ドアに張るシートはとても丈夫なものです。
杉原土地ではカスタマイズできる賃貸としてテレビで紹介されたこともあります。
長年ドアを使っていると何かにつけて傷んできます。たいした傷がなくても年代が過ぎるとその性能が落ちなくても古くなった感じになってしまいます。
そんな古くなったドアをリフレッシュするために小社ではドアシートを張っています。
厚みがあって耐候性もあります。一度張ってしまうと捲れることは通常ありません。
ドアの廊下側にシートを張ることにしました。
まだまだしっかりしているドアですが見た目が古くなったのでシートを張ってリフレッシュします。
写真の様なアルミ枠が付いているドアには張りやすいです。
張るシートはスリーエム製のダイノックです。幅1.2mあります。
2.4mの長さで写真のドアを2枚張ることが出来ます。
それから上記荷札にも書いてありますがリピートと呼ばれる寸法が注文するときには必要です。
今回の製品はリピート0.0と書かれているようにどこでも接続可能な商品です。
張る面より少し大きめで張ります。 私は2cm大きめで切っております。
ドアの張る面の実際の大きさは縦180cm横78cmですので幅80cmで2枚切って
1枚を半分に切ります。
切ったシートは巻癖が付いていてます。
しばらくの間反対側に巻いて巻癖を取りのぞいた方が仕事がはかどります。
特に壁面に張る場合は良いみたいです。
今回は万全を期してドアを取って横に寝かして張ります。
取らなくても張ることは可能ですが今回は取りました。
今回のドアは鋼製ですので磁石で留めることが出来ます。
場所が移動しないように写真の様に左端を磁石で留めて移動しないようにしております。
磁石が効かないときは誰かに持ってもらうか仮にテープで留めて下さい。
シートの裏紙を一部剥がします。剥離紙を折ってかさばらないようにします。
剥離紙をめくったシートの両端を持って所定の場所に軽く置きます。
剥離紙を剥がした部分の中央部分よりゆっくりと押さえつけます。
気泡やしわが入らないようにゆっくりと行って下さい。
最初は軽くゆっくりと両端まで押さえます。
その後強く押さえて接着します。
左手で剥離紙を少しずつ剥がしながら右手で押さえつけていきます。
押さえつける力は全力が最善です。
力強く少しずつ押さえつけます。
最後になると剥離紙が捲れて気泡が入りやすいので注意すること。
向こうから光が入ってくるように仕事をすると気泡が発見しやすくなります。
万が一気泡が入った場合は強く押さえて追い出すか、
それでも気泡がある場合はナイフで気泡の中央を切ってから押さえると出ます。
周りのアルミ枠の角で切ります。角が際立つように押さえ込みます。
強く角を作ります。
ナイフで切ります。強く押さえて切り込みます。軽く押さえているとナイフの先が動いてまっすぐ切れません。
地ベラがある場合は地ベラを使うと綺麗に切れます。
下の部分張れました。
上の部分も同様に貼ります。
2枚は重ね張りします。下を先に上を後張ります。
全部張りました。
必要な箇所を切りとります。
出来上がりました。
細部はこんな感じです。
張ったシートは縦縞でしたが効率よく使うために横貼りとなっています。
ドアを取らずに立てたまま張り付けるときには磁石を効果的に使うことできるみたいです。