仮面ライダーBLACK 作品リスト 1

タイトル登場怪人
第1話「BLACK!!変身」クモ怪人
都会の雑踏の中を逃げる男。それを追う3つの白い影。男の名は南光太郎。追う者は秘密結社ゴルゴムの三神官。 光太郎は既にゴルゴムの世紀王ブラックサンに改造されており、三神官はそれを捕らえようとしているのだ。 が、追いつめられた光太郎の体は変貌を遂げる。ブラックサンの形態となった彼はその圧倒的な力を以って三神官を退けた。
秋月家に戻った彼は、自分をゴルゴムから助けてくれた養父・秋月総一郎の手紙を見つける。全てを知るため、光太郎は養父に会いに行く。 その総一郎は光太郎に恐ろしい事実を話す。光太郎の本当の両親はゴルゴムに殺され、総一郎もまたゴルゴムのメンバーにさせられた。世界はやがてゴルゴムの支配下になるというのだ。
そこへクモ怪人の群れが襲撃してくる。総一郎はクモ怪人に捕まり、鉄塔から落ちて絶命する。 光太郎の怒りが爆発した。彼は自らの意志で変身する。
「仮面ライダー、BLACK!」
彼はクモ怪人の群れを倒し、ゴルゴムと戦っていく決意を決めたのだった。

何の説明もなく、わけがわかんない内に物語は進んでいく。とは言っても脳改造の前に脱走したというお約束の展開なので、ファンにとってはとまどいは無い。 お約束通りだから、ゴルゴムが悪の秘密結社だってことは、彼らが何も語らなくても(実際最初は何の説明もないけど)分かるでしょ? ある意味恐ろしい決めつけではあるけれど。
光太郎は初の変身の時にだけ中間のバッタ男形態になる。(一応毎回変身する度にバッタ男を経由してるんだけど) バッタ男は石ノ森章太郎念願のキャラクタだったが、やはりテレビでそんなのヒーローにするわけにはいかんか。 それと注目すべきはクモ怪人暗躍時の演出。原点回帰を狙った怪奇ムードがいい感じ。やっぱり第1話はクモに限る。
第2話「怪人パーティー」ヒョウ怪人
光太郎は兄弟同様に育った秋月信彦をゴルゴムから救うべく、ゴルゴムのアジト探しを始める。 光太郎と信彦は19歳の誕生日パーティーの時に三神官に襲われたのだ。 が、光太郎は信彦を残して一人脱走してきてしまった。それが彼にとっての心残りだった。
光太郎は危険防止のため杏子を秋月家から連れ出し、自らは誕生パーティーの参加者であった女優の月影ゆかりに会いに行く。 しかし一足遅く、彼女は口封じのため殺されていた。そして光太郎をヒョウ怪人が襲う。 光太郎は変身し、苦戦の末ヒョウ怪人を倒す。手がかりは無くなったが、光太郎は必ず信彦を探し出すという決意を新たにするのだった。

前話と同じフィルムを使い回ししつつ、しつこく状況説明を行なう第2話。 これで一応視聴者にも大体のことは説明される。とは言っても、世紀王って何なのかはまだよく分からん。 なお、前話で唐突に登場していたバイク・バトルホッパーとの出会いは今回語られている。
それと今回も怪奇ムード満点で、異様な気配の月影ゆかりの部屋、彼女の死体、その周りを切り裂かれた布団の羽毛が舞い散るなど、いい感じ。 ただ、今回のヒョウ怪人は言われなきゃヒョウだとは分からん。
今回で一応状況設定は終わりを告げ、次からはゴルゴムの暗躍を防ぐヒーロー話に変わる。
第3話「怪?怪・改造人間」クワゴ怪人
大井川鉄道のトンネルで、SLに乗っていた300名の乗客が全員消え失せた。光太郎はそこにゴルゴムの影を感じ取り調査に向かう。 そこで光太郎は唯一人残った少年を発見するが、クワゴ怪人が襲撃してくる。やはりゴルゴムが人々を誘拐していたのだ。光太郎は変身して脱出に成功する。
そしてゴルゴムはその後も誘拐事件を繰り返す。調査していた光太郎は、ゴルゴムの痕跡を追い山奥に至る。 しかしそれはビシュムの罠だった。生きた人間を使ったオブジェの仕上げとして、ブラックサンの首を取ろうとしていたのだ。 ビシュムとクワゴ怪人が光太郎に迫る。光太郎は変身して迎え撃つ。

やっと世紀王に関して説明される。それと、世紀王の証しであるキングストーンをブラックサンから取り返さなければならないことも。
今回で、Aパートで一度簡易変身して一戦交えた後Bパートでちゃんとポーズ付けて変身して決着をつける、というパターンが早くも確立。 それに、事件が起きるとゴルゴムの仕業と思い込むというパターンもね。(笑)
更に、仮面ライダーBLACKの名が人々に認知されるのも今回。 しかしなんか光太郎は人々が見ている前で変身したような気がするんだけど…。
ところで、クワゴってカイコの一種だそうだけど、なんでそんなマイナーなものを怪人に?(いや、ゴルゴムじゃなくて製作スタッフに訊いてんたんけど)
第4話「悪魔の実験室」ノミ怪人
光太郎に奇襲をかけるコウモリ怪人。だが光太郎は変身してあっさりとコウモリ怪人を撃退する。 そこで三神官は光太郎攻略法を編み出すべく、黒松教授に命じて人間の若者の特性の研究を行なわせる。 黒松教授はノミ怪人の力を借りて屈強のスポーツマン達を生体実験の実験台にする。
光太郎の知り合いであるレーサーの速水徹はコーナーの攻めが甘く戦績は芳しくなかったが、黒松教授の誘惑に乗ってしまい連戦連勝のサーキットの狼に生まれ変わる。 光太郎はあまりの彼の変わりように不吉なものを感じて彼を調べ始める。 やがて速水は黒松の臆病ホルモンの実験台にされ、恐怖の虜となる。更に彼は怪物に変貌しはじめる。
黒松は用済みとなった速水を始末しようとするが、速水は逃げ出し光太郎に助けられる。 だがそこにノミ怪人が襲って来て、光太郎は臆病ホルモンを注入されてしまう。

コウモリ怪人の敗退に際してのゴルゴム三神官の会話。
「ブラックサンの奴め!」
「ちまたでは、仮面ライダーBLACKと呼んでいるそうな」
「仮面ライダー…BLACK!? 仮面ライダーBLACKめ、このままでは済まさん」
おいおい、誇り高きゴルゴムの三神官ともあろう者が、わざわざ人間どもの呼び名で呼び直すなよ。 おまけに、光太郎のことをよく知る必要があるというダロムに対してバラオムが偉そうに言う。
「奴を捕らえることは不可能に近い!」
威張って言うことか、それが。
…ああっ!真面目に解説するつもりだったのにいつも通りのツッコミになってしまった!
第5話「迷路を走る光太郎」ヤギ怪人
杏子の同級生の茜がショック症状を起こして病院に担ぎ込まれた。久しぶりに故郷の村に帰ったところ、何か恐怖の体験をしたらしい。 その村では近々国際平和友好会議が開催されることになっていた。そして茜は何かに操られるように自殺までしようとする。 光太郎はそこにゴルゴムの影を感じ取り、村へと向かう。 村に着いてみると、村人の様子が変である。村長に出会って話を聞くと、村長が留守にしていた間に村人たちは「ヤギ様」に取り憑かれてしまったらしい。 光太郎は村人を調べ、ヤギ怪人を発見する。ゴルゴムは会議をぶち壊すため、村人達を殺人鬼にしようとしていたのだ。 やがて村人達は村長の家を襲撃する。人々を操るゴルゴムに怒りを覚え、光太郎は変身してヤギ怪人に挑む。

今回、Aパートでの変身は無し。 祭壇があったりして、ヤギ怪人はまさにサバトのヤギそのもの。恐いぞ。だけどやっぱりヤギだから、明るいところで見ると結構マヌケかも。 しかし、迷路なんてどこにも無かったけどサブタイトルの「迷路」って何? まさかあの、行ったと思ったら次のシーンではもう着いていた、ヤギ怪人の祭壇へ至る道のことか?
第6話「秘密透視のなぞ」オオワシ怪人
美術学校の生徒や有名な画伯が次々と誘拐された。ゴルゴムが、イメージを描くことに卓越した彼らを透視能力者に訓練し、大企業に送り込もうとしていたのだ。 光太郎は目撃者の少女のテレビでの証言を見て、彼女の身を案じて守ろうとする。が、一足遅く彼女は誘拐され、オオワシ怪人が光太郎を阻む。
一方、誘拐された人達は超能力者となって帰って来た。また誘拐された少女も返されるが、後催眠をかけられ自殺しようとする。 彼女を助けた光太郎は、彼女のうわごとを頼りに石田超心理学研究所を探る。 片や超能力者となった人々は大企業に就職し、ライバル会社の秘密を次々と透視する。が、彼ら同士の潰し合いのために自社が開発していたものまで失ってしまう。 やがて研究所を探っていた光太郎はその陰謀を知るが、再びオオワシ怪人が光太郎を襲う。光太郎は変身して迎え撃つ。

今回のゴルゴムの作戦はよく分からん。 透視で各社がライバル会社の秘密を暴けば、やがて何を開発しても無駄だと悟って人々は堕落するそうな。 そうなるのか? おまけにそのために画家を選ぶというのがなんというか…。ダロムは絶賛してたけど、私ならこんな作戦は企画段階でボツにするぞ。
しかし透視能力を備えた画家達は大企業に月給200万円で雇われるそうな。ううっ、透視能力の訓練しようかな。
第7話「復元する生体メカ」サイ怪人
暴走族にからまれた杏子と克美は森田という青年に助けられる。彼は不良のせいで両親を失ったため、悪を憎んでいるのだ。 そんな彼をゴルゴムのメンバー・大宮が誘う。同じような境遇の若者を集め、悪を粛正する暗殺者集団を作り出そうとしているのだ。
そして彼らに叩きのめされた暴走族が、その後でサイ怪人に惨殺される。光太郎はその事件を知り、森田の仕業と直感して森田を探す。 やがて光太郎は森田を探し出すが、彼らは光太郎を襲撃してくる。更にサイ怪人が現れ光太郎を襲う。 光太郎は変身してサイ怪人と戦うが、バトルホッパーが彼を助けるために犠牲となり、ボロボロになってしまう。
悲しみに暮れる光太郎。が、ゴルゴムの科学の粋を集めて作られたバトルホッパーには強い自己再生能力があった。バトルホッパーは元通りに再生を遂げる。 一方、森田は光太郎の言葉からゴルゴムの目的に疑問を持ち、脱走する。彼はサイ怪人の襲撃を受けるが、駆けつけた光太郎のおかげで命は助かる。 更に残りの若者を救うため、光太郎はサイ怪人の待つ埠頭へと向かう。

バトルホッパーは世紀王のために作られたものということが語られる。 なんとこの設定は最後の最後でまた使われることになる。 ところで改めて考えると、バイクまで敵の組織によって作られたものであるライダーっつーのも異色。
第8話「悪魔のトリル」セミ怪人
光太郎はバイオリンを弾く少女百合と、彼女のファンである病気の少年と知り合う。 百合は留学のためのオーディションに落ちてしまい、失意の彼女をゴルゴムメンバーの坂田が誘う。
やがて、町に不思議な怪音が流れ人々の頭を侵し、町中は混乱する。光太郎はその発信源が百合のバイオリンであることを知り、彼女を追う。 が、そこへセミ怪人が現れる。光太郎は変身して迎え撃つが、セミ怪人を攻撃すると百合にダメージがはね返るため攻撃できず、セミ怪人を逃がしてしまう。
光太郎は病院に姿を見せた百合を追い、坂田のアジトにたどり着く。 しかし光太郎は百合達のバイオリンに苦しめられ、更に再びセミ怪人が襲って来る。 光太郎はなんとか変身するが、セミ怪人を攻撃することができないためピンチに陥る。

セミ怪人の顔はほとんどウルトラQのセミ人間。いや、当たり前っつったら当たり前なんだけどね。
第9話「ビシュムの紅い唇」ハチ怪人
ペンダントに隠れていた蜂に刺され、女性たちが怪病になる。ビシュムとハチ怪人の仕業だった。 光太郎はゴルゴムの仕業ではないかと考え、ペンダントの出所を探る。
ビシュムはストリートクイーンの座をかおるに奪われた悦子を使ってペンダントをバラまいていた。 光太郎は悦子を詰問するが、そこにハチ怪人が襲って来る。光太郎は変身するが、ハチ怪人には逃げられてしまう。
更にハチ怪人を探す光太郎。ビシュムが裏で糸を引いていることを知るが、ペンダントの蜂を恐れた悦子の仲間によって光太郎は捕らえられる。 片やペンダントの秘密を知った悦子は皆からペンダントを取り返そうするが、かおる共々ハチ怪人に捕らえられる。 逃げ延びた光太郎は変身し、ハチ怪人を追う。

ファッションと若者の町(どことは一言も言ってないけど、原宿…だよね?)を、人類の堕落と退廃の象徴として叩き潰そうと企むゴルゴム。 …なんか若者についていけないガンコ爺みたいなこと言うなあ。政府を狙うとかいった、もうちょっと気の効いた作戦はないのか?
ところで新ストリートクイーンのかおるを演じるのは小原靖子(相原勇)。
第10話「信彦はどこに?」トカゲ怪人
光太郎達の目の前で自動車の接触事故が発生した。が、都合良くすぐに救急車が来て負傷者が運ばれていく。 負傷者は東都大学の黒松教授の元に運び込まれていた。ニセの救急車を使ってゴルゴムの破壊工作員を育成しようとしていたのだ。
片や光太郎は信彦の捜索を再開し、黒松や大宮を探る。そこでニセ救急車と遭遇した光太郎は車を追おうとするが、トカゲ怪人に阻まれる。 そこで光太郎は東堂と組んで事故を偽装し、ニセ救急車に運ばれる。
病院に運び込まれた光太郎は、傷を治した若者たちと共にテロリストとしての訓練を受け始める。 やがて音をあげ始めた若者たちが逃げ出そうとするが、トレーナーがそれを阻む。 光太郎はそこに現れた黒松の正体を皆の前で暴露し、皆の目が覚める。 が、トカゲ怪人が現れ彼らを殺そうとする。光太郎は皆を逃がして変身する。

第2話以来の東堂勝の登場。というか、これっきりでもう2度と出て来ない! どうも彼の存在意義は不明。
今回のストーリー自体は信彦探しと直接関係無くて、サブタイトルがほとんど意味無し。 それとゴルゴムの怪人って大体そうなんだけど、トカゲ怪人はトカゲロンなんかよりもっとトカゲそのまんまの姿。
第11話「飢えた怪人たち」サボテン怪人
ゴルゴムの怪人達は食料のゴルゴメスの実が足りないため飢えていた。ダロムはサボテン怪人を使って地上栽培を画策する。 ある日、キャピトラに来た客の体から謎の植物が生え始める。そんな人達が増え始め、光太郎は雨に原因があると見抜いてゴルゴムの気配を感じ取る。
ゴルゴメスの実は人間の体を養分として育つのだ。そしてコウモリ怪人が入院した患者たちを誘拐する。 光太郎は患者が発生した場所と当時の風向きを考え、胞子を散布した場所を割り出し奥多摩に向かう。
三神官はゴルゴメスを急速に成長させて実を回収していた。光太郎の接近を知ったサボテン怪人は光太郎を襲うが、光太郎は変身して迎え撃つ。 空腹のサボテン怪人は形勢不利となり逃げ出すが、ライダーはその行方を探り出し三神官の企みを知る。

飢えて食料を奪い合う怪人の中には、終盤に出て来るトゲウオ怪人なんかもいる。 けど今回の最後には、ゴルゴメスの実がゴルゴムの世界で育つまで急場をしのぐために眠らされてしまう。 そーかそーか、それで最後まで出てこなかったのね。 でもこの後すぐに出て来るマンモス怪人なんかも眠らされてたってことは、トゲウオ怪人って優先順位の低い落ちこぼれなんだろか? それにしても、敵組織の内部事情の苦しさから実施される作戦てのも珍しいね。情けないっつーかなんつーか。
第12話「超マシン伝説誕生」カミキリ怪人
一人でツーリングをしていた光太郎は、山奥にバイクのエンジン音を聞きつけ行ってみる。 そこには、凄いテクニックを持つ子供とコーチをする男がいた。その男こそ、突如行方をくらました世界のトップレーサー、大門明だった。 が、大門は光太郎を見ると逃げ出す。彼はゴルゴムに狙われていたのだ。
そしてコウモリ怪人とカミキリ怪人が大門親子を狙う。光太郎は変身して怪人を撃退し、大門の話を聞く。
彼の父はゴルゴムで戦闘バイクの開発をしており、ついにロードセクターを完成させた。 が、そのために大門の妻と共に殺されてしまった。そこで大門明は自分も乗りこなせなかったロードセクターを息子の輝一に託し、ゴルゴムに復讐しようとしていたのだ。
光太郎は自らの境遇を話し、大門は光太郎にロードセクターを託すことにする。だが試乗の際、カミキリ怪人が襲って来る。 光太郎は変身してカミキリ怪人を倒すが、コウモリ怪人が輝一を誘拐しておりバラオムはロードセクターの引き渡しを迫る。

今回、いよいよピザ屋の配達バイク…じゃなくてロードセクターが登場! まだ1クールも終わってないのに早すぎるぞ。バトルホッパーの立場はどうなる。 ところでロードセクターの車体にSUZUKIって書いてあるような気がするが、気のせいだろうか?(笑) 堂々と大門の目の前で変身する光太郎もなーんか白々しい。 それと、どうでもいいけど前回眠りについたはずのトゲウオ怪人がもう起きてるぞ。
第13話「ママは怪人養育係」カニ怪人
近くで叫び声を聞きつけた光太郎は公園に急ぐ。カニ怪人が出産したばかりの母親を誘拐していたのだ。 光太郎の努力も空しく、カニ怪人には逃げられた上に更に誘拐が頻発する。 ゴルゴムはカニ怪人の卵を孵化させるべく、その世話をするための女性をさらっていたのだ。
そしてゴルゴムは先手を打ってカニ怪人に光太郎を襲わせる。光太郎は変身して戦うが、カニ怪人にはライダーパンチが通じない。 ライダーは危ういところでロードセクターを呼び、なんとか逃げ延びる。
光太郎はカニ怪人の粘液の性質から、その隠れ家の見当をつける。そしてカニ怪人を倒すため、新必殺技の特訓を開始する。 やがてついに新しいライダーパンチが編み出される。 そして光太郎はカニ怪人のアジトを探し当て、戦いを挑む。

今回のOPから早速ロードセクターに乗って走るシーンが入る。
ビシュムは母親の愛情を込めて卵を育てなければならないと言うが、実際やらせてることは
「育て〜育て〜卵よ、育て〜」
と不気味に言いながら卵をさするだけ。こんなんでいいのか?
一方、光太郎は工場みたいないつものアジトに引き下がって、ロードセクターに付着したカニ怪人の粘液を発見。 するとそんな場所になぜか顕微鏡と事典が置いてあって、それで調べる光太郎。 おいおい、本郷猛だってそんなところに顕微鏡は置いてないぞ。
そしてカニ怪人のアジトに乗り込んだ光太郎。 そこに現れたビシュムが、母親達が見ている前で堂々と光太郎の正体をバラすが、誰も気にしてないみたい。
それより何より、新しいライダーパンチってのが今までとどう違うのか全然分かんないんだけど…。
ところで、ここ数回目立つんだけど、BLACKのことを単に「仮面ライダー」と呼ぶことが非常に多い。 その方が自然でいい感じ。

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