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ジゴンダス



gigondas gigondas シャトーヌフ・デュ・パプから車で20分のジゴンダスは、シャトーヌフ・デュ・パプに似たアルコール度数の高い色の濃い赤ワインとごくわずかにロゼを産する地域で、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから昇格して、ネゴシアンの間で地域指定が確立したのは1971年です。このため、シャトーヌフ・デュ・パプに比べて粗野でやや短命ですが、充分にこくがあるにもかかわらず、値段はかなり安めと大変にお買い得なワインです。
赤ワインは、グルナッシュ種(Grenache)が最大80%まで、シラー種(Syrah)が最低でも15%、これにムールヴェドル種(Mourvedre)、サンソー種(Cinsault)等を加えることができると定められていますが、初めの2つの品種の割合がアロマと芳香を決定しています。
ギガルのセパージュは、グルナッシュ種50%、シラー種20%、ムールヴェドル種30%で、シャトーヌフ・デュ・パプと同様、大樽(フードル)で24〜36ヶ月もの長期間熟成されます。今の所、値段の割に将来の楽しみなワインと言えるでしょう。
エチケット(ラベル)の左側は1986年以前のもの、右側は現在使用されているものです。

グルナッシュ種(Grenache):フランス南部からスペイン東部や北アフリカにかけて広く栽培されている品種で、アリカント(Alicante)、ルーシヨン(Roussillon)、カリニャン・ジョーヌ(Carignan jaune)、ガルナッチャ・ローハ(Garnacha roja)と地方により、その呼ばれかたが違います。主に赤ワインの原料となりますが、ロゼ用、白用の変種もあって多様な使われ方をされる品種です。



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