思うところ2005
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2005/11/19 | RD-Z1 |
2005/09/02 | ネタ無し |
2005/07/05 | ブラウン管と液晶 |
2005/06/21 | DV-HRD2の修理とDV-578A-S |
2005/06/20 | x264の設定 その1 |
2005/04/26 | AviUtl0.99とhuffyuvとhuffyuvs |
2005/04/03 |
AviUtlのプラグイン |
2005/03/01 |
AviUtlのプラグイン Type-T |
2005/02/08 |
AviUtlのプラグイン Type-V |
2005/02/01 |
AVマルチ KD-32HR500その2 |
デジタル放送の色 その2 |
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2005/01/16 | デジタル放送の色とKD-32HR500 |
2005/01/16 | 2004年版思うところ一覧表 |
デジタル機器のエンコード録画画質
S-VHS時代と違って、今時の録画機器の画質は、生視聴と録画視聴で気になるような差はほぼ無いですね。にも関わらずPCに持ってくると結構差があります。 例えば、Aという機材を通して番組を生で見ていて、後からAで録画(エンコード)したものを見たとき、Bという機材を通して同じ番組を生で見て、後からBで録画(エンコード)したものを見たとき、それぞれ生と録画で差は感じないですが、Aで撮った(エンコード)ものをBで再生させるとBで録画(エンコード)してBで再生した時とは少し違う映像に感じるという意味。特にTSソースで感じます。その差がどこから来るのかと言えば、出力画質の差が録画画質の差になっていると 考えます。
出力している映像をエンコードしているのだろうから、その質が良いほうが録画の画質も良いという事に繋がるんじゃないでしょうか。画質の良し悪しにエンコード破綻が絡んで来るとまた話は別になると思いますが、基本的に
出力画質が良い=録画画質が良い
RD-Z1とHRD2(DHX1、DRX100、DR20000も)の出力映像の特徴ははっきり録画画質に出てるので、たぶんどのレコーダーでも同じ傾向と思います。エンコード破綻は別にして。
ちまたで話題の録画画質の良い悪い、というのは色や質感の事を指すのか、それともエンコードの破綻強さを指すのか、それともそういう区別無く漠然と聞いてるだけなのか、どうなんでしょうね。
1固体で完結する場合、特にアナログチューナーメインの機材は、アナログチューナーの画質がほとんど全てになるかと思います。でもそれはアナログチューナーの性能であって、純粋な録画性能とは少し別の話なんじゃないかなという気がします。そいう意味だとDV-HRD2系なんて全くお使い物にならない画質だし、RD-Z1ですら見るの苦痛(悪いという訳ではなく、普段見ているのがGCT-3000だから)です。
録画性能が良いから録画画質が良いのじゃなく、出力性能が良いから結果的にソースが良くなってそれが録画画質に繋がるのだと思う今日この頃。エンコード破綻限界は別にして。
画質の良し悪し分類
・アナログチューナー(外部入力)の性能
・Y/C分離性能
・デジタルチューナーのダウンコンバート性能
・総合的な機材の出力性能
とりあえずこの当たりがエンコードする前の『ソース』に該当し、エンコードする前に目で見て綺麗かどうか、好みかどうか一発で判断できる材料になるハズです。ほぼココまでが全てを決めると言って過言では無いでしょう。質感とか色含めて。
・エンコード性能
最後はソースをエンコ−ドするだけ。ここはMPEG-2の破綻限界の差だけかな。PCでエンコードするのと本質に違いは無いと思います。CCEでエンコードしようが、TMPGEncでエンコードしようが、ULEADのエンコーダーでエンコードしようが、DIGIONでエンコードしようが、色や質感という意味においてはソースの差以上の差は出ませんしね。結局は破綻限界の差。
という訳で、質感や色を重視する場合の『画質が良い』という概念では、上の四つ、特にチューナーが重要で、エンコードされたMPEG-2に目立つ破綻が少ない場合の『画質が良い』という概念は純粋にエンコーダーの性能が重要です。PCでエンコードしたほうが画質が良いという表現はコッチに当てはまると思います。マルチパスでエンコードしたほうがレコーダーのワンパスVBRよりもビットレート配分に隙がない分強いに決まっていますしね。
レコーダーでもキャプチャーボードでも、いろいろな掲示板での画質評価って漠然としていて何の『画質』の事を言ってるのかイマイチわかりにくいですね。画質良いですよ。て書かれていても、どういう状況で何と比べて何がどう良いのって思います。画質が好みだから画質良いって書いてるかもしれないですしね。ちなみに自分の場合は録画の場合はソースに忠実かどうかが画質の良し悪しの基準で、再生は色の滲みと密度、発色、それに伴う質感かな。
比較する
自分は良く比較して書きます。Aと比較してBはどうだ。たぶん殆どそういう感じで書いているハズです。それを積み重ねていくと、このHPを見ている人にも該当機種機材を持っている人が出てくる確率が高くなります。実際に見れるようにもしたりします。そうする事でAという物に興味はあるが実際に見たこと無い人がいて、でも自分と同じBを持っている。BとAを比較した感想が載ってるからだいたいこういう感じなのかと想像出来る・・・。そうなるといいなぁという理由で比較して書いています。
なんにせよ『比較』っていうのは基本だと思うし、比較しないで表現するのもまた難しい。
RD-Z1 その2
ダウンコンバートエンコードの画質の良し悪しの評価の差は実写かアニメで意見がわかれるところと思います。
実写 DV-HRD2系>RD-Z1
アニメ RD-Z1>DV-HRD2
実写はシャープのDV-HRD2系に比べてRD-Z1は不自然です。肌の粒子感が乏しく妙にのっぺりします。HRD2のほうが輪郭の切れや肌の質感が良く、ダウンコンバート臭さを感じさせません。 逆にアニメに関してはそのノッペリさが有利に働きます。 アニメの場合は輪郭線に色の面が混じり込む具合が少なく、色自体もしっかり残るので絵にメリハリがあり、TSと遜色ない雰囲気を醸し出していて良いです。DV-HRD2系はZ1と比べると微妙ですが色 の薄さがわかります。
掲示板などでRD-Z1よりDV-HRD2系の評価が上の人は実写、逆ならアニメ重視じゃないかと思います。
VBR
DV-HRD2系はSP(4.6Mbps)でも3.1〜9.7Mまんべんなく使いますが、Z1は4.0〜6.7M平均、上がって7.2Mぐらいまで。Z1はそのビットレートでも人数わいわい動きまくりエフェクトかけまくりとでもない限りは大体大丈夫ですが、破綻限界はやっぱりDV-HRD2系よりは低いです。
SPと6Mbpsの差はあまり感じないですね。9.2Mで使わないならその間のビットレートはSPと大してかわらない気がします。6Mbps設定として、Z1で5MのレートのシーンはHRD2系だと4Mまで落ちています。逆にHRD2系で9.5Mまで行くシーンはZ1だと7.7M程度です。というのを見ると5.0〜7.7Mの6Mbpsより4.0〜7.2MのSP(4.6Mbps)のほうが効率良い気が します。6Mbps使ってもモスキート、ブロックノイズ破綻がHRD2系よりは確実に多いし。
DVD再生画質
ソースが良くないとイマイチです。市販品だと良いですが、アナログ放送の自作ものとかはちょっと厳しい。HRD2は一定のレベルがあれば自作したものも撮りっぱなしも市販品もあんまり差は感じないですが、Z1は差がはっきり出ます。DV-578A-Sは好みの映像からやや外れ気味なので評価は微妙になりますが
市販品(ソース上質) RD-Z1(115)>HRD2(105)=DV-578A-S(105)>PS2(100)
自作(ソース並以下) HRD2(95)>DV-578A-S(92)>RD-Z1(85)>PS2(80)
という感じ。
プログレッシブ
Z1のプログレッシブモードは字幕にインターレース縞が良く残るのがきになりますね。アニメの場合だとシーンチェンジの境目で偶に出ます。画質自体はプログレッシブのほうがTVの相性もあると思いますが、ノイズが少なくて安定していて見やすいです。
DVDプレイヤーとしての操作性
RD-Z1はDVD-VRモードの再生操作でちょっと不便なところがあります。VRモードでタイトルが1話ごとに分割されていると、1話目が終って次を見ようというときに >>| ボタンで次のタイトルに飛べません。何故か見るナビボタンを押して次のタイトルを選ばないと見れません。たいしたことじゃないかもしれませんが、不便といえば不便です。
RD-Z1
発売当初は、家電レコーダーとしては許容出来ない不具合(HDD録画全滅)やダウンコンバート画質の悪評等で、買うつもりは無かったのですが、RD-X6の発表やファームアップ後の評判を聞いて欲しくなったので買ってしまいました。ほんとはX6まで待つつもりでしたが、とりあえずZ1でいいかなと。
RD-Z1にはある機能があります。
左右額縁カット、4:3強制固定モード。
そう、ただこの一点。この一点のみで買ったといっても過言では無いでしょう。同じ機能はTU-MHD600に付いていますが、iLINK無しなので話になりません。
・・・いいですね。デジタル放送の額縁アップコンバート素材を額縁無しでキャプチャ出来ます。ほんと、ただこれがしたかったから買ったんです。生はもちろん、HDDにTS録画したものも可能です。心配していたD-VHSからのiLINK経由でも可能でした。何故かこの場合はDVD再生してからじゃないと出来ませんが。ちなみにファームは03です。
D-VHSとの連携
D-VHSへのムーブはDテープじゃないと失敗します。Sテープだと失敗します。D-VHS今まで使ってきて始めてSテープに穴あけて試して見ましたが、それはOKでした。
は、ともかく、ムーブとモニター以外にiLINKは使えません。単体デジタルチューナーとしてD-VHSを制御する機能は無いです。基本的にDVDレコーダーです。
ムーブについて
ムーブして、もしテープがS-VHSなら失敗と共に、録画データムーブ予定部分が消滅します。プレイリストからムーブ(しようとして失敗)しても元データ部分がきっちり消滅しています。2時間ものが一瞬で全滅です。
ようするに、失敗=即死です。HRD2系はなにかしらの原因でD-VHSと連携取れなくてムーブ失敗しても大丈夫でしたが、Z1は連携失敗するとそれだけで消滅します。
DVDレコーダーとして
DV-HRD2系と比べると編集機能が優れています。編集に興味ないなら使いにくいだけの機械かも。DV-HRD2系はメニューボタンから全ての流れがわかると言っても過言では無いですが、Z1はメニューそのものが項目事にわかれてあちこちのボタンに散らばっているので非常にとっつきにくいです。
リモコン
リモコンが使いにくいという評判を聞きますが、ほんとに使いにくいです。まず、地上アナログ、地上デジタル、BSデジタル、110°CS、といった個別の放送切換えボタンがついていません。DV-HRD2系にもKD-32HR500のリモコンにも松下系のリモコンにもついていたので常識かと思っていましたが、無いのです。『放送切換』というボタン一つで順番に切り換えていく方式です。これは非常にわずらわしいです。また、放送切換と似た機能と思われる『入力切換』ボタンが『放送切換』ボタンとはまったくかけ離れた場所に配置されているのもマイナスでしょうね。
頻繁に使うであろうボタンが無い、このボタンを押せばZ1の全ての流れがわかるという統括メニューが無い、メニューごとに同じボタンでも機能が変わってくる、良く使うボタンがリモコンのいろいろな場所に散らばりすぎ、などなどが使いにくい理由かな。
編集
編集はジョグシャトルが付いてるのでチャプター打つのは楽ですね。チャプター打って、プレイリストを作って、高速ダビングでDVDを作成するのは『慣れたら』やりやすいかも。編集がしやすいってようするにジョグシャトルの有無だけな気がする。 DVDメニューにネットdeナビ経由でPCから任意の画像を使えたりするのでそこは凝ってるのですが。
予約
予約数は64あります。予約系は特殊すぎで他のデジタルチューナー系とは一線を画します。便利なところは便利ですが、違うんですよね。いろいろ。 アナログ放送(インターネット経由でEPG更新)はともかく、デジタル放送でも基本電源を切らないと番組表が更新されないのは使いにくいですね。他のデジタルチューナーは即更新されるのに。
RDならではの特殊機能
ネット経由での予約やダビングや本体の制御でしょうね。新鮮です。VirtulRDと連携してレコーダー内のMPEG-2をLAN経由でPCへ持ってこれます(コピーワンスは無理 )。iLINKキャプチャのレコーダー版みたいな感じです。でもレコーダーへの書き戻しは自作MPEG-2は無理なのが難点。ネットでの連携はルーターの設定みたいな感じでZ1を制御できます。簡単な ファイル整理、編集、DVD作成やらいろいろ出来ます。
エンコード画質
外部入力からの画質はDACが12bit110MHzと高性能なので輪郭の切れや色ですさまじいものがあります。正直、GV-D1VRのコンポジット入力可逆圧縮系キャプチャでは再現不可能な色と輪郭のキレ 、細部の表現力です。
が、シーンチェンジを検出しないのもありますが、妙に破綻する気がします。VBRの効きは悪くないと思うのですが、DV-HRD2系が素晴らしいので比べると劣ってるのがわかります。平均6Mbpsに設定したとして、DV-HRD2系では、4M〜9.5Mあたりをきっちり使い、かつ、動きつづけるシーンは高ビットレートを振り続け破綻させず、落とせる所で一気に落として最終的に設定したとおりの容量にぴったりと収めてくれますが、Z1は5M〜7.7Mをふらふらして幅が狭いです。8.2Mあたり が行って最高みたいな感じです。AC-3でもLPCMモードと上限が変わらない雰囲気。9.2Mモードで撮らないと上がらない?また、画面がフラッシュするシーンには特に弱い気がします。 ビットレートの配分が甘い?
GCT-3000外部入力録画画質(MPEG-2)個人的感想(下二つは参考)
機種 | 色 | 輪郭、 | 情報量 | エンコード能力 | 色ずれ | 画質安定感 |
RD-Z1 | 文句無し(100) | 文句無し(100) | 文句無し(100) | 不安(65) | 問題無い(92) | ソース次第(80) |
DV-HRD2/20 | 良い(91) | 良い(97) | 良い(91) | 大満足(98) | ややズレ(85) | ソース次第(87) |
HM-DHX1(STD) | 普通(75) | 良い(90) | 問題無し(85) | さすが(110) | 問題無い(95) | ソース次第(95) |
自作ver2005夏 | そこそこ(87) | 良い(88) | NR次第(80) | 文句無し(100) | 調整する(100) | NR等(110) |
アプコン放送 | うーん・・・(85) | いまいち(70) | うーん・・・(75) | 一応(100) | 問題無し(100) | 抜群(150) |
RD-Z1は動きが少ないソースで、かつアニメ限定なら最強ですが、総合的にはDV-HRD2/20のほうがバランスが取れていて安心です。RD-Z1は基本的に99%大丈夫ですが、残りの1%は どこかで破綻するかもという怖さが付きまといます。弱いシーンがあるというトコロが不安です。 実写は肌の質感が精巧な粘土細工みたいな感じで若干不自然かも。エンコードの画質がというよりZ1の絵作りがアニメ>>>>>実写に調整されているように思います。もしくは、液晶TVでの見栄え重視か。とにかくブラウン管だと、え?って感じ。
TS+エンコード同時録画
TSを録画しながら外部入力やアナログチューナーからの映像をエンコードして同時録画出来ます。自分はこれでGCT-3000からとTSの同時録画をして 画質差などを比べて遊んでいます。今まではDV-HRD2/20両方使って一方はTS、一方はGCT-3000からの録画していたのでZ1一台でこれが出来るようになりました。
ちなみに、偶にデジタル放送とアナログチューナー外部入力で同じ番組を同じEPGデータを使って、デジタルはそのまま、アナログは入力やレート設定などの修正をして撮るとTS(コピーワンス)とVR(コピーフリー)の管理情報が入れ替わるバグがあり、TSがコピーフリーにVRがコピーワンスになってしまいます。ちなみにこれを読んで?!と思うでしょうが、VR側はコピーワンスになりますが、TSは表示だけで実質コピーフリーにはなりません。メニューではダビング可、コピー可なのですが、実際に実行すると弾かれます。また、レート変換ダビングもコピーフリー版のメニューが出る為に出来ないので、実質D-VHSへムーブ(ショップチャンネル等のコピーフリーTSもD-VHSへはムーブ しか無理)しか出来ないようです。無意味どころか改悪です。ファーム03での話。
後は、説明書によると、HDDにTS録画しながら同時にDVD-RWにもエンコードしながらVR録画出来るそうです。
VR録画
HDDのTSをVRへエンコードしながらHDDへ録画出来ます。TSはコピーワンスなので実質ムーブですけど。そこで額縁カットしてムーブ出来るのかといえば出来ません。TSのアスペクト比のままエンコードされます。映像出力の設定に左右されません。このあたりはDV-HRD2系列と同じです 。
が、額縁カットして出力した映像を外部出力してそのまま外部入力で録画(Z1は可能)すれば額縁カットした映像で録画出来ます。特にZ1はD1接続できるので効果は抜群です。ちなみにクロスカラーまみれの額縁アップコンバートデジタル放送の映像を額縁カット4;3固定でコンポジットで出力し、それを外部入力すれば、Y/C分離 でクロスカラーが軽減された映像で録画出来ます。Z1一台でTU-MHD600+DVDレコーダーの役目を果たせます。
DVD-VIDEO互換録画
RDシリーズはちゃんとDVD-VIDEO互換モードを入りにしていないと無劣化でDVD-VIDEOを作成出来ません。 エンコード規格を揃えていたとしてもです。DVD-VIDEO互換モードを切りでもDVD-VRモードなら無劣化可能ですが。それとは別にアスペクト比を4:3か16:9に任意に設定出来ます。VRモードでは出来ませんけど。 が、一度、16:9でDVD-VIDEOを(DVD-RWが使いまわせて都合良い)作成し、それをもう一度無劣化でHDDに書き戻せば、そのファイルのアスペクト比は16:9になっているので、DVD-VRモードでへ16:9で書き出せます。何故VRモードだとアスペクト比設定できないのか謎です。
ダビング
HDDからはHDDへ、DVDへ、ネット経由で他のRDシリーズへ、PCへなどとかなり自由にダビングできます。コピーワンスはムーブだけですが。あとはVRモードで録画されているコピーフリーソースならHDDに高速ダビング出来ます。DVD-VIDEOはRD-Z1本体で作成したものなら無劣化で書き戻せます。
フォルダ機能
フォルダを作成してそれに録画したファイルを振り分けれます。これは整理には便利です。あと、ファイルを削除する以外にゴミ箱機能もあります。windowsのゴミ箱みたいな感じですね。
アナログチューナー
ゴーストリダクションが付いているので使い物になりますが、DR20000とDHX1の中間あたりのクラスでしょう。自分の受信環境は良い レベルだと思うので、GCT-3000とKD-32HR500以外のゴーストリダクションチューナーの画質はどれも似たり寄ったりです。
画質について
デジタル放送に関してはKD-32HR500本体デコード画質にははっきり負けます。TVの性能も関係あるトコロと思いますが、全般的に内蔵>外部入力ですね。では、DV-HRD2系と比較すると・・・正直眠い画質です。密なんですが、やや眠い画像です。
ダウンコンバートの画質では、最初のファームではぼやけ過ぎでダメダメでしたが、最新ファームに上げると良くなりました。それでもDV-HRD2系よりはまったりした風味です。HVソースからダウンコンバートは許容範囲ですが、アップコンバートソースのダウンコンバート画質は 特に人物の肌の質感や輪郭が物凄くノッペリしてうそ臭い質感になります。アナログ入力でもそういう毛色ですが、さらに強調されていますね。やっぱり、Z1はアニメ特化か液晶TV向けな雰囲気がただよいます。
DACの性能が14bit216MHzで、DV-HRD2系の10bit74.25MHzに比べると性能が段違いなんですが、デジタル放送の画質に関しては互角です。質はZ1のほうが良いですが、絵作りはHRD2系のほうが上手いです。というか好みです。
DVDの再生画質に関しても同様の傾向です。Z1は映像が密で質は良いですが、飾り気が何も無いのでソースの質がそのまま映像に出ます。画質が良いと言えば良いですが、見ていて楽しいかと言えば実はそうでもないです。
自己録再の総合画質に関してはZ1とHRD2系ではDACの性能以上に絵作りの関係でHRD2のほうが見栄えが良く感じます。安定感を無視すれば、録画画質はZ1のほうが優れているのですが。
DACの性能は映像の密度にしか関係なさそう。DV-578A-Sの時も感じましたが、個々の機器の絵作りが自分の好みに合うかどうかのほうが性能よりも 重要だと感じます。画質が良い=自分の好み だとそうなるんじゃないでしょうか。
Z1の画質は良いです。映像が緻密で、ノイズが少なく、しっかりしていて余計な味付けを排除した素直な画質。ですが、それが好みに合うかどうかとは別問題。と、なります。
音質について
低音が出るので 迫力があります。高音低音にメリハリがあり、好きな人は好きでしょうね。ですが、すっきりした音が好きな人にはやや重いかもしれません。自分はDV-578A-Sのほうがスッキリした音で好きですね。ちなみにDV-HRD2系は特徴の無い音です。が、そもそもSPIDFで出力してAVアンプでデコードする事をメインとしていると、アナログ出力の音の良し悪しはそんなに重要ではない気がするのですが。
録音音質はDV-HRD2系に比べると一枚上ですね。分解性能が高いです。僅差ですけど。
DVDプレイヤーとして
プログレッシブ出力は優れているらしいですが、DV-578A-Sに比べると負けています。インターレースの縞々が偶に見えます。偶に見えるだけですが、DV-578A-Sはそいうトコロが気になったことが無いので 負けていると言えるでしょう。
操作に関してはDV-HRD2系のDVDプレイヤーとしては中途半端な仕様と違って、ちゃんとDVDプレイヤーとして機能します。ただ、リモコンの反応が鈍い気がします。そういえば、もっさりしていると言われていますね。Z1は。でも自分は許容できる範囲です。KD-32HR500やTT-D2000と比べると断然速いです。コンシューマーのゲーム機でメニュー画面に切り替える程度の反応と同等かと。
しかし、音声出力のデジタル出力設定が、LPCM もしくは、データ出力の二点しか無いのがやや不満かも。DTS、AC-3、AAC、mp2と個別に設定できません。
高級DVDプレイヤーとしても上々の評判だったので画質に期待していましたが、先に書いたとおり、個人の好み>>映像の質だと、DV-HRD2系のほうが好きですね。映像の質に関してはRD-Z1>>DV-578A-S>DV-HRD2系>>>>>>>PS2(初代)です。
高級DVDプレイヤーを買ったとして、映像の質も良かったとしても、その映像が好みかどうかは実際に自分の環境に置いて みない事にはわからないので、ただの高級DVDプレイヤーは怖くて買えません。と、前々から思ってた事がZ1でああやっぱりとなった訳です。うーん、DVDプレイヤーとして比較するばするほどにDV-578A-Sのコストパーフォーマンス の良さが分かります。PS2を持っていてなおDVDプレイヤーが欲しくなったらオススメです。今なら後継のDV-585Aでしょうか。
好みを無視した画質のみならPS2が980とするとDV-578A-Sは1075、Z1は1102、HRD2は1030程度かと。
感想
PS2で慣らして他のプレイヤーに変えると・・・
DV-578A-S 画質は良い。さすがに違う。が、それほどでもない。音が澄んでていい。
DV-HRD2系 抜群に綺麗。PS2ではもう見れない。音はちょっといい?
RD-Z1 まず音がいい。何この差?!迫力が全然違う。画質はさすがに良い。が、毛色が似ているので驚きは無い。
DV-578A-Sで慣らすと・・・
DV-HRD2系 輪郭強調がかなりキツイ、ややノイジー、色はダイナミックで濃い、彩度は同程度。音は普通。
RD-Z1 輪郭強調がキツイ、線が太い、ノイズが少ない、ノッペリぺッタリ、色は凄く濃密、彩度は同程度。音は低音が効いている、中音域がやや耳にキツイ。
PS2 意外に頑張っている。でもノイズが多い。音がイマイチ。
DV-HRD2系で慣らすと・・・
DV-578A-S ぼやけた画質、線が細い、色が薄っぺらい、ドットドットしていてざらっとした感じ、でも細やかで繊細、彩度は同程度、高音の伸びが良く音がいい。
RD-Z1 眠い画質、ツルペタ、ノイズが少ない、安定している、色は濃厚だがもう一つ足りない、彩度はやや低くく感じる。音は低音が効いている、中音域がやや耳にキツイ。
PS2 なにもかも全体的に悪い。音は気にならない。
RD-Z1で慣らすと・・・
DV-578A-S 少々ぼやけた画質、線が細い、色は薄っぺらいが全体の雰囲気は似ている、ドットドットしていてざらっとした感じ、でも細やかで繊細、彩度は同程度、音は低音が出てなく物足りない。
DV-HRD2系 輪郭強調がキツイ、色が薄く感じるが透明感のある発色だ。ややノイジーで画質が悪く感じる。あれ、こんなだっけ? 音はこんなものだ。
PS2 え?思った以上に頑張ってる。なにげに雰囲気が似ている。でもノイズがかなり多い。音はさっぱりだ。
ちなみにPCで比較ソースを再生して目を慣らしてから、プレイヤーでTV視聴すると、どれもほとんど同じに見えます。え、この程度の差?と感じます。
しっかし、それはともかく、RD-Z1のごみ箱内のデータ−を削除したらハードディスクのエラーが出て削除できないメッセージ。
『録画状態に問題があり、このディスクは録画も再生もできません』
HDDの容量が多いので録画しまくっていてそろそろ不必要なの分を削除しようかと思った矢先のこのエラー。全滅です。HDDの初期化宣告です。デジタル放送のソースをブレンドしたらアナログ放送と同じ放送日分でクロスカラーやドット妨害が消えるのか、とか、サイドカット機能ありと無しでどうか、とか、GCT-3000と内蔵チューナーの画質差は、とか、DV-HRD2系のエンコード画質と比較したらどうなのか、とか、いろいろネタを貯めていたのが全部飛んでしまいました。
D-VHSへのムーブで、どうやったら失敗するか、失敗したらどうなるのか、失敗させつづけたらどうなるのかを試した時の半端データがごみ箱に残っていたので、ひょっとしたらそれが問題だったのか、それともOPだけとか2〜5分程度のデータばかり集めまくってたのが原因か、TSとアナログエンコード同時予約録画を行ないまくっていたのが原因か、同時録画でTSとVROの管理情報が逆になるバグが原因か、ともかく普通はしないような使い方をしていたのが悪いのかも。
主に高級DVDプレイヤー互換及びバックアップ、サイドカットキャプチャ用として購入したので、HDDは(他ので出失敗していない)限り何回飛んでも実害はないといえば無いのですが、東芝レコーダーへの信用がた落ちです。いや、しかし、外部入力録画用途をHRD20の代わりにしても良いかなと思っていたので危ない所ではあります。
DV-HRD20は買った当日の録画(2004年3月)がまだ残ってます。Z1は数週間でALL消滅です。怖いなぁ。
HM-DH5500
HM-DHS1の量販店モデル。ゴーストリダクションチューナー仕様になっています。はっきりいってこのデッキの使い方をそれとしって購入する方には無意味な装備ですが。未通電展示品とはいえ、値段が今時のS-VHSデッキより安かったのでつい買ってしまいました。値札ではセールは次の日から(閉店間際に行った)になってましたが 。ラッキーでした。
DHX1とは違ってGUIが1990年代のビデオデッキです。VX8とかVXG100と変わらないので、ほんとにD-VHSなのかと疑ってしまいます。しかし、GUIは違ってもiLINK録画用として使う限りはデコードできない以外DHX1とほぼ同じです。
接続した当初は、DR20000のiLINKが不安定なあおりを食らってこっちも不安定でしたが、DR20000をリセットしたらまともになりました。今は特に不具合も無いです。
TT-D2000
TVとレコーダー、合わせて4台の地上デジタルチューナーを持っていると、TT-D2000の使い道が無いです。KD-32HR500使っての録画中はKD-32HR500がiLINK制御を全部持っていってしまうので、その間はMS9含めて録画出来なくなるのでBSDの裏録も出来ません。系統を分ければ出来ますが、面倒だし、そもそもレコーダーがあるしなぁ。アナログ録画出力でテロップ出ないのは良いですが、HRD2系はもとより、Z1ならなにかも『表示』を完全に消せるし、D-VHSデッキの予約録画の15秒前録画開始、番組終了後5秒延長録画というメリットにしてもKD-32HR500も同じだし、無理にでも使わないことには出番がありません。KD-32HR500はD-VHSを5台も録画制御出来るのでこっちのほうがデジタルチューナーとしても使いやすいですし。
近況
これはというネタが無い今日この頃です。
ブラウン管と液晶
液晶がメインになりつつありますね。CMでも今はPCでTVを見ようとかやってますし。
でも、デジタル放送にしてもアナログ放送にしてもインターレースで放送しています。液晶TVである以上インターレースのソースは必ずプログレッシブ変換されて表示されるので、本来の動きと画質では見ることが出来ません。どうあがいても。例え技術が発展してIP変換の精度が高くなったとしてもIP変換しないとダメな時点でもうダメな気がします。自分は。
デザインと省スペースを宣伝し、今なら高く売れるかという理由でメーカーは↑に書いた点を克服していないのに発展途上の液晶TVへシフトしてしまいました。
少なくとも放送局がプログレッシブで放送していない現時点でハイスペックなハイビジョンブラウン管TVの開発が終了してしまうのは残念です。せめてHDMIのついたハイビジョンブラウン管TVは出してほしいところです。
DV-HRD2
DVDドライブがおかしくなったので修理しました。去年の9月末の購入だったので保証期間中だったので無料でしたが、メーカー保証期間過ぎると出張費、技術料込みで2万5千円かかるそうです。
半年先に購入したDV-HRD20のほうが市販品の再生やR焼きなどでドライブの使用頻度が高かったにもかかわらず、DV-HRD2のドライブが先におかしくなったのには意外でした。そういえば友人も自分と同時期に購入したDV-HRD2が、3ヶ月くらいでHDDとDVDドライブ両方おかしくなったそうなので外れロットだったのかもしれません。
ドライブと言えばてっきりPCにも使える汎用型DVDドライブが入ってるのかと思っていましたが、見た目から特殊な形で専用ぽかったですね。それと交換したDVDドライブのファームアップしてました。3月16日のファームよりも新しいそうです。ついで なのでDV-HRD20も新ファームあるのかと尋ねましたが、サービスマン曰く、HRD2とHRD20はDVDドライブが違い、(DVDドライブの)ファームが上がるのはHRD2だけ 、だそうです。
ファームアップと言えば本体のB-CASカード入れたままで前面のドア内の何処かのボタン押したまま電源を投入、B-CASカードを抜いた後仁前面のドア内の何処かのボタン押したまま電源を投入、 等で特殊なモードになってたようです。フロントパネルがピカピカと光ってました。うわさのサービスモードには残念ながら入ってなかったので、方法はわかりませんでしたが、サービスモードがあるという事は言ってました。それにしても、デジタル放送をムーブすると焼きに失敗していてもHDDから消えるのは痛いですね。
利便性
デジタル放送をDVD-RWに保存したものを再生するにはやっぱりDV-HRD2/20で再生しないとダメなわけですが、いちいちHDDの起動に時間がかかるのと、それが原因でHDDに負担がかかるのが嫌で、CPRM対応の普通のDVDプレイヤーが欲しくなりました。
次世代DVDがそろそろ発表される時分に高級なプレイヤー買うのも馬鹿らしいし、そもそもDVDプレイヤーの値段がDVDレコーダーを超えるなら、DVDレコーダーを買 います。というわけで、DVDレコーダーより安いDVDプレイヤーでCPRMのDVD-RWが再生可能なものを探しました。
DV-578A-S
新型のDV-585Aが出るのがわかっていたのですが、欲しくなった時期に売ってなかったので買いました。新型はスペック的にDivXが再生出来るようになっただけみたいなので、まあこれでいいかなと。でもSACDやDVD-Audioに今のところ興味ないので今思うとDV-484で良かったような気もします。
安くてもさすがにDVDプレイヤーです。DVDプレイヤーとしてはPS2にも劣ると思われるDV-HRD2系とは操作性が全然違います。軽快です。また、DV-HRD2のプログレッシブ再生はインターレースの縞々みえまくるので実用的ではないのですが、というよりも普通のインターレースの映像でさえインターレース縞が稀に出るへっぽこさなんですが、DV-578A-SのIP変換は素晴らしく、インターレース縞など出ません。でもプログレッシブは画像は確かに安定しますが、解像度的にはインターレースに劣ります 。
額縁
額縁録画したものをTVで見るとき、TVがワイドならワイド画面で16:9として見る、プレイヤー側で左右額縁切り落として4:3パンスキャンして見る二通りの方法があります。DV-HRD2系のパンスキャンは割とボケ気味ですが、DV-578A-Sは 割にしゃきっとして良いです。
画質
カタログスペックではDV-HRD2(10bit74.25MHz)よりも性能は上(12bit/108MHz)なんですが、個人的にはDV-HRD2のほうが 好みの画質です。DV-578A-Sは画像は繊細なのですが、色合いが薄いです。うーん、DV-HRD2がヨーグルトだとすると、DV-578A-Sは ゼリーみたいな感じ。比較すると水っぽい画質。残念ながら好みの画質ではありませんでした。(DV-535もそんな感じの画質なのでPIONEERの絵作りはこんな感じなのか)。その水っぽさはどこからくるかと言えば輪郭の境界の処理の差でしょうね。輪郭が全体的に滑らかになる処理をしているチップを使っているのですが、滑らかになる= 境界の色が混ざる(黒白が灰にという感じ)でメリハリ感が薄まります。DV-HRD2/20でGCT-3000やSAT-100GRXのアナログ放送を録画した(DVD-R)をDV-HRD2で再生したのと、市販品をDV-578A-Sで再生した色合いが同等くらいに感じます (画質の良し悪しは別として)。また、DV-HRD2は市販品とアナログ放送を録画したものとの画質差があまり感じられないのですが、DV-578A-Sは差がはっきりわかってしまいます。
DV-HRD2のただのDVDプレイヤーバージョンが欲しいです。
GV-DVC3
いまさら過ぎるネタですが、D-VHSCapというソフトでPS→TS変換してD-VHSデッキにiLINKで送るわけですが、自作したMPEG-2の動画を再生した時、試した中ではKD‐32HR500直結(ただし一度D-VHSに録画して)が最高画質です。 次点でDV-HRD2系、その次にかなり落ちてDHX1、さらにDRX100、そしてTT-D2000と続きます。何故かDV-HRD2系とTT-D2000は色相がちょっと左に回った色合いになります。 さらにDV-HRD2系の場合、100パーセント同じMPEG-2でも、DVDに焼いての再生とiLINKでの再生では色合いが違います。デコードする時のカラープロファイル問題なのか不思議です。 ちなみにDVDの再生のほうが正しい色合いに思います。
GV-DVC3は当時の定価24000円という値段と同時期に登場した優秀なフリーソフト『CapDVHS』のおかげで(D-VHSとの連携という意味で)存在価値が 極めて微妙でしたが、『DVD用にエンコードしたVBRの(mp2音声の)MPEG-2PSの送り出し』が再圧縮なしでほぼ完璧に出来る点が今思えば貴重です 。D-VHSそのものが怪しい存在になりつつある現在、実用的かと言えば極めて微妙なのですが、デジタルTVにデジタルデータを直結してアナログ的な要因で混入するノイズをそのTVの限界まで抑えた状態で視聴可能にするトコロは、画質にこだわるなら出来て損は無い事には違い無い と思います。
デジタルTV内蔵デジタルチューナーによるデコード画質が、外部のデジタルデコーダーのアナログ出力をそのデジタルTVのアナログ入力に接続した画質に勝っているのが大前提な事と、そのデジタルTVがブラウン管である事が条件での話なんですが。
ちまたではMPEG-2にエンコードするなら再生互換の面で音声はmp2よりもAC-3であるべきという風潮ですが、 それはDVDプレイヤーで再生する事に関しての話。AC-3はD-VHS系列で再生不可能(というか送り出せない)なので、真に再生互換が高いのはmp2音声のMPEG-2・・・と思うもののiLINKで送る事も視野に入れるのは異端でしょうねぇ。DVDのお手軽さに比べてD-VHSは準備が大変ですし。
x264
最新版から一気に設定かわりましたね。どんどん複雑になってます。
x264の新型で一気に設定が変わったので移動
2005/02/12
いわゆる、x264のavi用単体コーデックのお話。リンク集に追加してます。
なおこれはメモです。あくまで個人的なメモにしかすぎません。あしからず。
x264 - H264/AVC encoder
※最新版は少し設定項目が違います。
Config |
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Single Pass Bitrate |
1パスVBR?
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Single Pass - Quantizer |
量子化行列ベースでの圧縮です。 Single Pass-QuantizerがDivXでいうトコロのQB(品質)でこの値が20で従来のDivXと同程度の画質で容量3割(Bフレームなし)〜5割(Bフレーム有り)減です。 20を基準に±5かな、実用的なのは。25までいくと20の半分くらいまで容量減りますが、画質は厳しいです。 ちなみに数値が高いほど高圧縮です。
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Multipass |
MultipassはFirstpassが1パス目、Nth.passで1パス目の結果を元にビットレートを最適化して配分します。 Upgrade statsfileにチェックで2パス目の情報も記録でき、それを元にさらに最適化した3パス目のエンコードも可能です。これを積み重ねるとビットレートの配分がより効率よくなります。4パス以上は 人間の目では画質の差がわかないと思いますが。 あとMultipassモードを使う時の注意として1パス目で設定していたMax B-framesの数値を2パス目以降で変えてエンコードしようとするとエラーで落ちます。ログを見るとI、B、Pフレームの割り振りがちゃんと書いてあり、それと辻褄が合わなくてエラーが出るのだと思われます。で、エラーが出て落ちた場合、解析用のログファイルが壊れているので壊れてしまったnパス目のログファイルを削除しないと延々とエラーで落ちることになります。 それとログファイルを設定した場所がなにげに以前と変わってたりする事があるのもエラーの原因です。1パス目からやりなおすなら 無問題な事ですが。
自分の場合、マルチパスでエンコードする時のビットレートの目安はAdvancedでMax B-framesを1、B-frames prediction modeをSpatialに設定して、SPQ(Single Pass Quantizer) 20でエンコード。その容量 から9割あたりまでが高画質モード。7割あたりがギリギリラインとしています。7割あたりを狙う場合はAdvancedの設定を高圧縮化設定に変えてチャレンジです。 100kbpsかわると雰囲気がガラっとかわります。
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Advance |
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CABAC |
Context-based Adaptive
Binary Arithmetic Coding の略 H.264の特徴の一つ、高圧縮化の為の技術です。普通はONです。
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Deblocking filter |
プラス方向にするほど画像がノッペリし、マイナス方向に入れると細部を潰さないように圧縮します。低レートで行くならプラス、高レートで高画質を狙うなら切るかマイナス。0がバランスよいと思います。 Strengthが強さでThresholdが閾値(敷居値)です。そのまんまです。このフィルターをNRと例えるなら、閾値はノイズ判定で強さはノイズをすり潰す強度って感じ。最初は両方同じ数値に設定して±6段階のフィルターと見たほうが理解しやすいかも。 rev17xくらい?からStrengthのみになってますね。
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Max B-frames |
増やすと容量対画質がよくなりますが、今のところ2以上は暗い画面でのフェードが破綻しやすく、ブロック化して見苦しくなります。
また、増やしすぎると画質低下及び容量増になってしまうので1か2か3まで。映像が動かないソースだと増やすだけ圧縮率が高くなりそうですが
。 どんな映像にも対応出来る無難な設定は1だと思います。
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B-frames prediction mode |
デフォルトでTemporal(3D)ですが、このままだと同様に暗い画面でのフェードが前フレームに引きずらるような形でブロック化して見苦しくなります。Spatial(2D)ではそういう現象が少ないです。
それ以外のシーンだと画像の安定感でTemporalがSpatialより極微小に上に感じます。Bフレームを2以上増やすならSpatialよりTemporalが安定します。 イメージとして3DNR式か2DNR式か、みたいな感じ。 Spatialが無難かな。
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More Encord Settings |
MaxがIフレームを最大間隔でどれくらいで入れるか、Minが最小でどれくらいの間隔で入れるか。 Maxを大きくすると、Iフレームを入れない間隔が大きくなります。Iフレームが入らないとシークや編集が大変になります。シークや編集はどうでもいいからビットレートを押さえたいならこの値を大きく、再生時にサーチを頻繁にしたいなら押さえると良いでしょう。普通はデフォルトで十分なハズです。 Minを大きくすると、シーンチェンジが連続するシーンがあった時にもIフレームを入れずに行こうとします。小さくするとシーンチェンジが連続する個所でIフレームをどんどん入れようとします。ビットレートを押さえたいならココを大きく、ビットレートを十分に使って画質をよくしたいならココを小さくすると良いです。ビットレートを十分に使って画質を良くする目的なら1〜5くらいが良いと思います。というか1でしょうね、その場合。 FouCCはよほどの理由が無いなら弄らないほうが良いです。
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Retecontrol
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動画全体のビットレート配分を設定するところ。 画質と容量に直結するのはB-flames reductionで、容量を押さえたい時はB-flames reductionを上げたらいいです。低ビットレートなのにココの圧縮率が低いままだとIフレームやPフレームの画質がBフレームに引張られて低下します。それに連動するのですが、綺麗な所は綺麗なのに時々汚いシーンがあるなぁという時は、ビットレート配分が極端になってたりするのでKeyframeboostとBitrate variabilityの配分を考えます。 基本的にデフォルト値で問題無いと思います。 |
Keyframeboost | キーフレームにどれだけ割り振るか。シーンチェンジ検出の補助かな。 |
B-flames reduction | Bフレームでどれだけ圧縮を強くするか。 |
Bitrate variability |
最大ビットレートと最小ビットレートの振幅幅を
どの程度にするか。
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Macroblock Partitions |
一枚の絵をどれだけの精度(マスの大きさ)で検索してビットレートを配分するか設定するところ。 数字が大きいと大雑把に検索して、数字が小さいと細かく検索します。 数字が大きいものだけチェックする、もしくは全部外すと大雑把に検索するので細かい所で見るとちょっと雑ですが、一枚絵全体としてはバランスがとれてます。バランスは上で緻密さは低 数字が小さい物だけチェックすると細かい所は緻密になってますが全体としてみると緻密なところとそうでないとこの差が大きくなります。バランスは低で緻密さは大 数字が大きのと小さいのをチェックすると、全体のバランスをとりつつ、緻密なところは緻密に なりますが、緻密さを保とうとする方が強くややバランスは劣ります。そして、検索が高精度になる分エンコードに時間がかかります。バランスは中 の上で緻密さは大。 チェックを付けるほどブロック単位での画素やビットレート配分が正確になりパッと見の画質がビシッとしますが、その分、ビットレートがいらないと判断される個所と必要と判断された個所の画質差が大きくなり、シーンによってはアンバランスさを見出すかもしれません。ここも暗所のフェードが厳しくなる一因となります。 ここはチェックの数だけエンコードが遅くなり、チェックの数だけ2Dのビットレート配分が良くなり、容量も極わずかに減ります。が前述のアンバランスさの一因にもなります。難しいトコロです。やってみて自分が気に入る設定を試すしかないです。 ちなみにここを弄ったとしての変化は10000が9941ぐらいになる程度。圧縮が重いと感じたら外し、外して気に入らない画質だったら付け足して行けば良い、位の感じでいいとおもいます。 十分なビットレートを配分して高画質を狙うなら全部チェックで問題なし。画像が破綻しだすかどうかギリギリのラインまでビットレートを下げた場合に吟味すると良いでしょう。
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他にループフィルタとかあるはずですが、何故か設定個所ないですね。OFFにする意味がないのですでにONとして組み込まれてるのかな。 | |
このコーデックは、画像が破綻しそうになる前にまず色が薄くなっていきます。限界まで薄くなると破綻していきます。そこでBフレームの圧縮率を高めるとまた破綻しなくなり、画質が持ち直します。そこからさらに破綻するギリギリまで圧縮率を落とすと、一枚絵の中でびしっとする個所とぼやけている個所が出てきます。そこでMacroblock Partitionsのチェックを外して行くと全体的にバランスがとれたぼやけ具合になります。さらに落としていくとモスキートが出だすので、Deblocking filterを全開にします。またちょっと持ち直します。その状態でエンコードすると今度はフレーム事に綺麗なシーンとそうではないシーンが出て来ます。そこでKeyframeboostとBitrate variabilityを調整して動画としてバランスが取れているように調整します。さらにビットレートを落としていくと画像が破綻してくるので Max B-framesの数値を上げ、B-frames prediction modeをtemporalにしてBフレームの脈動を押さえつつビットレートを稼ぎに行きます。そこまで調整して破綻し出すとそれはコーデックの限界という事になります。※これは調整の一例でしかないので方法は前後出来ます。
というように設定全てが画質に繋がります。ちなみにBフレームのトコが1番響きます。
なおこれは、H.264の技術的な知識が無い状態で、5秒程度のサンプルを設定かえてエンコードし、その変化した映像と容量とマルチパス用ログの内容を見て書いた感想なので、各項目の説明がH.264の仕様として正しいのかは自信無し。
huffyuvのRGBとYUVとAviUtl0.99 (huffyuvはcceパッチ版)
RGBソースを
a AviUtl0.99側でYUY2にフォーマット変換してからhuffyuvのYUV圧縮にかける。
b AviUtl0.99側でRGBのままhuffyuvに渡してhuffyuvでRGB→YUVフォマット変換圧縮する。
1 aのソースをAviUtl0.99側でYUY2読み込みさせる。
2 aのソースをAviUtl0.99側でRGBとして読み込む。(huffyuv側でRGBフォーマット変換)
3 bのソースをAviUtl0.99側でYUY2読み込みさせる。
4 bのソースをAviUtl0.99側でRGBとして読み込む。(huffyuv側でRGBフォーマット変換)
なお、実色範囲が、RGB(0-255)が(16-235)相当に圧縮された後に伸張して(0-255)に戻っている状態。
人間の見た目でRGBソースと1234の差はわかりません。が、ヒストグラムは全部微妙に変化します。
そこでPSNRを調べてみました。(PSNRが高いほど差が少ない)
1 38.57
2 50.07
3 40.53
4 46.31
5 huffyuvsで4(コーデックでRGB→YUV→RGB)をすると、52.07 (色実範囲は0-255のままストレートYUY2変換)
ついでに
RGBソースをペイントで1ドットだけを青を黒にlしたものは、82.31
RGBソースを全く関係のない別のRGB映像と比較すると、6.41
でした。
PSNRではhuffyuv側でRGB→YUY2化して、AviUtl側でYUY2で読み込むのが1番高精度。
ってことになります。
(5)>2>4>3>1
激しく意味不明かもですが、ヒストグラムをalt+PrintでBMPに書き出してそれのPSNRを比較すると、
1 29.40
2 29.46
3 30.75
4 30.62
5 32.12
ヒストグラムのPSNR(意味不明)は
(5)>3>4>2>1
それぞれ足す(意味不明)と
1 67.97
2 79.53
3 71.28
4 76.93
5 84.19
という事で、コーデック側でRGB→YUY2変換するに限り、実色範囲が減衰しないhuffyuvsはおいといて、2が1番優秀という事になります。しかし、人間の目でのヒストグラムの変化は2が1番変わってるように見えるので、 バランスの良い4、すなわちAviUtl側ではなく、コーデック側で、色フォーマット変換をさせるのが1番良い感じ。
ちなみにこれは実色範囲がYUV(0-235)を超えないデータを扱う場合の話なので、実色範囲がYUV(16-235)範囲を超えるならば(AviUtl0.99側でYUY2読み込み、及び、YUY2で出力する) しか選択の余地が無くなります。
AviUtl0.99のYUVデータの『表示』(内部処理じゃなくてあくまで表示)
読み込み時伸張。(YUY2出力時圧縮)。AviUtlで表示されてるデータはTVの色範囲関係なく絶対値としてのRGB(0-255)範囲。 ・・・そうでないと辻褄が合わない。
※また、内部処理がどうであろうと、例えば、YUY2モードでYUY2のフィルタのみ使ってYUY2で出力しようとも、表示されているデータをもとに補正かけて処理しているのならば、表示されているデータがPC上でRGBで表現さている以上、AviUtlに限らず、100%RGB→YUV、YUV→RGB変換が入るに等しいと考えています。気にするのはその補正段階の表示と最終圧縮で色が違った場合ですね。自分は。
huffyuv
実色範囲が同じhuffyuvとhuffyuvsのYUY2読み込みの結果が、AviUtl0.99のYUY2読み込みで同じになるのは、huffyuvがYUVデータをソフト側に渡す時の仕様なのか、AviUtl側の仕様でそうなるのか、となるんですが、CCEBasicの動作(表示ではなく、実色範囲のみが反映される)見てるとhuffyuv側の仕様でしょうね。huffyuv系のYUY2データの扱いは扱うソフトのYUY2データの扱い次第ぽい。 ・・・そうでないと辻褄が合わない。
ついにでキャプチャボード
今現在表示されてる映像が、(キャプチャ時の設定がどうであれ)絶対値としてのRGB(0-255)範囲で、YUVモードならそれを絶対値としての(16-235)範囲として処理されます。RGBモードなら問題無いですが、YUVの場合、実色範囲がRGBより一回り下回ることになります。(でも、キャプチャーボードのYUY2→RGB変換がストレートじゃないならば、結局は一緒かな?これを実験で調べる方法がいまいち不明です)。huffyuvとhuffuvsで差が出るのは コーデック側でRGBを受けた場合で、キャプチャーボードの設定がYUY2だとキャプチャデータの実色範囲はどちらも同じになります。表示されてるデータを絶対値のRGB(0-255)範囲と捉えると、キャプチャボードの設定がYUY2時、huffyuv、huffyuvs共にYUV(16-235)、キャプチャボードの設定がRGBかつ、両コーデックがRGB→YUVコンバートの時はhuffyuvだとYUV(16-235)、huffyuvsだとYUV(0-255)になります。 ・・・そうでないと辻褄が合わない。紛らわしいですね。
ちなみにRGB(4:4:4)→YUY2(4:2:2)の変化
RGBソース | huffyuvs側でRGB→YUY2→RGB | AviUtl0.99側でRGB→YUY2→RGB |
RGB4:4:4のソース |
AviUtlの設定:圧縮読み込み共RGB huffyuvs側l(eftorigin)は左基点かな。 縦偶数ラインの色情報が完全に間引かれ(輝度情報は残る)、4×4の左から1列目の奇数ラインはオリジナル、2列目は1列目と3列目の平均化、3列目はオリジナル、4列目は3列目と5列目(次ぎの4×4ブロックの1列目)との平均化 かな? ちなみにRGBソースは実は下にまだ伸びて、不ぞろいな長さに止まっているのですが、その部分は補間の関係でRGBソースとはかけ離れた絵になっています。 |
AviUtl0.99の設定:圧縮読み込み共YUY2 AviUtl0.99側は左基点ですが、3列目基準に左右反対にズレて補間されて表示されているぽい? AviUtl0.99は4×4の奇数ラインはオリジナルの色を残していて、偶数ラインは奇数ラインの色と平均化して残っているように見えます。うーん、本来2列目にかかるはずの補間が4列目に飛んでるのかな? もうちょっとわかりやすい図柄にしてみようかな。 AviUtl0.98dは左のと全く同じ結果です。これがいわゆるAviUtl0.99のYUY2ソースをYUY2で読み込んだときのRGB表示される時のバグ。 ちなみにこれをY/C伸張フィルタで補間したとしても確かに左のに近づきますが、ズレが出ます。YUY2アップサンプリングフィルタなら完璧に戻ります。 ・・・なぜかバグの話に。 |
※都合でhuffyuvs使っていますが、自分の使っているhuffyuv cceパッチ版のRGB→YUY2→RGBで伸張圧縮しないだけのバージョンなので色の補間と間引きは同じハズ。
とまぁ、どうあがいてもRGB→YUY2、YUY2→RGBは情報間引き及び補間が入り、色が混ざるのでそれが画像のボケの原因となるわけです。huffyuvでもAviUtlでも補間入るぽいので色が混ざりまくります。 ところで、気にしない人もいるかもですが、YUY2以下で扱う場合、左右クリッピングする時は4ライン、もしくは最低2ライン単位にしないと、色補間の問題で色がずれて混ざ ります。上の結果を見る限りではそうなります。 (0.99で、YUY2モードでYUY2フィルタ一辺倒で行く場合や、YUY2ソースをYUY2で読み込む場合でも、全てのフィルタリングをYUY2系で統一し、かつ、圧縮までYUY2で通す場合はまた別の話になります)。
また、オールYUVで扱うにしてもソースのコーデックや最終圧縮のコーデック、扱うソフトによって補間やその基点が違うかもしれないのも悩ましいとこです。なもので、オールRGBが最終圧縮だけ気にすればいいので1番楽と思っているのです、と。
で?
結局のトコロ、オールYUVで行こうが、オールRGBで行こうが、フォーマット変換を繰り返そうが、最終圧縮で本人が満足出来きる結果ならば、どうでもいい事な気がするんですけどね。そうである事を知っていれば役に立つかもしれない(間違っていなければ)程度。 (MPEG-2や他の不可逆圧縮コーデックをソースにする人は、フォーマット変換以前の問題があるのでこんなの気にしても仕方ないと思いますし 、NRやシャープネス、リサイズの画像破壊はこんな程度では済まないです)。
ところで
これは何が目的で書いてるかといえば、CCEBasicでエンコードする時、RGBだと色の変化が大きく、YUY2にすると 色はいいのですが、上に書いたように情報抜けで画像がボケる、結果エンコード結果もボケるという、どっちつかずのジレンマから何かいい方法がないかというところからくるものです。 しかし、それをこだわっても、色1000画質991か、色975画質1015か、程度の問題でしかありません。ちなみにYUV4:4:4の可逆圧縮コーデック だと 万全なんですが、ひたすらにエンコードが遅いという問題が。RGBでエンコード時の色変化を見越した補正で行くと、そのデータはCCE専用になってしまうという問題が。
なお、
自分の知識は、理論(一通りは調べます。一応)よりも複数比較実験した結果そうなったからという事象重視で語ってるので実際の仕様は推測にすぎません。あしからず。
というメモ
というか、バグの話までするつもりは無かったのですが。
AviUtlのプラグインのページ を改装。フレームを付けてみました。・・・だいぶ前に。
とりあえず今ままでのAviUtlのプラグインのページの正当後継版です。
とりあえず今までのAviUtlのプラグインのページにあったAviUtl本体の解説部分を切り離してみました。
2年ほど放置していた分、修正に時間と手間がかかりました。
初期型AviUtlのプラグイン(Type-0)を整理する為にType-V(サイト別)版を作りました。
とりあえず、Type-VはType-0で説明してるプラグインは詳細を省いてます。斜め読みでサッと把握出来るように説明は超簡潔。実は説明読んでちょっとテストして自分なりに翻訳しただけ。あまり使い込んでないのでまだよく理解出来てなかったり。
ちなみに、Type-IはType-0の正当後継、Type-Uはファイルのアルファベット順を予定しています。
どうでもいいですが、Typeという命名は深い意味があるわけでなく、StageとかRoomとかSessionとかSectorとかWorldとかPart等などのどれにしようか迷って紙に書いて棒倒ししたらコレになっただけという。後々変えるかもしれないです
AVマルチ
KD-32HR500にはAVマルチ端子が付いています。KD-32HR500の海外バージョンはHDMI端子がついてます。一瞬、AVマルチってHDMI互換でもあるのかと思いました。どちらも映像+音声(HDMIはさらに画像暗号信号HDCP付き)伝送する為の規格だからです。HDMI<->DVI、DVI<->RGBがコネクタだけで変換可能なのでHDMI<->RGBも可能なのかなと。しかし、よく考えてみるとRGBはアナログRGBだし、HDMIはデジタルだし、おかしいなと思ってたら、実はDVIがアナログとデジタルの両方のデータを片方、または同時に転送できるという事が判明。ここのここに書いてました。なるほど、ビデオカードから液晶モニターに接続する時、変換コネクタ付けてRGBで接続したのとDVIで接続したのでは画質が違う理由が今更ながら理解できました。AVマルチはHDMIと全く関係無いみたいで すね。残念。
という個人的に不思議に思っていた話はおいといて、KD-32HR500のAVマルチ入力の画質なんですが、RGBとY/Cb/Crの差はほぼ無いですね。ブラインドテストでこれどっち?と言われてもわからないレベルです。少なくともDVD再生では差がわかりません。(自分のPS2はSCPH-10000、DVDプレイヤーソフトがVer.1.01なのでRGBでも出力可能だったりします)。ゲームは画質自体にたいした差はないですが、RGBはちょっとピンクぽいです。というかそれを抜いてもこのTVは全体的にピンクっぽい。AVプロでRGBゲインのRを-2ぐらいしたら自分的に丁度いい感じになるのでさほど問題ではないのですが。
ところでPS2からキャプチャするとYUV16-235範囲外のデータは消えてます。という現象からPS2の内部処理はRGBで行われ、出力される時にYUVに変換されて そう。だとするとY/Cb/CrとRGBで見た目の差はほとんど無いとはいえ、RGBにしたほうが劣化が少な いのかも。実際どうなのかは知りませんが。あとCGモードというのがあります。これはたぶん、DRCの4倍密補完を極限まで効果を弱めたモードでしょう(もしくは切りかも)。ゲームが擬似NTSC信号出してる場合、DRCが誤爆して変な画像になってしまう事を回避する為に付けてるのだと思います。ちなみにCGモードだと画像がぼやけ気味でいまいちです。CGモードは切りのほうが普通の人は綺麗と思うでしょう。
ちまたではDRCのせいでゲームは汚いとか聞きますが、どこをどう見てどう汚いのかがわかりません。テレビデオでコンポジットで繋いでゲームやって満足していた映像には全く興味の無い極普通の友人に、KD-32HR500を買わせるだけのインパクトがハイビジョンブラウン管WEGAの映像にはあります。まさかこの手のTVにコンポジットでつないで汚いとか評価してるんでしょうか。最低でもコンポーネントで繋がないと実力は出し切れないでしょう。コンポジットが1の画質ならS端子は100、コンポーネントは1万です。
それは置いといて、AVマルチの利点は画質云々よりも『PS2専用』として気兼ねなく使える端子であるトコロでしょう。コレをフルに使ってもまだ足りないので、なにげにそれ専用だと割り切って使える点は嬉しいです。
他、グランツーリスモ4で1080iモードありますが、RGBでもY/Cb/Crでもちゃんと1080iになります。しかし、それ以前にPS2本体が1080i映像を出力可能な点が驚きです。525iと1080iでは見た目の緻密さが全然違うのでなんちゃってハイビジョンンでも無さそうですし。
後、意外な事にAVマルチ入力の映像はS端子やコンポジットで出力可能です。実用性は?ですが。
KD-32HR500 その3
購入したものの、それほど急いでいるわけでも必要があるというわけでもなかったので、配達はこっちの都合がいいときにお願いしますと言って長い間店に置いてもらってましたが、ついに家にやってきました。というわけでさっそく色々弄ってました。
*画質
真・ハイビジョンは緻密で発色もいいし、文句ないですね。でもD1(端子の事ではないです)に限ればKW-32HDF9に負けます。KD-HR500のほうが緻密でくっきりしていて繊細でメリハリもあり色の表現力も良く、ノイズも少ないし画質としては圧勝でしょう。でも映像の美しさで負けます ね。でも、そこらは慣れの問題だと思うので時間が解決してくれると思います。
*アナログチューナー(GRT)
色が少々ピンクぽい以外は素晴らしいチューナーです。ぱっと見GCT-3000クラス。デジタル放送と比べてもアップコンバート放送にかぎればこっちのほうが見栄えが良いくらいですし。それに音質のノイズが少ないです。ヘッドホンで聞いていてもノイズがあるのかないのか完全無音シーンが10秒くらい続かないとわからない程。ただ、KW-32HDF9と比べるとローパスフィルタがかかってそうな音質で、聞いていてつまらない音です。 それでも総合すればGCT-3000と同レベル帯でしょうね。
ゴーストの取れ方は最近のGRT(というかTV自体が最近のものだ)と同程度。説明書によると10タップらしいのでチップは良くあるNECの廉価版でしょう。ちなみに1番ひどいTV大阪で比較するとDHX1のほうが綺麗に取れてます。
なおこれは素でゴーストリダクションやブースターを必要としないくらい受信状態が良い環境での話です。ケーブルTVの電波にするとかなり画質が悪くなるので、受信状態が 悪いところだと評価が暴落すると思われます。
*デジタルチューナー
やっぱりTVに内蔵されているとなにかと便利です。外部入力よりもTV本体のほうが画質は良いですし。それにiLINKで接続すれば、D-VHSデッキにHDデコード機能が付いている必要性もないかなぁ、と思いますね。iLINKがムーブや録画が失敗しないくらい安定しているのならば。
地上デジタル放送、BSデジタル放送、110°CS放送がTV単体で見れるのは大きいです。今、地上デジタル放送が見れないからといって地上デジタル放送が見れないデジタルTVを買うと、放送が始まった時にきっと後悔すると思います。
そういえばGUIや機能はDST-TX1そのままじゃないでしょうか。しっかし、使いにくいEPGです。
*TV本体のスピーカーが醸し出す音
ありえんぐらい良い。
それにしても、この値段でこの機能、画質、音質って凄いですね。あとはソニータイマーが故障しててくれれば・・・。
デジタル放送の色 その3
BS-iの色が最近まともになりました。うーん・・・?
デジタル放送の色その2
BS-iの色は前からおかしいと思ってましたが、なにが原因でおかしくなってるのかが、だいたいわかりました。
色変換式ですね。きっと。
KD-32HR500には映像の色変換式を任意で切り替える機能があり、それでハイビジョンの映像の色変換式をY/Pb/PrからY/Cb/Crに切り替えた所、あっさりと納得出来る色になりました。そういう事か!です。
デジタルチューナーでダウンコンバートする時、HDでY/Pb/Pr式で変換した時の見た目とSDのY/Cb/Cr式で変換した時の見た目の色が同じになるように調整されてると思います。でないと、TVで見たときにHDとSDで色がかわるから。すなわちHD=SD(の色)となるように内部でY/Pb/Pr→Y/Cb/Cr変換が行われてる(ハズ)です。(そうでないとココの1の結果が出ないハズ)。
にもかかわらず、TV局側がSDの素材をアップコンバートする際にSD=HD(の色)となるような変換はせずそのままストレートにY/Cb/Cr変換式のままでHDにアップコンバートしてるのではないかと。(HDの場合)Y/Cb/Crで変換されたデータをY/Pb/Prと見てチューナーがTVに出力し、TVもY/Pb/Prとして処理するので色が変なんでしょう。たぶん。
TV側で色変換式がかえれるという事は、家電メーカー(SONY)側が、TV局でそういう事が行われている事を知ってたからかもしれないですね。ただ単にDVDプレイヤーとかの1080iやらアップコンバートを受ける為だけかもしれませんが。
他のメーカーのハイジョンTVって色変換式を任意に変えれるのかな。もし出来ないなら、本来の色で見る事が不可能ってなるような。当然、デジタルチューナーの外部入力で録画してるとそれも本来の色ではないわけで、ハイビジョンTVだけでなく普通のTVでも問題になりますね。レコーダーかTVのどちらかにそういう色変換機能無いと。
デジタル放送の色に関する事で、デジタルハイビジョン放送はY/Pb/Pr(ITU-R BT.709)が使われているという情報は見かけますが、それが放送局側で実際に正しい意味で使われてるのか、という情報は全然見かけないですね、そういえば。自分も疑問に思ったことも無かったしなぁ。
NHK-GがBS-hiに比べて全く同じ番組にもかかわらず緑っぽいと思ってましたが、もしかしたらそういう理由なのかもです。天下のNHKでもそうならデジタル放送の色は局や番組のよってどっちの変換式使われてるかわからないといういう事になるのでは・・・。
そういえば・・・サンテレビのデジタル放送が試験放送でカラーバーからサイマルに切り替わったあたりから、GCT-3000の色が思い切りピンクぽくなりました。これは逆にY/Cb/Crを使うべきところをデジタル放送との兼ね合いでY/Pb/Prで送り出したのでは・・・と、不思議に思ってた現象が今ならなんとなく理由を付けてこうではないかと推測出来るようになったような気がします。と、思ったので、即座に実験しました 。GCT-3000で見てる色をY/Pb/Prで見ればデジタル放送(もしくは逆にデジタル放送をY/Cb/Crで見る)と同じ色・・・ですね。そういう事か!です。
むむ、色変換式が任意でかえれるTVという事だけでもHD-32HR500は価値ありますね(ただし外部入力)。色変換式が任意で変えれるTVという話題は見たことないですが、他のTVはどうなんでしょうね。なにげに重要な事かもしれません。
色の補正、HDのカラーバーをY/Cb/Cr式でMPEG-2TS化してデジタルチューナーで出力する事が出来たらまともな色になるように補正出来そうですね。Y/Cb/Cr<->Y/Pb/Pr相互変換入力プラグインがあればもっと簡単そうですが。 もう一つの可能性として、MPEG-2 VFAPI Plug-inでBt.601でエンコードしたカラーバーをBT.709で読み込んで補正した数値使えるかな?
(ちなみにKW-32HDF9はHDとSDでは色の見え方が全然違うのでそういう疑問を抱くトコロまでは行きませんでした)。
デジタル放送の色
再生側がDV-HRD2/20として、キャプチャがGV-D1VRでD1接続。
BSDと地上デジタル放送のカラーバーはほぼ一緒。 カラーバーのスタイルは違えども放送局による差もほぼない感じ。フル映像、フル額縁、横額縁のカラーバーもほぼ一緒。機材側でのダウンコンバート方式での差はない感じ。また、自作カラーバーをDVDに焼いて再生し てキャプチャしたデータもほぼ一緒。
以下、上のデータを使って色補正したとします。
1 コピーフリー時代のものをキャプチャしたものとDV-HRD20側でエンコードしたデータを見比べると微妙に差はあるものの白は白、黒は黒RGB揃っている。という結果があり、カラーバーで補正するという事に関しては間違いではないだろうと考える。
2 現在放送されているものをキャプチャしたデータは真っ白であるべきトコロがRGB揃っていなくて真っ白でないものが多い。しかし、提供のテロップはRGB揃った白である。なお、アナログ放送のほうはどちらも真っ白でRGB揃 う。
2のデジタル放送の補正はカラーバー補正だけだと緑成分が高く緑っぽいです。でも同じシーンでもアナログ放送はちゃんとRGB揃った白になります。1の結果があるので機材やカラーバー補正に問題がある訳でも無さそう。という事はデジタル放送の色が変って事に なりそう。BS-iはそれ以上にCbとCrのバランスがCb側に傾いてて緑っぽかったりします。デジタル放送だからといって、色合いが完全に信用出来 るかと言えばそうでもなさそうです。うーん、深夜のカラーバーはまともなのに本放送で色変えられるとカラーバー補正しても正しい色になりませんね。
ここで言う正しい色の定義なんですが、放送の送り出しの色が正しい色とするならば、カラーバー補正する事に間違いはないと思います。でも、送り出される前のマスターソースの色合いを正しい色とするならば、カラーバー補正 のみでは足りない面があるかもしれません。
以前、自分好みの色にした、という表現をよく使っていましたが、それは正しい色に出来ないからそうするしかないのであって、逃げ口上だったりします。 マスターソースの色合いを求めてカラーバー補正したものに手を加える事が、自分の好みの色だったからという逃げ口上で終わってしまうのか、マスターソースに近い色合いになっているのか、さてさてどうなんでしょうね。
ちなみにBS朝日は信用出来ます。BS-iは全然信用出来ません。BS-jはそこそこ行けそう。NHK系は信用してよさげ。
しかし、色の事ばかり気にしてるなぁ。
今現在市販されている全ての民生用TVをそれらを比較する為の専用施設で実際に比較
自分の友人が、民生用のTV、モニターを製造しているメーカーの過去数年のフラグシップモデルから普通のTV(液晶、ブラウン管、プラズマすべて含む)までがずらりと並べられた、とある映像用部品メーカーの画質比較の為の視聴施設に招待され、色々比較する機会があったそうだ。TV以外にもプロジェクターや市販されている全てのレコーダー類、D-VHS、アンプ類もセットで置いてあった(そこの案内人がそう言ってたらしい)そうですが、あまりに多くて弄る時間が足りなかったと言っていました。(そらそーだ)。ちなみに各家電メーカーが新製品をだすたびにその施設に納品しにくるそうです。とにかく、おそろしく羨ましいです。
メーカーが直に調整にくるそうで、そのみっちり調整された中でいろいろ比較した結果、最高の画質はQUALIA 015 だそうな。とにかく圧倒的に良いねと言ってました。で、その次はというとQUALIA 005、もしくはKD-32HR500。静止画ではQUALIA 005だけど動画だとKD-32HR500に分があると言ってました。総合バランスではKD-32HR500を押してましたね。やはり液晶はまだまだみたいです。その他のプラズマとか液晶TVとかブラウン管TVは、液晶、プラズマではQUALIA 005に全て負け、ブラウン管はKD-32HR500に全て負けるだそうな。
ちなみにその視聴させてくれたメーカーの人は、QUALIA 015のとりこになっていた友人にダンパー線があるからソニーはダメだ、買うなら〇〇製にしたほうがいいですよと言っていたそうです。画質の事を言うとダンパー線 がダンパー線がを連発するらしく、ダンパー線を攻撃のネタにして〇〇製品を持ち上げるしかないらし と言ってました。液晶TVに関してはQUALIA005の事には全く触れたがらなかったそうです。
ちなみにその友人がTV買いに行くって言ってきた時、KD-32HR500を買ってましたね。
KD-32HR500
自分が友人宅に行って調整したのですが、自分の持ってるKW-32HDF9と比較して、確かにハイビジョン画像に関しては色も綺麗で映像も緻密なんですが、その分内蔵チューナーからの絵だとブロックノイズやモスキートノイズのアラが目立ちますね。チューナー(ちなみにDV-HRD2)から外部入力した映像のほうが落ち着いてていいかもと思いました。画質調整機能もおそろしく豊富でRGBも弄れるとは思いませんでした。でも画質調整機能が豊富な分、設定を煮詰めるのが大変でしたね。
ハイビジョンは綺麗でしたが、ソースがD1のNTSCになると、なんじゃこりゃと思ってしまいます。内蔵アナログチューナーの画質、ダメすぎ。チューナーがダメというわけではなく、その補正がダメって感じです。自分の持ってるKW-32HDF9にもDRC付いてますが、それと比べてKD-32HR500のDRC-MFV1はあきらかに補正しすぎです。人の顔がもとの顔どんなだと思うぐらいおかしくなっています。一見してWarpsharpがかかったような映像に見えます。しかもかかりすぎだろうというレベルで。AVプロで煮詰めていっても若干輪郭の不自然さが残ります。色もどうもPCモニターで見てるような感じ(は言いすぎかな)で薄いというか発色が今ひとつですね。
うーん、ハイビジョンはKD-32HR500のほうが綺麗なんですが、普通のD1のNTSC映像はKW-32HDF9のほうが綺麗かな。買い替えを検討したものの考えてしまいます。TVにデジタルチューナーがついていてD-VHSとiLINK一本で接続が済むのが凄く魅力的なだけに。
音質は良いですね。ちょっと驚きました。
続・KD-32HR500
ソニーのまともなブラウン管ハイビジョンTVはHR500シリーズで終了。ブラウン管TV用の部品製造ラインはすでに止まっていて、そのラインは液晶TVかPSPにシフト。新型ブラウン管ハイビジョンTVのプロジェクトは無い、液晶に全部シフトする。
という情報を入手しました。どこまでほんとは知りませんが、実際に去年新モデル出なかったし、信用できるかなと思い、自分もKD-32HR500を買いました。D1の画質はもう一つですがハイビジョンは綺麗だし、それに便利なんですよね。液晶(実際に画面をじっくり見たことのあるQUALIA005でも)は動く部分での残像が気になるのでまだ自分がTV買うならブラウン管は外せない、と思ってた矢先のその情報。地上デジタル、BSデジタル、110°CSがTVのみで見れる最初で最後のスーパーファインピッチ管デジタルハイビジョンTV、HR500シリーズ。今が最後のチャンスだと即行でした。
TV関係のとある部品の品質
100が最高として、ソニーは96以上の品質のものしか買ってくれない、シャープ、三洋、ビクター、パナソニックは80〜95(96以上は先にソニーが買ってしまう)、70〜80は海外行き、70以下は廃棄。だそうだ。どこまでほんとかは知りませんが。
思うところ
2004年分は移動しました。