![]() ![]() 赤はシラー種(Syrah)から作られ、フルボディでタンニンが多く、濃紅色で木いちごの香りをもった幅のあるワインになります。白はマルサンヌ種(Marsanne)を主としてルーサンヌ種(Roussanne)をわずかに加えて作られ、ハーブや果実の香が高いやはりフルボディなワインになります。 ギガルの赤はオークの新樽に1/3、旧樽に1/3、大樽に1/3の割合で、36〜48ヶ月もの長期間熟成されます。 白は、マルサンヌ種92%とルーサンヌ種8%をオークの新樽100%で14ヶ月熟成されます。このうち年間50ケース分だけ120ヶ月(10年間!!)熟成させたHermitage Blanc 10ANS du FUTという殆どシェリーのようになった物があって、1979年物が輸入されたそうですが、これにはお目にかかった事はありません。 |
シラー種(Syrah):コート・デュ・ローヌ北部を代表する赤ワイン用の品種で、アメリカやオーストラリアでも栽培されています。(もっとも、アメリカのものは変種であると言われていますが・・) 非常に頑健なブドウですが、栽培方法によっては収穫量が少なくなるという欠点があります。シラーで作られるワインは、濃い赤紫色を持ち、特有の芳醇な香りと果実味があり、アルコール度数が高く、タンニンが多いので、若いうちは渋味が残りますが、おおむね長期熟成型なので、熟成するに従って丸く、しっかりとしたボディになります。 |
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