トワイライトゾーン第5シーズン

☆ 「殺すなら私を」 IN PRAISE OF PIP
競馬のヤミ馬券売りの男。彼の息子のピップはベトナムで重傷を負っていた。 そんなことは知らない男は息子のためにまともな暮らしに戻ろうとして、刺されて怪我をする。 彼は息子とよく遊んだ遊園地に行くが、そこで幼い頃のピップと出会う。 彼はピップと共に遊園地で遊ぶが、しばらくしてピップは逃げ出す。自分はもうすぐ死ぬと言うのだ。
☆ 「四角い墓場」 STEEL
人間同士のボクシングが廃止されて6年。今やボクシングはロボット同士が戦うスポーツになっていた。 だが、金が無いためメンテナンスもろくにできないまま運ばれてきたロボットのマクソーはついに試合前に壊れてしまう。 そこで元ボクサーだったマネージャーは、自分がマクソーになりすまして試合に出ることにする。

今回の主役はリー・マービン。
☆ 「2万フィートの戦慄」 NIGHTMARE AT 20,000 FEET
ノイローゼが治って退院し、ようやく飛行機で我が家に帰ることになった男。その飛行機は嵐の中に飛び込んでいた。 男がふと窓の外を見ると、翼の上に人間のようなものがいる。男は驚いて妻やスチュワーデスに話すが、彼以外の者が見る時はその生き物は姿を見せないのだった。 病気が再発したと思われてしまった彼は、もう相手にされなくなってしまった。やがて男がまた窓の外を見ると、その生き物はエンジンを破壊し始めていた。

映画版「トワイライトゾーン」第4話の原作。 今回の主役は「スタートレック」のカーク艦長ことウィリアム・シャトナー。
☆ 「世界が静止する日」 A KIND OF STOP WATCH
☆ 「小さくしてくれ」 THE LAST NIGHT OF A JOCKEY
☆ 「殺してごめんなさい」 LIVING DOLL
妻の連れ子に辛くあたってしまう男。ある日妻が娘に買ってやった人形が、彼しかいない時に限って彼が嫌いだなどとしゃべるようになる。 男は最初は妻のトリックだと思っていたが、実は本当に人形がしゃべっていることに気付く。 男は人形をゴミ箱に捨てたりバラバラにしようとしたりするが、なぜかうまくいかない。そして人形は、彼を殺すと言い始める。
☆ 「洞窟の予言者」 THE OLD MAN IN THE CAVE
☆ 「憎悪の家」 UNCLE SIMON
憎らしい叔父に25年間こきつかわれていた女性がいた。 ある日、階段でもみあったはずみに叔父は階段から落ちて死んでしまい、彼女は遺産を相続することになった。 だが、相続するには叔父の実験を続けなければならないという。その実験とは、叔父の作ったロボットを管理することだった。 ロボットは徐々に自我に目覚め、叔父と同じ口調になってくる。

映画「禁断の惑星」のロビーのパチモン(ぉぃぉぃ)が登場。
☆ 「禁断の遊星」 PROBE 7 - OVER AND OUT
ロケットが軌道を外れ、見知らぬ惑星に不時着して故障する。 パイロットは地球に救助を求めるが、地球では全面戦争が勃発して連絡が途絶える。 彼は惑星を調査するが、どうやら彼以外に何者かがいるらしいことが分かる。 ようやく彼はその正体を暴くが、それは人間の女性そっくりの宇宙人だった。
☆ 「幻の騎兵隊」 THE 7TH IS MADE UP OF PHANTOMS
かつて第7騎兵隊が戦った場所で陸軍が演習を行なっていた。 ところがそこでは第7騎兵隊の真新しい水筒が見つかったり、インディアンの声がしたりのろしが上がったりする。 そしてインディアンの集落が見つかった時、彼らは自分たちが第7騎兵隊の戦いの時にいることを確信する。 彼らは第7騎兵隊と合流すべく先を急ぐ。
☆ 「ある泉からの一杯」 A SHORT DRINK FROM A CERTAIN FOUNTAIN
☆ 「命を刻む時計」 NINETY YEARS WITHOUT SLUMBERING
ある老人が非常に大切にしている、古い大型の時計があった。 彼はその時計が止まると自分も死ぬと信じていたのだ。 息子夫婦に苦情を言われた彼は隣の家に時計を譲る。 しかし彼が時計のネジを巻きに行こうとすると、隣の家は旅行に行って留守になっていた。 そして時計が止まる。
☆ 「指輪の中の顔」 RING-A-DING GIRL
ハリウッドで大成功した女優のバーニーが、突如故郷の町に帰ってきた。 だが彼女は、町の恒例行事のピクニックを中止しろなどと無茶なことを言い出す。 彼女は故郷の皆から贈られた指輪から伝えられるメッセージに従い、姉の心配をよそに色々な人の元を訪れる。 ついに彼女は地元のテレビにまで出演し、ピクニックの時間に学校の講堂で自分のショーを開くと宣言してしまう。
☆ 「車は知っていた」 YOU DRIVE
☆ 「帰ってきた宇宙船」 THE LONG MORROW
☆ 「百万ドルの変身」 THE SELF-IMPROVEMENT OF SALVADORE ROSS
金も教養も無い男がある女性にふられた。 八つ当たりで手を傷めた彼は入院するが、そこで咳に悩んでいた老人に冗談で手の怪我と咳を交換しようと言う。 すると本当に交換できてしまう。そこで彼は大富豪に会い、自分の若さと財産を交換する。 そして彼は金で若者たちから若さを取り戻し、再び自分をふった女性に会いに行く。
☆ 「ある改造」 NUMBER 12 LOOKS JUST LIKE YOU
人間の外見を完全に改造してしまうことができる時代。人は皆、同じ美しい顔になっていた。 ところがある少女は改造されることを極度に嫌がる。親も友人も彼女の気持ちを理解できない。 母親は彼女を説得するために改造センターに連れて行く。 医者は改造して美しくなることの素晴らしさを彼女に説くが…。
☆ 「黒い訪問者」 BLACK LEATHER JACKETS
☆ 「真夜中に呼ぶ声」 NIGHT CALL
一人暮らしの老婆が、ある嵐の夜から何度も無言電話を受けるようになる。 家政婦は受話器を上げておけばいいと言うが、老婆は相手の正体を突き止めようとする。そして最初は無言だった相手も、だんだんと不気味な声で話すようになる。 やがて、電話局が回線調査の結果を知らせてきた。なんと彼女の家の電話線は断線しており、今は外部から電話がかかって来るはずはないと言うのだ。
☆ 「女性にご用心」 FROM AGNES-WITH LOVE
有能な技師が、超高性能コンピュータ「アグネス」の担当に抜擢される。 彼は気を良くして兼ねてから思っていた女性にアタックし、めでたく付き合いを始める。 そして彼が彼女との付き合い方について悩んでいると、なんとアグネスがアドバイスをしてくれる。 ところがアドバイス通りにしてみると、ことごとく裏目に出る。 しかもアグネスは本来の計算の仕事より、彼の恋の行方の方が気になるらしい。
☆ 「甦った過去」 SPUR OF THE MOMENT
アンが乗馬を楽しんでいると、黒ずくめの謎の女性が彼女を追いかけてくる。 彼女は家に逃げ帰るが、謎の女はそこまでは追って来ない。 アンはその晩、パーティーから抜け出し駆け落ちする。 25年後、アンは亭主にいびられて酒浸りの生活を送っていた。 そんなある日出かけてみると、若い頃の彼女が現れた。
☆ 「ふくろうの河」 AN OCCURRENCE AT OWL CREEK BRIDGE
ある男が橋の上で絞首刑にされた。だがその時ロープは切れ、男は大砲や銃弾の雨が降る中を河を泳いで逃げ出した。 やがて男は遠くの岸にたどり着くが、安心したのもつかの間、大砲が彼を狙う。 彼は必死の思いで森の中を逃げ続け、ついに懐かしの我が家へとたどり着く。そして愛しの妻が彼を出迎えてくれるが…。

カンヌ映画祭短編映画賞を受賞したフランスの作品を編集して1エピソードとした。 なぜかと言うと、あと1本撮影すれば終わりというところで予算が無くなったから。
☆ 「エジプトの女王」 QUEEN OF THE NILE
有名な美人映画女優。彼女を取材に来た記者は、彼女の母親の老女から妙な話を聞く。 自分は母親ではなく彼女の娘だというのだ。 そこで記者は彼女に接近し、色々と彼女のことについて調べる。 すると驚くべきことに、彼女は別名で今と変わらぬ美しさで40年前の映画に主演していた。
☆ 「狂った映像」 WHAT'S IN THE BOX
☆ 「生きている仮面」 THE MASKS
カーニバルの日、偏屈な爺さんの元を訪れた娘夫婦とその二人の子供。だが彼らの目的は爺さんの遺産だった。 心臓を患っておりもう長くないことを悟った爺さんは、その晩に妙なことを言い出す。 4人に午前零時までの3時間、奇妙な顔の仮面をつけていろと言うのだ。遺産を貰うため、しぶしぶ言うことを聞く4人。 そして午前零時の時計の鐘が鳴る中、爺さんは息を引き取る。
☆ 「暗黒の死刑台」 I AM THE NIGHT-COLOR ME BLACK
不思議なことに朝になっても辺りが明るくならない。 今日は凶悪な殺人犯がしばり首になる日であり、皆がその日を待ち焦がれていた。 ついに9時半となり刑を執行することになるが、辺りは全く明るくならない。 死刑囚は、周りから野次が飛ぶ中、人々を憎しみながら死んでいく。
☆ 「音と静けさ」 SOUNDS AND SILENCES
☆ 「人形はささやく」 CAESAR AND ME
さえない腹話術師がいた。彼がいつものように相棒の人形に話しかけると、なんと人形が自分の意志でしゃべり始める。 彼は仕事が無く金に困っていたが、人形の提案で食料品店に泥棒に入り、金を手にする。 彼は良心の呵責に耐え兼ねていたが、人形はもっと大きな仕事をしようと言う。
☆ 「処刑のベルが鳴る時」 THE JEOPARDY ROOM
収容所から脱走し亡命しようとしている男がいた。 だが男の隠れ家には既に秘密警察の手がのびており、彼は薬で眠らされてしまう。 その間にその部屋には爆弾が仕掛けられてしまった。 そして3時間以内に見つけ出すことができれば自由の身になれるという。
☆ 「連れてきたのは誰?」 STOPOVER IN A QUIET TOWN
パーティーで酔っ払った夫婦が目覚めてみると、知らない町にいた。 そこは妙な町で人っ子一人いない上に、冷蔵庫には紙のパン、木には作り物のリス、木は置いてあるだけ、芝生は紙でできている。 そして時折聞こえる子供の笑い声。二人は必死で町から逃げ出そうとして自動車を見つけるがエンジンが入っていない。 やがてようやく動いている汽車を見つけて乗り込む。しかし汽車は同じ駅に戻って来た。
☆ 「対決」 THE ENCOUNTER
元軍人で、職を追われて妻にも逃げられた男フェントン。彼の元に、日系二世の庭師志望の男タローがやってくる。 フェントンは戦利品として日本刀を持っていたが、なぜかその刀は何度手放しても彼の元に戻ってくるのだという。 やがて二人はなぜか屋根裏部屋に閉じ込められてしまう。そして、ふと刀を手に取ったタローはフェントンに殺意を覚える。

本国での再放送と日本での放映が自粛されたいわく付きの作品。確かに凄い内容だ。
☆ 「死者を呼ぶ男」 MR. GARRITY AND THE GRAVES
開拓時代のある町。そこでは無法者によって多くの人が殺されていた。 そこに一人の男が現れ、死人を生き返らせることができるという。 人々は最初は信じなかったが、実際に彼は死んだ犬を生き返らせてしまう。 そしてある晩、彼は死んだ人たちを生き返らせ始める。ところが死んだ人が生き返ると困る人たちがいた。
☆ 「最後の支配者」 THE BRAIN CENTER AT WHIPPLE'S
とある企業の社長が、最新鋭の機械を導入する。それによって工場の従業員が一斉に解雇される。 周りの人々は彼に苦情を言うが、彼は聞き入れない。 そして、新しい管理機械を導入して長年働いてきた工場長も解雇したのを始め、どんどん機械を導入してどんどん人を解雇していく。

映画「禁断の惑星」のロビーの本物が登場。
☆ 「死ぬほど愛して」 COME WANDER WITH ME
人気絶頂のロカビリー歌手。彼は新しい歌を求めてへんぴな村にやって来た。 彼は一人の少女が歌う歌を気に入り、彼女にもっと歌を歌うように頼む。 やがて二人は愛し合うようになり、共に村を出て行こうと語り合う。 ところが村の若者に銃を突き付けられ、彼は若者を殺してしまう。彼は逃げ出そうとするが…。
☆ 「闇に光る指紋」 THE FEAR
☆ 「水に消えた影」 THE BEWITCHIN' POOL
豪華なプール付きの家に住む家族。だが両親は喧嘩ばかりしており、幸せではなかった。 その家の二人の子供は、突如プールに現れた子供に導かれて不思議な老婆が住む家に着く。 そこは楽しいところだったが、両親が気になり二人は元の家に戻る。 ところが両親はついに離婚することに決めてしまう。

トワイライトゾーンのメインページに戻る
テレビドラマのトップページに戻る