☆ 「そこには誰もいなかった」 WHERE IS EVERYBODY? |
気がつくと道を歩いていた男。彼は自分が誰なのか、ここが何処なのか何も覚えていなかった。
やがて彼はひとつの町に着くが、そこにはついさっきまで人がいたような気配があるのに、誰一人いない。
彼は人を捜し求めるが、電話も不通、映画館も自動上映、と全く人の姿は見つけられない。やがて、彼の精神は極限状態に追い込まれていく。
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☆ 「死神につかれた男」 ONE FOR THE ANGELS |
冴えない露店商人の老人であるルーは、ある日死神の訪問を受ける。彼はその日の深夜12時にルーの命が尽きるという。
ルーは、自分はまだ一世一代の名口上を完成させていないと言って延命を受諾させる。が、騙されたと知った死神は、彼の代わりに小さな女の子の命を奪おうとする。
深夜に彼女の命を奪いに来た死神。ルーは道端で商品を広げて死神にものを売りつけ始める。
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☆ 「運という名の男」 MR. DENTON ON DOOMSDAY |
デントンは酒浸りの毎日で、他のガンマンにからかわれて酒を請う生活を続けていた。
そんなある日、彼の前に一丁の銃が現れる。デントンはその銃で相手のガンマンを偶然2度も倒してしまい、皆に尊敬されるようになる。
実は昔は彼は早撃ちとして名が知られていたのだが、決闘に明け暮れる毎日がいやになって酒浸りの生活になったのだった。そしてその晩、早撃ちピートからの使者が訪れる。
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☆ 「スクリーンに消えた女」 THE SIXTEEN-MILLIMETER SHRINE |
かつては銀幕の女王だった女優も今では落ちぶれて、昔自分が出ていた映画のフィルムを見て懐かしむ毎日。
たまに役が回ってきても、それが年寄りの端役では自分のプライドが許さず、過去を懐かしむだけの生活がずっと続いていく。
ある日、かつて共演した男優が彼女を訪ねてくる。しかし彼も年寄りになり、業界からも足を洗っていた。彼女は彼を追い返し、ますます過去を懐かしむようになる。
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☆ 「過去を求めて」 WALKING DISTANCE |
働き詰めの中年男が、故郷近くのガソリンスタンドに立ち寄ったことから25年ぶりに故郷に戻ってみる。
ところがそこは全く昔と変わっていなかった。懐かしく思った男は町中を歩くが、そこで25年前の自分そして両親と出会う。
自分は25年前の世界に来ていたのだ。そのことを知った男は、もう一度少年時代の自分に会おうとする。
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☆ 「良心を売った男」 ESCAPE CLAUSE |
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☆ 「星に流された男」 THE LONELY |
殺人罪で遥か彼方の星に送られた男。広い星にたった一人という孤独な生活に彼の精神は参っていた。
そんな彼を見かねた補給船の隊長は、ひそかに彼に女性のロボットを与える。
ロボットということで最初は毛嫌いしていた彼も、次第に彼女に心を開いていく。そんな折り、彼は恩赦で地球に帰れることになった。
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☆ 「廃虚」 TIME ENOUGH AT LAST |
何よりも本が大好きな銀行員がいた。彼は勤務中も本を読んでおり客にもあきれられる始末だった。
上司も妻も、そんな彼に厳しい態度を取る。そんなある時、彼はいつものように昼休みに会社の金庫室に隠れて本を読みふけっていた。
すると、突如轟音と地震が襲う。地上に出た彼は、水爆によって辺り一面が廃虚になったことを知る。
彼は孤独感に襲われ、自殺しようとまで考える。ところが、ふと彼は図書館の跡を見つける。
今回の主役はバージェス・メレディス。
このエピソードは映画版の冒頭でも話題に上っていた。
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☆ 「悪夢」 PERCHANCE TO DREAM |
精神分析医を訪れた男。彼は心臓病であるにもかかわらず、4日間も眠っていないという。
彼は医者に、連続的な悪夢に悩まされていると語る。夢には魅力的な女が現れ、彼女が誘うままに彼はジェットコースターに乗ってしまった。
そこで目が覚めたが、眠ると夢の続きを見て心臓をやられ死んでしまう。と、全てを語った彼だが、医者も役にたたないと言い帰ろうとする。そこで彼は夢の女と出会う。
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☆ 「審判の夜」 JUDGEMENT NIGHT |
1942年。航海中の英国貨物船に乗っていた一人の男。彼は自分の名前しか思い出せず、なぜその船に乗っているのかも分からなかった。
しかし船に乗っている人々と話すうち、自分がドイツ出身でドイツ軍の潜水艦について詳しいことなどが分かってくる。
やがて、彼は自分の帽子を見つけて自分がUボートの船長であることを知り驚く。そして、自分が乗っている船がUボートの攻撃を受けるということを思い出す。
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☆ 「誰かが何処かで間違えた」 AND WHEN THE SKY WAS OPENED |
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☆ 「彼に必要なもの」 WHAT YOU NEED |
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☆ 「顔を盗む男」 THE FOUR OF US ARE DYING |
他人の顔を写し取る超能力を持つ男がいた。彼は死んだミュージシャンの顔を写し取り、彼の恋人と甘いひとときを過ごす。
更には死んだギャングに化け、彼を殺した男から金をふんだくった。が、追手に追いつめられ、手近にあったポスターの顔を写し取って逃げ延びる。
ところがそんな彼を呼び止め、非難する老人がいた。そのポスターの男の父親だった。彼はホテルに逃げ戻り、元の顔に戻る。
ところが、彼を逮捕すべく警察がやってきた。彼はやむを得ず、またポスターの顔になり逃げ出す。
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☆ 「地球への脱出」 THIRD FROM THE SUN |
軍の兵器工場で働くスターカは、48時間以内に水爆戦争が始まることを確信する。だが彼は友人ライデンとかねてより対策を練っていた。
彼はライデン夫婦を家に招き、彼らはそこで家族に自分達の計画を放す。彼らは軍の作った新型船で宇宙に脱出しようとしているのだ。
早速出発した彼らは密かに宇宙船に近づく。だが、その計画を察知した同僚が彼らの前に現れ銃を向ける。
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☆ 「放たれた矢」 I SHOT AN ARROW INTO THE AIR |
世界初の有人ロケット・アローワンは事故を起こして未知の惑星に不時着してしまう。乗組員の半数が死に、更に照りつける太陽と果てしない岩山が生き残った隊員達を待っていた。
食料を失い、水も残り少ない中、隊長は生き残りを元気付けて生き延びようとする。が、生き残りの一人はエゴを剥き出しにしていた。
そして彼と共に周囲を探索しにいったはずの仲間が帰ってこない。隊長は、水を一人占めにするために彼が仲間を襲ったのではないかと怪しむ。
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☆ 「ヒッチハイカー」 THE HITCH-HIKER |
車でニューヨークからロスへ向かう旅を楽しむ若い女性。ある時、車が故障したが、それをきっかけに彼女の前に謎のヒッチハイカーが現れる。
それは陰気な感じの男であり、自動車しか通らない道で彼女が車を走らせる先々に現れるのである。
恐怖にかられた彼女はどんどん車を飛ばし、ある時は踏切でエンストを起こして列車と衝突しかけてしまう。
そしてついにはガス欠となり、そこで一人の海兵と出会う。彼女は海兵を無理矢理乗せてまた走り出すが…。
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☆ 「熱病」 THE FEVER |
懸賞でラスベガス旅行を当てた夫妻がやって来た。だが旦那の方は大の博打嫌いで、妻がちょっとスロットマシンをやろうとしただけでそれを止めようとする。
そんな彼だったが酔っ払いにからまれ一度だけスロットマシンをやる羽目になり、勝ってコインを少し手に入れる。
彼はそのままホテルの部屋に戻るが、さっきのスロットマシンが自分を呼んでいるような感覚にとらわれてしまう。
そしてその晩、彼は再びスロットマシンのところに行き、徹夜でひたすらスロットマシンにコインを入れ始める。
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☆ 「白い雲の果て」 THE LAST FLIGHT |
1917年にフランス上空を飛んでいた英国陸軍デッカー少尉が白い雲を抜けて着陸したのは、1959年の駐仏米軍基地だった。
彼は今が1959年だと知り驚き、また基地の人々も彼の言葉を信用できない。
彼はマッカイ隊長と一緒だったと力説するが、そのマッカイは今や少将となり、もうすぐこの基地に視察に訪れるという。
それを聞いたデッカーは驚く。彼が生きているはずがない。自分は敵に囲まれた彼を見捨てて逃げ出してきたのだから。
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☆ 「死相」 THE PURPLE TESTAMENT |
「奥さまは魔女」の初代ダーリンことディック・ヨークが出演。
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☆ 「平和の園」 ELEGY |
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☆ 「めぐりあい」 MIRROR IMAGE |
嵐のあった夜、待合所でバスを待つ女。バスはいつ来るのかと係の老人に尋ねると、10分前と同じことを訊くなと言われてしまう。
身に覚えのない彼女は首をかしげる。やがて、いつの間にか手元にあった自分の鞄が預かり所に預けられたことになっている。
気味が悪くなった彼女は洗面所に駆け込むが、そこでも自分はさっき来たところだと言われてしまう。
そして洗面所の鏡を見ると、自分の席にもう一人の自分が座っているのが見えるのだった。
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☆ 「疑惑」 THE MONSTERS ARE DUE ON MAPLE STREET |
メイプル通りの上空を光り輝く流星が通り過ぎた。すると途端に電気が止まり、電話が不通になり、携帯ラジオも自動車も使えなくなった。
ある子供が、これが宇宙人の仕業であり住民の誰かが宇宙人であると言う。
最初は一笑に付していた住民達だが、突如レスの自動車のエンジンが勝手に始動するといった怪現象が起きたためレスを疑い始める。
そして更に怪現象がいくつも発生し、人々は互いに互いを疑い始める。
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☆ 「夢の中に消えた男」 A WORLD OF DIFFERENCE |
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☆ 「ウォルター・ジェームソン氏の生涯」 LONG LIVE WALTER JAMESON |
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☆ 「人間という名の動物」 PEOPLE ARE ALIKE ALL OVER |
二人の男が乗った有人火星ロケットが、事故を起こして火星に不時着してしまった。
その事故が元で片方の男は死んでしまい、そして生き残った方はロケットの外の物音に脅える。
しかしやがてドアが開かれた。ドアの外には、なんと地球人そっくりの人々がいた。そして彼らは生き残りの男を歓迎してくれるのだった。
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☆ 「ある死刑囚」 EXECUTION |
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☆ 「奇蹟」 THE BIG TALL WISH |
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☆ 「地獄にきた男」 A NICE PLACE TO VISIT |
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☆ 「灰色の影」 NIGHTMARE AS A CHILD |
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☆ 「敗北者」 A STOP AT WILLOUGHBY |
広告代理店に務める重役の男。彼は毎日の忙しい仕事と口うるさい妻に閉口していた。
ある日、帰途の汽車でうたた寝をすると、汽車がウィロビーという平和でのんびりした昔の田舎町に着く夢を見る。
その時はそのまま目覚めてしまったが、仕事が更に忙しくなり妻からは愛想を尽かされ、彼は次にこの夢を見た時に意を決してウィロビーに降り立った。
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☆ 「媚薬」 THE CHASER |
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☆ 「トランペットに憑かれた男」 PASSAGE FOR TRUMPET |
才能はあったが今や酒浸りのトランペット奏者。仕事も無くなり、自分の境遇を嘆いた彼はトランペットを質入れして発作的にトラックの前に飛び出してしまう。
そのまま路上にのびていた彼は夜になって目覚めるが、どうも周りの様子がおかしい。
周囲の人が全て、自分の姿も見えないし自分の声も聞こえないらしい。そして自分が鏡に写らないのを知り、彼は自分が幽霊になったことに気付く。
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☆ 「ミスター・ビーバス」 MR. BEVIS |
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☆ 「マネキン」 THE AFTER HOURS |
デパートに指ぬきを買いに来た若い女性。彼女は指ぬき以外に何も売っていない9階に案内され、不愉快な女店員と出会う。
そして買った指ぬきは傷物だった。彼女は苦情係に文句を言うが、このデパートには9階など存在しないと言われる。
そして、ふと彼女が売り場の方を見るとあの女店員がいた。が、その女はマネキンだった。
今回の主役は「禁断の惑星」のヒロイン、アルティラことアン・フランシス。
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☆ 「鉄腕ケーシー」 THE MIGHTY CASEY |
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☆ 「すべては彼の意のままに」 A WORLD OF HIS OWN |
美しい女性と楽しくやっているところを窓から妻に目撃された劇作家。が、妻が家に入ってくると、女性の姿がどこにもない。
夫を厳しく問い詰める妻。やがて男は白状する。テープレコーダーに詳しい人物の描写を吹き込むと、その人物が現実となって現れるというのだ。
妻は医者を呼ぼうとするが、男はそれを実演し、見事に人間を現実化させる。妻は夫がおかしくなったと確信し、家を出て行こうとする。
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