大阪水紀行
 
第5回目:旧毛馬閘門
 第2回でデジカメ片手に散歩したときに遺構を見て残ってるのにびっくりした旧毛馬閘門ですが、水門関連のサイトを回っていてもう一度撮影したくなり、再チャレンジ。すると、近年再整備されたらしく、2006年10月1日から前扉より閘室の中に入れるようになっていました。ちなみに画像のコントラストが妙なのは、撮影に使ったXEの露出計が腐ってて2EVもオーバーな数値を示していたから。1日目の現像失敗の後、2日目はパイロの条件なんだろうと思ってさらに再チャレンジ。3日目のミクロファイン現像で露出計の異常に気づいたというil||li _| ̄|○ il||li 撮影条件のうち、感度は200と書いていますが一応私がセットした数値ということで、実際はEI100かEI50程度だったかと思われます。
第1閘門前扉 第1閘門後扉 第1閘門閘室 第1閘門全景
minoltacord
Fuji Pro400
minolta XE
COSIA20mmF3.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
COSIA20mmF3.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
NewMD 28mmF2.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
閘室から前扉を見ると、この閘門の巨大さがわかるかと。設計上では700t級でも出入りできたようです。 後扉側から閘門全体を見てみるとやっぱりデカいです。特に閘室の全長が長いですね。 右岸側からの俯瞰 2001年に訪れたときは、前扉は閉まってて半分埋まっていました。今たってる場所は昭和51年までは新淀川の中でした。
第1閘門前扉 第1閘門前扉 第1閘門前扉 第1閘門前扉
minolta XE
COSINA19-35mmF3.5-4.5
NEOPAN SS
Pyrocat-HD 24℃6.0min
minolta XE
COSINA19-35mmF3.5-4.5
NEOPAN SS
Pyrocat-HD 24℃6.0min
minolta XE
COSINA19-35mmF3.5-4.5
PRESTO400/EI200
Pyrocat-HD 24℃9.5min
minolta XE
COSINA19-35mmF3.5-4.5
PRESTO400/EI200
Pyrocat-HD 24℃9.5min
以前は土に埋もれて見えなかったバイパス水路が見えます。 これがバイパス水路。中に弁があります。 前扉を見上げてみる。リベット組み立てがいかにも明治の構造物という感じです。 水門の受けはこうなっていて、水密を確保するようになっていました。
第1閘門制水門 第1閘門繋留環 第1閘門繋留環 第2閘門遠景
minolta XE
COSIA20mmF3.8
PRESTO400/EI200
Pyrocat-HD 24℃9.5min
minolta XE
COSIA20mmF3.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
MC55mmF1.7
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
MC100mmF2.5
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
第1閘門が単なる制水門と化したあと、昭和9年に後付けされた制水門。ローラーゲートです。 閘室に入って水位調整を待つ間はこういう繋留環や鎖に捕まって待っていたそうです。 繋留環のドアップ 埋められたと聞いていた第2閘門ですが、ばっちし残っています。後扉は現役稼動中。
第1閘門開閉器 第1閘門水路開閉機 現毛馬閘門全景 現毛馬閘門閘室
minolta XE
MC55mmF1.7
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
MC55mmF1.7
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
NewMD28mmF2.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
minolta XE
COSIA20mmF3.8
PRESTO400/EI200
microfine 1:1 18℃8.5min
このラック棒をギアでがしがしまわして扉を開閉していました。 こっちは水路の開閉機。モーターがついたのが昭和39年、70年近く手動で開閉していたそうな。 現在の毛馬閘門。メンテが楽なローラーゲートに変わっています。マイターゲートは堆積物対策が大変らしい。 ガキンチョがルアー釣りしてました。入ったらダメだっちゅーの。
(C)2006 Takayuki Kazahaya