ウォシュレットの取付
ウォシュレットは便利です。快適です。
ウォシュレットを取り付けるために必要なものは水と電気です。
トイレには水はありますので電気だけ引けばウォシュレットは取り付け可能です。
狭くてウォシュレットが取り付けられない
トイレの便器が隅に対角線方向に付いているためウォシュレットが取り付けられなくなっていました。
何とか取り付けるためつぎのようにしてみました。
当たっている壁を少し切りとることにしたのです。
さいわい壁は大壁作りだったので表面の壁を撤去してその先に新たに壁を設置して隅を広くしました。
取り付けるための場所が広くなったのでウォシュレット取り付けてみました。

壁を少し切りとって広くしウォシュレットを取り付けた上からの写真

壁を切りとった壁の写真
ウォシュレットの蓋が開いたままにならない
トイレは広い方が使い易いに決まっていますが、トイレばかり大きくてお部屋が小さくなるのは絶対に避けなければなりません。トイレの広さは必要でかつ充分な広さ最善です。
小社では隅付ロータンクで便器は一番小さなC14というものを使っています。
なるべく前を広く取りたいので標準取付寸法より後ろに取り付けております。
ウォシュレットを取り付けたときに少し問題が起きました。
ウォシュレットの一番上の蓋を開けて用をたすことになりますが、蓋が少しずつ閉まっていくのです。
隅付ロータンクが邪魔になって全開しないためです。
そこで蓋とロータンクをマグネットキャッチで結合することにしました。
マグネットキャッチは磁石の力で引っ付けるものです。
蓋の方に「当たり」をロータンクの裏にマグネットキャッチを取り付けました。
マグネットキャッチは1番地偉大力のないものですがこれで充分でした。
開けても閉まりません。

ロータンクの下に付いたマグネットキャッチ

これで蓋は閉まりません。
快適に使えると思います。
和風便器を洋風便器にカスタマイズで改装
既存の便器をすべて取りのぞきます。
その際パイプを傷つけないようにすることと パイプ内に破砕物を入れないように注意することが大事です。
新たに床を作るためにコンクリート(正確にはモルタル)を打ちました。
正しく水平になる様に金鏝押さえをします。
床にシートと幅木を取り付ける。
洋便器への取り替え シート張り幅木取付[/caption] 幅木床周りにシールをする
洋便器への取り替え 幅木周りマスキングテープ貼り[/caption] トイレ出来上がり
洋便器への取り替え 床出来上がり 既存パイプとの接合用フランジの取り付け
洋便器への取り替え フランジの取り付け
洋便器内排水管を取り付けます。
今回既存トイレの排水管が前方にあったので当該排水管は長くなっています。
密結式洋便器を取り付けるために管です。
洋便器への取り替え 排水管を取付
洋便器を後方のネジと前方のネジで固定します。

洋便器への取り替え 洋便器取付
トイレのカスタマイズの新設
使い易いセパレートタイプに変更します。

→

改装前 改装後
入り口横に少しだけ余裕がありましたのでそこにトイレを新設しました。
用を足せる充分な広さがあります。
トイレの新設については
セパレートにカスタマイズをご覧下さい。
外壁の新設
外壁には、窯業系サイディングを使いました。
窯業系サイディングのシーリングの仕方
1.3面シールにならないように目地部分には目地材を使用する。
2.目地にシールが付き易いようにプライマーを塗る。
3.マスキングテープを凸凹にあわせて貼ります。
目地にテープを貼る時には両側同時に貼ると効率が高いです。

3.シールを充填します。

4.目地押さえを作ります。
幅に合わせて床材の端材を切り抜いたものです。

5.目地を均します。
何度も押さえるとだんだんとうまくいきません。
一度か二度で仕上げて下さい。

6.マスキングテープを取り除く。
取り除き後 シールが出ていることがあります。固まるまで触らないで下さい。

7.残ったシールは蓋をして保存すると次の時に固まらずに使えます。
蓋は使っていない注入口を使うと便利です。
小社トイレは少しでも広く使えるようにハイタンク方式になっています。
ハイタンク方式では、手洗いがありませんので横に小さな手洗い器を設置しています。
なにぶんクラッシックという指摘でロータンクに変更することになりました。
普通のロータンクは陶器製で重くて大きいので邪魔になります。
そこでネットで探しているとプラスチック製の手洗い付ロータンクがありましたので
購入して変更することにしました。
変更前です。ハイタンクは写真には写っていませんが上にあります。
右が手洗い器です。

まずハイタンクと手洗い器を撤去

隅付ロータンク用の取り付け用板を取り付け

隅付ロータンクを取付

ボールタップ・給水管を取付

ロータンク用蓋を取り付けて完成
手洗い付のロータンク方式になりました。
快適になったでしょうか。
合わせてトイレ内クロス貼りにしました。
扉にもメイクアップシールを貼っています。
トイレのペーパーホルダーの交換
長年使っていましたトイレットペーパーホルダーが傷んでしまいましたので
交換することにしました。
古いペーパーホルダーを取りのぞきます。

ネジで取り付けてあるのでネジを左回して
ネジを外すとペーパーホルダーが外れます。

新しいペーパーホルダーを取り付けます。
取替用のペーパーホルダーは
普通の配置なら穴の位置は合います。

最初に付いていたネジの穴に前のネジで留め付けます。
一度使っているねじ穴を使いますので新しいペーパーホルダーの取付は容易です。
便座の取り替え
便座が古くなったので新しく交換します。
便座自体がプラスチックスで出来ている関係上変色したものと考えられます。

便器の裏側に付いているネジを回します。
写真では新しく交換するネジを回す補助具を使って回します。
進む方向に向かって左に回します。

外れます。

新しい便座に取付用具を取り付けます。

三角パッキン スリップ座 ナットを取り付けます。

ナットを専用の用具で留めます。
しっかり硬く締め付けないと日常の使用の振動で外れてしまいます。

便座取付完了です。

新しく付けたことがわかるように透明の袋を填めます。