最近地球温暖化のために集中豪雨が多発しています。
25年の8月末の集中豪雨では大阪梅田で膝下まで水につかることがありました。
その時は女性専用ハイツ付近では冠水はありませんでした。
女性専用ハイツ近くにある藻川は、1級河川として国が重点的に管理していてここ何十年間堤防を相当頑丈に工事をしているように思いますがしかしながらもしもの場合も考える必要があります。上流で多量の降雨があった場合近くの藻川があふれ出るか(溢水と言います)堤防が決壊することも考えに入れなければなりません。
そこで、万が一藻川があふれ出た場合どのような状態になるか検討してみます。
女性専用ハイツは標高3.7mのところに建っています。
電子国土Web.NEXTによれば女性専用ハイツの標高と堤防の高さは下記のようです。
藻川の水位が高くなって堤防を越えようとしたその時それ以上には水位は高くなることはありません。
なぜなら水は低いところに流出して水位を下げるからです。
即ち堤防の高さより高いところまで水が来ることは理論的にあり得ません。
ちなみに大阪梅田のJRから阪急百貨店に渡横断歩道は標高50cm、25年8月の集中豪雨で膝まで浸かった阪急梅田駅東側はマイナス20cmです。
女性専用ハイツは堤防より高いから安全
図で示せば下記のようです。
女性専用ハイツは下が駐車場で2階まで地上から3.1mありますので、6.8mの高さにあります。
堤防の高さは6.2mですから60cmの余裕があります。
実際はあふれ出ると同時に水位が下がりますのでここまで浸水することはあり得ません。
川の流れで橋がある場所は水が流れにくくなって水位が橋の上流で高くなる傾向があります。女性専用ハイツ近くの宮園橋の上流までは300m以上ありますので女性専用ハイツ近くがあふれ出ることはないと思います。