防犯対策のために本締まり錠取付

扉に付いているインテグラ錠にはディンプルキーを使っていますので本締まり錠には普通のシリンダー錠を使っています。

鍵の形態を変えることによってピッキングに対応しています。
いろんな錠をピッキングできる犯罪者は少なくいろんな錠を扉につけているとそれを見ただけで止める抑止力となります。

本締まり錠とは

本締まり錠とはデッドボルトだけが付いていて鍵で締めることができる錠です。
デッドボルトとは鍵を閉めた時出てくる突起状のものです。
ラッチで鍵なしのドアを保持することはできません。
ワンドアツーロックスの時にラッチ錠とは別に取り付けます。
面付き本締まり錠と彫り込み型の本締まり錠があります。
ドアに新たに取り付ける時は面付きの方が簡単でデッドボルトが外から見えないので
安全性はたかいです。

本締まり錠の取り付け方

ワンドアツーロックスにするためにドアに本締まり錠を取り付けます。
アルミドアのため彫り込み型の取付は困難です。
面付き本締まり錠の取り付け方を順に説明します。
使用している面付き本締まり錠はゴール社製「S-MD-5」です

ドアに本締まり錠の取り付け手順

1. 製品添付の図面に従いホールソーで錠が通る穴を穿つ
2. 取付用金属プレートをドア内側に取り付ける
   小社では入居者が出入りがあった時に新たに本締まり錠の交換が容易なように取付プレートのあるタイプにしています。
3. 面付き本締まり錠を固定する。

取付前外側

取付前内側

穴を開けます。本例では専用のホールソーで開けています。

本例では取付プレートを取り付けるタイプの本締まり錠を付けています。
小社では本締まり錠の交換が事後行いやすいように取付プレートのあるタイプにしています。

本締まり錠を取り付けます。外側

本締まり錠の取り付け後内側

本締まり錠を掛けた状態
本例では
サッシ枠にラッチを掛けています。
サッシ枠がラッチに合わない場合は
本締まり錠に添付の金具を使って下さい。

本締まり錠はデッドボルトが見えないので安全

写真の様なデッドボルトとは鍵で出し入れできる「かんぬき状」のものです。
dead bolt：デッドボルト

普通の鍵はキーガードがあっても
ドライバー等の破壊に対しては弱い。
本締まり錠はデッドボルトが外から見えないので安心です。