| タイトル | 登場怪人 |
第14話 | 「マグロが消えた日」 | マンモス怪人 |
仮面ライダーを倒す刺客として、三神官はマンモス怪人を抜擢した。そしてマンモス怪人は光太郎を襲うが、変身した光太郎はマンモス怪人を撃退する。
そこでマンモス怪人のパワーアップを図るため黒松教授は、マグロの脳神経から抽出されるタウリンエキスを使用する。
そして全ての怪人にタウリンエキスを与えるため、マンモス怪人と黒松はマグロを大量に盗み始める。
寿司屋の大将である太郎の父親はそれを知ってマグロ泥棒を捕まえようとするが、逆にマンモス怪人のために大怪我を負ってしまう。
彼の話を聞いた光太郎はそこにゴルゴムの影を感じ取り、調査を開始する。
そして腐ったマグロを見たという話を聞き、光太郎はその現場へと向かうが、マンモス怪人がその前に立ちはだかる。
光太郎は変身してマンモス怪人を迎え撃ち、ついにエキスの抽出工場を突き止める。
マンモス怪人は最強の怪人だそうだ。なんだ、それじゃこれ以降に出て来るのは弱い奴ばっかりじゃん。
しかしマグロの脳神経から抽出されるというタウリンエキス(タウリン1000mg配合の某飲料じゃ代わりにならんのか?)のためにマグロを盗む黒松たち。
脳神経が必要なら頭だけもぎ取って持って行きゃいいのに、あんなでかい魚をわざわざ全部持っていくのはどーゆーわけだ?
おかげで大騒ぎになって光太郎が出しゃばって来たでねーの。
それにしても、ラストで黒松教授がまた三神官にボロクソ言われるが、今回のはどう見てもマンモス怪人のヘマだぞ。
しかし黒松はたかが人間。何も言い返せないよねえ。立場が弱いとは悲しいねえ。
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第15話 | 「狙われた怪奇学園」 | イワガメ怪人 |
光太郎は少年サッカーチームのコーチを買って出る。そして光太郎は、彼らの学校で催されている勉強会の様子がおかしいらしいことを聞く。
光太郎は、亀が学校に送られてきてからおかしくなったという話を聞いて学校を探るが、そこでイワガメ怪人の襲撃を受ける。
変身する光太郎だが、イワガメ怪人の強固な守りの前に有効な攻撃ができず、勝負はつかず仕舞いに終わる。
人間の攻撃本能をむき出しにさせる怪人カリキュラムで子供たちを洗脳しようと企む三神官は、光太郎の介入を知って逆に罠を仕掛ける。
そして子供が誘拐されたことを知って学校に乗り込む光太郎だが、子供達に襲われて手が出せない。
なんとかその場を脱した光太郎。が、教室にいた亀がイワガメ怪人となって光太郎の行く手を阻む。
光太郎は変身してイワガメ怪人と戦う。
今回のサブタイトルはひょっとしてあれのパロディ?
しかし「怪奇」なんて変な単語を付けたせいで、意味不明のサブタイトルになってるぞ。
それで今回はヒーローものにつきものの、子供を集めて洗脳する話。
この手の話でのポイントは、お約束としてヒーローの前に立ちはだかる子供たちをどうしのぐかなんだけど、この話では全然それが機能していない。
なんともあっけなく子供たちの魔の手から逃れる光太郎。
こうなると、三神官の仕掛けた罠が全然罠になってなくてなんともマヌケ。
…うーむ、BLACKは全体として真面目に解説するつもりだったのに、無理だな、やっぱり。
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第16話 | 「友よ!海を越えて」 | ハサミムシ怪人 |
突如男がライフルで鞄を撃たれる。そこを通りがかった光太郎は犯人を追いつめるが、犯人の男はそれは警告だと言う。
一方ゴルゴムでは、東京の地盤を溶かして東京を沈没させる計画を練っていた。が、その破壊ビームを発生させるためにはウルトラクォーツが必要だった。
狙撃された男はウルトラクォーツを開発した柳博士だった。光太郎はそれを知って柳博士をマークするが、博士の前に狙撃者・滝竜介が現れる。
光太郎は滝と戦うが、柳博士の前にハサミムシ怪人が現れ二人は博士を救いに向かう。
その時に滝が放ったキック、それは信彦が語っていたリュウシュートだった。彼こそ信彦の先輩であり、インターポールの捜査官だったのだ。
だが柳博士は再び襲撃され、ウルトラクォーツもろとも誘拐されてしまう。
しかしそのハサミムシ怪人のアジトに光太郎が乗り込んで来る。博士は滝の変装だったのだ。
そして光太郎は変身してハサミムシ怪人と戦う。だがハサミムシ怪人の強力な両腕の前にライダーは苦戦を強いられる。
特撮ファンの京本政樹が滝竜介として友情出演。凄くカッコつけてて演技がクサいぞ。しかしライダーの中では違和感がない…かな?
そして白々しくその滝の目の前で変身する光太郎。滝が逃げてから変身しても余裕の状況だと思うのだが、滝に自分の正体を知ってもらいたかったのか?
ちなみにここ2回ほどバイクとは無縁だったのだが、今回はロードセクターが登場する。
バトルホッパーはロードセクター発進時にチラリと映るだけで今回も出番無し。なんかわびしいなあ。
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第17話 | 「杏子の不思議な夢」 | バク怪人 |
眠りについているシャドームーンの生命力が弱まってきていた。三神官は肉親である杏子の生命力を注ぎ込むべく、バク怪人を送り出す。
そして夢を集めるバク怪人のせいで急病人が多発し、光太郎は調査に乗り出す。光太郎はダロムとバク怪人を見つけ出すが、杏子の夢を手に入れたダロムはすぐに引き上げてしまう。
バク怪人は杏子の夢をコントロールして信彦の夢を見せ、杏子をおびき出す。それをうっかり見過ごしてしまった光太郎は克美から夢に出てきた場所を聞き出し、杏子を追う。
杏子は捕らえられ、まさに命を吸い取られようとしていた。駆けつけた光太郎はアジトが分からず焦るが、バク怪人が光に弱いのを思い出し洞窟を探し出す。
ようやく杏子を探し出した光太郎だが、そこをバク怪人が襲って来る。光太郎は変身して迎え撃つ。
一方その頃、杏子の生命エネルギーはどんどんとシャドームーンに注がれていた。
忘れた頃に現れるシャドームーン…というか秋月信彦。視聴者に忘れられては大変だからね。
しかしバク怪人は光に弱い!とか決めつけてアジトを探し出す光太郎がなんとも御都合主義。
まあ時間も無いしこういうのは主人公特権だからしょうがないけどね。だから悪の組織は苦労するのだ。
それにしてもバク怪人との決戦は真っ昼間だったぞ。いくらなんでもそれでいいのか?
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第18話 | 「剣聖ビルゲニア!!」 | クロネコ怪人 |
不甲斐ない三神官に創世王は怒りを見せていた。そして三神官にビルゲニアの封印を解けと命じる。
ビルゲニア…それは3万年前、三神官をも脅かした暴れ者。創世王の怒りに触れて封印されたのだった。
そして復活したビルゲニアはライダーを倒しに向かう。
光太郎は美術館に行っていた杏子と克美の話を聞き、ゴルゴムの影を感じ取り調査に向かう。
そして美術館に行った光太郎はクロネコ怪人の襲撃を受けるが、光太郎は変身してクロネコ怪人を倒す。
が、その直後にビルゲニアが現れる。BLACKはその強さの前に歯が立たず辛くも逃げ出す。
三神官はクロネコ怪人を捨て石にしたことをなじるが、ビルゲニアは聞く耳持たず。そしてビルゲニアはBLACKをあぶり出すため、剣を使って男を暴れさせる。
それを知った光太郎は怪我をおして出て行き、ビルゲニアと戦う。変身する光太郎。
しかしビルゲニアの魔力の前にBLACKの力は全く通じず危機に陥る。
いよいよ強敵、剣聖ビルゲニアの登場!
ビルゲニアが封印された棺桶があるのは、おもちゃのムカデとサソリがうごめく恐ろしいところ…って、笑えるのからやめてよ、こういうの。
しかしそのビルゲニア、3万年もゴルゴムで封印されていた割には「短気は損気」だとか「ブルゾン」だとか人間界の言葉に妙に詳しい。
さすが、だてに剣聖などと呼ばれてはいない。
光太郎は杏子と克美に自分はBLACKの友達だと吹聴している模様。しかしお二人さん、
「あんな怪我してるのに駆けつけるところを見ると、光太郎さん本当に…」
とか言ってて、この時点でもう正体バレバレ。
そしてビルゲニアとの戦いで、久しぶりにバトルホッパーが登場!
良かったね、バトルホッパー。
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第19話 | 「息づまる地獄の罠」 | オニザル怪人 |
三神官は失敗続きの黒松教授を処刑しようとするが、ビルゲニアがそれを制する。ビルゲニアは黒松に化けて何かの企みを実行しようとしていた。
そして光太郎たちの前に、ゴルゴムから逃げてきたという瀕死の黒松が現れる。だが彼らが病院へ行くために拾ったタクシーの運転手はオニザル怪人だった。
光太郎は杏子と克美を逃がし、変身してオニザル怪人と戦う。しかしBLACKはオニザル怪人を逃がしてしまう。
入院した黒松を光太郎は見張る。だがその黒松はビルゲニアであり、光太郎を殺す機会をうかがっていた。
黒松は光太郎に護衛を頼み、国外に逃げるため家から地下道で抜け出そうとする。だがその地下道でビルゲニアが正体を現し、オニザル怪人が光太郎を襲う。
光太郎は変身してオニザル怪人を倒す。だが安心したのも束の間、ビルゲニアがBLACKに襲いかかる。
黒松教授が処刑されるお話。さらばハヤタ隊員。しかし黒松自身は今まで失敗らしい失敗してないと思うんだけどなあ。
アホな怪人やお調子者の三神官の方に責があると思うのは私だけ?
まあ責任は弱いものに押し付けるっつーのが弱肉強食のゴルゴムの掟ってことか。
ところで妙なガスで光太郎を麻痺させるニセ黒松。ビルゲニアに戻って刺し殺そうとする。
が、看護婦に見られそうになりあわてて黒松の姿に戻る。おいおい、看護婦の一人や二人、ついでに斬っちまえばいいだろ!
だけどやっぱり強いビルゲニア。今回もBLACKは大ピンチ。
バトルホッパー&ロードセクターの二段攻撃でなんとかビルゲニアを退ける。
「姑息な手を使いおって!」
とわめくビルゲニア。
うむ、私も常々、バイクで怪人を跳ね飛ばすライダーは卑怯ではないかと思っていたんだよ。気が合うね。
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第20話 | 「ライダーの墓場」 | アネモネ怪人 |
ライダー打倒の策を日夜検討する三神官たち。光太郎がゆかりという少女に優しくしているのを知り、その少女を使って罠をかけることにする。
光太郎はゆかりと遊ぶために家に迎えに行くが、一家は引っ越した後だった。だがそれはアネモネ怪人がライダーを葬るために企んだことだったのだ。
人形を取りに元の家に戻ってきたゆかりと共に家に入った光太郎は、アネモネ怪人の襲撃を受ける。そしてゆかりはさらわれてしまう。
光太郎は変身して戦い、ゆかりを助けるためにバトルホッパーを呼ぶが、バトルホッパーもまた捕らわれてしまう。
人形とゆかりの両親に化けて現れる三神官。三神官はゆかりの命を盾に取り、光太郎は変身せずに戦うことを余儀なくされる。
そしてアネモネ怪人に殺されそうになる光太郎。バトルホッパーも捕らわれたまま動けず、ついに光太郎はダロムにキングストーンをえぐり出されることになる。
冒頭のシーン。
「これだけ調べても、仮面ライダーに弱点はないのか!」
「だから、最初からわしの手術は完璧だと言ったではないか」
「本当に素晴らしいの一語です」
「感心している場合か!」
うーむ、ビルゲニアのせいで立場が無くなった三神官はお笑いに転向したのか?
ビルゲニアにはウケてたし良かったね。(なんか違うぞ)
で、最後の光太郎の逆転劇はダロムの大ボケから始まる。
さすが三神官、自分の立場も捨てたボケをかますとは。この転向は大成功だね。
それにしてもアネモネ怪人にだまされて引っ越す両親はあまりにも単純過ぎ。そんなアホおらんぞ。
ちなみに今回は杏子も克美も出ない。
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第21話 | 「激突!二大マシン」 | タマムシ怪人 |
三神官はバトルホッパーをライダーから引き離すべく、バッタに寄生するクローン虫を放つタマムシ怪人の力を使う。
そしてタマムシ怪人は光太郎をおびき出す。光太郎は変身してバトルホッパーを呼ぶが、クローン虫に寄生されたバトルホッパーはBLACKに襲いかかる。
しかしかろうじてバトルホッパーが動きを止めたため、BLACKは助かる。
光太郎はバトルホッパーを見張りクローン虫の存在を知るが、再び寄生されてしまったバトルホッパーは光太郎の元を逃げ出す。
そしてビシュムにおびき出された光太郎。ビシュムはダムをミサイルで破壊すると脅してキングストーン奪取をもくろむ。
変身した光太郎はロードセクターを呼びビシュムのミサイルを破壊しようとするが、ロードセクターでは崖を登ることができず近づけない。
そんなBLACKをタマムシ怪人が襲う。やがてミサイルは発射寸前となる。
バトルホッパー暴走の真相を探ろうとする光太郎。
『光太郎は真相を掴むため、夜を徹してバトルホッパーを見守った』
というナレーションと共にじっとバトルホッパーを見つめる。見てるだけかい!
で、虫が現れバトルホッパーに群がるのを見て、
「そうか。この虫がお前にとりついていたのか」
と妙に物分かりがいい。さすが主人公。余計なことに時間は割けないからね。
ちなみに今回も杏子も克美も出ない。
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第22話 | 「パパを襲う黒い影」 | ツルギバチ怪人 |
予知能力を持つ少年文彦は、父親がBLACKに襲われる夢に悩まされていた。
その文彦と偶然出会った光太郎。彼に命を狙われた光太郎は理由を聞こうとするが、文彦は突如父親の元へと飛び出していく。
彼を追う光太郎をツルギバチ怪人が襲う。が、ビルゲニアに文彦を人質に取られ、BLACKはなすすべもなく敗退する。
文彦の父親はソーラービームキャノンを完成させていたが、ゴルゴムの真意を知って協力を拒否したため捕らえられていた。
BLACKはその研究所にたどり着くが、三神官とツルギバチ怪人が行く手を阻む。
そして太陽が空高く昇り、街を焼き払うべくソーラービームキャノンが発射されようとしていた。
素顔丸出しが不評だった(?)ビルゲニアが化粧を濃くして出て来るようになる。ほとんど聖飢魔II。
私ゃ元の顔も好きだけど。設定上はダロム曰く、
「3万年前の顔に戻れて…」
ということだそうだ。昔のパワーが戻ったってことかな。よく分からん。
よく分からんと言えば、冒頭の文彦の夢も全然分からん。
こいつの予知能力は全然あてにならんとアピールしているだけにしか見えんが。
ところでツルギバチ怪人との最初の戦いで。
崖下に落とされようとするBLACKはその時にロードセクターを呼び、落ちた時には見事にやって来たロードセクターにまたがった。
凄い。ロードセクター到着時間最短記録樹立だ。
その後もう一度呼ばれた時に壁をブチ破りまくって駆けつけたところを見ると、どうもロードセクターは一直線に突き進んで来るらしい。
ならばそのコース上は大惨事になっていることだろう。今回も危うく文彦親子をひき殺すところだったし。
恐ろしいことだ。
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第23話 | 「マルモの魔法の力」 | アンモナイト怪人 |
念動力を持つアンモナイト怪人が町中の物体を動かし混乱を起こしていた。そこへやって来た光太郎は変身して戦う。
BLACKは怪人の念動力の源が頭と見抜き、頭をパンチで飛ばして怪人を敗退させる。
吹き飛ばされた頭はシゲルという少年に拾われ、ペットとして飼われることになった。そしてその念動力を発揮してシゲルにサービスする。
一方のアンモナイト怪人は、闘争を司るもうひとつの脳が目覚め、頭を求めて街をさまよう。
そしてアンモナイト怪人はシゲルを発見して執拗に追う。そこに通りがかった光太郎はシゲルを救う。
光太郎が変身してアンモナイト怪人と戦う間に逃げるシゲル。だが、ビルゲニアがそれを捕らえて頭を取り戻してしまう。
マルモというのはアンモナイト怪人の頭に付けられた名前。丸まってるからだそうだ。
しかし念動力でどうやったら何も無いところにタコ焼きやジュースを出したりできるんだろ。
ちなみにやられる前にアンモナイト怪人がやってたのは、物をフラフラ動かすだけでほとんどただのお騒がせ野郎。
タコ焼きとジュースの方がはるかに凄いぞ。無から有を作り出せるならもっとマシな作戦が出来そうなものだが。
それにしてもビルゲニア、自分でBLACKを倒すより三神官のズッコケぶりを見てる方が面白くなったのか、もう全然自分では戦おうとしなくなった。
そんなに三神官のコントが気に入ったのだろうか。
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第24話 | 「女子大生の悪夢」 | シーラカンス怪人 |
女子大生が次々と怪人に襲われ、誘拐された。ゴルゴムの女戦士軍団を作ろうともくろむ三神官がシーラカンス怪人に命じて行なわせたことだった。
そしてそのシーラカンス怪人の正体は、克美のゼミを担当している高山教授だった。
ある日、克美は謎の病気にかかり病院にかつぎこまれる。だがそれは克美を狙うシーラカンス怪人の罠であり、光太郎の健闘むなしく克美は連れ去られてしまう。
光太郎は克美のうわごとを手がかりに高山教授を探る。が、教授の助手のロボット軍団が光太郎の命を狙う。
そしてゴルゴムの少年戦士軍団と出会った光太郎は、彼らの助けを借りて克美たちを探し出す。
だがそんな彼らの前に、高山教授・シーラカンス怪人が現れる。
「美人の女子大生だけが次々と誘拐されるという…」
と言うテレビのアナウンサー。ニュースで「美人」なんて言わんぞ。
ダロムは女戦士軍団を作れと言っていただけなのに、高山は「美人」の「女子大生」ばかりを集めていた。
趣味だろうか? あんたも好きねえ。
この話で克美は今まで通り大学に通っていることが判明。一人だけ平和してていいのか?
また今回はゴルゴムに成長停止剤を投与されて飼育されていた少年戦士軍団が光太郎の味方として登場。今回限りの登場かと思いきや、後でも出て来る。
しかしゴルゴムがどうして彼らを洗脳しなかったのかは不明である。
ところで最後のナレーション。
「ゴルゴムの戦士として飼育されていた少年達の悪夢は消え、元の、明るい普通の少年に戻った」
「しかし、仮面ライダーと共に、命を賭けて戦った記憶は、少年達の心にいつまでも残るだろう」
あのー、彼らは見かけはともかく年齢は二十歳を越えてる立派な大人なんだから、そう何度も少年少年って連呼しなくてもいいじゃないの。残酷だなあ。
ちなみに今回ビルゲニアは出て来ない。
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第25話 | 「爆走する武装メカ」 | カマキリ怪人 |
ロードセクターに対抗すべく超マシンを作り出そうとするゴルゴム。ビルゲニアはカマキリ怪人を使って、大門博士の教え子である江上博士を狙う。
だが、そこに駆けつけた光太郎がビルゲニアを撃退する。しかし、彼の妻と子が捕らえられてしまう。ビルゲニアは二人を人質に、江上に超マシンの製造を迫る。
江上は超マシンを製作しつつ、密かにロードセクターのコンピュータが反応する発信機を使用する。
それをキャッチした光太郎は発信源を探す。そしてあわや江上一家が処刑されようかという時にBLACKは駆けつける。
カマキリ怪人を倒すBLACK。だがそのBLACKの前に、完成した超マシンを駆るビルゲニアが現れる。
ロードセクターとの超高速での死闘が始まった。
前回出なかった分、今回は主役敵キャラとして登場するビルゲニア。カマキリ怪人は単なるザコ。
こういう時に出される怪人って悲しいね。
そいで江上の奥さんの話を聞いていた時の光太郎。その脳裏にビルゲニアの言葉が甦る。
『ロードセクターは必ず俺の手で葬ってやるわ!』
「…もしやビルゲニアは、ロードセクターを狙っているのでは」
おいおい、「もしや」なんて言わんでも本人がそう言うとるだろうが。
ところで最後のビルゲニアとのバイクチェイス、妙に懐かしいような感じがするんだけど、何かと思えばそうか!
BLACKって昔のライダーと違ってバイク同士のアクションなんて全然無かったからだ!
…うーむ、バイクアクションが昔のライダーの名物だったのに。時代は変わるのね。
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第26話 | 「超能力少女を救え」 | バッファロー怪人 |
親から男に負けるなと言われている麻美は、突如とてつもない力を手に入れる。それはバッファロー怪人がとり憑いたためだった。
そしてバッファロー怪人に操られ、麻美は好き放題のことをする。麻美を止めようとした光太郎はバッファロー怪人の存在を知るが、怪人が麻美にとり憑いているため手出しが出来ない。
麻美に逃げられた光太郎は彼女を追い、コンビナートで彼女を発見する。だが操られている麻美は光太郎を襲う。
手を出せない光太郎は麻美に、勇気を出して怪人を追い出すよう励ます。なおも光太郎を襲う麻美。
が、やがて麻美の精神力がバッファロー怪人の支配力を上回り、ついに怪人は麻美から飛び出す。
そこで光太郎は変身してバッファロー怪人と戦う。
今回の作戦を得意げに語る三神官。暴れる麻美が大人達に始末されることまで計算済み。しかし…
「大人達はいたいけな少女を始末したことで非難を浴び、何も信じられなくなる」
「そこで我々が初めて姿を現し、ゴルゴムの力を見せつけ、人間共を支配するのだ」
あのー、ここの部分の論理展開がさっぱり理解できないんですが。
ちなみに今回ビルゲニアは高みの見物。やっぱり三神官の失敗を見るのが面白いらしい。ちょっと性格暗いぞ。
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