仮面ライダースーパー１

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概要

解説

この作品はある意味では異色作。 主人公は自らの意志で、しかも惑星開発用という平和利用のために改造された者。そのために改造人間の悲哀といったものはない。 逆に、敵であるメガール将軍が失敗作改造人間であるためにその哀しさを醸し出している。 そして、スーパー１のメンテナンスを行なうチェックマシーンの存在。なんかこう、孤独なファイターという感じがしないのだ。

しかし、目的に応じて使い分けるライダーマンもびっくりのファイブハンドなど全身メカ尽くしの趣向に加えて、一也は拳法の使い手でもあるという面白い組み合わせ。 従来とはまた違うものを作ろうとしたスタッフの意欲が感じられる。

なお、この作品には客演ライダーが全く登場しない。（劇場版には全員登場するけど）

敵の組織

ジンドグマも同じくＢ５２暗黒星団から来た悪魔元帥らが組織したもの。 その怪人のモチーフは「物」である。雨傘、コマ、石鹸、ハシゴなどなど。地球をナメとるのか、こいつらは。 戦闘員はジンファイターと呼ばれる。これはドグマファイターを洗脳・強化したものである。

登場人物

沖一也（高杉俊介）

仮面ライダースーパー１に変身する。変身のかけ声は「へんーしん！」。 変身ポーズが拳法の型になっているのが特徴。しかしポーズが長すぎたので第２４話から短縮バージョンのポーズに変わる。 ヘンリー博士に育てられ、博士の手によって惑星開発用改造人間に改造される。 最終回で本来の任務に戻ってスペースシャトルで宇宙へ旅立つ。

谷源次郎（塚本信夫）

前作に引き続き登場。今回は谷モーターショップを経営している。

小塚政夫（佐藤輝明）

谷モーターショップの店員。一也の弟分で元泥棒。

草波ハルミ（田中由美子）

谷モーターショップの看板娘。ジュニアライダー隊の会長も務める。一也のことを密かに想っている。

草波良（早川勝也）

ハルミの弟。赤心少林拳を習っている。

玄海老師（幸田徳丸）

赤心寺の老師。赤心少林拳の師匠。一也を特訓する。第２３話でカイザーグロウとの戦いで命を落とす。

弁慶（西山健司）

一也と共に赤心寺で修行に励む。第２３話でカイザーグロウとの戦いで命を落とす。

ヘンリー博士（大月ウルフ）

惑星開発プロジェクトを推進する科学者で一也を改造した人。亡き友人の息子である一也を引き取って育てる。 第１話で殺される。実はかつてブレインを悪用しようとした科学者。（ちゃうって）

帝王テラーマクロ（汐路章）

ドグマ帝国の首領。第１話から第２３話まで登場。最後にはカイザーグロウとなってスーパー１に挑むが敗れる。

メガール将軍（三木敏彦）

ドグマの将軍。第１話から第２２話まで登場。 実は惑星開発用改造人間第１号で、技術不足から醜い姿になったため自殺しようとしたところをテラーマクロに救われる。 最後には死神バッファローとなってスーパー１に挑むが敗れる。

悪魔元帥（加地健太郎）

ジンドグマの首領。第２４話から第４８話まで登場。最後にはサタンスネークとなってスーパー１に挑むが敗れる。

魔女参謀（藤堂陽子）

ジンドグマの女幹部。スパイ活動が得意。第２４話から第４８話に登場。最後にはマジョリンガとなってスーパー１に挑むが敗れる。

幽霊博士（鈴木和男）

ジンドグマの幹部。ほとんどの怪人は彼の手で作り出された。第２４話から第４７話に登場。最後にはゴールドゴーストとなってスーパー１に挑むが敗れる。

鬼火司令（河原崎洋夫）

ジンドグマの幹部。猪突猛進の単細胞男。第２４話から第４６話に登場。最後にはオニビビンバとなってスーパー１に挑むが敗れる。

妖怪王女（吉沢由起）

ジンドグマの女幹部。気まぐれ者。第２４話から第４６話に登場。悪魔の生き人形・サタンドールの化身。

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