母乳は子供を産まなくても出るものなのです
母乳は子供を産まなくても出るものだというのは、ご存じですか?
養子におっぱいを吸わせたり、母親のおっぱいが出ないからおばあさんがおっぱいを吸わせりしたらなんと母乳が出たという話が本当にあるのです。しかも、そのような話が犬にも起きたという記事が、最近新聞に掲載されていました。ちょっとご紹介します。
(読売新聞 99/7/6夕刊より)
“未婚”犬 捨て猫に愛

松山市姫原、配管業佐藤知さん(51)方のシーズー犬「ほたる」(雌2歳)が、子猫の「ハッピー」(雌)に母乳を与え、育児に励んでいる。妊娠も子育ての経験もなく、周囲の人達は、「今時の人間より愛情深い」とびっくり。授乳に、添い寝、遊び相手と、“代理母”の奮闘が続いている。
二匹の出会いは6月中旬。妻博子さん(33)が夜、犬の散歩中、排水溝の中で、ずぶぬれになって鳴いている ハッピーを見つけ、自宅につれ帰った。
佐藤さん夫婦は大の犬好きで、ほたるの母や姉妹など計十匹飼っているが、ハッピーと仲良くなったのはほたるだけ。 1週間後には、カーペットの上で寝そべるハッピーを抱くようなしぐさをみせ、そのうちに乳房が張るようになり、母乳が出始めた。
博子さんは「子供を産んだこともないのに、母乳が出るなんて」と驚き、<幸せをつかんだ子猫>との意味でハッピーと命名。ほたるの母乳ですくすくと成長。時機を見てハッピーの引き取り手を探す予定だった知さんも献身的な子育てぶりに目を細め、一緒に生活 させることを決めた。
大阪市天王寺動物園の藤田四郎獣医師は「犬を母と勘違いした子猫が乳首を吸う刺激で母乳が出るようになったんだろうが、子育てもしたことがない犬が、しかも子猫に母乳を与えることは珍しい。シーズー犬も我が子と思いこんでいるんだろう」と話している。
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