阪急電車に乗って神戸まで行くとき最初に見える桜並木は園田です。
平安の時代「花」と言えば梅でした。
でも時代が経つにつれ「花」は梅から桜にかわっていきます。
たぶん桜の方が日本人好みであったのか、梅より桜の方が良く植樹されたからかもしれません。
いずれにせよ日本の花と言えばいつしか「桜」になっていました。
阪神電車が既存の町や村を縫って開通したのに対して阪急電車は大阪から神戸まで田畑をまっすぐに線路を敷きました。
何もない線路つたいに名所を作るために桜を植えます。
そんな理由で、阪急電車が開通した昭和の初めより阪急電車沿いに桜を植樹され桜の名所となっていました。
阪急電車が高架になったときににも線路沿いには桜が植えられました。
今の桜は昭和50年代に植えられた桜で植樹から40年経ち立派に華やかな桜並木となりました。