「WILDARMS advanced
3rd」Diary
Vol.3
<ルナティックガーデン> 名前の響きが綺麗な遺跡。でも内部は特に変わったところもなく、ダンジョン自体はさほど苦労しなかった。あ、一ヶ所あったっけ。名前の通り庭のような場所で、木箱をぶつけて作動させる四角錐のスイッチがひとつだけ作動しなくて、いろんな角度でがしがしぶつけたのに反応ナシ。木箱を持ったままウロウロしながら画面をぐるぐる回してみたら、庭のはずれにひっそりと置いてある四角錐を発見(笑)。無事クリア。 中空に浮いている天体ミニチュアらしきものは封印獣かな、と思いつつ先へ行く。 すると、奥の部屋に陽炎のようにぼんやりとたゆたう女性と、ターバンに白い衣装の青年の姿があった。青年の胡乱な(この言葉に限らず、WA3の単語は難しいものが多い気が(汗))態度に彼が『不浄なる痕』で出会ったミレディと繋がりがあると直感し、身構えるヴァージニアたち。すると、彼──『嫌みに笑う青年』は、このファルガイアを支えうる程強大なガーディアンのエネルギーを奪っている事を得意気に語る。彼の行動を止めようとしたけれど、ガーディアンのおぼろげな姿からも解るように時既に遅く、ほとんどの力を吸い取られたしまったらしい。この時一番怒ったのがギャロウズだったんじゃないかな。バスカーの風習を嫌っているけれど、その実誰よりガーディアンの存在に愛着を感じているのかも、と思えた。 ヴァージニアたちの相手をする気がなかった青年はジェイナスを呼ぶけれど、そのジェイナスが姿を見せない。(本当はこの場にいるのにそ知らぬ顔で命令ムシする所が彼らしい(笑))仕方なく青年──マリク自身が戦うものの、ミレディと同様に身体に異変があるらしく、ひどく苦しげ。ここでようやくジェイナス登場、倒されたマリクを引き連れて逃走する。追いかけるヴァージニアたち。 ここで、ギャロウズが一人残って姿もおぼろげになっている女性──ガーディアンへと手を差し伸べた。「連れて行ってやる、この結末を見届けなけりゃ気がすまないだろ」という感じの台詞と彼の浮かべた表情が、頼もしくて優しかったのが印象的だったなぁ。自分では否定してるけど、バスカーの民としての無意識下の自覚、になるのかも。 で、追いかけるヴァージニアたちへの足止めに魔獣が召喚されたけど…魔王アンゴルモア!?なんでそんな大物がこんな序盤で出てくるのっ!?勝てるわけない〜〜!!と焦る。でもイザ戦ってみたら弱かった…。中途半端に召喚したからかなぁ(苦笑)。 結局ガーディアンの力はほとんど奪われてしまったけど、何とか月のミーディアムを入手して、一旦ティティツイスターへ戻ることになった。 この女性ガーディアンは月のガーディアンだったんですねぇ。今まで女性=ラフティーナというイメージが強かったのでちょっとびっくりしました。 ミレディたちがガーディアンの力を狙っているのなら、他のガーディアン神殿も危ないはず。当然、ヴァージニアたちは専門家のギャロウズにこの辺りに神殿がないのかを尋ねるけれど、はっきりとは覚えていないとか。…らしいっちゃらしいけど(苦笑)。でもかすかにギャロウズが覚えていた記憶を頼りに、地下水脈(?地下道だっけ?)経由で、付近に神殿があるらしい鉱山町を目指すことになった。 <サンドキャナル> ダンジョンを入ってすぐに鎧姿の三人の騎士が現れた。アヴェスタ親衛隊と名乗ったこの三人、言動がちょっとばかりヘン。…ひょっとして、WAシリーズ名物、ゼットやトカ&ゲ−の流れを汲むお笑いキャラ??強さはさほどでもなく、あっさりと撤退していったけど。 その後、中盤で再戦を挑んできたけれど、やっぱりほとんど苦労はせず。4体目が現れた時は少し手間取ったかな。この時のやりとりもちょっと楽しい。…うーん、でもお笑い敵キャラにするにはすこーしインパクト足りない気が(笑)。 で、ダンジョン本番。上がったままの跳ね橋を蹴倒す事に気づかずウロウロしたりしたけど、スムーズに進めるかと思いきや……流砂で画面酔いしました(泣)。 あの砂の流れと微妙に速度の違う動く床を見ていると、頭の中がぐらぐらして。しかも反射神経が人一倍鈍感なので床から床への移動をミスして流砂に落っこちるんですよ〜!ようやくそこをクリアしたと思ったら、今度は上下する足場。だーかーら覚えられないんだってば!!(泣) ほうほうの体でフロアを抜け出す頃にはかなり激しく画面酔いをしてしまって、戦闘シーン切り替えでのキャラクター&敵一周のカメラワークすらまともに見られなくなり、途中でダウンしてしまった(汗)。この時はもう、1ギミルコインのありがたみを切実に感じました…(苦笑)。 後日、気分を変えて出口を目指したところで、今度はジェイナス登場。でも今回は単独。これがまた強くて、3ターンだけの戦闘でなかったら危なかった(汗)。親衛隊なぞよりよっぽど強いです、彼。 まだ魔族の身体に馴染んでいないと不敵な言葉を残しつつ、ジェイナスは去っていった。 色々気がかりはあるけれど、ともかくサンドキャナルを通過。地上の光が眩しい!(笑) 地上に出たはいいけど、町を探す内に何度も戦闘に入る羽目になった。またこの辺りはアンデッドモンスターが多い〜!しかも見た目からして不気味な上、HP高いからなかなか倒せないしで恐怖倍増…(泣)。 疲労困憊しつつようやく町へ到着。ここで一旦セーブ。
<リトルロック〜闇払う陽の標> ようやくたどり着いた鉱山町はずいぶんうらぶれた雰囲気だった。閑散とした様子にもの寂しいさを感じてしまう。 ともかく、ガーディアン神殿の噂を入手。早速そこへ向かった。 神殿に入った直後、ギャロウズの表情が沈んだ。予想に違わず、ガーディアンの力がほとんど感じ取れないと言う彼。一足遅かったらしい。落ち込むギャロウズへ、何か手がかりがあるかもしれないのだから、とりあえず中を調べましょう、と励ますクライヴに頷いて、探索開始。 この遺跡はさほど難解な謎もなく、割とすんなり奥まで進めた。 ガーディアンが奉じられていた場所にその形跡はなく、落胆するヴァージニアたち。けれどギャロウズがかすかな力を感じ取り、そちらへ近づいていく。と。 「…最後の力を残してくれたらしい」静かに言った彼の手に、ミーディアムがあった。この時のギャロウズの様子がなんだか居たたまれなくて。大半の力を奪われながらも自身の結晶を残したガーディアンへの感謝…否、申し訳なさと己の不甲斐なさに歯がみしているのが伝わって来た。 ここで感傷に浸る間もなくボス戦突入。怒りの矛先に最適とばかりがしがし倒す。 ちなみにここではイベントを挟んでの2連戦。「おみやげが残ってたらしい」と言ったのはギャロウズだったかクライヴだったか。どうやら敵はヴァージニアたちの来訪を予期していたらしく、律儀にも2体も魔獣を残していった模様。さっきの魔獣よりは強かったけど、こちらも苦労せず撃破。 遺跡を出たヴァージニアたちは、ひとまず先程の村、リトルロックに戻った。 と。この時偶然ジェットを先頭にしていたおかげで、ここがジェットのオープニングに出てきた人たちの村であることが判明。ってことは、あの少年の故郷でもあるんだ!少年を救ったジェットに村の人たちはとても好意的。なのにジェットは相変わらず(苦笑)。でも、村の人たちもその態度に慣れたのか、全然気にしてないみたい。ジェットと付き合うと、口では冷たいことを言うものの冷徹になり切れないというか、案外優しいところがわかるんじゃないかな。(あの一件は偶然だとか言いそうだけど(笑))この村の人たちはその典型なのかも。 オープニングに出た村ならあの遺跡も近いはず。探してみると、さっきの遺跡のすぐ近くでくだんの遺跡発見。オープニングで取りそびれた宝箱を今度はギャロウズのステディドールでばっちりゲット♪ちなみに中身はマイグランドバッヂだった。 遺跡のイベントがらみだったか、村の情報も入ってだったと思うけど、そのままこの近辺にあるというレイライン観測所へ向かうことになった。 <レイライン観測所> 建物に入った途端早速詰まる。…パスワードがわからない〜〜!書類には研究者の名前って書いてあったハズ…。最初の方で3番目の名前を入れたのに、どうやら名前を打ち間違っていたらしく、ここで10分ほどタイムロス(苦笑)。 で、この建物。いわくつきの研究をしていた感じなんだけど、その研究成果が垣間見られるイベントの中でジェットが既視感を覚えるたびに、かなり不安になってしまう。人造人間がどうの、息子に似せて…だの、気になる台詞が多すぎる〜。……この辺り、1の彼と似てる気がした。(そういえば、オープニングイベントの「水晶の花」も同じだった気が) ジェット自身、彼が抱く既視感と、この建物内で使われていた機械に苛立ちや不快感を覚えているらしい。ともかく先へ進んでいくと、破れた写真を発見。あれ?これってヴァージニアが持ってる写真と似てるような…。彼女の写真を横に置いてみると、破れ目が綺麗に合わさって、1枚の写真になった。 どうしてお父さんの写真がこんなところに、と驚くヴァージニア。写真と照らし合わせてみると、写した場所はここらしい。ヴァージニアの父親はこの研究所に関わりがあったことになる。父親の手がかりに戸惑いを覚えつつも嬉しそうな彼女へ、珍しくジェットが自発的に口を挟んだ。 「お前の父親はこの男か?」と指差した人物は確かにヴァージニアの父親だった。驚く彼女にジェットが少しためらいがちに言葉を継ぐ。俺の親父のような人だ、と。 ここでパニックを起こして思考が高速回転するヴァージニアが可愛いったらもう!(笑) 他にも兄弟がいるわけ?じゃあこの子は私の弟かお兄さん?…ここがツボ!年下に見られてるよジェット!!(笑)(確かにこの二人なら姉弟っぽい) で、ヴァージニアの様子に、「あの」ジェットが多少慌て気味に言葉を挟むのがまた!ポイント高いわこのシーン!! 本当にキレたかと思ったヴァージニアだったけど、父親のことを信じている、という発言にほっとした。(この辺り、ほとんどジェット視点で追っかけてます(笑)) そしてここへ突然ミレディ&アースガルズ登場。アースガルズ!?えええ、今回敵なの!?格好いい外見の彼は命令に忠実なロボットという感じ。強いんだこれが。ミレディを攻撃するとアースガルズが庇うのが妙に腹立たしかったけど(苦笑)。 アースガルズの圧倒的な力を前に、歯がみするヴァージニアたち。絶体絶命と思われたその時、爆発に巻き込まれてフェイドアウト。 次にヴァージニアが目を開いた時、その視界に飛び込んできたのは、勝ち気な表情を曇らせて心配そうに自分を覗き込んでいる娘──マヤだった。 クライヴたちもマヤの仲間に介抱されている。どうやら彼女たちが間一髪のところを助けてくれたらしい。ヴァージニアの無事を確認したマヤは、渡り鳥となった人間の突き当たる壁について語る。手を引くなら今のうち、と忠告を残して去っていった。(お礼くらい言わせてよ〜〜!)そっけない姉の態度をフォローするアルフレッド君だけど、わかってますとも。マヤは口は悪いけど良い人だもん。同時に、彼女は自身が語ったその壁を、自分なりに乗り越えたんだろうなぁ、と思った。 その夜。キャンプを張ったヴァージニア達は、今後の方策を相談する。 だけど、ヴァージニアが渡り鳥になったのは、父の行方を捜すためでもあった訳で。それは個人的な目的に他ならないからと、彼女が解散を持ちかける。ところがクライヴがそれを拒否。以前自分が身の上話をした時に、ヴァージニアが協力を申し出たことを引き合いに出して、一緒に行けばいいのだと言ってくれる。ギャロウズも賛成してくれて、心強かった。更にクライヴは昔集めた資料があるからと、自宅のあるハンフリースピークへ向かうことを提案する。 けれど気になったのが、一言も発しなかったジェットの事。思うところがあるのかな、という予感は見事的中。夜も更けた頃、見張り役だったはずの彼は置き手紙を残して出ていこうとした。……ちょっと待って、出ていくのはわからなくもないけど、見張り役放り出すのはどうですか??ヴァージニアたちが魔獣に襲われたらどうするのよ〜〜(汗)。 ところがここに、何とヴァージニアの父親ことウェルナー登場。あなた何でこんな所にいるんですか!? 娘が追いかけているんだぞ、とのジェットの言葉にウェルナーは応えない。彼はただ、ジェットが右手の銀の銃─アガートラームを使って生きることに意味があると言う。……この人、レイラインでのくだりといい、恐らく造られた存在であるジェットが生きることに何かを見出そうとしているらしいけど。 明確な解答を示さないウェルナーに苛立ちを覚えたジェットは、ヴァージニアたちと共に彼を追うことを選び、キャンプへと戻っていった。 で、翌朝。置き手紙を見つけたヴァージニアは、即座にジェットが出ていくつもりだったことに気づき、驚いて問いただそうとする。(何でジェットの文字だってすぐわかったのかちょっと疑問だったり…) ここで注目。この手紙の封は、何とハート形のシール!(爆笑) あれを見た途端、それまでのシリアスモードが総崩れなんですが〜〜!! でもヴァージニアはそんなことは気にせず、ジェットの手を両手をしっかと握りしめる。その上で、一緒に行こうと説得。出ていく気なんてとうになくしていたのに、ヴァージニアの言動に動揺するジェットが楽しくて(笑)。しかも、「わかったから手を離せ!」というジェット君、どうして自分で彼女の手を振りほどかないんですか?(爆笑) いやもうこのシーン可愛すぎ!!ジェト×ヴァニな展開に頬が緩むったら…(笑)。 とりあえず騒動が収まった後、クライヴの故郷ハンフリースピークへ向かうことになった。 ひとまずここでセーブ。 |