仮面の忍者赤影

放映

昭和42年4月5日〜昭和43年3月27日、全52回
関西テレビ系
毎週水曜19時〜19時30分

概要

戦国時代。織田信長や木下藤吉郎(豊臣秀吉)が活躍した頃、日本の覇権を賭けて様々な陰謀を持った者達が暗躍していた。 そんな中、日本を平和にすべく飛騨一族の三人の忍者、赤影・白影・青影が呼び出され、悪しき陰謀と戦うのだった。

全4部構成。
第1部では甲賀幻妖斎率いる新興宗教、金目教の謎を暴く。
第2部では甲賀幻妖斎が卍党を率いて再登場。ぎやまんの鐘に隠された謎を追う。
第3部は信長暗殺を狙う根来忍群との戦い。巨大怪獣が多数登場。
第4部は飛騨一族の秘宝をめぐっての魔風忍群との戦い。

解説

特撮忍者ものの代表格。時代劇の殺陣の醍醐味とヒーローものの爽快感、特撮による忍術の表現など見どころ充分。 まあ昔の作品ということで、ピアノ線が見えたりといった特撮のチープさも各所に現れるが、そういった欠点を吹き飛ばす面白さがある。

主人公で無敵の強さを誇り、人間としても器の大きい赤い仮面の赤影。年長者なのに赤影よりイマイチ弱い、けど頼りになる男の白影。 子供だから忍術の腕は今一つだけど、だからとて並みの忍者には負けない実力者の青影。 といった具合にキャラクターも個性豊かで非常に魅力的。

4部に分かれているが、それぞれ多少雰囲気が異なる。詳しいことは各部の解説にて。

登場人物

赤影(坂口祐三郎)
赤い仮面を付けた、どんな顔だか知らない謎の人。と思いきや、変装して旅する関係上結構素顔で出ている。 飛騨の影一族最大の実力者。高笑いがなんともさわやか。父親の影烈風斎は影一族の頭領だったが第4部の最初に殺されてしまう。
「赤影参上!」
白影(牧冬吉)
三人の中では最年長。敵によくつかまっていた人。影の字の書かれた白い巨大な凧に乗って空を飛ぶ。
「赤影どのーっ!」
青影(金子吉延)
まだ子供だが、なかなかの実力者。敵のくのいちの母性本能をくすぐるのが得意。(ぉぃぉぃ)
「だいじょーぶっ!」
「がってん、がってん、しょーちっ!」
竹中半兵衛(里見浩太郎)
ご存知竹中半兵衛。詳しくは歴史の解説書でも参照のこと。実はよく知らない。

各部解説

各部毎に、敵忍者の解説も交えて各話のあらすじを記載。
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