| タイトル | 登場怪獣/宇宙人 |
第21話 | 「噴煙突破せよ」 | ケムラー |
脚本 海堂太郎 特殊技術 高野宏一 監督 樋口祐三
死火山の大武山で多数の鳥の死体が発見された。そして大武山に登った女性たちが、霧の中に不気味な目玉を見た。
事件はすぐさま科特隊に通報された。しかし情報に不明確な部分が多く、隊員達は二の足を踏む。と、フジ隊員が調査の役を買って出る。
そして彼女の乗った小型ビートルには、ちゃっかりホシノ君も乗り込んでいた。
早速調査を開始する二人。しかし異変の兆候らしいものは感じられるが、まだ何かよく分からない。二人はとりあえず帰ることにする。
が、その時火口からガスが吹き出てきて、二人は気絶してしまう。
連絡が途絶えたため、キャップ達はすぐさま発進する。が、大武山は毒ガスで覆われていてよく見えない。
地上に降りた彼ら。そこに火口から怪獣ケムラーが出現する。ケムラーが吐く猛毒ガスの前に、彼らは撤退を余儀なくされる。
一方の小型ビートル。ホシノ君だけがようやく目覚めるが、そこにケムラーが迫って来る。
そこでホシノ君は通信でキャップの指示を受け、危機一髪というところでビートルの離陸に成功する。
ケムラーは人里に降りてきて、我が物顔で暴れ回る。だがケムラーの毒ガスのため、科特隊はうかつに攻撃できない。
代わりに防衛隊が出撃するが、なす術もなく全滅する。科特隊は町でケムラーを迎え撃つ。
町に入り込み、破壊の限りを尽くすケムラー。ハヤタはビートルで、アラシとキャップは地上から攻撃を加える。
しかしビートルは撃墜されてしまう。ハヤタは地上に落ちていく途中でウルトラマンに変身する。
だがウルトラマンも毒ガス攻撃に苦戦する。そしてスペシウム光線も通じない。
その時、イデが新兵器マッドバズーカを引っさげて現れた。ケムラーの急所である背中に撃ち込もうというのだ。
それを知ったウルトラマンは、ケムラーの動きを止めて背中をイデ達の方に向ける。そこにマッドバズーカが炸裂!
ケムラーは巣である火口に落ち、息絶えた。
フジ隊員の見舞いに行く面々。と、なんと死んだと思われたハヤタが先に見舞いに来ていたのだった。
なんとスペシウム光線が全く通じない強敵、ケムラーの登場だ。そしてウルトラマンはケムラーに全く太刀打ちできない。
ゼットンは別格としても、このケムラーはアントラーと並ぶ強敵であることは間違い無い。
なぜかこういう目立たないところで強敵が現れるのがウルトラマンの凄いところ。
そしてホシノ君、今回は最後の大活躍を見せてくれる。
なんのこっちゃと言うと、この後はホシノ君、しばらくすると全く登場しなくなってしまうのだ。
おそらく脚本上、出すのが難しくなってきたからだろう。
大体、子供を隊員にしてしまうと、大人顔負けの大活躍というのも変だし、でも子供が活躍できてしまうような事件では緊張感がなくなってしまう。
無理なく出すのは非常に難しいのだ。少年隊員になった時点で、こうなるのは必然的結果だったとも言えるだろう。
それで今回、ビートルを操縦してフジ隊員を救い出すという活躍をしてくれる。うまく活躍させようとすればこうなる、というお手本みたいな話だ。
しかし同じようなパターンを続けるわけにもいかないし、ということでホシノ君は今後はほとんど出なくなる、というわけだ。
さらばホシノ君。…って、まだ早いってば。
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第22話 | 「地上破壊工作」 | テレスドン、地底人 |
脚本 佐々木守 特殊技術 高野宏一 監督 実相寺昭雄
パリ本部から、特別任務を帯びてアンヌ隊員が日本に到着した。
その任務とは、ハヤタを迎えに来ることだった。ハヤタは、国際宇宙開発軍の技術指導のため選ばれたのだ。
かくしてハヤタはアンヌ隊員と共にパリに発った。
だがその時から異変が始まった。テレビ電波などが使えなくなったのを始め、科特隊でもパリ本部への通信もできなくなった。
早速調査を開始する科特隊。福山博士は、電波妨害の源は科特隊内部にあると言う。
科特隊内部を調査したイデ達は、精巧な装置を発見する。電波を妨害する、ケリチウム磁力光波を放つものだった。
そしてそのダイオードに使われているゲルマタント鉱石は、地下4万メートルにしか存在しないものだった。
パリに行ったはずのアンヌを町で見かけたイデは、彼女が怪しいと考える。そして電波が回復するが、ハヤタのビートルとの連絡は取れなかった。
その後、パトロール中にイデはアンヌを発見する。彼女には逃げられてしまうが、彼女はハヤタの通信機を落としていった。
パリ本部からの連絡では、二人はまだパリに到着していないという。やはり犯人はアンヌなのか。キャップは隊員達に張り込みを命じる。
テレビセンターを張り込んでいたイデはアンヌを発見する。だがアンヌのサングラスが外れた時、そこにあるべき眼は存在しなかった。
イデが驚いている間にアンヌは逃げ出し、そして地底から怪獣テレスドンが出現する。
ビートルが出撃し、テレスドンに攻撃を加える。しかしテレスドンはお構い無しに町を破壊し続ける。
やがてビートルは炎を食らって不時着してしまう。
その頃、ハヤタは目を覚ましていた。そこは4万メートルの地底だという。ハヤタは地底人に捕まっていたのだ。
地底人は地上の人間を奴隷にするため、地上を破壊しようとしていた。
そしてウルトラマンの正体であるハヤタを捕らえ、彼を催眠術で操ることでウルトラマンを操ろうとしていたのだ。
やがて催眠術で操られてしまったハヤタはウルトラマンに変身する。だがそのフラッシュビームを浴びた地底人は全滅する。
そしてウルトラマンは、ハヤタが操られたくらいではその正義の意志は揺らぐことはない。地上に出て、テレスドンと対決する。
テレスドンのパワーの前に苦戦するウルトラマン。だが、ウルトラマンはテレスドンを投げ飛ばして葬り去る。
ハヤタは科特隊に戻って来た。そして助け出した本物のアンヌ隊員と共に、今度こそパリ本部に発ったのである。
15話以来の実相寺監督作品。そろそろ実相寺カラーが濃く出始める。
まず、妙なカメラワーク。隙間から覗き込むようなアングルなど、こんな撮り方はこの人しかいない!という独特のカメラワークが冴える。
いや、冴えると言うか…、はっきり言って私には意図がよく分からないんだけど…。
そして、ひたすら暗い場面の数々。明るい場所でのシーンのはずなのに…というところで、なぜか暗いシーンになっていたりする。
不安を煽るためなのか、なんかよく分からない。更に今回は戦闘まで夜である。
テレスドンは地味な単色なので夜だと何がなんだか分からない。
結局今回は、話は分かりやすいけど画面はよく分からない話なのだ。
ところで今回登場する博士は、一発ゲストじゃなかった福山博士。
え? 福山博士って誰かって?
いや、私も忘れてたんだけど、実はついこの間の19話でバニラとアボラスのタイムカプセルを調べた博士なんだな。
活躍したのに影が薄いから覚えてなかった。なはは。
ところで今回はイデも大活躍。なんとビートルで飛んでいる時に、地上にいるのがアンヌ隊員だと見分けてしまう。
さすが科特隊の隊員。凄い視力だ。あ、ちなみにアンヌ隊員とは、もちろんウルトラ警備隊の人ではない。
更に、テレスドンに対しての科特隊の攻撃。さすが科特隊、テレスドンに対してナパーム弾での猛攻で大活躍。
そして町は火の海になる。…っておいおい。少しは場所を考えて攻撃しろってば。
そしてハヤタ。地底人に操られてフラッシュビームを放つが、そのまぶしい光で地底人は全滅する。
そこでありがちなツッコミは、そんなことも予測できなかったとはアホな地底人、といったものだろうけど、私はそうは思わない。
いや、それ以前に疑問に思うんだが、眼がないのにどーして光を感じることができるのだ、この連中は?
う〜む、謎だ。
だがそんな疑問はさておいて、ウルトラマンはハヤタが操られていてもその意志を奪われることはなかった。そりゃあ元々別人だからねえ。ウルトラマンは颯爽と登場する。
その時のナレーションがこちら。
『ウルトラマンは光の子である。宇宙の彼方、M78星雲からの正義の使者ウルトラマンは、たとえハヤタが意識を失っていようと、光の国のスーパーマンだったのである』
いや、言いたいことは分かるような気もするが、やっぱり分からん。だからなんなのよ。
うむむ、こうして考えると話もよく分からんな、今回。
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第23話 | 「故郷は地球」 | ジャミラ |
脚本 佐々木守 特殊技術 高野宏一 監督 実相寺昭雄
国際平和会議が東京で開かれることになっていた。
だが、その会議の出席者が乗っている船や飛行機が爆破されるという事件が相次いでいた。
科特隊ではパリ本部から応援としてアラン隊員を迎え、対策を練っていた。
一方、ひき逃げ犯の車が見えない壁のようなものにぶつかって炎上するという事件が発生した。
例の船や飛行機も壁にぶつかったようだったという。科特隊は早速調査に向かい、見えないロケットの攻撃を受ける。
イデは、ロケットの秘密が高速振動にあると知って対策を編み出した。
光の屈折を自由に変えるスペクトルα線、光の色彩吸収力を破壊するスペクトルβ線、光の反射角度にある制限を加えるスペクトルγ線だ。
これらを搭載したビートルが早速出動する。
そしてこれらの新兵器によって、ロケットが見えるようになった。
ビートルはロケットを攻撃し、ロケットは炎上する。
更に科特隊は地上に降りて敵を探す。そこに現れる大きな怪物。
だがアラン隊員は、それをジャミラと呼んだ。怪物は科特隊の攻撃を受け、姿を隠してしまう。
その夜、アラン隊員は怪物の正体を明かす。世界各国で宇宙競争が行われていた頃、ある国の打ち上げた人間衛星が宇宙に漂流してしまった。
が、非難を恐れたその国は、その事実を闇に葬ってしまった。その衛星のパイロットの名がジャミラなのだ。
ジャミラは漂流した星の環境で姿が激変し、何十年もかけて全人類に対する復讐のために地球に戻ってきたのだ。
それを聞いたイデは、自分達の先輩とも言うべきジャミラとは戦えないと言い出す。明日は我が身かもしれないではないか。
が、パリ本部は、ジャミラの正体を秘密にしたまま葬り去れという命令を下していたのだった。
「バッカヤロー!」
やり場のない怒りに満ちたイデの声が響く。
翌日、ジャミラは再び姿を現した。進路上の村を焼き尽くしつつ、会議場を目指して突き進む。
ハヤタは、村に残った少年を助けに向かう。そこへジャミラが迫る。
「ジャミラてめえ、人間らしい心はもう無くなっちまったのかよーっ!」
イデの悲痛な叫びが響く。炎上する村の中で、ジャミラはしばし立ちすくむ。
やがて会議場に着いたジャミラ。だが、水の無い星にいたジャミラは炎には強くても水には弱い。
人工降雨弾が使用され、会議場を目の前にしてジャミラはのたうち苦しむ。しかしなおも執念で進むジャミラ。ハヤタはウルトラマンに変身する。
ウルトラマンはウルトラ水流でジャミラを葬り去る。泥の中でもがくジャミラの、哀しい断末魔が響き渡る。
そして国際平和会議が盛大に開催された。科特隊が作ったジャミラの墓碑にはこう書かれていた。
『人類の夢と科学の発展のために死んだ天使の魂、ここに眠る』
文句だけは美しいその墓碑を前にして、イデの脳裏にはジャミラの断末魔が響いていた…。
ねえねえ、子供の頃、ジャミラごっこやったよね?
ほら、Tシャツなんかを、首をちゃんと通さずに頭の上にひっかけて。ジャミラだぞーって。
…いや、それだけ。ごめんなさい。
えー、気を取り直してシリアスに。
さてこの話、ウルトラマンの中でもトップレベルの名エピソードだ。
国家のため、世界のために人間ひとりを犠牲にする社会。片やその社会に復讐するために国際"平和"会議を叩き潰そうとするその犠牲者。
悪いのは一体どっちだ?
うーん、佐々木守の脚本だなあ。
ウルトラマンに倒され、泥の中でもがき苦しむジャミラはひたすら哀れだ。
ここでカメラはジャミラだけを追い続ける。ここでウルトラマンを映したりしたら、ウルトラマンが悪者になりかねないからね。
こういう話になると、組織内で個人的主張の違いというものが表れたりするが、ここで皆と反対の立場に立つのはやっぱりイデ。
最初は会議を邪魔する悪党に怒りを覚えていたが、その相手の正体を知った途端に戦意を失ってしまう。
感情に走らせやすいキャラであるイデは、やっぱりこういう時においしいところを持っていくのである。うーん、いいなあ。
ところで今回のゲストキャラの、前回のアンヌ隊員と同様にパリ本部から出ばってきたアラン隊員。
なんと怪獣を一目見てジャミラと見抜く。人間ジャミラってあんな顔だったのか…。
なお有名な話だが、今回はジャミラの墓標を要チェック。
墓標にジャミラの生没年が「1960−1993」と書かれている。すなわち今回の劇中時間は1993年ということになるのだ。
…と、言いたいところだが、更によく注意してみると少し変。
ジャミラは何十年もかけて地球に戻ってきたことになっており、年数が全然合わない。
そもそもジャミラの乗った衛星は米ソが宇宙競争をしていた頃に宇宙に打ち上げられたはずで、ジャミラが60年生まれのはずがないのだ。(衛星に子供を乗せたというのでもなければ…)
一説によれば、ジャミラの母国が最初に衛星を打ち上げたのが1960年なのでこれにちなんで生誕年を設定し、更にジャミラは宇宙に出た当時33歳だったので没年は1993年という計算になるらしい。
現実の年とは無関係ということだ。墓碑に刻むにしては実に無茶苦茶な根拠の数値だが、宇宙飛行士ジャミラに関する資料が皆無だったとすれば分からないでもない。
が、この設定がホントかどうかは定かではない。
結局詳細は不明だが、劇中時間が1993年というのは非常に怪しいということだけは確かだ。
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第24話 | 「海底科学基地」 | グビラ |
脚本 藤川桂介 特殊技術 高野宏一 監督 飯島敏宏
海底資源の開発を目的とした海底センターが運転される日がやってきた。科特隊も案内を行なうために会場に訪れる。
そして科学公団総裁と、200人めに会場を訪れたゲストの女の子ジェニーとを乗せて、フジ隊員の操縦する特殊潜航艇が海底センターに向かう。
途中一度揺れたりはしたが、潜航艇は無事にセンターに着く。そして総裁の手によって、センターのスイッチが入れられた。
そしてフジ隊員が記者団を迎えにセンターを離れた直後、センターに異変が起きる。
帰りの途上でフジ隊員は、センターの生命線であるパイプラインが破損しているのを発見する。
センターに残っていたキャップ、ホシノ君は総裁とジェニーと共に帰ろうとするが、ドックが何者かの手で破壊され浸水が始まっていた。
これでは迎えの船が来ることもできない。
フジ隊員は、自分の操縦ミスでパイプラインを破壊してしまったと落ち込んでいた。
その一方、救出のため海底探検船トータス号が出動することになった。
ドックには入れないので、センターに穴を開けてトータス号の排水ハッチをそこに接続し、そこから4人を救出しようというのだ。
が、特殊合金で作られたセンターにどうやって穴を開けるか?
そこでイデが名案を思い付き、穴を開けるための機械を作り始める。
そして事件発生から7時間ほどが経過しようとしていた。トランプで気を紛らわそうとしていた4人だが、総裁の恐怖は限界に近付いていた。
ハッチを開けようとしたり、キャップに当たり散らしたりする。
その一方、センターへの浸水がひどくなっていた。キャップは3つしか無い酸素ボンベを他の3人に与え、脱出を決断する。
その頃、トータス号がセンターに到着した。責任を感じたフジ隊員が救出活動を引き受ける。
が、その時、そこに怪獣が迫っていた。全ての犯人はこいつだったのだ。特殊潜航艇が怪獣グビラを引きつける。
そして、途中グビラに襲われそうになりながらもフジ隊員は4人の救出に成功する。
しかし特殊潜航艇はグビラの攻撃でダメージを負う。そこでハヤタはウルトラマンに変身する。
グビラを追うウルトラマン。グビラはドリルを使って地上に逃げる。
ウルトラスラッシュをもドリルで軽くあしらうグビラだったが、ウルトラマンにドリルを折られ、スペシウム光線で倒されたのだった。
海底に閉じ込められ、窒息死を待つだけの4人。
一人は冷静沈着なキャップだが、一人は科特隊の隊員と言ってもまだ子供。
そして残る二人は、もっと小さな女の子と、こういう時には偉そうに文句を言うしか能のない、肩書きだけは立派なおっさん。
更にそこに怪獣が迫って来る中、決死の救出劇が展開される!
こう書くと、いかにもツボを心得ている大スペクタクルという感じなんだけど、悲しいかなウルトラマンは30分番組なんだよね。
ウルトラマンも活躍せにゃならんし、ドラマを深く掘り下げる時間は全然ないのだ。しかしまあ全体的には、短いなりによく頑張って設定を消化したといったところかな。
最初、特殊潜航艇で海中を優雅に移動する面々。でも窓の外の光景は、どう見ても水槽の中。
そもそも魚やらカニやらが一杯いるのが不自然。まあしょうがないけど。
そしてセンターに閉じ込められた面々。
救助が来るまでの緊張をほぐすため、トランプに興じる。でも、ンなもんで気が紛れるわけもなくて、総裁のおっちゃんはプッツンきてた。
まあそれはいいんだが、そのトランプ。どっから持ってきたの?
娯楽施設でもなく、まだ稼動してもいない海底センターに常備しているとは思えんのだが…。
ところで今回のハヤタは潜航艇の中で変身する。どうやって外に出たのかよく分からんが、おそらく平成ウルトラマンみたいに光になって外に出てから実体化したんだろう。
しかし元に戻った時、気絶していたアラシは既に目覚めていてハヤタを探す。
ハヤタは隙をついて(?)ちゃっかりコクピットに座っていたがアラシに不思議がられる。そりゃそうだ。あれでごまかせたのか?
ちなみにウルトラマンの戦い。グビラはウルトラスラッシュを歯牙にもかけない強敵…と思いきや、ドリルがなければ何もできない一発芸野郎だった。
おっと、もうひとつ潮吹きという芸があった。
あ、馬鹿にするなよ。潮吹きを食らってウルトラマンは頭かかえて苦しがってたんだから。(なんでこんなもんに…)
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