園田のロフト付賃貸のある場所は明治時代は堤防で竹藪だった

今から120年前に測量された地図で見ると現在の小社の園田の賃貸住宅のある場所は
堤防にある竹藪でした。
猪名川は、猪名川町より出て大阪府と兵庫県との境を流れてきます。
尼崎に入ると左と右に別れます。
左側が猪名川の本流、右側が支流の藻川です。
洪水にならぬよう古くから堤防を築いていました。
自然堤防をかさ上げしたもので曲がりくねっています。
地図で見ると堤防まわりは竹藪の記号が付いています。
農耕が発達したところですから農耕が可能なところはすべて田んぼにしていた地域です。
竹藪になっていたと言うことはきっと農耕に適さない少し高いところだったのでしょう。

園田の賃貸の敷地の地盤はよいのでは

地震の時の被害の大小は家の強度と地盤に比例します。
家の強度が強いほどもちろん潰れません。
地盤は家の強度とは関係なく揺れの強さを左右します。
先の関東大震災の震源は三浦半島沖で相当離れていましたが倒壊家屋が出ました。
これは地盤が地震の揺れを増幅すると考えられています。
また1995年に起きた阪神淡路大地震（兵庫県南部地震）の震度7を記録したところは点々と偏在しています。
これは地盤と関係があるとしか思えません。
尋常に考えれば地盤が強いほど揺れは小さくなると推察されます。
地盤の強さは地盤の種類地盤が締まっているかどうか水を含んでいるかどうかで決まります。
昔より地盤が高くなっているところは風雨による浸食に耐えられるくらい地盤が強く高く積み重なってその自重でよく締まっていることを意味します。
これらから昔から小高くなっているところは地震の揺れが小さく震災を受けにくいところだと考えられます。
現在小社の賃貸のあるところは明治時代の地図を見る限り小高い堤防の敷地で地盤がよいところと推察しても良いのではないでしょうか。