壁紙クロスの小さな穴・釘穴・ねじ穴の補修
クロスのオーダー
少しだけ穴が開いた壁紙の補修は道具を使ったら簡単です。
使う道具は穴の大きさに合わせた皮抜きを使います。
皮抜きとは硬い皮に丸い穴をあける道具です。
皮に押し当て金槌で叩いて穴をあけます。
「皮ポンチ」「皮抜きポンチ」とも呼ばれています。
クロス程度なら
皮抜きの軸を持ってクロスに押さえつけて回すとクロスの切れ目が付きます。
順を追って説明すると
次の様です。

穴の大きさに合わせて皮抜きを使います。
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皮抜きの軸を持って壁紙・クロスに当て回すようにクロスを切ります。
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切れ目を入れた中側のクロスをめくります。
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新しいクロスを同じように皮抜きで丸く切れ目を入れます。

新しいクロスを切りとります。

クロスをめくったところに糊を付けます。

クロスの柄を会わせます。
他のクロス貼りと同様ローラーで押さえて雑巾で余分な糊を拭き取ります。
マクロ写真で取っていますので継ぎ目が目立ちますが普通の目ではわからない位うまくできております。
新しいクロスの調達
上記壁紙の補修するときには同じくらい古くなっている新しい壁紙が必要です。
真新しい壁紙では目立ってしまいます。
新しいクロスの調達は家具の後ろとかエアコンの後ろなどのような目立たないところの壁紙をめくって使います。