Tasting
- Cote-Rotie La Mouline 1978
- Cote-Rotie La Mouline 1981
- Cote-Rotie La Mouline 1982
- Cote-Rotie La Mouline 1984
- Cote-Rotie La Mouline 1985
- Cote-Rotie La Mouline 1987
- Cote-Rotie La Mouline 1990
Lunch
- Condrieu (Phillipe Pichon) 1994
- Hermitage blanc (E.Guigal) 1989
- Riesling "Schlossberg" Vielles Vibnes (Paul Blanck) 1993
- Maximin Grunhauser Abtsberg Riesling Spatlese (von Schubert) 1989
- Puligny Montrachet "Folatieres" (Leroy) 1992
- Muscat de Beaumes de Venise (Durban) 1993
シリーズ3回目、La Moulineの残りの7ヴィンテージを比較しました。'78、'81は前回同様その色で古いヴィンテージだと判断がつきましたが、意外だったのは'82です。かなり新しいヴィンテージだと思いましたので、既にピークとの評価とは裏腹にまだ寿命があるかもしれません。'85は酸味を感じましたが、やや香りが弱くなっていたようです。
'90は一番新しいヴィンテージであるにもかかわらず、'78と同じくらいにオリがありました。コート・ロティは、若いうちからかなりのオリがあるのが特徴で、このオリもボルドーのように大きくて下に沈んだり、ビンに張り付くのではなく、細かくてすぐに上の方まで浮遊してきてしまうのが難点です。このため、お互いに持ちよってのワイン会のような場合コート・ロティは持ってこれないので、このシリーズのようなワイン会では、かなり前からお店の方で預かって貰わねばならず、主催者の苦労は一段と増してしまう事になります。 |