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コンドリュー



Condrieu コート・ロティのすぐ南隣に位置するコンドリューでは、あんずや熱帯のフルーツに例えられる極めて独特の香りを持つ辛口の白が作られています。ヴィオニエ種(Vionier)100%で作られ、最低アルコール濃度は11%で、同じローヌのエルミタージュの白とよく比較されますが、より繊細で軽くこくがあります。比較的短命なワインです。
ギガルのコンドリューはオークの新樽100%で6ヶ月間熟成されるので、フルーツの香りに加え、すみれの花のような強い香りがします。コンドリューの中でも際立った香りと言えるでしょう。



コンドリュー・ラ・ドリアーヌ

La Doriane ギガルでは、1992年に2haの畑を買い足し、それをもとにしてコンドリューの新しいブランドLa Doriane(ラ・ドリアーヌ)を1994年に誕生させました。
右の写真は1994年のLa Dorianeです。コンドリューの50%を占めるギガルの自信がうんだブランドで、コンドリューの神髄ともいえる、繊細で香り豊かなワインとなっています。



ヴィオニエ種(Vionier):コンドリューをはさんで南のシャトー・グリエと北のコート・ロティ及びローヌ南部でわずかに栽培されている、ローヌでしか見られない珍しい品種です。生産者の思惑通りには熟してくれない厄介な性質を持ち、非常に栽培しにくいと言われています。
コンドリューとシャトー・グリエでは白ワインになりますが、コート・ロティでは赤ワインに複雑な香りを出すために加えられます。



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