。
☆ 「みならい天使」 CAVENDER IS COMING
☆ 「栄光ある引退」 THE CHANGING OF THE GUARD

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